今週の明るい彗星 (2021年6月19日：北半球版)

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パロマー彗星 (C/2020 T2) 急激に増光した。現在は10.3等と、かなり明るい(6月15日、Marco Goiato)。春から夏にかけて10〜11等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 13 42.12 15 30.2 1.518 2.072 108 11.0 21:03 ( 44, 64) June 26 13 46.72 12 19.7 1.558 2.063 104 11.0 21:04 ( 49, 58) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は9.7等と、かなり明るい(6月4日、Michael Jager)。8月にかけて、10〜12等の明るさを保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 22 40.49 -23 56.8 0.445 1.266 114 11.3 2:58 (331, 26) June 26 23 3.63 -28 41.5 0.456 1.288 116 11.2 3:01 (335, 22) フィンレー彗星 (15P) 現在は11.4等と、かなり明るい(6月6日、Thomas Lehmann)。急激に増光して、7月から8月にかけて、10等まで明るくなる。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 1 49.51 6 28.8 1.088 1.054 60 11.8 2:58 (273, 16) June 26 2 21.73 10 17.9 1.097 1.024 57 11.3 3:01 (269, 17) フェイ彗星 (4P) 現在は13.3等(6月8日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 1 26.82 11 34.9 2.033 1.819 63 12.5 2:58 (272, 23) June 26 1 44.64 12 53.7 1.954 1.789 65 12.3 3:01 (272, 26) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.2等(5月31日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、5月から6月にかけては一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 4 51.85 49 44.6 4.868 4.007 28 12.4 2:58 (214, 9) June 26 5 5.21 49 29.6 4.828 3.978 29 12.3 3:01 (216, 11) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は12.3等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 17 44.42 43 18.0 5.610 6.083 113 12.6 23:52 (180, 82) June 26 17 37.83 42 55.5 5.554 6.025 113 12.5 23:18 (180, 82) テンペル第２彗星 (10P) 現在は11等(5月12日、Giuseppe Pappa)。南半球では、明け方の空に高く見えている。日本からも、ようやく明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 2 32.33 5 30.0 2.118 1.672 50 12.8 2:58 (268, 6) June 26 2 48.32 6 21.1 2.109 1.709 53 13.0 3:01 (269, 10) タットル彗星 (8P) 現在は16.1等(6月8日、門田健一氏)。急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 4 38.43 42 23.4 2.319 1.452 24 13.4 2:58 (221, 6) June 26 5 5.71 40 38.7 2.261 1.385 23 13.0 3:01 (223, 5) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は12.3等と明るい(6月15日、Marco Goiato)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 14 12.66 -17 1.5 2.673 3.404 128 13.3 21:03 ( 13, 37) June 26 14 3.50 -14 51.8 2.799 3.416 119 13.4 21:04 ( 24, 37) ニート彗星 (246P) 現在は13.9等(5月13日、Taras Prystavski)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 19 20.87 -31 21.1 1.964 2.932 158 13.6 1:33 ( 0, 24) June 26 19 16.05 -32 11.6 1.948 2.940 164 13.6 1:01 ( 0, 23) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) まもなく明け方の空に現れてくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 4 2.23 28 33.7 6.797 5.889 24 13.9 2:58 (236, 2) June 26 4 8.11 28 51.0 6.752 5.891 29 13.9 3:01 (239, 7) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.3等(6月6日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 8 48.89 -23 51.1 5.503 5.143 64 14.0 21:03 ( 71,-14) June 26 8 55.74 -23 23.7 5.539 5.112 60 14.0 21:04 ( 74,-18) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.7等(6月15日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 0.56 -83 25.8 3.051 3.596 114 14.5 2:58 (356,-29) June 26 23 25.39 -84 22.1 3.053 3.596 114 14.5 3:01 (356,-30) アトラス彗星 (C/2020 R4) 4月に8.9等まで明るくなった(4月12日、Carlos Labordena)。現在は減光中。既に14.0等まで暗くなった(6月6日、Chris Wyatt)。今後は急激に暗く低くなり、7月には17等で観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 10 54.58 18 16.2 2.077 1.985 70 14.6 21:03 ( 89, 35) June 26 10 54.12 17 11.7 2.296 2.069 64 15.0 21:04 ( 92, 28) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.6等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 17 18.34 -3 43.9 4.142 5.103 158 14.7 23:26 ( 0, 51) June 26 17 10.29 -4 39.2 4.153 5.092 155 14.7 22:51 ( 0, 50) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.8等(6月13日、Thomas Lehmann)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 43.63 -34 38.2 4.023 4.385 104 14.7 2:58 (324, 9) June 26 23 43.71 -34 28.5 3.944 4.395 109 14.7 3:01 (330, 13) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 5 17.56 -68 43.7 2.477 2.715 92 14.7 2:58 (336,-46) June 26 6 11.50 -68 24.7 2.505 2.732 91 14.8 3:01 (336,-48) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は14.9等(6月14日、Michael Jager)。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 21 14.30 21 26.1 1.962 2.538 113 15.1 2:58 (334, 75) June 26 20 54.00 24 28.1 1.849 2.507 119 14.8 2:39 ( 0, 79) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に14.2等まで暗くなった(5月11日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 5 9.11 -52 32.2 3.063 2.993 76 15.0 2:58 (312,-48) June 26 5 14.55 -52 44.3 3.115 3.058 77 15.2 3:01 (312,-44) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は14.2等(6月10日、Thomas Lehmann)。夏にかけて15等を保つ。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 8 35.83 5 26.0 2.599 1.994 43 15.1 21:03 ( 97, 0) June 26 8 49.07 7 29.8 2.660 1.982 39 15.1 21:04 (101, -2) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.6等(6月3日、Michael Jager)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 12 50.39 71 1.2 3.211 3.066 72 15.3 21:03 (164, 51) June 26 12 36.75 67 34.4 3.245 3.053 70 15.3 21:04 (156, 50) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.3等(6月6日、Chris Wyatt)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 12 59.58 -1 11.6 3.110 3.535 106 15.3 21:03 ( 43, 45) June 26 13 1.23 -1 41.5 3.192 3.520 100 15.4 21:04 ( 50, 40) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は16.2等(6月13日、Thomas Lehmann)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 0 6.96 -3 40.2 1.744 1.980 87 15.8 2:58 (299, 29) June 26 0 20.30 -2 19.7 1.624 1.924 90 15.5 3:01 (301, 33) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は15.1等(6月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋まで15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 16 52.92 -21 9.3 3.899 4.893 166 15.5 23:01 ( 0, 34) June 26 16 47.90 -19 57.2 3.927 4.887 158 15.6 22:29 ( 0, 35) ロニオス彗星 (201P) 今回帰はまだ観測されていない。今回帰は条件が悪く、春に15.5等まで明るくなったはずだが、秋に19等以下になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 5 37.32 26 9.7 2.263 1.251 3 15.7 2:58 (223,-14) June 26 6 5.62 26 25.1 2.285 1.274 4 15.9 3:01 (223,-14) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 12 7.63 -20 24.3 4.299 4.616 101 15.8 21:03 ( 42, 22) June 26 12 4.64 -20 28.8 4.371 4.571 94 15.8 21:04 ( 48, 17) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は15.7等(5月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 13 38.04 -2 44.9 4.243 4.775 115 15.8 21:03 ( 29, 48) June 26 13 37.48 -1 47.7 4.341 4.765 108 15.9 21:04 ( 39, 46) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 13 36.39 62 2.4 6.193 6.116 80 15.9 21:03 (161, 60) June 26 13 33.12 60 40.5 6.289 6.164 78 15.9 21:04 (154, 59) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は15.6等(6月15日、Michael Jager)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 0 20.18 18 24.3 3.347 3.256 76 16.0 2:58 (275, 40) June 26 0 21.31 18 56.0 3.328 3.343 82 16.1 3:01 (279, 46) シュスター彗星 (106P) 現在は16.4等(5月23日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、次第に高く見えるようになり、夏以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 2 28.99 3 20.4 2.069 1.659 52 16.2 2:58 (270, 6) June 26 2 47.21 5 32.1 2.009 1.632 53 16.0 3:01 (270, 9) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.7等(6月14日、Michael Jager)。7月まで15〜16等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 17 54.56 57 19.0 5.094 5.352 99 16.1 0:07 (180, 68) June 26 17 40.98 57 43.4 5.137 5.382 98 16.1 23:20 (180, 67) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.6等(6月7日、吉本勝己氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 17 19.14 50 56.0 6.225 6.567 105 16.2 23:26 (180, 74) June 26 17 9.45 50 43.8 6.196 6.522 104 16.2 22:49 (180, 74) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(5月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 16 38.37 -46 35.2 4.029 4.955 152 16.2 22:47 ( 0, 8) June 26 16 31.24 -46 37.9 4.124 5.017 148 16.3 22:12 ( 0, 8) マクノート彗星 (284P) 現在は17.9等(6月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 22 57.06 -5 12.4 1.908 2.371 104 16.4 2:58 (316, 40) June 26 23 3.76 -5 4.6 1.820 2.359 109 16.3 3:01 (322, 43) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は16.9等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。最近はこの予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 10 30.12 53 50.4 3.631 3.238 59 16.4 21:03 (134, 41) June 26 10 28.46 52 31.5 3.624 3.153 55 16.3 21:04 (133, 37) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.1等(5月24日、Mike Olason)。明け方の空に現れてきた。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 2 55.64 30 46.2 2.967 2.272 39 16.3 2:58 (243, 15) June 26 3 10.18 32 10.4 2.940 2.293 42 16.5 3:01 (243, 19) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 19 21.55 49 54.6 8.540 8.840 103 16.3 1:33 (180, 75) June 26 19 16.27 50 28.5 8.523 8.842 105 16.3 1:01 (180, 75) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.7等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 15.12 44 59.1 6.097 5.995 79 16.4 2:58 (239, 60) June 26 23 12.17 45 9.6 6.013 6.002 84 16.4 3:01 (236, 66) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は16.2等(5月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。8月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 0 20.50 -3 52.1 2.423 2.537 84 16.4 2:58 (296, 27) June 26 0 29.94 -3 45.4 2.357 2.549 88 16.4 3:01 (300, 31) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は17.5等(6月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 15 7.12 -13 4.8 1.146 2.033 140 16.6 21:16 ( 0, 42) June 26 15 5.67 -12 59.6 1.164 2.002 133 16.5 21:04 ( 6, 42) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.0等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 16 1.79 -18 45.2 4.033 4.969 154 16.6 22:10 ( 0, 36) June 26 15 52.57 -19 9.2 4.116 4.989 145 16.6 21:33 ( 0, 36) ダレスト彗星 (6P) 現在は16.4等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 16 21.10 17 12.2 0.821 1.692 133 16.7 22:29 ( 0, 72) June 26 16 15.91 16 4.6 0.797 1.649 130 16.6 21:57 ( 0, 71) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は17.1等(6月13日、Thomas Lehmann)。2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 3 36.44 -44 49.2 5.361 5.186 74 16.8 2:58 (305,-32) June 26 3 40.84 -45 47.3 5.253 5.137 77 16.7 3:01 (308,-28) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.3等(6月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 12 2.18 38 9.4 7.165 7.025 78 16.7 21:03 (108, 56) June 26 12 1.16 37 50.2 7.209 6.972 72 16.7 21:04 (109, 50) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は16.3等(5月23日、Mike Olason)。明け方の空に現れてきた。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 2 55.71 24 22.8 2.632 1.960 39 16.7 2:58 (249, 12) June 26 3 10.68 25 57.4 2.634 2.007 42 16.8 3:01 (249, 16) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は16.9等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 18 13.02 46 20.7 6.413 6.828 110 17.0 0:25 (180, 79) June 26 18 7.00 46 2.1 6.356 6.780 110 17.0 23:47 (180, 79) シフレオ彗星 (108P) 現在は18等(6月10日、Jean-Louis Virlichie)。急激に増光して、秋に15等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 1 59.19 4 11.7 2.159 1.848 58 17.3 2:58 (273, 12) June 26 2 15.65 5 55.4 2.083 1.820 60 17.1 3:01 (274, 16) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.8等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 17 35.21 -13 1.3 6.728 7.728 169 17.1 23:43 ( 0, 42) June 26 17 29.64 -12 42.2 6.771 7.753 164 17.2 23:10 ( 0, 42) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.6等(6月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 20 49.37 64 43.5 3.654 3.711 85 17.2 2:58 (181, 60) June 26 20 36.21 67 10.6 3.601 3.671 85 17.1 2:20 (180, 58) コプフ彗星 (22P) 現在は17.8等(6月8日、Thomas Lehmann)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 10 42.38 12 11.5 3.040 2.854 69 17.3 21:03 ( 84, 29) June 26 10 48.92 11 28.7 3.088 2.813 64 17.2 21:04 ( 87, 24) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 0 35.36 9 34.9 1.603 1.675 75 17.3 2:58 (282, 32) June 26 0 50.48 11 52.5 1.557 1.676 78 17.2 3:01 (282, 37) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は18.8等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋に15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 14.42 -8 52.1 1.784 2.223 101 17.4 2:58 (314, 34) June 26 23 21.04 -7 43.6 1.700 2.212 106 17.2 3:01 (319, 38) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 12 24.07 -0 32.5 1.761 2.153 98 17.2 21:03 ( 53, 40) June 26 12 30.64 -2 14.6 1.830 2.148 93 17.3 21:04 ( 56, 35) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.2等(5月14日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 14 34.86 -6 30.7 8.415 9.105 130 17.3 21:03 ( 7, 48) June 26 14 31.60 -6 14.6 8.503 9.095 122 17.3 21:04 ( 19, 47) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は17.4等(6月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 20 38.43 38 7.2 4.043 4.446 106 17.5 2:50 (180, 87) June 26 20 30.83 38 14.6 3.914 4.383 111 17.4 2:15 (180, 87) レモン彗星 (C/2020 S8) 急激に増光して、4月に15.5等まで明るくなった(4月5日、Sandor Szabo)。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(5月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 11 42.59 -4 47.9 2.263 2.485 90 17.4 21:03 ( 59, 30) June 26 11 37.64 -6 28.2 2.418 2.510 83 17.6 21:04 ( 64, 23) パンスターズ彗星 (C/2020 T4) 日本からは、春から秋にかけて、17〜18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 4 31.68 73 42.2 2.686 2.200 51 17.6 2:58 (196, 27) June 26 5 25.69 76 30.8 2.640 2.195 53 17.5 3:01 (193, 27) ボレリー彗星 (19P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 36.46 -37 58.2 2.205 2.679 106 17.9 2:58 (328, 7) June 26 23 44.82 -39 4.1 2.090 2.629 110 17.6 3:01 (332, 9) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.7等(5月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 8 23.42 -9 29.5 6.042 5.444 49 17.6 21:03 ( 86,-12) June 26 8 25.94 -9 60.0 6.096 5.434 45 17.6 21:04 ( 90,-17) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.5等(6月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 13 20.05 2 6.4 2.804 3.289 109 17.7 21:03 ( 39, 50) June 26 13 21.76 1 27.2 2.883 3.277 103 17.7 21:04 ( 47, 46) リニア彗星 (418P/2020 Y5) 2010年に14等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.7等(4月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今回帰は条件が悪く、日本からは6月に18等になるまで、南半球では8月に17等になるまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 9 32.55 9 51.0 2.533 2.116 54 17.8 21:03 ( 92, 13) June 26 9 45.09 8 49.7 2.553 2.076 51 17.7 21:04 ( 94, 10) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。秋まで18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 0 48.78 18 19.1 8.242 7.947 69 17.9 2:58 (271, 34) June 26 0 49.65 18 50.7 8.178 7.990 75 17.9 3:01 (274, 41) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.9等(6月11日、Thomas Lehmann)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 10 50.90 10 0.1 5.043 4.837 72 17.9 21:03 ( 81, 29) June 26 10 54.90 9 29.9 5.136 4.832 67 17.9 21:04 ( 84, 24) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は20等(5月28日、Giuseppe Pappa)。2022年の冬に、14.5等まで明るくなる。2021年は、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 23 2.73 -12 7.9 3.068 3.479 105 18.1 2:58 (319, 33) June 26 23 5.34 -12 11.3 2.949 3.453 111 17.9 3:01 (326, 36) パンスターズ彗星 (C/2016 Q2) 現在は18.6等(5月14日、Michael Jager)。日本からは、2021年から2022年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 16 50.22 56 26.2 6.853 7.086 99 17.9 22:57 (180, 69) June 26 16 39.92 56 21.0 6.882 7.088 97 17.9 22:19 (180, 69) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19.0等と極端に暗い(3月22日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 19 4 11.33 -37 2.4 1.678 1.547 64 19.1 2:58 (294,-35) June 26 4 34.90 -34 49.6 1.729 1.562 63 19.2 3:01 (292,-33)