今週の明るい彗星 (2023年8月12日：北半球版)

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レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は9.4等(8月11日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。10月には観測できなくなる。だが、日本では12月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 15 20.61 -29 14.1 0.986 1.492 96 9.2 20:25 ( 33, 17) Aug. 19 15 5.97 -24 18.0 1.199 1.506 85 9.7 20:15 ( 42, 17) 西村彗星 (C/2023 P1) 明るい新彗星。9月半ばに太陽に0.22天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。現在は9.2等(8月16日、Jakub Cerny)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。9月には観測できなくなる。だが、南半球では10月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 7 5.75 18 45.4 1.736 1.049 33 10.4 3:43 (254, 10) Aug. 19 7 28.02 20 22.3 1.516 0.898 34 9.4 3:51 (254, 13) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.8等(7月29日、Marco Goiato)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 5.40 0 10.1 2.184 2.480 94 9.6 3:43 (314, 45) Aug. 19 2 59.79 -3 34.3 2.083 2.516 103 9.6 3:51 (329, 47) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は9.4等(8月12日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 21 31.65 48 46.1 0.384 1.231 116 9.8 0:12 (180, 75) Aug. 19 21 45.18 34 34.1 0.375 1.295 132 10.2 0:00 ( 0, 88) ソーホー彗星 (322P) 8月21日に太陽に0.05天文単位まで接近し、5.5等まで明るくなる。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。9月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 10 45.29 1 35.7 0.827 0.425 24 14.8 20:25 (101,-12) Aug. 19 10 4.04 10 18.0 0.885 0.145 4 10.2 20:15 (118,-18) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなると期待されている。現在は11.6等(8月14日、Juan Jose Gonzalez)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 0 50.28 34 45.9 0.605 1.348 110 11.2 3:30 ( 0, 90) Aug. 19 1 22.72 38 2.6 0.544 1.295 108 10.6 3:35 (180, 87) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11等(7月15日、Michael Mattiazzo)。しばらく12等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 6 35.21 -8 37.6 3.922 3.334 48 11.7 3:43 (281, 1) Aug. 19 6 39.37 -8 26.4 3.923 3.398 52 11.8 3:51 (285, 7) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は14.1等(6月19日、Chris Wyatt)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 8 13.59 -25 43.1 3.491 2.857 44 12.3 3:43 (283,-28) Aug. 19 8 27.29 -26 25.9 3.415 2.783 44 12.1 3:51 (286,-24) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.3等(8月3日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 0 21.68 24 31.2 2.112 2.777 121 12.1 3:03 ( 0, 80) Aug. 19 0 10.68 21 56.6 2.071 2.840 131 12.2 2:25 ( 0, 77) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は12.4等(8月7日、宮崎修氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 17 44.61 54 47.8 3.403 3.651 96 12.2 20:25 (178, 70) Aug. 19 17 36.31 54 0.8 3.359 3.577 94 12.4 20:15 (167, 70) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、まもなく観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 10 27.80 -12 37.1 4.645 3.823 31 12.8 20:25 ( 91,-23) Aug. 19 10 29.93 -13 38.5 4.704 3.843 28 12.9 20:15 ( 92,-27) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.0等(8月11日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 11 11.81 -77 45.5 2.972 3.210 94 13.1 20:25 ( 15,-36) Aug. 19 11 16.34 -76 39.1 3.058 3.231 90 13.2 20:15 ( 16,-37) リニア彗星 (237P) 現在は12.4等(8月11日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 19 29.47 0 41.2 1.184 2.110 147 13.2 22:07 ( 0, 56) Aug. 19 19 28.16 0 22.3 1.237 2.129 142 13.4 21:38 ( 0, 55) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 10 7.82 -32 3.5 6.742 6.116 48 13.3 20:25 ( 73,-37) Aug. 19 10 13.59 -32 36.0 6.821 6.160 45 13.3 20:15 ( 74,-39) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は14.0等(7月22日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 20 5.32 37 37.6 0.763 1.573 123 13.4 22:40 (180, 88) Aug. 19 19 36.34 23 37.1 0.767 1.620 130 13.5 21:45 ( 0, 78) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗い。現在は13.3等(7月24日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 7 10.70 16 52.4 1.735 1.030 32 13.5 3:43 (255, 8) Aug. 19 7 37.05 15 3.3 1.783 1.077 32 13.9 3:51 (258, 9) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は11.7等(8月15日、Michael Jager)。急激に増光中。南半球では9月には、日本では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 4 29.58 31 7.7 1.458 1.439 68 14.6 3:43 (260, 47) Aug. 19 5 0.01 32 32.6 1.323 1.340 68 13.6 3:51 (258, 48) アイラス彗星 (126P) 現在は13.8等(7月21日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 2 35.43 32 3.1 1.403 1.759 92 13.6 3:43 (272, 70) Aug. 19 2 39.88 36 46.6 1.362 1.779 95 13.6 3:51 (258, 77) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.6等(7月24日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 2 12.19 7 36.5 2.901 3.315 105 14.0 3:43 (325, 58) Aug. 19 2 2.07 7 43.7 2.784 3.330 114 13.9 3:51 (347, 62) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は13.9等(8月5日、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 15 17.65 19 59.8 5.517 5.491 83 14.0 20:25 ( 75, 54) Aug. 19 15 20.31 19 34.0 5.636 5.525 78 14.0 20:15 ( 78, 51) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.7等(8月11日、Jean-Francois Soulier)。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 7 56.14 23 33.4 7.050 6.126 22 14.1 3:43 (243, 3) Aug. 19 8 1.49 23 16.0 7.004 6.128 27 14.1 3:51 (248, 8) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.7等(8月7日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 0 0.83 -26 24.2 2.022 2.889 141 14.4 2:42 ( 0, 29) Aug. 19 23 59.18 -26 48.4 2.014 2.915 146 14.4 2:13 ( 0, 28) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 9 51.54 -46 27.2 2.677 2.375 61 14.5 20:25 ( 56,-43) Aug. 19 10 17.83 -47 18.0 2.748 2.418 60 14.6 20:15 ( 55,-42) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.8等(8月5日、佐藤裕久氏)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。だが、日本では12月には再び観測できるようになる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 15 23.07 10 40.4 3.372 3.467 86 14.7 20:25 ( 62, 49) Aug. 19 15 17.98 8 57.1 3.451 3.424 80 14.7 20:15 ( 66, 44) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は15.2等(8月3日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 13 51.70 -37 21.4 1.950 2.065 81 14.7 20:25 ( 43, -1) Aug. 19 13 52.90 -33 24.5 2.088 2.053 73 14.7 20:15 ( 48, 0) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は15.7等(8月4日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 6 32.48 -31 34.1 3.501 3.161 62 14.7 3:43 (300,-12) Aug. 19 6 35.50 -33 43.6 3.516 3.238 65 14.8 3:51 (306, -8) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.6等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 17 52.71 -30 41.1 2.161 2.910 129 14.8 20:31 ( 0, 24) Aug. 19 17 53.34 -31 21.5 2.237 2.911 122 14.9 20:15 ( 3, 24) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。現在は観測できない。9月に姿を現す。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 9 18.11 3 7.2 6.037 5.051 12 14.9 3:43 (246,-25) Aug. 19 9 21.16 3 18.4 5.996 5.011 12 14.8 3:51 (252,-19) レモン彗星 (C/2023 H2) 11月に地球に0.2天文単位まで接近して、7.5等まで明るくなると期待されている。現在は14.5等(8月14日、Michael Jager)。急激に増光中。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 11 35.89 43 39.0 2.241 1.601 39 15.3 20:25 (129, 21) Aug. 19 11 37.09 43 26.5 2.175 1.512 38 15.0 20:15 (130, 19) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は15.7等(8月1日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 17 0.20 -19 58.8 2.036 2.657 117 15.0 20:25 ( 13, 34) Aug. 19 17 3.88 -20 15.9 2.159 2.697 111 15.3 20:15 ( 17, 33) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では超低空。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 10 5.77 -26 59.1 6.509 5.814 43 15.2 20:25 ( 79,-35) Aug. 19 10 12.69 -27 9.5 6.519 5.787 40 15.2 20:15 ( 80,-37) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は15.5等(7月23日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 1 34.87 -2 18.4 1.729 2.369 117 15.3 3:43 (347, 52) Aug. 19 1 34.60 -2 33.9 1.693 2.407 123 15.4 3:48 ( 0, 53) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19等以下で写らない(8月12日、Martin Masek)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 16 49.97 -30 15.8 1.452 2.102 115 15.3 20:25 ( 13, 23) Aug. 19 16 56.13 -29 30.8 1.503 2.085 110 15.3 20:15 ( 16, 24) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.6等(8月11日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 0 48.96 -5 18.1 2.845 3.570 128 15.8 3:30 ( 0, 50) Aug. 19 0 47.58 -5 36.3 2.789 3.585 135 15.8 3:01 ( 0, 50) ロングモア彗星 (77P) 現在は15.9等(8月2日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本では、9月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 14 13.20 -35 59.1 2.374 2.500 85 15.8 20:25 ( 40, 3) Aug. 19 14 24.04 -36 33.8 2.466 2.516 81 16.0 20:15 ( 41, 2) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は16.0等(8月7日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 14 2.98 1 26.0 6.003 5.735 69 16.0 20:25 ( 70, 28) Aug. 19 14 3.34 1 1.1 6.043 5.666 63 15.9 20:15 ( 73, 24) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.9等(7月23日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 32.42 -61 11.8 17.106 17.351 102 16.3 3:43 (343,-11) Aug. 19 3 33.27 -61 39.9 17.062 17.326 103 16.3 3:51 (347, -9) リニア彗星 (219P) 現在は16.7等(8月3日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 17 41.93 -10 38.2 1.921 2.644 125 16.6 20:25 ( 2, 44) Aug. 19 17 42.58 -10 48.3 1.976 2.625 119 16.6 20:15 ( 7, 44) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14等まで明るくなると期待されている。現在は17.8等(8月3日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 6.46 12 23.3 2.728 2.928 91 16.8 3:43 (301, 54) Aug. 19 3 12.48 12 52.4 2.600 2.890 96 16.6 3:51 (310, 59) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.0等(8月11日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 21 26.47 -10 52.5 3.455 4.467 175 16.7 0:08 ( 0, 44) Aug. 19 21 22.57 -11 4.3 3.474 4.480 172 16.8 23:32 ( 0, 44) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は16.6等(8月5日、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 15 21.48 32 23.2 4.372 4.335 81 16.7 20:25 ( 95, 60) Aug. 19 15 19.97 31 54.1 4.502 4.381 76 16.8 20:15 ( 97, 56) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.3等(7月23日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 5 47.85 -69 50.9 10.223 10.326 92 16.8 3:43 (339,-27) Aug. 19 5 48.89 -70 26.8 10.222 10.324 92 16.8 3:51 (341,-24) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.4等(8月5日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 3.55 -2 40.1 4.779 4.984 95 16.9 3:43 (316, 43) Aug. 19 3 1.11 -2 36.0 4.710 5.031 102 16.9 3:51 (328, 48) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は17.6等(8月11日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 29.98 4 27.2 4.277 4.353 87 17.0 3:43 (303, 44) Aug. 19 3 31.26 3 11.7 4.112 4.304 94 16.9 3:51 (314, 49) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.2等(8月6日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では10月には、南半球では12月には観測できなくなる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 16 40.86 -40 40.1 6.073 6.554 114 17.1 20:25 ( 13, 13) Aug. 19 16 36.06 -40 28.1 6.157 6.524 106 17.1 20:15 ( 17, 12) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰する。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。今回帰はまだ観測されていない。今後は急激に増光する。南半球では、条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 4 13.58 -14 16.8 4.139 4.127 82 17.3 3:43 (309, 23) Aug. 19 4 17.54 -14 37.5 3.987 4.062 86 17.1 3:51 (315, 28) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.7等(8月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 4 41.76 36 52.9 7.109 6.755 65 17.2 3:43 (251, 46) Aug. 19 4 45.94 37 16.9 7.005 6.748 71 17.2 3:51 (252, 52) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は17.3等(8月5日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 4 47.98 -9 16.9 7.939 7.700 72 17.4 3:43 (298, 21) Aug. 19 4 50.65 -9 28.5 7.816 7.667 77 17.3 3:51 (305, 26) ヒル彗星 (465P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(8月3日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 30.80 22 15.2 2.382 2.471 82 17.4 3:43 (281, 55) Aug. 19 3 39.56 21 49.1 2.317 2.492 87 17.4 3:51 (288, 60) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.6等(8月7日、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 14 23.09 36 44.8 3.108 2.900 68 17.5 20:25 (107, 49) Aug. 19 14 33.92 34 43.6 3.146 2.902 66 17.6 20:15 (105, 47) 小惑星ファエトン (3200) 今後は急激に増光する。10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 6 39.90 26 52.0 2.058 1.437 39 17.9 3:43 (250, 19) Aug. 19 7 0.95 26 0.1 1.924 1.351 41 17.7 3:51 (253, 22) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.8等(8月11日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 3 33.83 9 3.1 2.896 2.991 85 17.7 3:43 (298, 47) Aug. 19 3 40.07 9 0.1 2.813 2.999 90 17.7 3:51 (305, 52) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年に13.6等まで明るくなった(2021年6月17日、R. Carstens)。現在は17.3等(6月9日、D. Husar, M. Junius, S. Messner)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 11 9.32 -60 19.1 7.073 6.941 78 17.7 20:25 ( 36,-34) Aug. 19 11 12.41 -60 5.9 7.169 6.975 74 17.8 20:15 ( 37,-36) パンスターズ彗星 (364P) 4月に地球に0.12天文単位まで接近して、11.5等まで明るくなった(4月8日、宮崎修氏)。現在は17.9等(8月12日、J. Nicolas, F. Kugel)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 2 40.94 0 21.7 0.983 1.535 100 17.8 3:43 (321, 48) Aug. 19 2 39.01 0 15.2 0.982 1.608 107 18.1 3:51 (334, 52) クリステンセン彗星 (287P) 現在は18.0等(7月28日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 23 8.96 -12 51.4 2.093 3.040 154 17.8 1:50 ( 0, 42) Aug. 19 23 6.16 -13 53.2 2.065 3.043 161 17.8 1:20 ( 0, 41) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.6等(7月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 2 51.04 51 14.7 4.613 4.607 83 18.0 3:43 (222, 64) Aug. 19 2 44.82 52 33.7 4.481 4.583 89 17.9 3:51 (209, 69) アトラス彗星 (C/2023 C2) 2024年の夏から秋にかけて、13等まで明るくなると期待されている。現在は17.3等(7月28日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 10 59.91 -41 27.4 5.654 5.235 60 18.0 20:25 ( 58,-30) Aug. 19 11 6.99 -41 42.4 5.653 5.180 57 17.9 20:15 ( 59,-32) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は18.8等(2月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 4 42.47 38 53.2 5.884 5.541 65 18.0 3:43 (248, 46) Aug. 19 4 47.81 38 58.4 5.763 5.515 70 17.9 3:51 (249, 52) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.1等(8月4日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 14 36.21 76 35.3 10.437 10.177 72 17.9 20:25 (166, 43) Aug. 19 14 33.95 76 0.1 10.450 10.196 72 18.0 20:15 (165, 43) ギブス彗星 (339P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点を通過した後に明るくなる。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 11 7.75 6 25.3 2.193 1.367 26 18.4 20:25 (101, -4) Aug. 19 11 30.19 4 24.0 2.191 1.356 25 18.0 20:15 ( 98, -4) 小惑星2023 KF3 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は16.8等(8月10日、吉本勝己氏)。しばらく19等を保つ。条件良く観測できる。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 12 22 29.55 -3 11.5 1.459 2.436 159 18.5 1:11 ( 0, 52) Aug. 19 22 26.10 -3 10.0 1.410 2.407 166 18.3 0:40 ( 0, 52)