今週の明るい彗星 (2023年7月8日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は9.8等(7月6日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。日本ではまもなく、南半球では10月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。最近はこの予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 23 31.92 -37 34.4 0.715 1.520 121 8.6 3:08 (343, 15) July 15 22 8.74 -49 44.9 0.579 1.502 138 8.1 2:45 ( 0, 6) アトラス彗星 (C/2023 E1) 急激に増光した。現在は9.3等(7月7日、Carlos Labordena)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 16 14.76 80 42.2 0.603 1.033 74 9.2 21:16 (180, 44) July 15 18 9.84 79 43.9 0.555 1.052 77 9.2 22:44 (180, 45) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は10.5等(7月6日、門田健一氏)。しばらく10等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 3 11.36 13 12.3 2.738 2.334 56 9.9 3:08 (267, 19) July 15 3 12.40 11 12.4 2.632 2.359 63 9.8 3:13 (273, 25) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は10.8等(6月10日、Chris Wyatt)。しばらく12等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 6 6.90 -10 48.9 3.777 3.019 36 11.3 3:08 (262,-30) July 15 6 13.48 -10 10.6 3.825 3.082 37 11.4 3:13 (265,-24) ペトリュー彗星 (185P) 現在は13.1等(6月22日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。超低空。だが、日本では秋には高く見えるようになる。7月に11等まで明るくなると期待されていたが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 4 29.27 22 33.8 1.536 0.933 36 11.5 3:08 (249, 9) July 15 5 4.99 22 7.8 1.565 0.931 34 11.3 3:13 (249, 8) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.0等(6月20日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 0 56.33 32 43.8 2.436 2.472 80 11.7 3:08 (261, 55) July 15 0 52.41 31 35.9 2.367 2.531 87 11.7 3:13 (267, 63) リニア彗星 (237P) 予報通りに急激に増光した。現在は11.8等(6月17日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 19 49.88 -0 37.7 1.064 2.034 155 12.3 0:49 ( 0, 54) July 15 19 45.04 0 6.8 1.068 2.047 158 12.4 0:17 ( 0, 55) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.2等(6月18日、安部裕史氏)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、今後は次第に低くなり、8月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 10 20.60 -8 14.1 4.196 3.735 56 12.5 21:02 ( 81, -2) July 15 10 21.36 -9 0.9 4.305 3.751 51 12.6 20:57 ( 83, -7) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は12.8等(6月19日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 12 50.63 -87 45.1 2.597 3.129 112 12.6 21:02 ( 2,-34) July 15 11 28.13 -85 17.7 2.659 3.142 109 12.7 20:57 ( 6,-34) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は14.1等(6月19日、Chris Wyatt)。次第に明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 7 11.65 -23 35.8 3.844 3.224 46 13.0 21:02 ( 93,-48) July 15 7 23.18 -23 49.3 3.778 3.151 45 12.9 3:13 (269,-46) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は12.9等(6月19日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 9 39.90 -30 15.9 6.261 5.893 64 12.9 21:02 ( 67,-22) July 15 9 45.26 -30 29.6 6.367 5.938 60 13.0 20:57 ( 69,-25) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。現在は17.0等(6月19日、安部裕史氏)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。最近はこの予報よりかなり暗い。但し、Thomas Lehmann氏は6月17日に14.7等と明るく報告している。南半球では、最盛期には一時的に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 23 11.02 18 39.5 1.021 1.642 107 13.9 3:08 (316, 69) July 15 23 25.98 21 34.9 0.924 1.581 108 13.4 3:13 (322, 74) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は13.1等(6月17日、宮崎修氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 15 12.02 21 39.0 4.921 5.321 107 13.5 21:02 ( 45, 72) July 15 15 12.06 21 25.4 5.037 5.355 102 13.6 20:57 ( 56, 68) アイラス彗星 (126P) 現在は14.3等(6月17日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 1 58.92 10 41.2 1.687 1.711 73 13.8 3:08 (280, 33) July 15 2 7.55 14 37.6 1.622 1.714 77 13.8 3:13 (281, 40) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は14.2等(6月25日、Michael Jager)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 0 11.75 65 53.6 1.285 1.415 74 14.1 3:08 (201, 54) July 15 23 27.39 65 15.8 1.152 1.434 82 13.9 3:13 (189, 59) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は13.7等(6月24日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 16 59.44 -18 45.8 1.516 2.451 150 14.0 21:55 ( 0, 36) July 15 16 56.97 -18 57.5 1.604 2.492 142 14.2 21:25 ( 0, 36) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は13.1等(6月10日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 6 10.33 -22 25.7 3.362 2.770 47 14.1 3:08 (273,-37) July 15 6 15.46 -24 1.9 3.401 2.849 49 14.2 3:13 (279,-32) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 当初の予報より、増光が鈍い。現在は14.1等(6月21日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 7 42.38 -39 39.0 2.461 2.191 62 14.2 21:02 ( 67,-47) July 15 8 7.01 -41 17.9 2.485 2.223 63 14.2 20:57 ( 64,-47) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は16.9等(6月3日、Jean-Francois Soulier)。しばらく14等を保つ。現在は観測できない。8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 7 27.83 24 56.6 7.126 6.115 5 14.2 21:02 (134,-13) July 15 7 33.61 24 40.8 7.132 6.117 3 14.2 3:13 (224,-16) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.6等(6月17日、Taras Prystavski)。しばらく14等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 39.50 5 59.8 3.532 3.258 66 14.4 3:08 (278, 22) July 15 2 36.57 6 25.8 3.410 3.267 73 14.3 3:13 (283, 29) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.7等(6月13日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 18 6.81 -26 12.4 1.922 2.919 165 14.5 23:02 ( 0, 29) July 15 18 2.17 -27 14.7 1.947 2.915 158 14.6 22:30 ( 0, 28) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.9等(7月2日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 16 8.20 18 53.5 3.077 3.691 119 14.7 21:03 ( 0, 74) July 15 15 56.49 17 24.9 3.114 3.645 113 14.7 20:57 ( 25, 71) クラーク彗星 (71P) 現在は14.4等(6月17日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 1 15.70 -2 49.7 1.944 2.177 88 14.7 3:08 (301, 32) July 15 1 22.02 -2 28.4 1.900 2.215 93 14.8 3:13 (306, 37) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は14.9等(7月6日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 14 46.59 -69 4.9 1.469 2.163 119 15.1 21:02 ( 8,-15) July 15 14 16.08 -61 24.4 1.513 2.137 113 14.9 20:57 ( 16,-10) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.9等(6月29日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。日本では、8月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 13 32.43 -33 35.3 1.926 2.433 107 15.1 21:02 ( 32, 13) July 15 13 38.48 -33 58.5 2.013 2.445 102 15.2 20:57 ( 35, 10) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は14.9等(6月6日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、8月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 9 3.97 1 41.6 6.048 5.252 35 15.1 21:02 (100,-12) July 15 9 6.52 2 3.7 6.070 5.211 29 15.1 20:57 (104,-15) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は15.3等(7月5日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 23 51.99 -24 28.9 2.189 2.779 115 15.2 3:08 (334, 26) July 15 23 56.12 -24 46.1 2.142 2.798 120 15.1 3:13 (341, 28) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.3等(7月4日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 9 32.95 -27 4.3 6.378 5.951 60 15.3 21:02 ( 71,-21) July 15 9 39.19 -26 55.1 6.413 5.923 57 15.3 20:57 ( 73,-25) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.8等(7月4日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 0 42.87 -4 55.9 3.217 3.495 97 15.3 3:08 (310, 36) July 15 0 45.74 -4 50.3 3.136 3.510 103 15.3 3:13 (317, 41) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。現在は16.3等(7月4日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 18 39.48 55 14.8 3.676 4.012 101 16.0 23:33 (180, 70) July 15 18 27.97 55 40.4 3.612 3.941 101 15.8 22:54 (180, 69) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は16.3等(6月17日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。南半球では8月には、日本では9月には観測できなくなる。だが、日本では10月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 10 52.36 22 28.2 4.182 3.643 51 15.9 21:02 (103, 22) July 15 11 1.25 21 37.4 4.274 3.668 47 16.0 20:57 (104, 19) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されている。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 16 45.06 -34 46.2 1.280 2.203 146 16.1 21:41 ( 0, 20) July 15 16 42.41 -33 49.5 1.300 2.181 140 15.9 21:11 ( 0, 21) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は16.1等(6月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 14 8.80 2 59.2 5.761 6.074 103 16.1 21:02 ( 47, 48) July 15 14 6.57 2 45.6 5.809 6.007 96 16.1 20:57 ( 54, 44) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は16.1等(7月4日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 15 45.41 34 7.8 3.712 4.108 105 16.2 21:02 ( 79, 86) July 15 15 38.19 33 57.9 3.839 4.153 100 16.3 20:57 ( 88, 79) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.9等(6月25日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 3 23.54 -59 5.4 17.383 17.476 93 16.5 3:08 (326,-24) July 15 3 25.84 -59 28.0 17.322 17.451 95 16.4 3:13 (329,-21) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.8等(6月5日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 8 37.73 -14 53.6 4.446 3.776 43 16.5 21:02 ( 90,-26) July 15 8 41.76 -15 55.8 4.472 3.765 40 16.5 20:57 ( 91,-31) リニア彗星 (219P) 現在は16.1等(6月19日、高橋俊幸氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 17 56.36 -10 49.7 1.770 2.746 159 16.7 22:52 ( 0, 44) July 15 17 51.53 -10 37.5 1.780 2.725 152 16.6 22:19 ( 0, 44) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.0等(5月11日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 5 34.98 -67 41.8 10.254 10.337 91 16.8 3:08 (332,-40) July 15 5 38.28 -68 0.1 10.245 10.334 92 16.8 3:13 (333,-37) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.6等(7月2日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 3 5.98 -3 41.9 5.108 4.755 64 16.9 3:08 (282, 11) July 15 3 6.65 -3 23.3 5.049 4.800 70 16.9 3:13 (287, 17) パンスターズ彗星 (364P) 4月に地球に0.12天文単位まで接近して、11.5等まで明るくなった(4月8日、宮崎修氏)。現在は15.9等(7月3日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 20.06 -1 31.1 0.928 1.167 73 17.0 3:08 (288, 21) July 15 2 27.86 -0 48.5 0.952 1.240 78 17.8 3:13 (292, 27) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.3等(6月17日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、南半球では8月には、日本では9月には観測できなくなる。だが、日本では10月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 12 15.49 14 20.8 9.302 9.057 73 17.3 21:02 ( 83, 35) July 15 12 14.98 14 14.9 9.424 9.067 66 17.3 20:57 ( 87, 30) デニング-藤川彗星 (72P) 現在は16.2等(6月10日、Michael Jager)。急激に減光中。まもなく18等以下になる。日本では超低空。南半球では、今後は観測できない。前回2014年に、36年ぶりに再観測された。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 5 21.07 25 38.1 1.693 0.871 24 17.3 3:08 (239, 1) July 15 5 53.87 26 50.7 1.768 0.930 23 18.0 3:13 (238, 2) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.4等(2月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 4 16.46 34 52.4 7.551 6.790 38 17.4 3:08 (239, 18) July 15 4 21.98 35 16.5 7.476 6.782 44 17.4 3:13 (242, 23) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14等まで明るくなると期待されている。現在は19.8等(6月30日、鈴木雅之氏)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 30.29 9 23.1 3.367 3.116 67 17.6 3:08 (276, 26) July 15 2 38.12 10 3.7 3.242 3.078 71 17.4 3:13 (280, 31) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年に13.6等まで明るくなった(2021年6月17日、R. Carstens)。現在は17.3等(6月9日、D. Husar, M. Junius, S. Messner)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 10 59.59 -62 58.9 6.572 6.771 96 17.4 21:02 ( 29,-25) July 15 11 0.44 -62 14.4 6.671 6.805 93 17.5 20:57 ( 31,-27) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.4等(6月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 13 35.28 46 12.1 2.935 2.911 78 17.4 21:02 (123, 60) July 15 13 43.77 44 26.3 2.968 2.905 76 17.5 20:57 (119, 57) ヒル彗星 (P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.2等(6月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 35.85 22 35.1 2.692 2.387 61 17.5 3:08 (263, 31) July 15 2 48.04 22 45.3 2.634 2.401 65 17.4 3:13 (265, 36) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は18.6等(2月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。次第に明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 3 15.89 8 51.9 5.079 4.602 56 17.7 3:08 (270, 16) July 15 3 19.51 8 11.8 4.927 4.551 62 17.5 3:13 (275, 22) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は17.8等(2月26日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 4 30.97 -8 53.6 8.490 7.866 49 17.6 3:08 (274,-10) July 15 4 34.76 -8 53.3 8.391 7.832 53 17.6 3:13 (278, -4) ヴィルト第４彗星 (116P) 昨年の初めに、12.7等まで明るくなった(2022年2月27日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.5等(6月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。次第に暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 19 43.87 -26 41.3 2.132 3.139 170 17.6 0:44 ( 0, 28) July 15 19 37.67 -26 55.3 2.151 3.165 174 17.7 0:10 ( 0, 28) レモン彗星 (C/2022 V2) 冬に16等まで明るくなる。現在は17.9等(6月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 11 11.27 56 51.8 2.885 2.459 55 17.7 21:02 (138, 37) July 15 11 11.03 53 18.1 2.915 2.418 51 17.7 20:57 (135, 33) パンスターズ彗星 (P/2014 OL465) 2023年に彗星活動を見せて、急激に増光した。現在は17.4等(6月22日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 14 18.43 -40 2.2 2.840 3.433 117 17.7 21:02 ( 20, 11) July 15 14 21.76 -39 18.8 2.922 3.439 112 17.8 20:57 ( 24, 10) エンケ彗星 (2P) 今後は急激に増光して、10月に7.5等まで明るくなる。現在は17.9等(6月25日、A. Hale)。今後は急激に増光する。南半球では9月には、日本では10月には観測できなくなる。だが、日本では7月には再び観測できるようになる。日本からは、10月半ばの最盛期まで条件よく観測できる。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 48.66 23 26.7 2.189 1.876 58 18.3 3:08 (260, 29) July 15 3 4.52 24 55.5 2.041 1.795 61 17.7 3:13 (261, 33) アトラス彗星 (C/2023 B2) 急激に増光して、4月に14.3等まで明るくなった(4月17日、佐藤英貴氏)。現在は17.7等(7月1日、Observatoire SADR, Poroto)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 13 50.53 2 38.1 1.916 2.308 99 17.7 21:02 ( 51, 45) July 15 13 59.86 2 58.6 2.053 2.364 94 18.1 20:57 ( 55, 43) コワル第１彗星 (99P) 2022年の春に、15.9等まで明るくなった(5月5日、高橋俊幸氏)。現在は17.1等(6月17日、高橋俊幸氏)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 15 53.16 -23 43.0 4.216 4.995 135 17.8 21:02 ( 3, 31) July 15 15 51.95 -23 38.2 4.303 5.003 128 17.9 20:57 ( 10, 31) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.4等(6月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 15 15.27 79 23.0 10.324 10.080 73 17.8 21:02 (176, 45) July 15 15 2.96 78 53.8 10.352 10.099 72 17.9 20:57 (174, 45) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 冬に12.4等まで明るくなった(2月10日、Taras Prystavski)。現在は17.8等(6月17日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。日本では超低空。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 11 1.30 12 14.8 2.967 2.553 56 17.9 21:02 ( 92, 18) July 15 11 12.19 11 12.3 3.069 2.586 52 18.1 20:57 ( 93, 15) クリステンセン彗星 (170P) しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 2 53.90 8 9.7 3.292 2.957 62 17.9 3:08 (274, 20) July 15 3 2.83 8 29.3 3.217 2.963 66 17.9 3:13 (277, 25) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 2023年に16等まで明るくなると予想されていた。だが実際は、18.8等とかなり暗い(6月26日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 8 19 18.64 -76 7.4 2.829 3.528 126 18.3 0:21 ( 0,-21) July 15 19 1.20 -74 55.5 2.854 3.555 126 18.4 23:30 ( 0,-20)