今週の明るい彗星 (2022年7月9日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は8.6等と明るい(7月4日、Marco Goiato)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、7.5〜8等で観測できる。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 17 9.34 -1 6.7 1.813 2.699 143 8.5 21:59 ( 0, 54) July 16 16 55.19 -3 58.2 1.809 2.639 136 8.4 21:18 ( 0, 51) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は10.9等と明るい(7月4日、門田健一氏)。日本からは、まもなく観測できなくなり、その後は二度と観測できない。南半球では、10月に12等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 1.28 31 26.3 1.959 1.136 25 9.9 21:01 (124, 5) July 16 9 21.93 25 57.6 1.958 1.106 23 9.8 20:56 (120, 2) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は9.8等と、かなり明るい(6月25日、Marco Goiato)。今後は次第に減光していく。南半球では、8月には一時的に低くなるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月に13等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 6.91 -54 40.5 1.667 1.811 80 10.1 21:01 ( 44,-37) July 16 9 18.19 -50 49.7 1.799 1.831 75 10.3 20:56 ( 49,-37) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は10.3等(6月21日、Thomas Lehmann)。日本からは、既に観測できない。南半球でも、7月から8月にかけては、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 8 12.16 3 43.3 4.820 3.912 23 11.3 21:01 (111,-21) July 16 8 19.52 2 39.2 4.869 3.938 21 11.4 20:56 (113,-25) ニート彗星 (169P) 現在は12.8等と、かなり明るい(6月23日、Thomas Lehmann)。まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 5 18.59 20 2.5 1.310 0.603 26 12.0 3:08 (245, -1) July 16 6 3.12 19 23.9 1.410 0.615 22 12.3 3:15 (244, -3) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.7等と明るい(7月2日、Thomas Lehmann)。しばらく12等を保つ。日本からは8月から11月まで、南半球では9月から12月まで、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 12 9.63 -4 30.9 4.351 4.250 77 12.0 21:01 ( 68, 21) July 16 12 14.97 -4 4.9 4.458 4.253 71 12.1 20:56 ( 71, 18) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 現在は11.3等と、かなり明るい(7月5日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 3 53.20 -24 35.5 1.925 1.796 67 12.3 3:08 (293,-10) July 16 4 4.67 -29 28.2 1.915 1.881 72 12.7 3:15 (300, -8) コプフ彗星 (22P) 現在は11.7等(7月5日、Thomas Lehmann)。今度は条件良く観測できるが、次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 1 11.77 3 23.9 1.642 1.910 88 12.3 3:08 (297, 38) July 16 1 20.19 3 51.7 1.607 1.948 93 12.4 3:15 (303, 43) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 現在は11.2等(7月4日、門田健一氏)。当初の予報より、3等も明るい。5月初めに6.7等まで明るくなった(5月10日、Mike Olason)。現在は急激に減光中。今回帰は条件が悪い。日本からは5月半ばから7月半ばまで、南半球では6月初めから8月初めまで、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 37.91 17 6.2 2.115 1.405 34 12.4 21:01 (108, 4) July 16 9 59.80 15 17.7 2.231 1.496 33 12.9 20:56 (107, 2) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は13.6等(7月1日、Thomas Lehmann)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 19 7.18 -62 57.9 2.190 3.036 139 12.5 0:05 ( 0, -8) July 16 18 29.61 -60 49.8 2.181 3.021 138 12.5 22:51 ( 0, -6) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は12.8等(7月2日、Thomas Lehmann)。夏から秋にかけて、11〜12等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 11 17.30 11 3.6 1.309 1.182 59 13.2 21:01 ( 89, 20) July 16 11 34.09 8 6.7 1.276 1.131 57 12.8 20:56 ( 87, 17) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は13.5等(7月3日、Michael Jager)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月下旬から2023年2月初めまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 18 40.55 33 36.2 2.213 2.901 123 13.4 23:29 ( 0, 89) July 16 18 20.84 34 49.6 2.165 2.822 120 13.2 22:42 ( 0, 90) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は13.3等(7月2日、Thomas Lehmann)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 54.41 54 46.4 4.625 3.962 44 13.3 21:01 (140, 26) July 16 9 56.67 54 14.7 4.605 3.905 41 13.2 20:56 (141, 23) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は13.0等(7月4日、Thomas Lehmann)。しばらく13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 18 43.35 -31 59.1 2.036 3.040 168 13.2 23:34 ( 0, 23) July 16 18 38.21 -32 13.3 2.055 3.040 162 13.3 23:01 ( 0, 23) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.2等(7月3日、Thomas Lehmann)。しばらく13〜14等を保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 23 13.58 -22 20.7 1.184 1.949 124 13.4 3:08 (344, 31) July 16 23 14.23 -23 14.2 1.168 1.987 130 13.5 3:15 (353, 32) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.6等(7月4日、Thomas Lehmann)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球では、11月から1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 17 58.64 13 26.9 3.390 4.219 139 13.5 22:49 ( 0, 68) July 16 17 50.92 11 56.5 3.373 4.176 137 13.5 22:13 ( 0, 67) フルス彗星 (C/2021 T2) 南半球では、明け方の空に現れてきた。今後は条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 7 39.32 -53 31.6 1.142 1.335 76 13.5 21:01 ( 46,-49) July 16 9 5.00 -53 24.9 1.183 1.377 77 13.8 20:56 ( 46,-39) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.8等(7月2日、Michael Jager)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2022年はずっと超低空だが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 13 38.89 34 24.7 4.325 4.318 82 13.7 21:01 (100, 59) July 16 13 34.19 32 45.6 4.390 4.286 77 13.7 20:56 ( 99, 53) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.9等(6月24日、Chris Wyatt)。日本からは8月半ば、南半球では9月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 11 15.15 5 23.2 2.501 2.198 61 14.0 21:01 ( 85, 16) July 16 11 27.22 3 56.8 2.564 2.197 57 14.1 20:56 ( 85, 13) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。8月に再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 5 58.00 29 14.2 6.962 6.002 17 14.1 3:08 (232, -2) July 16 6 4.05 29 13.1 6.927 6.005 22 14.0 3:15 (236, 3) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、明け方の空に現れる。冬に11.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 6 54.65 21 33.8 3.202 2.189 3 14.5 3:08 (228,-16) July 16 7 10.58 21 14.5 3.155 2.149 6 14.4 3:15 (231,-14) ボレリー彗星 (19P) 冬から早春にかけて、8.8等まで明るくなった(1月31日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に13.0等まで暗くなった(7月2日、Thomas Lehmann)。南半球では超低空。日本からも、8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 58.19 35 20.8 2.862 2.160 38 14.7 21:01 (121, 17) July 16 10 15.05 33 54.0 2.949 2.212 36 14.9 20:56 (120, 16) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.5等(6月19日、ATLAS South Africa)。春に13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 6 41.99 -39 12.1 3.485 3.139 62 15.0 3:08 (292,-48) July 16 6 44.06 -39 7.4 3.491 3.145 61 15.0 3:15 (294,-42) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。既に13.4等まで暗くなった(5月28日、Thomas Lehmann)。南半球では、条件良く観測できる。日本からも、再び観測できるようになってきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 16 27.55 -29 53.0 2.225 3.095 142 15.1 21:18 ( 0, 25) July 16 16 17.38 -28 22.8 2.392 3.182 133 15.4 20:56 ( 4, 27) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.2等(6月28日、S. L. Ferreira)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 14 46.42 -50 16.8 4.732 5.342 122 15.2 21:01 ( 13, 3) July 16 14 39.49 -49 59.2 4.841 5.361 115 15.2 20:56 ( 18, 1) タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 今回帰は条件が最悪で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 8 27.81 18 49.5 2.293 1.364 18 16.3 21:01 (120, -8) July 16 8 50.43 17 54.6 2.249 1.311 16 15.6 20:56 (119, -9) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 明け方の空に現れてきた。夏から冬にかけて15等まで明るくなり、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 4 38.58 17 51.0 3.083 2.340 36 16.1 3:08 (252, 5) July 16 4 52.90 18 22.5 3.032 2.335 39 16.0 3:15 (254, 10) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球でも、8月からは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 4 18.01 39 7.9 4.598 3.879 40 16.2 3:08 (236, 21) July 16 4 25.67 38 50.4 4.473 3.820 44 16.1 3:15 (239, 25) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は16.7等(6月30日、門田健一氏)。今後は次第に減光していく。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 19 42.85 -26 9.2 2.227 3.237 171 16.1 0:38 ( 0, 29) July 16 19 38.04 -26 39.2 2.234 3.247 174 16.1 0:05 ( 0, 28) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は16.9等(7月1日、門田健一氏)。秋に15等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 0 46.07 4 33.5 1.963 2.275 94 16.3 3:08 (302, 44) July 16 0 55.08 5 10.1 1.871 2.257 98 16.2 3:15 (308, 48) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 急激に増光して、冬に11〜12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 3 51.60 12 9.7 2.691 2.157 48 16.4 3:08 (263, 12) July 16 4 6.72 12 41.7 2.608 2.129 51 16.2 3:15 (265, 16) ソニア彗星 (C/2020 J1) 2021年の春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(2021年6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.5等まで暗くなった(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 11 59.89 30 45.4 5.586 5.220 63 16.3 21:01 (104, 38) July 16 12 0.04 30 27.3 5.726 5.265 58 16.4 20:56 (106, 34) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.1等(7月2日、Thomas Lehmann)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 15 25.35 43 4.5 4.983 5.196 96 16.3 21:01 (136, 78) July 16 15 23.82 42 50.8 5.069 5.219 92 16.4 20:56 (125, 75) ニート彗星 (246P) 現在は16.3等(7月1日、門田健一氏)。2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 0 47.66 -13 58.4 3.442 3.766 100 16.5 3:08 (316, 29) July 16 0 50.06 -14 15.1 3.366 3.784 106 16.5 3:15 (324, 33) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.9等(6月17日、Giuseppe Pappa)。7月に16.5等まで明るくなる。2022年は、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 0 22.18 7 51.7 0.421 1.155 98 16.6 3:08 (306, 50) July 16 1 8.49 13 25.7 0.402 1.108 92 16.6 3:15 (296, 52) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.5等まで暗くなった(7月3日、Thomas Lehmann)。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 0 13.10 11 11.7 5.515 5.760 98 16.6 3:08 (304, 54) July 16 0 12.27 11 51.2 5.443 5.796 105 16.6 3:15 (315, 60) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(6月11日、ATLAS Chile)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 2 17.14 -25 0.4 4.890 4.919 85 16.8 3:08 (307, 7) July 16 2 19.19 -25 2.2 4.843 4.959 90 16.8 3:15 (312, 12) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は16.2等(6月30日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 2 18.14 19 35.3 2.364 2.193 67 16.9 3:08 (269, 35) July 16 2 29.79 20 42.7 2.308 2.207 71 16.9 3:15 (271, 40) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.6等(6月26日、門田健一氏)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 18 6.48 30 6.3 4.786 5.436 125 16.9 22:56 ( 0, 85) July 16 18 1.83 30 26.7 4.840 5.460 123 17.0 22:24 ( 0, 85) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 現在は17.1等(6月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に12.5等まで明るくなると期待されている。7月に17等で、いったん観測できなくなる。日本からは、10月に再び観測できるようになり、その後は条件良く観測できる。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 10 37.12 11 3.4 3.782 3.229 50 17.0 21:01 ( 95, 12) July 16 10 41.02 11 40.7 3.811 3.164 44 16.9 20:56 ( 98, 8) ワイズ-パンスターズ彗星 (P/2022 C4) 現在は16.9等(7月4日、門田健一氏)。非常に条件良く観測できるが、急激に暗くなり、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 14 44.36 -7 51.7 0.726 1.473 114 17.0 21:01 ( 29, 42) July 16 14 53.24 -12 34.5 0.760 1.474 111 17.1 20:56 ( 30, 37) ファン・ネス彗星 (327P) 現在は17.8等(7月3日、Michael Jager)。急激に増光して、9月に15等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 23 56.32 24 51.8 1.201 1.657 96 17.3 3:08 (288, 66) July 16 0 11.59 24 23.8 1.120 1.634 99 17.0 3:15 (295, 69) カタリナ彗星 (C/2022 L1) 現在は17.4等(7月1日、門田健一氏)。7月から8月にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 20 4.46 -2 5.7 0.956 1.930 155 17.3 1:01 ( 0, 53) July 16 19 16.81 2 30.4 0.907 1.879 155 17.0 23:35 ( 0, 58) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 明け方の空に現れてきた。秋から冬にかけて、16等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 3 31.63 10 7.8 3.994 3.493 53 17.1 3:08 (268, 15) July 16 3 39.84 10 7.8 3.910 3.489 58 17.0 3:15 (271, 20) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.0等(7月1日、門田健一氏)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 13 20.21 4 43.5 8.755 8.817 90 17.1 21:01 ( 62, 40) July 16 13 18.87 4 45.3 8.877 8.817 83 17.1 20:56 ( 67, 36) アトラス彗星 (P/2022 L3) 現在は16.1等(7月1日、吉見政義氏)。秋に15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 1 58.96 2 28.8 2.623 2.610 78 17.3 3:08 (289, 29) July 16 2 7.29 3 41.2 2.520 2.588 82 17.1 3:15 (293, 34) アトラス彗星 (C/2020 M5) 近日点を通過した後に明るくなって、2022年の初めに、13.4等まで明るくなった(1月7日、安部裕史氏)。現在は減光中。既に16.1等まで暗くなった(6月21日、Thomas Lehmann)。夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 10 28.93 -3 3.7 4.821 4.310 54 17.2 21:01 ( 85, 2) July 16 10 31.37 -3 56.6 4.954 4.355 49 17.4 20:56 ( 87, -3) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.9等(6月22日、B. Koch)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 18 8.77 68 32.4 9.233 9.259 88 17.3 22:57 (180, 56) July 16 17 59.39 68 35.2 9.249 9.271 88 17.3 22:21 (180, 56) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近したが、その頃は観測できなかった。明け方の空に姿を現してきた。日本からは、7月から11月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 3 37.25 34 44.2 1.668 1.245 48 17.4 3:08 (244, 26) July 16 3 45.91 35 52.6 1.686 1.338 52 17.6 3:15 (245, 31) ハートレー第１彗星 (100P) 現在は17.8等(6月3日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から夏にかけて、17等で観測できる。日本からは、夏には低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 12 3.18 4 50.6 2.096 2.034 72 17.4 21:01 ( 77, 26) July 16 12 12.81 2 24.0 2.159 2.028 68 17.5 20:56 ( 77, 22) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 現在は17.6等(6月7日、ATLAS Chile)。2023年に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 10 3.56 -19 44.5 4.245 3.831 59 17.5 21:01 ( 74,-12) July 16 10 9.49 -20 30.7 4.277 3.797 55 17.5 20:56 ( 76,-16) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、8月半ばには観測できるようになるが、2022年はずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 5 37.50 -18 55.6 7.281 6.634 47 17.5 3:08 (275,-27) July 16 5 42.07 -19 14.9 7.183 6.574 49 17.5 3:15 (279,-22) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.4等(6月24日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 13 13.10 -8 6.3 4.546 4.718 93 17.5 21:01 ( 53, 30) July 16 13 15.80 -8 25.8 4.653 4.720 87 17.5 20:56 ( 57, 26) パロマー彗星 (C/2020 T2) 2021年の初夏に9.5等まで明るくなった(6月27日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(7月3日、ATLAS Chile)。日本からは、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 23 24.27 -36 29.2 3.784 4.436 124 17.6 3:08 (345, 17) July 16 23 23.20 -37 21.5 3.778 4.495 129 17.7 3:15 (353, 17) クリステンセン彗星 (422P/2021 L1) 2021年に17等で観測された。2022年も17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 2 39.38 4 36.5 3.579 3.333 67 17.6 3:08 (280, 22) July 16 2 44.38 5 32.8 3.503 3.351 73 17.6 3:15 (284, 28) レモン彗星 (C/2020 F7) 2022年の初めに、17等まで明るくなった。現在は減光中。秋には18等以下になる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 7 8.42 -42 43.8 5.963 5.612 65 17.6 3:08 (297,-53) July 16 7 12.35 -43 24.2 5.979 5.628 65 17.6 3:15 (298,-48) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.2等(7月2日、C. Gerhard)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 19 19.72 83 27.9 3.961 3.810 74 17.7 0:13 (180, 41) July 16 18 29.33 82 2.2 3.934 3.821 76 17.7 22:46 (180, 43) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 2022年に17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 2 54.82 28 54.3 5.875 5.397 57 17.7 3:08 (255, 31) July 16 2 53.85 29 6.8 5.769 5.404 64 17.7 3:15 (258, 38) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は17.8等(6月10日、ATLAS Chile)。2024年から2025年にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 9 57.80 -18 47.0 8.008 7.517 57 17.8 21:01 ( 76,-13) July 16 9 59.66 -18 25.8 8.047 7.472 52 17.8 20:56 ( 79,-17) レモン彗星 (C/2021 T4) 2023年7月に8等まで明るくなると期待されている。2022年は、次第に増光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 3 29.86 8 15.1 5.311 4.800 54 17.9 3:08 (269, 14) July 16 3 31.66 8 1.6 5.141 4.735 61 17.8 3:15 (274, 20) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は17.1等(6月16日、Mt. Lemmon Survey)。2021年に17等で観測された。2022年は17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 23 28.34 0 13.6 3.673 4.185 113 17.9 3:08 (330, 51) July 16 23 28.88 0 20.7 3.591 4.194 120 17.8 3:15 (342, 54) パンスターズ彗星 (C/2021 QM45) 現在は17.5等(7月4日、Michael Jager)。日本からは、冬にかけて長期に渡って17等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 4 14.88 37 28.1 3.489 2.797 40 17.9 3:08 (238, 20) July 16 4 30.25 38 32.3 3.430 2.789 43 17.9 3:15 (239, 24) アタール-モーリー彗星 (C/2022 N1) 現在は18.2等(7月7日、N. Sioulas)。7月に17.5等まで明るくなるが、すぐに暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 21 58.98 -13 51.4 0.808 1.713 139 18.4 2:55 ( 0, 41) July 16 20 53.98 -16 25.3 0.672 1.668 161 17.9 1:24 ( 0, 39) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は17.2等(6月25日、A. Diepvens)。2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 22 13.38 13 40.2 6.263 6.866 122 17.9 3:07 ( 0, 69) July 16 22 9.58 13 8.9 6.197 6.889 129 17.9 2:36 ( 0, 68) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.3等(6月27日、ATLAS South Africa)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 7 47.17 -62 1.0 10.690 10.645 84 17.9 21:01 ( 34,-47) July 16 7 50.63 -62 8.2 10.701 10.636 83 17.9 20:56 ( 33,-49) 楊-高彗星 (325P) 現在は18.5等(7月3日、Michael Jager)。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、予報より2〜3等も暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 9 21 11.09 9 11.5 0.915 1.797 136 18.9 2:05 ( 0, 64) July 16 21 4.80 10 17.4 0.929 1.840 142 19.0 1:32 ( 0, 65)