今週の明るい彗星 (2023年8月26日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

西村彗星 (C/2023 P1) 明るい新彗星。9月半ばに太陽に0.22天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。現在は7.6等(8月26日、Virgilio Gonano)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、9月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 7 59.47 22 13.9 1.289 0.737 34 8.2 3:58 (253, 15) Sept. 2 8 48.54 23 57.2 1.068 0.565 31 6.7 4:05 (250, 13) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなると期待されている。現在は11.8等(8月23日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 2 2.59 40 51.1 0.491 1.245 106 10.0 3:47 (180, 84) Sept. 2 2 50.76 42 41.6 0.448 1.200 104 9.5 4:05 (184, 82) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.9等(8月25日、Chris Wyatt)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 2 52.14 -7 44.8 1.994 2.553 112 9.6 3:58 (345, 46) Sept. 2 2 42.19 -12 18.4 1.924 2.592 120 9.6 4:00 ( 0, 43) レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は11.4等(8月24日、門田健一氏)。急激に減光中。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 14 58.08 -20 55.9 1.415 1.526 75 10.1 20:04 ( 49, 16) Sept. 2 14 53.87 -18 32.4 1.626 1.552 67 10.5 19:53 ( 54, 15) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は9.7等(8月25日、Chris Wyatt)。急激に減光中。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 21 54.57 19 48.9 0.393 1.363 149 10.8 23:38 ( 0, 74) Sept. 2 22 1.65 6 43.8 0.441 1.435 161 11.5 23:17 ( 0, 61) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は11.7等(8月15日、Michael Jager)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。南半球では9月には、日本では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 5 36.41 33 38.6 1.198 1.238 67 12.5 3:58 (257, 48) Sept. 2 6 20.10 34 6.5 1.086 1.131 65 11.3 4:05 (255, 47) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は12.7等(8月21日、Chris Wyatt)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 8 41.45 -27 13.9 3.337 2.709 44 11.9 3:58 (289,-21) Sept. 2 8 56.09 -28 6.7 3.259 2.635 44 11.8 4:05 (293,-17) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11.8等(8月24日、門田健一氏)。しばらく12等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 6 42.93 -8 18.9 3.915 3.461 56 11.8 3:58 (290, 13) Sept. 2 6 45.87 -8 14.5 3.899 3.525 61 11.9 4:05 (295, 19) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.2等(8月25日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 23 58.87 19 2.6 2.047 2.903 141 12.4 1:45 ( 0, 74) Sept. 2 23 46.66 15 52.7 2.043 2.967 151 12.5 1:06 ( 0, 71) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は11.8等(8月18日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 17 29.54 53 3.9 3.317 3.502 92 12.6 20:04 (157, 70) Sept. 2 17 24.39 51 59.2 3.276 3.427 89 12.8 19:53 (147, 68) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。現在は観測できない。南半球では9月に、日本では10月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 10 32.15 -14 43.0 4.750 3.864 25 12.9 20:04 ( 93,-31) Sept. 2 10 34.39 -15 50.6 4.785 3.886 24 13.0 4:05 (268,-31) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.6等(8月25日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 11 21.51 -75 50.0 3.143 3.252 87 13.3 20:04 ( 17,-37) Sept. 2 11 26.99 -75 17.2 3.227 3.275 83 13.4 19:53 ( 18,-38) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 10 19.37 -33 11.9 6.894 6.205 43 13.4 20:04 ( 74,-41) Sept. 2 10 25.11 -33 50.8 6.960 6.250 42 13.5 4:05 (289,-37) ソーホー彗星 (322P) 8月21日に太陽に0.05天文単位まで接近し、5.5等まで明るくなったはず。今後は急激に減光する。9月には18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 10 37.01 8 23.8 1.260 0.271 5 13.4 20:04 (111,-16) Sept. 2 11 22.36 2 23.8 1.461 0.514 11 16.7 19:53 (102,-14) アイラス彗星 (126P) 現在は13.8等(8月17日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 2 42.74 41 34.7 1.329 1.801 99 13.6 3:58 (220, 81) Sept. 2 2 43.53 46 23.4 1.303 1.826 103 13.7 4:02 (180, 79) リニア彗星 (237P) 現在は13.3等(8月17日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 19 28.24 -0 2.8 1.297 2.149 136 13.7 21:11 ( 0, 55) Sept. 2 19 29.72 -0 31.3 1.365 2.170 131 14.0 20:45 ( 0, 54) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は13.7等(8月14日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 19 16.49 10 5.0 0.827 1.672 130 13.8 20:58 ( 0, 64) Sept. 2 19 3.50 -1 13.2 0.936 1.726 125 14.2 20:18 ( 0, 53) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.2等(8月17日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 1 50.06 7 45.3 2.677 3.347 123 13.9 3:36 ( 0, 63) Sept. 2 1 36.17 7 40.7 2.586 3.365 133 13.8 2:55 ( 0, 63) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.7等(8月11日、Jean-Francois Soulier)。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 8 6.67 22 58.7 6.949 6.130 33 14.1 3:58 (252, 14) Sept. 2 8 11.64 22 41.5 6.884 6.132 38 14.1 4:05 (256, 20) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は13.9等(8月5日、佐藤裕久氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、12月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 15 23.42 19 7.7 5.752 5.560 74 14.1 20:04 ( 80, 48) Sept. 2 15 26.95 18 41.4 5.866 5.595 69 14.2 19:53 ( 82, 45) レモン彗星 (C/2023 H2) 11月に地球に0.2天文単位まで接近して、7.5等まで明るくなると期待されている。現在は14.5等(8月14日、Michael Jager)。急激に増光中。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 11 39.01 43 20.1 2.091 1.424 37 14.6 20:04 (132, 16) Sept. 2 11 41.60 43 20.8 1.990 1.338 37 14.3 19:53 (133, 14) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗い。現在は13.3等(7月24日、門田健一氏)。急激に減光中。10月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 8 1.41 13 9.6 1.831 1.130 33 14.4 3:58 (261, 10) Sept. 2 8 23.93 11 13.8 1.877 1.187 34 14.9 4:05 (264, 11) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は13.2等(8月21日、Alan Hale)。次第に暗くなっていく。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 23 56.63 -27 8.6 2.016 2.943 151 14.5 1:43 ( 0, 28) Sept. 2 23 53.38 -27 22.8 2.029 2.972 154 14.6 1:12 ( 0, 28) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.8等(8月18日、門田健一氏)。しばらく14等を保つ。今後は次第に低くなり、南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。だが、日本では12月には再び観測できるようになる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 15 14.04 7 15.6 3.530 3.382 73 14.7 20:04 ( 68, 39) Sept. 2 15 11.13 5 36.4 3.608 3.340 66 14.7 19:53 ( 71, 34) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。現在は観測できない。9月に姿を現す。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 9 24.19 3 28.3 5.942 4.972 14 14.8 3:58 (257,-13) Sept. 2 9 27.16 3 37.4 5.874 4.933 19 14.7 4:05 (261, -6) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 10 43.63 -47 58.3 2.826 2.463 58 14.7 20:04 ( 53,-41) Sept. 2 11 8.71 -48 29.2 2.911 2.509 56 14.8 19:53 ( 52,-39) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は15.2等(8月3日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 13 55.13 -30 5.7 2.227 2.045 66 14.8 20:04 ( 53, 0) Sept. 2 13 58.07 -27 18.2 2.364 2.041 59 14.9 19:53 ( 57, -1) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.6等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 17 55.26 -31 57.7 2.319 2.913 116 14.9 20:04 ( 6, 23) Sept. 2 17 58.44 -32 30.1 2.406 2.916 110 15.0 19:53 ( 9, 22) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14.1等(8月19日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 6 37.85 -35 59.2 3.530 3.314 69 14.9 3:58 (312, -4) Sept. 2 6 39.41 -38 19.9 3.544 3.390 73 15.1 4:05 (318, -1) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 10 19.67 -27 23.5 6.523 5.761 38 15.2 20:04 ( 81,-39) Sept. 2 10 26.69 -27 40.7 6.520 5.735 36 15.2 4:05 (282,-35) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19等以下で写らない(8月12日、Martin Masek)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 17 3.78 -28 49.3 1.557 2.069 105 15.3 20:04 ( 18, 24) Sept. 2 17 12.75 -28 10.5 1.614 2.054 100 15.3 19:53 ( 20, 24) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は15.7等(8月1日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 17 8.49 -20 33.0 2.285 2.738 105 15.5 20:04 ( 20, 32) Sept. 2 17 13.94 -20 49.5 2.415 2.778 100 15.7 19:53 ( 23, 31) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は15.9等(8月18日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 1 32.85 -2 55.5 1.663 2.446 130 15.5 3:19 ( 0, 52) Sept. 2 1 29.69 -3 21.8 1.640 2.484 138 15.6 2:48 ( 0, 52) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.6等(8月11日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 0 45.37 -5 57.9 2.742 3.600 142 15.8 2:31 ( 0, 49) Sept. 2 0 42.39 -6 21.9 2.705 3.616 150 15.8 2:01 ( 0, 49) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は15.9等(8月13日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 14 4.16 0 34.7 6.077 5.597 57 15.9 20:04 ( 75, 21) Sept. 2 14 5.40 0 7.3 6.103 5.527 51 15.9 19:53 ( 77, 18) ロングモア彗星 (77P) 現在は15.9等(8月2日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 14 35.61 -37 9.3 2.557 2.532 77 16.1 20:04 ( 41, 1) Sept. 2 14 47.84 -37 45.0 2.648 2.549 73 16.3 19:53 ( 42, 0) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14等まで明るくなると期待されている。現在は17.8等(8月3日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 17.91 13 19.3 2.473 2.853 101 16.4 3:58 (322, 64) Sept. 2 3 22.64 13 43.9 2.349 2.816 107 16.3 4:05 (337, 67) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.7等(8月19日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 33.75 -62 8.2 17.022 17.302 104 16.3 3:58 (351, -8) Sept. 2 3 33.85 -62 36.4 16.986 17.277 105 16.3 4:05 (355, -8) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.5等(4月10日、Michael Jager)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 9 8.68 -24 10.6 4.451 3.716 38 16.4 3:58 (283,-25) Sept. 2 9 13.24 -25 55.1 4.422 3.711 40 16.4 4:05 (289,-20) リニア彗星 (219P) 現在は16.7等(8月3日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 17 44.51 -11 0.8 2.035 2.606 113 16.6 20:04 ( 12, 43) Sept. 2 17 47.68 -11 15.0 2.098 2.588 107 16.6 19:53 ( 17, 42) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は17.4等(8月17日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 31.86 1 47.1 3.950 4.255 100 16.8 3:58 (326, 52) Sept. 2 3 31.70 0 12.9 3.792 4.206 107 16.6 4:05 (341, 54) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰する。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。今回帰はまだ観測されていない。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 4 20.99 -15 2.8 3.836 3.996 91 16.9 3:58 (323, 31) Sept. 2 4 23.85 -15 32.3 3.685 3.930 96 16.7 4:05 (331, 35) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.3等(7月23日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 5 49.16 -71 5.1 10.222 10.322 92 16.8 3:58 (343,-23) Sept. 2 5 48.53 -71 45.4 10.224 10.321 92 16.8 4:05 (346,-21) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.5等(8月17日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 2 57.93 -2 34.0 4.645 5.078 109 16.9 3:58 (342, 51) Sept. 2 2 54.02 -2 33.6 4.585 5.124 117 16.9 4:05 (357, 52) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は16.6等(8月5日、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、11月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 15 19.34 31 25.4 4.630 4.428 72 16.9 20:04 ( 98, 52) Sept. 2 15 19.50 30 57.8 4.752 4.475 68 17.0 19:53 ( 99, 49) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.4等(8月10日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 21 18.83 -11 16.2 3.507 4.494 165 16.9 23:01 ( 0, 44) Sept. 2 21 15.41 -11 27.6 3.554 4.507 158 17.1 22:30 ( 0, 44) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.7等(8月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 4 49.74 37 40.8 6.898 6.743 76 17.1 3:58 (253, 58) Sept. 2 4 53.10 38 4.7 6.788 6.737 82 17.1 4:05 (254, 64) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.9等(8月6日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では10月には、南半球では11月には観測できなくなる。だが、南半球では12月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 16 32.07 -40 16.1 6.245 6.494 99 17.1 20:04 ( 21, 11) Sept. 2 16 28.87 -40 4.8 6.337 6.464 92 17.1 19:53 ( 24, 9) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は17.3等(8月5日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 4 53.01 -9 42.1 7.690 7.634 83 17.3 3:58 (312, 31) Sept. 2 4 55.03 -9 57.4 7.564 7.601 88 17.2 4:05 (320, 36) 小惑星ファエトン (3200) 今後は急激に増光する。10月には観測できなくなる。だが、南半球では11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 7 24.02 24 48.6 1.787 1.258 43 17.5 3:58 (255, 23) Sept. 2 7 49.63 23 11.1 1.650 1.159 43 17.2 4:05 (258, 24) ギブス彗星 (339P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点を通過した後に明るくなる。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 11 52.86 2 18.2 2.193 1.350 25 17.6 20:04 ( 96, -4) Sept. 2 12 15.72 0 9.5 2.198 1.348 24 17.3 19:53 ( 93, -4) ヒル彗星 (465P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(8月3日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 47.35 21 15.3 2.252 2.514 92 17.4 3:58 (297, 65) Sept. 2 3 54.10 20 33.7 2.187 2.537 98 17.4 4:05 (310, 69) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.6等(8月18日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 45.57 8 52.6 2.731 3.008 95 17.6 3:58 (315, 56) Sept. 2 3 50.23 8 40.9 2.650 3.017 101 17.6 4:05 (327, 60) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.6等(8月7日、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 14 45.06 32 41.7 3.186 2.907 65 17.6 20:04 (103, 46) Sept. 2 14 56.44 30 39.8 3.227 2.913 63 17.7 19:53 (101, 44) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は18.2等(8月18日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 2 36.65 53 51.7 4.352 4.561 95 17.8 3:58 (191, 71) Sept. 2 2 26.26 55 6.6 4.228 4.539 101 17.7 3:45 (180, 70) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 秋から冬にかけて、15等まで明るくなると期待されている。現在は18.7等(8月11日、Giuseppe Pappa)。次第に明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 3 0.13 -56 33.5 1.535 2.100 109 18.0 3:58 (353, -2) Sept. 2 3 0.06 -57 24.4 1.486 2.068 110 17.8 4:05 (358, -2) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は18.8等(2月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 4 52.69 39 2.8 5.639 5.489 76 17.8 3:58 (251, 58) Sept. 2 4 57.08 39 6.1 5.513 5.464 81 17.8 4:05 (251, 64) クリステンセン彗星 (287P) 現在は18.0等(7月28日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 23 2.77 -14 56.1 2.050 3.045 168 17.8 0:49 ( 0, 40) Sept. 2 22 59.02 -15 57.7 2.048 3.049 171 17.8 0:18 ( 0, 39) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年に13.6等まで明るくなった(2021年6月17日、R. Carstens)。現在は17.3等(6月9日、D. Husar, M. Junius, S. Messner)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 11 15.69 -59 58.9 7.262 7.009 71 17.8 20:04 ( 37,-38) Sept. 2 11 19.09 -59 57.8 7.350 7.044 68 17.9 19:53 ( 37,-39) 小惑星2023 KF3 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は16.4等(8月17日、Martin Masek)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 26 22 22.10 -3 13.9 1.372 2.378 172 18.1 0:09 ( 0, 52) Sept. 2 22 17.87 -3 22.3 1.347 2.350 172 18.0 23:32 ( 0, 52)