今週の明るい彗星 (2021年5月29日：北半球版)

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パロマー彗星 (C/2020 T2) 急激に増光した。現在は10.9等と、かなり明るい(5月17日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて11等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 13 36.10 24 18.7 1.435 2.118 118 11.0 21:08 ( 0, 79) June 5 13 36.75 21 32.9 1.456 2.100 115 11.0 20:55 ( 14, 76) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は12.0等と明るい(5月18日、Michael Jager)。8月にかけて、11〜12等の明るさを保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 21 20.23 -9 27.4 0.458 1.234 107 11.7 3:05 (325, 39) June 5 21 48.08 -14 7.6 0.446 1.239 109 11.5 3:01 (326, 34) テンペル第２彗星 (10P) 現在は11.2等(4月19日、Chris Wyatt)。南半球では、明け方の空に見えている。日本からは6月に、ようやく明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 1 40.51 2 13.9 2.133 1.570 43 12.4 3:05 (267, -1) June 5 1 58.40 3 26.1 2.129 1.602 46 12.5 3:01 (267, 1) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.8等(5月7日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、5月から6月にかけては一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 4 11.01 50 18.4 4.954 4.095 28 12.5 3:05 (209, 6) June 5 4 24.71 50 8.8 4.931 4.065 28 12.5 3:01 (211, 7) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は13.5等(5月8日、Sandor Szabo)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 18 3.21 43 29.3 5.821 6.256 110 12.8 1:38 (180, 82) June 5 17 57.26 43 34.4 5.743 6.199 112 12.7 1:04 (180, 81) アトラス彗星 (C/2020 R4) 4月に8.9等まで明るくなった(4月12日、Carlos Labordena)。現在は減光中。だが、まだ12.4等と明るい(5月17日、Chris Wyatt)。今後は急激に暗く低くなり、7月には17等で観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 11 8.58 22 36.4 1.383 1.737 91 12.8 20:49 ( 75, 59) June 5 11 0.83 20 54.3 1.618 1.819 84 13.4 20:55 ( 81, 50) フェイ彗星 (4P) 現在は14.5等(5月9日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 0 35.96 7 19.9 2.284 1.920 56 13.2 3:05 (272, 16) June 5 0 52.49 8 47.0 2.198 1.885 58 13.0 3:01 (272, 18) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は12.6等と明るい(5月19日、Chris Wyatt)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 14 52.76 -24 41.3 2.411 3.377 159 13.0 22:23 ( 0, 30) June 5 14 37.26 -22 0.2 2.475 3.385 148 13.1 21:40 ( 0, 33) フィンレー彗星 (15P) 現在は13.3等と、かなり明るい(5月10日、Alan Hale)。急激に増光して、7月から8月にかけて、10等まで明るくなる。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 0 14.23 -5 26.7 1.138 1.186 66 13.7 3:05 (286, 12) June 5 0 45.53 -1 32.1 1.108 1.136 64 13.0 3:01 (281, 13) ニート彗星 (246P) 現在は13.9等(5月13日、Taras Prystavski)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 19 29.63 -28 45.9 2.082 2.910 137 13.6 3:04 ( 0, 26) June 5 19 27.83 -29 36.5 2.031 2.917 144 13.6 2:35 ( 0, 25) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。7月に、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 3 43.99 27 39.4 6.876 5.883 10 14.0 3:05 (228, -8) June 5 3 50.14 27 57.9 6.860 5.885 14 14.0 3:01 (231, -5) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は13.5等(5月17日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 8 30.12 -25 41.8 5.386 5.239 76 14.1 20:49 ( 59, -1) June 5 8 36.04 -25 0.2 5.426 5.207 72 14.1 20:55 ( 63, -6) タットル彗星 (8P) 現在は17.5等(4月20日、J.-F. Soulier)。急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 3 15.84 45 12.6 2.495 1.661 27 14.6 3:05 (220, 9) June 5 3 43.22 44 38.6 2.436 1.590 26 14.3 3:01 (220, 8) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.5等(5月17日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 21 46.39 -79 54.9 3.086 3.603 112 14.5 3:05 (354,-26) June 5 22 10.39 -81 12.1 3.068 3.599 113 14.5 3:01 (354,-27) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 2 45.38 -65 5.5 2.498 2.674 88 14.7 3:05 (329,-39) June 5 3 31.07 -66 58.6 2.474 2.686 90 14.7 3:01 (331,-41) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.1等(5月19日、Chris Wyatt)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 42.30 -1 21.6 4.221 5.139 152 14.7 1:18 ( 0, 54) June 5 17 34.53 -2 4.5 4.177 5.126 157 14.7 0:42 ( 0, 53) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に14.3等まで暗くなった(4月30日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 4 50.33 -53 18.7 2.884 2.800 75 14.7 20:49 ( 47,-49) June 5 4 56.95 -52 48.6 2.948 2.864 75 14.8 20:55 ( 47,-53) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.1等(5月19日、Chris Wyatt)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 23 38.38 -35 28.1 4.272 4.360 88 14.8 3:05 (314, -1) June 5 23 40.92 -35 7.6 4.188 4.368 93 14.8 3:01 (317, 2) スワン彗星 (C/2021 D1) 3月初めに、10.5等まで明るくなった(3月8日、Bob King)。現在は減光中。だが、まだ13.6等と明るい(4月21日、門田健一氏)。日本からは6月初めまで、夕方の低空で暗くなっていく様子を観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 6 35.04 29 59.4 2.545 1.752 30 15.0 20:49 (120, 9) June 5 6 55.22 28 40.0 2.669 1.841 28 15.3 20:55 (121, 6) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は14.5等(4月29日、Thomas Lehmann)。夏にかけて15等を保つ。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 7 56.94 -2 4.6 2.412 2.051 57 15.0 20:49 ( 83, 7) June 5 8 9.74 0 39.8 2.474 2.029 52 15.0 20:55 ( 88, 4) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.0等(5月17日、Chris Wyatt)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 59.64 -0 10.2 2.889 3.580 126 15.3 20:49 ( 8, 54) June 5 12 58.77 -0 25.6 2.957 3.565 119 15.3 20:55 ( 22, 52) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.6等(5月8日、Sandor Szabo)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 14 52.38 79 33.7 3.161 3.114 78 15.4 22:16 (180, 46) June 5 13 51.26 77 18.6 3.169 3.097 76 15.4 20:55 (180, 48) ロニオス彗星 (201P) 今回帰はまだ観測されていない。今回帰は条件が悪く、春に15.5等まで明るくなるが、秋に19等以下になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 4 11.61 23 18.2 2.228 1.218 3 15.5 3:05 (227,-15) June 5 4 40.02 24 36.0 2.234 1.223 3 15.6 3:01 (225,-15) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は15.8等(5月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 21 52.32 12 54.3 2.400 2.642 92 15.8 3:05 (296, 51) June 5 21 42.88 15 34.4 2.242 2.605 99 15.6 3:01 (302, 59) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.4等(4月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 13 55.07 65 49.7 5.917 5.971 88 15.7 21:25 (180, 59) June 5 13 47.21 64 38.4 6.007 6.019 85 15.7 20:55 (179, 61) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.0等(5月7日、Sandor Szabo)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。池村俊彦氏と佐藤裕久氏は、4月19日に14.2等と、かなり明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 13 43.62 -6 17.8 3.999 4.806 138 15.7 21:15 ( 0, 49) June 5 13 41.13 -5 0.1 4.070 4.795 130 15.8 20:55 ( 4, 50) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.9等(4月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。池村俊彦氏と佐藤裕久氏の観測では、4月18日に14.7等と明るい。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 21.63 -20 29.8 4.110 4.752 124 15.8 20:49 ( 16, 33) June 5 12 16.11 -20 25.4 4.166 4.706 116 15.8 20:55 ( 26, 30) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(3月27日、Thomas Lehmann)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 2.56 -45 45.9 3.831 4.765 154 15.9 0:38 ( 0, 9) June 5 16 54.28 -46 9.9 3.882 4.829 156 16.0 0:03 ( 0, 9) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.7等(5月8日、Sandor Szabo)。7月まで15〜16等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 18 32.58 54 36.5 5.011 5.264 98 15.9 2:07 (180, 70) June 5 18 20.73 55 45.0 5.030 5.293 99 16.0 1:28 (180, 69) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.1等(5月24日、Mike Olason)。明け方の空に現れてきた。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 2 11.84 26 5.7 3.029 2.214 30 16.0 3:05 (243, 7) June 5 2 26.43 27 43.6 3.011 2.232 33 16.1 3:01 (243, 10) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.0〜17.5等(5月18日、Michael Jager)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 19 34.96 47 40.4 8.626 8.832 98 16.3 3:05 (183, 77) June 5 19 30.97 48 30.0 8.592 8.835 100 16.3 2:38 (180, 76) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は17.2等(5月24日、Mike Olason)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 23 28.74 -7 28.8 2.119 2.146 77 16.6 3:05 (295, 20) June 5 23 41.23 -6 14.6 1.992 2.091 81 16.3 3:01 (296, 23) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.2等(5月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 47.62 50 30.8 6.358 6.701 105 16.4 1:22 (180, 75) June 5 17 38.44 50 49.2 6.305 6.656 105 16.3 0:46 (180, 74) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.6等(4月21日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。10月まで16.5〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 9.41 -24 45.5 3.916 4.914 168 16.4 0:45 ( 0, 30) June 5 17 3.84 -23 34.5 3.893 4.907 177 16.4 0:12 ( 0, 31) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は15等(5月20日、Mike Olason)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 0 11.75 16 24.1 3.375 2.987 59 16.4 3:05 (267, 25) June 5 0 15.38 17 8.0 3.372 3.078 64 16.5 3:01 (269, 30) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(4月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 23 19.50 44 13.6 6.331 5.978 65 16.4 3:05 (240, 46) June 5 23 18.75 44 30.2 6.258 5.983 69 16.4 3:01 (240, 50) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.4等(5月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 16 32.58 -17 24.5 3.901 4.912 175 16.4 0:08 ( 0, 38) June 5 16 22.02 -17 53.0 3.924 4.930 171 16.5 23:25 ( 0, 37) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は16.2等(5月24日、ATLAS-HKO, Haleakala)。8月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 23 48.84 -4 49.1 2.628 2.509 72 16.5 3:05 (289, 18) June 5 23 59.89 -4 24.5 2.560 2.517 76 16.5 3:01 (291, 20) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は17.4等(5月17日、Michael Jager)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。最近はこの予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 10 44.37 57 41.4 3.619 3.490 74 16.7 20:49 (143, 56) June 5 10 37.85 56 26.8 3.627 3.407 69 16.6 20:55 (138, 51) シュスター彗星 (106P) 現在は17.8等(5月19日、Filipp Romanov)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、6月下旬まで観測できないが、その後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 1 36.12 -3 11.5 2.266 1.753 47 16.9 3:05 (272, -3) June 5 1 53.46 -1 2.0 2.198 1.719 49 16.7 3:01 (271, 0) マクノート彗星 (284P) 現在は19.3等(4月12日、J. L. Virlichie, P. Traverse)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 22 32.85 -6 16.0 2.186 2.410 90 16.8 3:05 (305, 31) June 5 22 41.53 -5 49.0 2.092 2.396 94 16.7 3:01 (307, 33) レモン彗星 (C/2020 S8) 急激に明るくなった。現在は15.8等と明るい(5月5日、吉本勝己氏)。今後は減光して、7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 11.25 0 57.1 1.819 2.423 114 16.7 20:49 ( 28, 52) June 5 11 58.92 -1 6.6 1.960 2.442 105 16.9 20:55 ( 42, 45) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.7等(5月5日、Taras Prystavski)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 8.55 38 51.8 7.021 7.184 95 16.8 20:49 (110, 76) June 5 12 5.87 38 40.8 7.069 7.132 89 16.8 20:55 (107, 69) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は18.4等(5月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 15 19.81 -14 7.7 1.141 2.131 163 17.2 22:51 ( 0, 41) June 5 15 14.49 -13 40.2 1.133 2.098 155 17.0 22:18 ( 0, 41) アトラス彗星 (C/2020 R7) 2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 3 22.78 -42 46.5 5.668 5.334 65 17.0 3:05 (299,-42) June 5 3 27.36 -43 19.1 5.569 5.285 68 17.0 3:01 (301,-39) ダレスト彗星 (6P) 現在は18.5等(5月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 16 39.28 17 25.0 0.928 1.830 140 17.2 0:14 ( 0, 72) June 5 16 33.36 17 50.3 0.886 1.783 139 17.0 23:36 ( 0, 73) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.7等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 52.17 -14 3.8 6.707 7.653 157 17.0 1:27 ( 0, 41) June 5 17 46.58 -13 42.2 6.697 7.678 164 17.0 0:54 ( 0, 41) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.9等(5月5日、Taras Prystavski)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 10.92 4 19.7 1.569 2.177 113 17.0 20:49 ( 30, 55) June 5 12 14.11 2 45.4 1.630 2.168 107 17.1 20:55 ( 40, 51) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.5等(4月24日、門田健一氏)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 21 9.25 56 45.2 3.849 3.835 81 17.5 3:05 (210, 63) June 5 21 5.21 59 27.5 3.778 3.793 83 17.4 3:01 (200, 63) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 23 48.26 2 29.2 1.754 1.687 69 17.5 3:05 (283, 22) June 5 0 4.22 4 52.2 1.701 1.680 71 17.4 3:01 (282, 25) コプフ彗星 (22P) 現在は17.4等(4月19日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 10 27.01 13 53.8 2.872 2.976 85 17.5 20:49 ( 72, 46) June 5 10 31.36 13 24.3 2.931 2.935 80 17.5 20:55 ( 77, 40) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は17.2等(4月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 18 29.82 46 27.6 6.622 6.973 106 17.5 2:04 (180, 79) June 5 18 24.57 46 32.9 6.547 6.925 107 17.5 1:32 (180, 78) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.3等(5月3日、Michael Jager)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 14 46.53 -7 31.3 8.223 9.136 152 17.5 22:18 ( 0, 47) June 5 14 42.37 -7 9.2 8.273 9.125 145 17.5 21:46 ( 0, 48) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.0等(4月22日、ATLAS-HKO, Haleakala)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 8 17.64 -8 18.4 5.831 5.477 64 17.6 20:49 ( 74, 7) June 5 8 19.22 -8 38.9 5.909 5.465 59 17.6 20:55 ( 79, 1) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.4等(5月2日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 13 20.23 3 32.2 2.598 3.327 128 17.7 20:52 ( 0, 58) June 5 13 19.28 3 9.4 2.661 3.314 122 17.7 20:55 ( 15, 57) パンスターズ彗星 (C/2020 T4) 日本からは、春から秋にかけて、17〜18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 3 6.11 64 20.5 2.839 2.234 44 17.8 3:05 (205, 22) June 5 3 27.02 67 26.1 2.787 2.220 46 17.7 3:01 (203, 24) ロニオス-ヒル彗星 (409P/2020 V1) 2006年に14〜15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。3月に14.5等まで明るくなった(3月16日、F. Kugel, J.-G. Bosch)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(5月7日、Thomas Lehmann)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 13 24.01 17 46.6 1.470 2.174 121 17.7 20:56 ( 0, 73) June 5 13 28.15 16 27.0 1.566 2.216 116 18.0 20:55 ( 17, 71) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は17.0等(4月14日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく。日本からは、5月には観測できなくなる。南半球では、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 8 17.20 -4 44.4 1.947 1.740 63 17.7 20:49 ( 77, 10) June 5 8 36.27 -6 24.2 2.043 1.805 62 18.0 20:55 ( 78, 6) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は19等(5月28日、Giuseppe Pappa)。秋に15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 22 49.69 -12 27.6 2.048 2.261 88 17.9 3:05 (306, 23) June 5 22 58.66 -11 14.5 1.958 2.247 92 17.8 3:01 (308, 27) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は18.6等(5月5日、F. B. Zoltowski)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 20 54.49 36 56.4 4.460 4.632 93 17.9 3:05 (257, 73) June 5 20 50.25 37 26.1 4.318 4.570 97 17.8 3:01 (253, 78) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.9等(5月1日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 10 41.55 11 15.4 4.747 4.856 90 17.8 20:49 ( 66, 47) June 5 10 44.18 10 53.0 4.847 4.850 84 17.8 20:55 ( 72, 41) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。秋まで18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 0 44.21 16 37.2 8.406 7.818 51 17.8 3:05 (262, 19) June 5 0 46.04 17 12.2 8.358 7.861 57 17.8 3:01 (265, 24) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は17.5等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。2021年は、初夏まで17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 12 54.69 -13 7.8 6.376 7.068 129 17.8 20:49 ( 7, 41) June 5 12 54.68 -12 41.0 6.481 7.084 122 17.9 20:55 ( 18, 40) シフレオ彗星 (108P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、秋に15等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 1 11.37 -1 1.2 2.396 1.943 51 18.1 3:05 (274, 3) June 5 1 27.06 0 43.0 2.316 1.910 54 17.8 3:01 (273, 6) 小惑星2000 EJ37 (301964) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。今回帰は条件が悪く、冬に17等まで明るくなったが、観測できなかった。明け方の空に現れてきたが、すぐに18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 1 28.29 8 52.8 2.406 1.817 43 17.9 3:05 (263, 6) June 5 1 42.78 9 48.9 2.408 1.868 46 18.0 3:01 (264, 8) パンスターズ彗星 (C/2016 Q2) 現在は18.6等(5月14日、Michael Jager)。日本からは、2021年から2022年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 17 21.84 55 40.7 6.807 7.083 101 17.9 0:57 (180, 69) June 5 17 11.43 56 6.2 6.815 7.084 101 17.9 0:19 (180, 69) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19.0等と極端に暗い(3月22日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 2 36.99 -43 35.6 1.565 1.539 69 18.7 3:05 (303,-34) June 5 3 12.72 -41 34.0 1.593 1.536 68 18.8 3:01 (300,-36) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は18.6等(4月4日、Michael Jager)。遠日点の近くにいるが、予報よりかなり明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 29 10 43.96 9 56.0 5.311 5.426 91 18.7 20:49 ( 64, 47) June 5 10 45.53 9 37.8 5.423 5.428 84 18.8 20:55 ( 70, 41)