今週の明るい彗星 (2021年7月3日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は9.5等と、かなり明るい(6月27日、Marco Goiato)。春から夏にかけて10等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 52.49 9 7.0 1.604 2.057 101 10.0 21:03 ( 52, 53) July 10 13 59.32 5 54.6 1.657 2.055 97 10.0 21:00 ( 54, 47) フィンレー彗星 (15P) 急激に増光した。現在は10.9等と、かなり明るい(6月24日、Thomas Lehmann)。8月まで10等を保つ。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 2 53.82 13 49.3 1.116 1.004 55 10.8 3:04 (266, 19) July 10 3 25.56 16 57.3 1.144 0.993 54 10.4 3:09 (263, 21) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は10.3等と、かなり明るい(6月24日、Thomas Lehmann)。8月にかけて、10〜12等の明るさを保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 23.87 -33 7.6 0.473 1.315 119 11.3 3:04 (339, 19) July 10 23 40.60 -37 10.7 0.495 1.346 121 11.3 3:09 (344, 16) フェイ彗星 (4P) 現在は12.6等(6月22日、Thomas Lehmann)。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 2 2.90 14 7.7 1.878 1.761 67 12.0 3:04 (273, 30) July 10 2 21.58 15 15.7 1.805 1.735 69 11.8 3:09 (274, 33) タットル彗星 (8P) 現在は16.1等(6月8日、門田健一氏)。急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 5 32.47 38 27.9 2.204 1.321 22 12.6 3:04 (225, 4) July 10 5 58.53 35 50.2 2.147 1.261 21 12.1 3:09 (228, 4) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.2等(6月17日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、5月から6月にかけては一時的に超低空になったが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 5 18.38 49 12.5 4.781 3.951 31 12.3 3:04 (218, 13) July 10 5 31.32 48 53.5 4.728 3.924 33 12.2 3:09 (221, 16) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は12.3等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 17 31.35 42 23.3 5.507 5.967 112 12.5 22:44 (180, 83) July 10 17 25.12 41 41.6 5.467 5.908 111 12.4 22:10 (180, 83) テンペル第２彗星 (10P) 春に10.1等まで明るくなった(4月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.4等まで暗くなった(6月19日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。南半球では、明け方の空に高く見えている。日本からも、ようやく明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 3 3.62 7 5.0 2.098 1.748 56 13.2 3:04 (270, 13) July 10 3 18.21 7 41.6 2.084 1.787 59 13.3 3:09 (273, 17) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は12.4等と明るい(6月29日、Thomas Lehmann)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 56.21 -12 57.1 2.937 3.429 110 13.6 21:03 ( 35, 35) July 10 13 50.61 -11 17.4 3.084 3.443 102 13.7 21:00 ( 43, 33) ニート彗星 (246P) 現在は13.7等(6月8日、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 19 10.67 -32 58.5 1.945 2.949 168 13.7 0:28 ( 0, 22) July 10 19 5.04 -33 40.3 1.955 2.958 168 13.7 23:50 ( 0, 21) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。現在は16.4等(6月25日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 4 13.85 29 7.8 6.697 5.893 34 13.9 3:04 (242, 11) July 10 4 19.40 29 24.0 6.634 5.895 40 13.9 3:09 (245, 17) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.3等(6月27日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 9 2.82 -23 1.0 5.571 5.081 56 13.9 21:03 ( 77,-22) July 10 9 10.10 -22 43.0 5.600 5.051 52 13.9 21:00 ( 79,-25) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は14.9等(6月14日、Michael Jager)。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 20 29.18 27 21.0 1.761 2.477 124 14.6 1:47 ( 0, 82) July 10 20 0.03 29 49.5 1.701 2.450 126 14.4 0:51 ( 0, 85) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.8等(6月27日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 48.32 -85 11.9 3.059 3.597 114 14.5 3:04 (357,-31) July 10 0 6.96 -85 55.9 3.072 3.599 113 14.6 3:09 (358,-31) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.8等(6月13日、Thomas Lehmann)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 42.90 -34 21.5 3.869 4.406 115 14.7 3:04 (336, 16) July 10 23 41.17 -34 16.5 3.799 4.417 121 14.6 3:09 (342, 18) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.6等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 17 2.50 -5 37.4 4.182 5.082 149 14.7 22:15 ( 0, 49) July 10 16 55.12 -6 37.6 4.228 5.072 142 14.7 21:41 ( 0, 48) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は15.6等(6月27日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 0 34.04 -0 56.8 1.507 1.869 93 15.1 3:04 (304, 37) July 10 0 48.26 0 28.6 1.394 1.814 96 14.8 3:09 (307, 41) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 7 0.83 -67 24.6 2.549 2.752 90 14.9 21:03 ( 25,-48) July 10 7 43.65 -65 56.1 2.609 2.773 88 15.0 21:00 ( 28,-47) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は14.2等(6月10日、Thomas Lehmann)。日本からは観測できない。南半球でも、まもなく観測できなくなる。日本からは、10月に16等で明け方の空に現れる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 9 2.41 9 22.0 2.719 1.974 34 15.1 21:03 (104, -4) July 10 9 15.86 11 3.9 2.775 1.969 30 15.2 21:00 (107, -5) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(6月22日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 5 19.48 -53 8.9 3.162 3.123 78 15.3 3:04 (313,-40) July 10 5 23.83 -53 45.5 3.206 3.188 79 15.3 3:09 (315,-36) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.8等(6月16日、Michael Jager)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 12 28.79 64 6.5 3.284 3.042 67 15.3 21:03 (149, 48) July 10 12 24.48 60 41.4 3.330 3.032 64 15.3 21:00 (143, 46) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.9等(6月29日、Thomas Lehmann)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 3.66 -2 15.5 3.275 3.505 94 15.4 21:03 ( 55, 36) July 10 13 6.82 -2 53.3 3.360 3.490 88 15.4 21:00 ( 59, 32) アトラス彗星 (C/2020 R4) 4月に8.9等まで明るくなった(4月12日、Carlos Labordena)。現在は減光中。既に14.8等まで暗くなった(6月30日、Thomas Lehmann)。今後は急激に暗く低くなり、7月には17等で観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 10 54.75 16 13.6 2.508 2.152 58 15.5 21:03 ( 94, 22) July 10 10 56.17 15 20.2 2.710 2.235 52 15.9 21:00 ( 97, 17) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は15.6等(6月26日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。秋まで15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 16 43.33 -18 46.9 3.970 4.882 150 15.6 21:57 ( 0, 36) July 10 16 39.33 -17 39.4 4.028 4.878 142 15.6 21:25 ( 0, 37) シュスター彗星 (106P) 現在は16.7等(6月11日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、次第に高く見えるようになり、夏以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 3 5.76 7 43.2 1.951 1.608 55 15.8 3:04 (270, 13) July 10 3 24.64 9 52.9 1.896 1.586 56 15.7 3:09 (270, 17) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 12 2.45 -20 37.1 4.444 4.527 88 15.8 21:03 ( 53, 12) July 10 12 1.00 -20 49.7 4.516 4.483 81 15.8 21:00 ( 57, 8) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.2等(6月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 37.56 -0 57.2 4.444 4.757 101 15.9 21:03 ( 48, 43) July 10 13 38.26 -0 13.1 4.549 4.749 95 15.9 21:00 ( 54, 39) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 31.06 59 17.5 6.385 6.212 75 16.0 21:03 (148, 57) July 10 13 30.06 57 54.3 6.481 6.260 73 16.0 21:00 (143, 55) マクノート彗星 (284P) 現在は17.0等(6月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 9.65 -5 5.3 1.736 2.349 114 16.1 3:04 (330, 46) July 10 23 14.61 -5 15.3 1.657 2.339 120 16.0 3:09 (340, 48) ダレスト彗星 (6P) 現在は17.3等(6月29日、Francois Kugel)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 16 12.02 14 24.8 0.779 1.608 126 16.5 21:25 ( 0, 69) July 10 16 9.88 12 14.5 0.765 1.568 122 16.0 21:00 ( 3, 67) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は17.0等(6月16日、Michael Jager)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。最近はこの予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 10 28.00 51 13.3 3.609 3.066 50 16.2 21:03 (133, 32) July 10 10 28.58 49 56.4 3.586 2.979 46 16.0 21:00 (133, 28) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.3等(6月9日、門田健一氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 17 0.03 50 21.3 6.175 6.478 102 16.1 22:12 (180, 75) July 10 16 51.06 49 49.1 6.161 6.434 101 16.1 21:36 (180, 75) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は15.6等(6月15日、Michael Jager)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 0 21.55 19 22.8 3.306 3.430 88 16.2 3:04 (284, 53) July 10 0 20.86 19 44.2 3.283 3.515 94 16.3 3:09 (292, 59) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.0等(6月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと減光中。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 17 27.60 57 53.0 5.186 5.412 97 16.2 22:39 (180, 67) July 10 17 14.82 57 48.8 5.242 5.443 95 16.3 21:59 (180, 67) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は17.3等(6月13日、Francois Kugel)。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 15 5.91 -13 3.3 1.189 1.972 126 16.3 21:03 ( 14, 41) July 10 15 7.91 -13 15.7 1.218 1.943 120 16.2 21:00 ( 21, 39) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.6等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 8.45 45 16.4 5.927 6.009 89 16.3 3:04 (230, 71) July 10 23 3.97 45 18.3 5.842 6.016 94 16.3 3:09 (215, 77) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.2等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 19 10.71 50 56.2 8.513 8.845 105 16.4 0:27 (180, 74) July 10 19 4.99 51 17.6 8.508 8.849 106 16.4 23:50 (180, 74) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は16.1等(6月17日、ATLAS-HKO, Haleakala)。8月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 0 38.73 -3 45.8 2.291 2.564 93 16.4 3:04 (305, 34) July 10 0 46.78 -3 53.8 2.228 2.580 98 16.4 3:09 (311, 38) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.2等まで暗くなった(6月20日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 16 24.91 -46 35.4 4.232 5.080 142 16.4 21:38 ( 0, 8) July 10 16 19.48 -46 28.9 4.352 5.142 136 16.6 21:06 ( 0, 8) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は17.1等(6月22日、Thomas Lehmann)。2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 3 45.08 -46 54.5 5.145 5.089 81 16.6 3:04 (311,-24) July 10 3 49.08 -48 11.0 5.037 5.040 84 16.5 3:09 (315,-21) ホームズ彗星 (17P) 現在は17.0等(6月24日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 3 24.65 33 30.0 2.911 2.315 45 16.6 3:04 (244, 23) July 10 3 38.99 34 45.0 2.879 2.338 48 16.7 3:09 (245, 27) シフレオ彗星 (108P) 現在は17.1等(6月10日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。急激に増光して、秋に15等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 2 32.38 7 38.0 2.009 1.794 63 16.9 3:04 (275, 20) July 10 2 49.38 9 19.0 1.938 1.769 65 16.6 3:09 (275, 24) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.6等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 12 0.68 37 29.4 7.248 6.919 67 16.7 21:03 (111, 44) July 10 12 0.69 37 7.5 7.283 6.865 62 16.7 21:00 (112, 40) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.4等(6月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 15 44.13 -19 32.1 4.216 5.010 137 16.7 21:03 ( 2, 35) July 10 15 36.59 -19 54.3 4.330 5.031 128 16.8 21:00 ( 11, 34) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は18.1等(6月18日、W. Hasubick)。秋に15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 26.69 -6 37.6 1.620 2.203 111 17.0 3:04 (326, 42) July 10 23 31.26 -5 34.5 1.544 2.194 116 16.9 3:09 (334, 46) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は16.7等(6月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 18 0.99 45 35.0 6.306 6.732 110 16.9 23:13 (180, 79) July 10 17 55.13 44 59.2 6.264 6.683 110 16.9 22:40 (180, 80) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は16.0等(6月25日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 3 25.24 27 25.1 2.632 2.056 45 16.9 3:04 (250, 20) July 10 3 39.35 28 46.2 2.627 2.106 49 17.0 3:09 (251, 24) ボレリー彗星 (19P) 現在は18.6等(6月25日、L. Buzzi, L. Demetz, N. Paul, A. Aletti)。急激に増光して、冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 52.64 -40 20.2 1.981 2.578 114 17.3 3:04 (336, 10) July 10 23 59.78 -41 46.9 1.877 2.528 118 16.9 3:09 (341, 10) コプフ彗星 (22P) 現在は18.1等(6月29日、Thomas Lehmann)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 10 56.07 10 41.9 3.133 2.772 60 17.1 21:03 ( 89, 20) July 10 11 3.79 9 51.3 3.172 2.731 55 17.0 21:00 ( 91, 16) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.4等(6月21日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 20 18.48 69 24.9 3.556 3.632 86 17.1 1:35 (180, 56) July 10 19 55.44 71 20.9 3.516 3.594 86 17.0 0:45 (180, 54) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 1 5.22 14 6.5 1.513 1.680 80 17.2 3:04 (283, 41) July 10 1 19.51 16 15.7 1.470 1.686 83 17.1 3:09 (283, 46) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は17.1等(6月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 20 22.20 38 10.5 3.792 4.320 114 17.2 1:39 (180, 87) July 10 20 12.65 37 52.7 3.678 4.257 118 17.1 1:02 (180, 87) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.8等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 17 24.25 -12 24.4 6.830 7.779 157 17.2 22:37 ( 0, 43) July 10 17 19.13 -12 7.9 6.906 7.805 150 17.3 22:05 ( 0, 43) リニア彗星 (241P) 明け方の空に現れてきた。日本からは、冬にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 4 3.07 36 4.4 2.630 1.930 37 17.4 3:04 (238, 17) July 10 4 24.53 36 51.6 2.592 1.924 39 17.3 3:09 (238, 20) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.4等(6月26日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 14 28.69 -6 0.6 8.601 9.085 115 17.3 21:03 ( 29, 45) July 10 14 26.16 -5 48.8 8.705 9.076 108 17.4 21:00 ( 37, 42) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 12 38.12 -3 58.0 1.900 2.144 89 17.4 21:03 ( 59, 30) July 10 12 46.45 -5 42.2 1.971 2.141 85 17.4 21:00 ( 61, 26) パンスターズ彗星 (C/2020 T4) 現在は20.5等と、極めて暗い(6月17日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2020年の秋から冬にかけて、19等で観測された。2021年の夏に17.5等まで明るくなると予想されていたが、実際はかなり暗い。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 6 44.13 78 32.5 2.600 2.192 55 17.5 3:04 (189, 27) July 10 8 24.56 79 4.3 2.568 2.193 57 17.5 21:00 (168, 30) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 現在は19.7等(6月12日、Francois Kugel)。急激に増光して、秋に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 33.36 0 42.4 1.586 2.117 106 18.0 3:04 (319, 48) July 10 23 41.92 1 29.0 1.484 2.080 111 17.6 3:09 (326, 52) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は20等(5月28日、Giuseppe Pappa)。2022年の冬に、14.5等まで明るくなる。2021年は、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 23 7.19 -12 20.2 2.833 3.427 117 17.8 3:04 (335, 39) July 10 23 8.21 -12 35.1 2.724 3.401 124 17.7 3:09 (344, 41) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.5等(6月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 13 24.31 0 43.9 2.963 3.266 98 17.7 21:03 ( 52, 42) July 10 13 27.64 -0 3.2 3.046 3.254 92 17.7 21:00 ( 57, 38) レモン彗星 (C/2020 S8) 急激に増光して、4月に15.5等まで明るくなった(4月5日、Sandor Szabo)。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(6月11日、Catalina Sky Survey)。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 11 34.32 -8 3.5 2.572 2.536 76 17.8 21:03 ( 67, 16) July 10 11 32.33 -9 35.1 2.724 2.565 70 18.0 21:00 ( 71, 10) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。秋まで18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 0 50.16 19 20.8 8.110 8.033 82 17.9 3:04 (279, 47) July 10 0 50.30 19 49.2 8.041 8.076 88 17.9 3:09 (285, 54) クリステンセン彗星 (P/2021 L1) 2006年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(6月15日、Taras Prystavski)。2021年から2022年にかけて、18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 22 50.82 -65 40.8 2.721 3.381 122 18.0 3:04 (353,-11) July 10 22 51.15 -66 41.8 2.682 3.362 124 17.9 3:09 (357,-12) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、17.9等と極端に暗い(4月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 3 4 55.33 -32 45.8 1.783 1.582 61 19.4 3:04 (291,-31) July 10 5 13.09 -30 53.5 1.835 1.608 60 19.5 3:09 (290,-27)