今週の明るい彗星 (2022年10月22日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は8.6等と明るい(10月15日、Chris Wyatt)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、8等で観測できる。南半球では、11月から12月にかけて一時的に低くなるが、長期に渡って観測できる。日本からは、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 16 11.33 -39 30.2 2.548 1.947 43 8.2 19:50 ( 58, 25) Oct. 29 16 18.03 -41 46.5 2.573 1.915 39 8.2 19:58 ( 53, 21) ニオワイズ彗星 (C/2022 P1) 現在は9.9等と、かなり明るい(10月15日、Chris Wyatt)。11月まで10等を保つ。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球でも、12月から1月には一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 20 55.64 -42 24.7 1.248 1.668 95 10.1 19:50 ( 53, 76) Oct. 29 20 27.69 -42 7.5 1.417 1.643 84 10.2 19:58 ( 64, 65) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は11.1等と明るい(10月21日、宮崎修氏)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月には一時的に超低空になるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、2月初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 15 50.20 25 32.2 2.211 1.704 47 11.0 19:50 (111,-15) Oct. 29 15 49.66 25 0.4 2.169 1.628 45 10.8 19:58 (106,-22) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は11.6等(10月19日、宮崎修氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 11 0.47 57 58.1 3.218 3.139 76 11.5 3:39 (215,-24) Oct. 29 11 4.93 59 44.3 3.064 3.087 82 11.3 3:29 (213,-24) アトラス彗星 (C/2019 L3) 昨年の冬に8.3等まで明るくなった(1月6日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。だが、まだ12.2等と明るい(10月20日、宮崎修氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 9 46.17 -15 55.7 4.821 4.378 58 11.5 3:39 (268, 32) Oct. 29 9 49.99 -17 27.8 4.775 4.413 62 11.6 3:29 (267, 36) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は11.6等(10月15日、門田健一氏)。南半球でも11月に、明け方の空に現れてくる。春にかけて11〜12等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 11 17.15 5 2.5 2.322 1.687 40 12.0 3:39 (263, 2) Oct. 29 11 35.97 3 12.5 2.266 1.667 42 11.9 3:29 (264, 3) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は12.8等(10月1日、Thomas Lehmann)。急激に増光して、冬に11〜12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 7 37.05 10 28.2 1.495 1.851 93 12.4 3:39 (217, 37) Oct. 29 7 49.28 9 49.8 1.425 1.843 97 12.2 3:29 (216, 38) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.1等(10月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月には観測できなくなる。南半球では、11月から1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 17 25.02 -12 39.7 4.124 3.626 53 12.3 19:50 ( 93, 26) Oct. 29 17 28.99 -14 5.4 4.182 3.591 47 12.3 19:58 ( 87, 20) アトラス彗星 (C/2021 P4) 6月から7月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月22日、門田健一氏)。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 13 20.05 -44 41.8 2.430 1.702 34 12.4 3:39 (319, 9) Oct. 29 13 42.11 -48 13.6 2.494 1.781 35 12.7 3:29 (323, 11) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.8等と明るい(8月28日、安部裕史氏)。しばらく12等を保つ。日本からは8月から11月まで、南半球では9月から12月まで、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 13 53.35 -3 5.4 5.371 4.388 8 12.7 19:50 ( 69,-22) Oct. 29 14 1.07 -3 4.1 5.376 4.403 10 12.7 3:29 (292,-23) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 初夏に9.3等まで明るくなった(6月5日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に12.4等まで暗くなった(10月1日、Thomas Lehmann)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、11月からは観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 10 12.81 -40 31.6 2.854 2.427 55 13.0 3:39 (298, 37) Oct. 29 10 10.63 -41 5.4 2.845 2.484 59 13.1 3:29 (297, 41) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 10月初めにアウトバーストを起こした。現在は10.4等と、かなり明るい(10月15日、Chris Wyatt)。南半球では条件良く観測できる。日本からは低空。Michael Jager氏によって、17.5〜19等のいくつかの分裂核が捉えられた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 18 57.13 -35 44.6 1.089 1.257 74 13.2 19:50 ( 76, 55) Oct. 29 19 35.93 -34 37.0 1.153 1.316 75 13.6 19:58 ( 78, 55) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は15.5等(10月20日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球では、今後は長期に渡って条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 5 9.93 27 25.0 2.273 3.003 129 13.6 3:10 (180, 27) Oct. 29 5 4.38 25 22.6 2.135 2.947 137 13.3 2:37 (180, 30) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(9月24日、安部裕史氏)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、10月に一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できないが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 13 39.15 12 34.8 4.788 3.895 23 13.4 3:39 (277,-32) Oct. 29 13 41.53 11 29.3 4.743 3.873 25 13.3 3:29 (276,-28) アトラス彗星 (C/2022 R2) 急激に増光して、10月初めに12.4等まで明るくなった(10月2日、Michael Jager)。その後は13.0等と、少し減光している(10月9日、Michael Jager)。小型の彗星だが、10月25日に太陽に0.63天文単位まで近づく。日本からは、10月下旬まで観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 12 58.28 19 34.5 1.183 0.636 32 13.4 3:39 (264,-27) Oct. 29 13 41.93 14 11.1 1.302 0.638 28 13.6 3:29 (273,-29) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.6等(9月30日、安部裕史氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 6 58.91 29 0.9 5.697 6.035 105 13.6 3:39 (199, 23) Oct. 29 6 59.25 29 3.7 5.593 6.037 112 13.6 3:29 (195, 24) タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 今回帰は条件が最悪で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 15 9.52 -12 24.4 2.048 1.171 20 13.8 19:50 ( 74, -1) Oct. 29 15 37.46 -14 16.8 2.090 1.214 20 14.4 19:58 ( 71, -1) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.7等(10月14日、Chris Wyatt)。しばらく13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 19 8.90 -30 14.7 3.156 3.085 76 14.3 19:50 ( 86, 56) Oct. 29 19 17.73 -29 52.1 3.253 3.091 71 14.4 19:58 ( 84, 50) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.0等(10月2日、門田健一氏)。当初の予報より増光が鈍い。長期に渡って14〜15等を保つ。日本からは超低空。南半球でも、11月にはいったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 16 54.67 -24 25.4 3.567 2.978 46 14.6 19:50 ( 77, 26) Oct. 29 16 58.86 -23 4.9 3.668 2.987 40 14.7 19:58 ( 75, 19) コプフ彗星 (22P) 現在は14.5等(10月14日、Chris Wyatt)。今度は条件良く観測できるが、次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 1 0.06 -1 45.4 1.562 2.531 163 14.7 22:56 (180, 57) Oct. 29 0 55.06 -2 5.2 1.636 2.574 155 15.0 22:24 (180, 57) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 現在は14.3等(10月15日、門田健一氏)。冬に12.5等まで明るくなると期待されている。日本からは、今後は条件良く観測できる。南半球では、2023年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 12 21.61 20 1.9 3.018 2.304 37 15.0 3:39 (259,-20) Oct. 29 12 32.45 21 15.7 2.882 2.249 42 14.8 3:29 (257,-19) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.7等(10月15日、門田健一氏)。2023年いっぱい14等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 6 15.17 -19 37.1 3.419 3.828 106 15.0 3:39 (210, 73) Oct. 29 6 5.62 -20 46.3 3.291 3.794 113 14.9 3:29 (188, 76) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は16.3等(10月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年の初めに、14等まで明るくなり、条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 8 51.81 16 29.4 3.603 3.524 77 15.1 3:39 (230, 21) Oct. 29 8 59.10 16 29.5 3.489 3.505 82 15.0 3:29 (228, 23) クラーク彗星 (71P) 冬に13等まで明るくなるが、条件が悪い。南半球では2月まで、日本からは5月まで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 14 11.54 -10 50.0 2.796 1.811 6 15.2 19:50 ( 66,-13) Oct. 29 14 28.70 -12 38.5 2.771 1.781 4 15.1 19:58 ( 62,-16) ヴィルト第４彗星 (116P) 2022年の初めに、12.7等まで明るくなった(2月27日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。現在は観測できない。南半球では1月に、日本からは2月に、16等で再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 14 35.86 -16 27.0 3.255 2.299 13 15.1 19:50 ( 66, -5) Oct. 29 14 50.46 -17 38.4 3.284 2.314 10 15.2 19:58 ( 61, -8) アトラス彗星 (P/2022 L3) 現在は14.7等(10月17日、Michael Jager)。12月まで15等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 2 35.85 20 11.8 1.447 2.421 164 15.1 0:37 (180, 35) Oct. 29 2 29.45 21 15.5 1.434 2.420 170 15.1 0:03 (180, 34) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.9等(10月13日、ATLAS South Africa)。春に13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、しばらく超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 5 35.77 -52 39.1 3.047 3.361 99 15.2 3:36 ( 0, 72) Oct. 29 5 16.14 -53 25.1 3.027 3.386 102 15.2 2:49 ( 0, 72) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は14.8等(10月3日、門田健一氏)。夏から冬にかけて15等の明るさで、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 7 43.20 19 6.7 2.094 2.380 93 15.4 3:39 (214, 28) Oct. 29 7 50.53 19 2.0 2.021 2.390 99 15.3 3:29 (211, 30) レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は15.0等(10月17日、Michael Jager)。2023年7月に8等まで明るくなると期待されている。2022年は、次第に増光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 2 31.89 -4 52.1 2.851 3.803 160 15.6 0:33 (180, 60) Oct. 29 2 18.97 -6 24.9 2.785 3.735 160 15.4 23:47 (180, 61) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は14.6等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。11月まで15等の明るさを保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 1 24.32 0 57.5 1.141 2.126 168 15.6 23:21 (180, 54) Oct. 29 1 21.00 0 20.4 1.159 2.126 161 15.6 22:50 (180, 55) 小惑星ディディモス (65803) 9月26日に、衛星ディモルフィスにダート探査機が衝突して、彗星活動が捉えられた。12.9等まで明るくなった(9月28日、John Drummond)。1月半ばまで明るく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 7 7.43 -3 4.1 0.091 1.013 98 15.8 3:39 (217, 52) Oct. 29 7 36.28 3 22.2 0.105 1.016 99 16.0 3:29 (216, 45) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.5等(10月20日、ATLAS South Africa)。2024年から2025年にかけて、13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 9 3.80 -31 12.0 7.459 7.139 67 16.0 3:39 (280, 48) Oct. 29 9 6.69 -31 59.1 7.357 7.104 71 15.9 3:29 (280, 51) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 現在は16.6等(10月20日、ATLAS-HKO, Haleakala)。秋から冬にかけて、16〜17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 4 37.33 2 52.1 2.678 3.468 136 16.1 2:37 (180, 52) Oct. 29 4 35.34 2 1.7 2.626 3.469 142 16.1 2:08 (180, 53) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は16.1等(10月14日、ATLAS Chile)。2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年はずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 6 20.93 -30 43.9 5.433 5.722 101 16.3 3:39 (246, 80) Oct. 29 6 20.09 -31 51.6 5.314 5.659 105 16.2 3:29 (238, 84) ファン・ネス彗星 (327P) 予想通り急激に増光して、9月に14.0等まで明るくなった(9月22日、Michael Jager)。現在は減光中。だが、まだ15.4等と明るい(10月14日、Chris Wyatt)。12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 2 17.22 -35 21.9 0.787 1.637 133 16.3 0:18 ( 0, 90) Oct. 29 2 16.30 -37 43.7 0.845 1.661 128 16.5 23:45 ( 0, 87) トリトン彗星 (157P) 現在は16.1等(9月23日、Michael Jager)。夏から冬にかけて、長期に渡って16等で観測できる。南半球でも、今後は高くなってくる。Michael Jager氏によって、18等の分裂核が見つかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 9 38.10 13 58.0 1.756 1.630 66 16.3 3:39 (240, 15) Oct. 29 9 53.12 11 48.0 1.723 1.649 68 16.4 3:29 (241, 17) テンペル第１彗星 (9P) 現在は15.8等(10月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 22 18.34 -25 19.4 1.917 2.541 118 16.5 20:16 (180, 80) Oct. 29 22 20.78 -24 22.5 2.036 2.581 112 16.7 19:58 (171, 79) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は16.5等(10月1日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 3 33.87 27 28.4 1.600 2.509 149 16.6 1:35 (180, 27) Oct. 29 3 28.71 27 9.8 1.590 2.535 157 16.6 1:02 (180, 28) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は16.1等(10月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。近日点を通過した後も増光が続いている。しばらく16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 22 57.48 -3 20.8 3.573 4.344 135 16.7 20:54 (180, 58) Oct. 29 22 56.84 -3 31.7 3.664 4.356 128 16.8 20:26 (180, 58) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.7等まで暗くなった(10月17日、W. Pei)。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 23 24.87 15 10.0 5.464 6.311 145 16.7 21:22 (180, 40) Oct. 29 23 22.09 15 6.6 5.567 6.349 138 16.8 20:51 (180, 40) ロングモア彗星 (77P) 急激に増光して、春に14等まで明るくなる。南半球では、12月に明け方の空に現れて、春には非常に条件良く観測できる。日本からは、冬には条件良く観測できるが、春にはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 12 4.39 10 2.3 3.359 2.577 32 16.9 3:39 (265,-11) Oct. 29 12 15.17 8 26.5 3.293 2.559 36 16.8 3:29 (266, -8) ニート彗星 (246P) 現在は15.8等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 0 13.41 -20 5.4 3.201 4.030 141 16.8 22:10 (180, 75) Oct. 29 0 10.10 -19 55.4 3.280 4.047 135 16.9 21:39 (180, 75) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 現在は17.7等(7月9日、ATLAS Chile)。2023年に16等まで明るくなる。南半球では、8月から10月には一時的に低くなったが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 12 10.30 -39 55.1 4.169 3.412 35 16.9 3:39 (308, 17) Oct. 29 12 21.58 -41 50.0 4.129 3.392 37 16.9 3:29 (309, 19) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.5等まで暗くなった(10月19日、佐藤裕久氏)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 1 42.00 -26 31.4 4.720 5.544 142 17.1 23:38 (180, 81) Oct. 29 1 36.95 -26 8.2 4.792 5.587 139 17.1 23:06 (180, 81) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.8等(10月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 17 13.04 63 27.8 9.508 9.459 84 17.1 19:50 (153,-23) Oct. 29 17 15.66 63 10.8 9.521 9.473 84 17.1 19:58 (151,-26) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光して、昨年の秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(2021年11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在はゆっくりと減光中。既に16.9等まで暗くなった(10月20日、ATLAS-HKO, Haleakala)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 6 48.46 12 18.9 3.903 4.284 105 17.1 3:39 (202, 40) Oct. 29 6 49.38 11 52.4 3.823 4.302 112 17.1 3:29 (197, 42) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は17.3等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。近日点を通過した後もしばらく明るかったが、今度は減光して、冬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 21 15.45 0 43.7 6.808 7.245 112 17.1 19:50 (164, 53) Oct. 29 21 14.23 -0 4.4 6.949 7.272 105 17.2 19:58 (150, 51) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.6等(10月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 16 11.07 37 45.3 6.026 5.586 59 17.1 19:50 (124,-17) Oct. 29 16 17.90 37 39.3 6.063 5.615 58 17.2 19:58 (121,-22) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は17.8等(7月8日、ATLAS Chile)。2024年から2025年にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 10 31.50 -18 34.2 7.486 6.850 47 17.2 3:39 (277, 24) Oct. 29 10 32.80 -18 48.1 7.361 6.805 52 17.2 3:29 (275, 28) ＺＴＦ彗星 (P/2022 P2) 現在は18.0等(10月2日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。冬にかけて、17等で観測できる。南半球でも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 9 17.25 15 45.7 2.298 2.194 71 17.2 3:39 (235, 18) Oct. 29 9 27.10 14 26.1 2.246 2.220 75 17.2 3:29 (235, 20) アトラス彗星 (C/2022 Q2) 現在は16.6等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。来年夏にかけて、17〜18等で観測できる。この予報より明るいかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 23 15.87 -14 56.3 1.268 2.094 134 17.2 21:10 (180, 70) Oct. 29 22 41.70 -15 18.8 1.347 2.042 120 17.2 20:09 (180, 70) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は16.8等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2024年に11〜12等まで明るくなると期待されている。日本からは、12月にはいったん低くなるが、2023年秋までは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、まもなくいったん観測できなくなるが、最盛期には非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 17 55.64 21 2.6 5.832 5.559 69 17.3 19:50 (125, 11) Oct. 29 17 56.30 20 4.6 5.862 5.507 64 17.2 19:58 (119, 5) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 昨年の冬に15.3等まで明るくなった(1月12日、H. Nohara)。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(10月3日、Catalina Sky Survey)。この冬は17等で条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 9 54.79 18 13.7 4.657 4.311 63 17.3 3:39 (240, 10) Oct. 29 10 0.47 18 18.3 4.573 4.327 69 17.3 3:29 (238, 12) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近したが、その頃は観測できなかった。日本からは、7月から11月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 2 30.89 44 52.3 1.268 2.158 144 17.3 0:33 (180, 10) Oct. 29 2 9.03 43 15.8 1.274 2.191 149 17.3 23:36 (180, 12) パンスターズ彗星 (C/2021 QM45) 現在は17.1等(10月3日、門田健一氏)。日本からは、冬にかけて長期に渡って17等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 7 48.49 47 13.6 2.561 2.864 97 17.4 3:39 (201, 3) Oct. 29 7 57.26 47 39.7 2.504 2.882 102 17.4 3:29 (200, 3) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は17.2等(10月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年に17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 1 23.00 25 44.3 4.585 5.549 164 17.4 23:19 (180, 29) Oct. 29 1 13.37 24 45.7 4.610 5.563 162 17.4 22:42 (180, 30) ソニア彗星 (C/2020 J1) 2021年の春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(2021年6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.9等まで暗くなった(7月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 12 32.31 28 53.0 6.585 5.902 43 17.5 3:39 (252,-26) Oct. 29 12 34.91 29 10.5 6.560 5.948 48 17.5 3:29 (250,-23) パンスターズ彗星 (C/2022 S3) 現在は17.4等(10月17日、Michael Jager)。小型の彗星だが、1月に太陽に0.8天文単位まで、3月に地球に0.6天文単位まで近づく。1月から3月にかけて、14等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、12月初めまでしか観測できない。その後、3月初めに再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 20 11.61 -13 19.0 1.407 1.777 93 17.7 19:50 (127, 59) Oct. 29 20 9.73 -17 25.1 1.439 1.684 85 17.6 19:58 (110, 55) スコッティ彗星 (244P) 現在は18.5等(10月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 6 31.78 25 48.6 3.452 3.922 111 17.6 3:39 (193, 28) Oct. 29 6 32.77 25 52.1 3.358 3.921 117 17.6 3:29 (189, 29) リニア彗星 (285P) 8月初めにアウトバーストを起こして、6等ほど急増光し、14.6等まで明るくなった(8月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は減光中。だが、まだ16.1等と明るい(10月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 19 21.08 -3 8.2 1.748 1.912 83 17.6 19:50 (124, 43) Oct. 29 19 34.35 -4 24.8 1.783 1.883 79 17.8 19:58 (117, 40) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.9等(10月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、まもなく18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 17 56.59 45 19.1 4.127 4.067 79 17.7 19:50 (143, -6) Oct. 29 18 3.51 42 58.9 4.195 4.091 77 17.7 19:58 (137, -9) リニア-ニート彗星 (204P) 現在は18.0等(10月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。急激に増光して、冬に16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 8 27.91 17 4.4 1.681 1.849 83 17.9 3:39 (225, 24) Oct. 29 8 42.75 16 31.2 1.612 1.842 86 17.7 3:29 (224, 25) フルス彗星 (P/2021 V2) 現在は19.0等(10月14日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。冬に17等で、非常に条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 8 39.50 6 60.0 3.628 3.558 78 17.8 3:39 (234, 30) Oct. 29 8 45.12 6 10.1 3.524 3.549 83 17.7 3:29 (232, 33) ＺＴＦ彗星 (C/2022 P3) 現在は17.5等(10月1日、門田健一氏)。日本からは、秋に17〜18等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 7 54.89 48 41.4 2.423 2.722 96 17.8 3:39 (202, 1) Oct. 29 8 3.80 51 28.1 2.370 2.748 101 17.8 3:29 (199, -1) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 2023年の初めから2024年の初めにかけて、長期に渡って16等で観測できる。日本からは、2023年の春までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 10 29.39 10 40.9 5.281 4.751 53 17.9 3:39 (251, 8) Oct. 29 10 31.35 9 41.4 5.144 4.715 59 17.8 3:29 (250, 11) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.5等(10月2日、ATLAS South Africa)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 8 19.66 -70 6.8 10.702 10.521 76 17.9 3:39 (341, 49) Oct. 29 8 17.33 -70 57.7 10.692 10.513 77 17.9 3:29 (343, 50) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は17.1等(10月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年は、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 22 8 10.85 21 36.0 0.777 1.242 88 17.9 3:39 (218, 23) Oct. 29 8 18.83 20 48.5 0.784 1.298 93 17.9 3:29 (217, 25)