今週の明るい彗星 (2021年1月16日：北半球版)

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エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月初めに、5.6等まで増光した(12月9日、Marco Goiato)。12月中旬には、SOHO探査機の画像で、約3等の明るさで見えていた(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は観測できない。4月に再び明け方の空に現れるが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 20 11.53 -10 4.1 1.865 0.926 11 10.0 18:41 ( 83, -8) Jan. 23 20 39.57 -7 41.8 1.996 1.058 12 10.7 18:47 ( 86, -8) ステレオ彗星 (P/2021 A3) 2016年に発見された新周期彗星。当初の予想では、2024年に回帰する予定だったが、予想より早く回帰した。現在は12.3等と明るい(1月11日、Michael Jager)。1月25日に近日点を通過する。日本からも、まもなく観測できなくなる。南半球では、2月初めに明け方の空に現れて、その後は非常に条件良く観測できる。日本からは、近日点通過の後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 22 2.67 -11 49.5 0.645 0.563 32 11.8 18:41 ( 65, 12) Jan. 23 22 4.47 -20 38.9 0.558 0.529 24 10.8 18:47 ( 63, 1) アトラス彗星 (C/2020 M3) 11月に7.3等まで明るくなった(11月7日、Marco Goiato)。現在は減光中。だが、まだ11.0等と明るい(1月13日、Carlos Labordena)。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 5 19.05 48 5.5 0.869 1.738 139 11.2 21:36 (180, 77) Jan. 23 5 24.48 48 34.1 0.973 1.804 134 11.7 21:14 (180, 76) ネオワイズ彗星 (C/2021 A2) 明るい新彗星。現在は11.4等(1月13日、Chris Wyatt)。2月初めに11等まで明るくなる。日本からは、今後は急激に高くなり、その後は非常に条件良く観測できる。南半球では、現在は非常に条件良く観測できるが、2月からは急激に低くなり、3月半ばには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 9 53.57 -45 25.4 0.760 1.416 107 11.9 2:14 ( 0, 9) Jan. 23 9 0.66 -37 26.1 0.616 1.413 122 11.5 0:55 ( 0, 17) マックホルツ第２彗星 (141P) 12月初めに、急激に増光した。現在は10.6等と、かなり明るい(1月13日、Chris Wyatt)。さらに、Michael Jager氏によって、15〜16等の分裂核が2つ観測されている。今回帰は、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 0 35.83 -6 27.2 0.536 0.947 70 11.5 18:41 ( 36, 42) Jan. 23 1 31.69 -5 3.5 0.537 1.007 76 12.0 18:47 ( 30, 46) ソーホー彗星 (323P) 1999年、2004年、2008年、2012年、2016年と、5回の出現が確認されている。1月17日に太陽に0.04天文単位まで近づく。12月と2月に、地上から観測できる可能性がある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 19 15.90 -22 52.3 0.979 0.143 8 11.5 5:38 (290,-12) Jan. 23 21 0.99 -15 34.9 0.746 0.284 10 13.9 18:47 ( 77, -7) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は11.9等と明るい(12月3日、門田健一氏)。3月まで12等を保つ。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 48.29 -54 3.9 1.988 1.805 64 11.7 5:38 (347, -1) Jan. 23 14 57.60 -59 55.7 1.950 1.836 68 11.7 5:36 (351, -6) アトラス彗星 (C/2020 R4) 急激に増光した。現在は12.3等と、かなり明るい(12月21日、門田健一氏)。4月に地球に0.46天文単位まで接近して、9等まで明るくなって、非常に条件良く観測できると期待されている。1月から2月にかけては、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 21 7.07 -17 21.9 2.165 1.269 18 12.2 18:41 ( 70, -1) Jan. 23 21 3.17 -16 36.0 2.161 1.207 10 12.0 18:47 ( 76, -8) ハウエル彗星 (88P) 秋に8.2等まで明るくなった(10月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に12.3等まで暗くなった(1月13日、Chris Wyatt)。南半球では1月まで、日本からは2月下旬まで、夕方の低空で、次第に減光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 22 54.00 -9 54.4 2.343 1.792 45 12.1 18:41 ( 58, 23) Jan. 23 23 11.15 -7 58.7 2.433 1.837 42 12.4 18:47 ( 63, 22) ラッセル-リニア彗星 (156P) 急激に増光した。11月に9.7等まで明るくなった(11月15日、Chris Wyatt)。現在は減光中。だが、まだ11.7等と明るい(1月13日、宮崎修氏)。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 1 52.74 32 11.2 0.950 1.496 101 12.3 18:41 ( 70, 83) Jan. 23 2 13.40 34 17.8 1.025 1.533 99 12.8 18:47 ( 90, 81) ボアッティーニ彗星 (398P/2020 P2) 2009年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は12.2等と明るい(1月13日、宮崎修氏)。1月まで12等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 5 8.49 9 1.2 0.416 1.326 139 12.5 21:25 ( 0, 64) Jan. 23 5 22.03 13 6.4 0.444 1.342 136 12.8 21:12 ( 0, 68) テンペル第２彗星 (10P) 春に11.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では3月に、日本からは6月に、ようやく明け方の低空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 18 37.73 -19 22.0 2.489 1.577 17 13.5 5:38 (292, -3) Jan. 23 19 0.65 -19 24.0 2.445 1.547 18 13.2 5:36 (292, -2) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.2等(1月12日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 15.69 24 1.3 5.539 5.851 103 13.5 18:41 ( 10, 79) Jan. 23 2 17.14 23 55.4 5.650 5.852 96 13.5 18:47 ( 41, 76) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は13.0等(1月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬に、11等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 0 25.85 55 15.7 4.569 4.770 95 13.9 18:41 (144, 61) Jan. 23 0 34.00 54 33.6 4.601 4.731 91 13.9 18:47 (140, 58) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は14.3等(1月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、現在は観測できないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 18 1.78 35 3.7 7.736 7.322 61 14.1 5:38 (248, 34) Jan. 23 18 5.81 35 9.5 7.655 7.267 63 14.0 5:36 (250, 38) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 春から夏にかけて、13等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 16 43.42 -49 31.1 4.477 3.868 46 14.1 5:38 (330, -6) Jan. 23 16 55.10 -50 57.3 4.388 3.845 50 14.1 5:36 (332, -6) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は15.3等(1月8日、Giuseppe Pappa)。冬から春にかけて、13.5等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、春まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 0 48.66 30 7.3 1.238 1.552 87 14.4 18:41 ( 83, 70) Jan. 23 1 8.77 28 36.5 1.232 1.501 84 14.2 18:47 ( 82, 66) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。明け方の空に現れてきた。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 17 11.97 -20 15.5 3.593 2.871 37 14.2 5:38 (306, 12) Jan. 23 17 23.59 -20 45.9 3.531 2.869 41 14.2 5:36 (308, 14) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。明け方の空に現れてきた。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 17 7.59 -28 21.7 4.253 3.526 37 14.6 5:38 (312, 7) Jan. 23 17 14.38 -29 17.8 4.246 3.593 43 14.7 5:36 (316, 9) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は14.9等(10月10日、Chris Wyatt)。春に13.5等まで明るくなる。南半球では、12月には一時的に観測できなくなったが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 17 46.96 -41 38.5 4.245 3.465 33 15.0 5:38 (316, -8) Jan. 23 17 49.02 -41 19.1 4.161 3.450 38 15.0 5:36 (319, -5) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.8等(11月5日、門田健一氏)。まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 21 42.04 -11 6.2 2.911 2.098 28 15.1 18:41 ( 70, 9) Jan. 23 21 56.17 -9 14.9 2.940 2.092 25 15.1 18:47 ( 74, 7) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.8等(12月12日、Taras Prystavski)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、1月から2月にかけては超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 21 8.89 -53 19.6 5.124 4.362 35 15.2 18:41 ( 39,-21) Jan. 23 21 20.64 -52 2.0 5.129 4.355 34 15.2 18:47 ( 42,-24) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.9等(11月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、12月には一時的に観測できなくなったが、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、2月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 18 7.79 4 7.1 6.235 5.466 35 15.3 5:38 (277, 17) Jan. 23 18 10.87 3 45.8 6.168 5.445 39 15.3 5:36 (281, 21) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は15.2等(12月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。非常に条件良く観測できる。日本からは、秋から冬に観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 8 20.21 -40 40.0 5.378 5.903 117 15.4 0:39 ( 0, 14) Jan. 23 8 16.87 -40 37.3 5.314 5.866 119 15.3 0:09 ( 0, 14) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は14.7等(1月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 16 32.38 60 58.9 4.950 5.066 91 15.6 5:38 (214, 50) Jan. 23 16 35.47 61 35.6 4.973 5.113 92 15.7 5:36 (212, 52) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は16.3等(11月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、1月から2月には超低空になるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 21 44.27 -35 47.2 3.655 2.833 28 15.8 18:41 ( 50, -6) Jan. 23 21 51.18 -36 25.8 3.658 2.808 26 15.7 18:47 ( 53,-11) ロニオス-ヒル彗星 (409P/2020 V1) 2006年に14〜15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.0等(1月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2月から3月にかけて、15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 12 16.00 2 28.5 1.123 1.759 113 16.0 4:34 ( 0, 57) Jan. 23 12 28.67 3 19.6 1.068 1.755 117 15.8 4:19 ( 0, 58) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.4等(9月16日、Blue Mountains Observatory, Leura)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 20 8.80 -26 55.3 2.680 1.709 7 15.9 18:41 ( 69,-18) Jan. 23 20 30.54 -25 15.6 2.654 1.679 6 15.8 18:47 ( 72,-19) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 急激に増光して、12月初めに12.5等まで明るくなった(12月7日、Michael Jager)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(1月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 57.09 6 10.5 0.868 1.496 107 15.8 19:15 ( 0, 61) Jan. 23 3 15.58 6 23.6 0.938 1.525 105 16.3 19:05 ( 0, 61) リニア彗星 (277P) 予想を上回って急激に増光した。現在は15.7等(1月11日、Sandor Szabo)。日本からは、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 54.91 25 22.1 1.302 1.910 112 16.1 19:12 ( 0, 80) Jan. 23 3 6.11 24 25.4 1.370 1.916 107 16.2 18:56 ( 0, 79) レモン彗星 (405P/2020 U1) 2013年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.3等(1月13日、Thomas Lehmann)。1月まで16等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 13 26.88 7 30.3 0.493 1.162 98 16.1 5:38 (356, 62) Jan. 23 13 38.07 4 15.1 0.501 1.190 101 16.3 5:29 ( 0, 59) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.6等(11月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。日本からは、12月から1月にかけて一時的に低くなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 18 59.86 23 57.4 5.417 4.795 46 16.3 5:38 (252, 17) Jan. 23 19 3.51 24 59.7 5.413 4.815 48 16.3 5:36 (254, 22) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は16.8等(1月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 13 36.99 -2 34.0 3.709 3.877 92 16.4 5:38 (353, 52) Jan. 23 13 40.15 -2 45.2 3.588 3.861 98 16.3 5:31 ( 0, 52) パンスターズ彗星 (P/2020 T3) 急激に増光している。現在は16.5等と、予想以上に明るい(1月2日、D. Buczynski)。2月まで16.5等を保つ。日本では、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 1 33.09 8 35.2 1.067 1.437 88 16.4 18:41 ( 27, 61) Jan. 23 1 50.92 11 12.4 1.103 1.437 86 16.4 18:47 ( 36, 62) パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は15.9等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から夏にかけて14等まで明るくなり、長期に渡って条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 13 28.65 26 14.7 2.493 2.892 103 16.6 5:38 (347, 81) Jan. 23 13 36.46 26 46.6 2.373 2.839 108 16.4 5:27 ( 0, 82) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は16.1等(1月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。眼視では14.7等と明るい(1月11日、Sandor Szabo)。今後は減光し、4月には18等以下になる。日本からは、今後は長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 0 18.00 17 57.0 1.212 1.365 76 16.5 18:41 ( 67, 58) Jan. 23 0 36.53 21 58.7 1.273 1.393 74 16.6 18:47 ( 77, 57) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は15.8等(1月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 22 21.25 47 22.1 6.112 5.955 76 16.6 18:41 (125, 44) Jan. 23 22 25.30 46 23.3 6.189 5.953 71 16.7 18:47 (125, 39) ネオワイズ彗星 (C/2021 A7) 新彗星。現在は16.5等(1月14日、M. Mattiazzo)。春から夏にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 6 20.57 -66 36.6 2.709 2.895 90 16.8 22:34 ( 0,-12) Jan. 23 6 10.86 -65 7.1 2.631 2.838 91 16.6 21:57 ( 0,-10) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(11月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 19 23.16 30 58.9 9.390 8.824 52 16.8 5:38 (243, 17) Jan. 23 19 26.19 31 28.9 9.386 8.823 52 16.8 5:36 (246, 21) 小惑星ファエトン (3200) 12月7日に太陽に0.14天文単位まで接近して、11等まで明るくなったはずだが、最盛期は観測できなかった。日本からは、1月から2月にかけて、夕方の低空で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 22 4.86 2 53.7 1.531 1.011 40 16.8 18:41 ( 77, 23) Jan. 23 22 32.44 5 41.3 1.660 1.122 41 17.1 18:47 ( 81, 23) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は16.8等(1月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 19 47.60 44 32.4 3.964 3.667 65 17.0 5:38 (229, 19) Jan. 23 19 51.86 45 14.4 3.933 3.630 65 16.9 5:36 (230, 23) アトラス彗星 (C/2019 C1) 昨年の冬に16.1等まで明るくなった(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は17.6等(1月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年は、夏まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 13 11.42 -20 26.9 6.701 6.797 91 17.0 5:30 ( 0, 34) Jan. 23 13 12.95 -20 28.8 6.600 6.809 98 16.9 5:04 ( 0, 34) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。既に17.2等まで暗くなった(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 23 48.57 5 19.3 7.380 7.002 63 17.0 18:41 ( 60, 44) Jan. 23 23 50.84 5 48.3 7.525 7.045 57 17.1 18:47 ( 67, 38) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 昨年の冬に13.5等まで明るくなった(2019年12月6日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は17.2等(1月4日、Catalina Sky Survey)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からはやや低い。9月12日に、Taras Prystavski氏によって核が分裂している姿が発見された。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 1 13.25 -21 30.6 5.195 5.015 74 17.1 18:41 ( 19, 31) Jan. 23 1 14.13 -20 6.6 5.338 5.058 68 17.2 18:47 ( 28, 30) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は17.2等(1月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年から2022年にかけて、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 22.59 -27 10.9 5.310 5.125 73 17.2 5:38 (344, 26) Jan. 23 14 25.29 -26 51.0 5.175 5.103 80 17.1 5:36 (350, 27) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は16.8等(1月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月に16等になるまで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 11.34 -15 39.3 5.732 5.642 79 17.3 5:38 (344, 38) Jan. 23 14 11.04 -16 15.3 5.562 5.595 86 17.2 5:36 (352, 38) パンスターズ彗星 (P/2020 U2) かなり急激に増光した。現在は17.4等(1月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等で、条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 51.76 26 26.6 1.248 1.859 112 17.3 19:09 ( 0, 82) Jan. 23 3 2.89 26 39.6 1.315 1.866 107 17.2 18:52 ( 0, 82) ギクラス彗星 (84P) 現在は16.9等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。条件良く観測できるが、今後は減光して、2月には18等以下になる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 8 16.05 22 9.4 1.613 2.594 174 17.3 0:36 ( 0, 77) Jan. 23 8 9.11 22 50.4 1.650 2.632 175 17.4 0:01 ( 0, 78) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は19.1等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。5月から8月にかけて、11等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 34.55 10 39.8 1.780 1.939 83 17.5 5:38 (321, 60) Jan. 23 14 50.49 10 21.9 1.668 1.885 86 17.3 5:36 (325, 61) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて、16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.8等(1月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。来年の冬に、16等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 34.31 -18 24.6 4.195 4.359 93 17.3 18:51 ( 0, 37) Jan. 23 2 36.16 -17 20.8 4.269 4.343 87 17.3 18:47 ( 7, 38) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は17.7等(9月14日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。夏に16.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 17 1.35 -37 34.2 5.879 5.166 40 17.5 5:38 (319, 1) Jan. 23 17 7.31 -37 11.4 5.790 5.148 45 17.4 5:36 (322, 4) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は17.9等(12月28日、J. L. Virlichie, P. Traverse)。2022年に12等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2月半ばまで超低空に見えた後は、2022年までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 2 52.66 -48 53.9 6.301 6.273 83 17.5 19:08 ( 0, 6) Jan. 23 2 48.85 -48 19.0 6.318 6.223 80 17.4 18:47 ( 2, 7) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.0等(1月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく条件良く観測できるが、今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 7 24.44 24 59.2 1.436 2.415 172 17.4 23:40 ( 0, 80) Jan. 23 7 18.47 25 43.8 1.486 2.448 164 17.6 23:06 ( 0, 81) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は18.1等(1月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 13 20.13 28 18.5 7.839 8.169 106 17.6 5:38 (359, 83) Jan. 23 13 19.45 29 5.3 7.693 8.118 112 17.5 5:10 ( 0, 84) ネオワイズ彗星 (C/2021 A4) 新彗星。現在は18.1等(1月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2月に地球に0.4天文単位まで近づいて、15〜16等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、2月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 16.50 44 59.4 0.974 1.504 100 18.2 5:38 (224, 75) Jan. 23 13 59.09 50 59.0 0.784 1.439 108 17.6 5:36 (188, 74) ミュラー第５彗星 (173P) 現在は17.0等(1月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 5 24.78 18 58.4 3.599 4.446 145 17.6 21:41 ( 0, 74) Jan. 23 5 22.13 19 16.9 3.656 4.437 137 17.6 21:10 ( 0, 74) 小惑星A/2019 U5 (A/2019 U5) 現在は17.5等(1月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。小惑星だが、急激に増光している。2023年に11等まで明るくなりそう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。3月半ばには姿を現すが、その後も超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 18 23.96 37 4.4 7.969 7.550 61 17.7 5:38 (244, 30) Jan. 23 18 26.56 37 22.2 7.902 7.506 62 17.6 5:36 (245, 35) アトラス彗星 (C/2020 Y3) 新彗星。現在は17.3等(1月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。3月まで17.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 14 31.73 -11 49.9 2.062 2.065 76 17.7 5:38 (337, 40) Jan. 23 14 39.32 -8 44.1 1.970 2.088 82 17.7 5:36 (341, 44) コワル第１彗星 (99P) 現在は18.7等(1月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 11 12.17 9 24.7 4.303 4.996 130 17.8 3:31 ( 0, 64) Jan. 23 11 10.91 9 35.1 4.215 4.988 137 17.8 3:02 ( 0, 64) 小惑星A/2020 F7 (A/2020 F7) 現在は17.5等(1月4日、ATLAS-HKO, Haleakala)。小惑星だが、急激に増光している。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 9 28.00 -4 24.0 4.943 5.778 145 17.9 1:47 ( 0, 51) Jan. 23 9 21.73 -4 55.4 4.876 5.759 151 17.8 1:14 ( 0, 50) ソーホー彗星 (C/2020 X3) クロイツ群の小型の彗星。12月14日の皆既日食の際に、5等の明るさで、地上からも撮影された。南半球では観測できるが、既に消滅したと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 4 33.37 -67 59.1 0.617 1.105 84 17.9 20:49 ( 0,-12) Jan. 23 4 39.03 -52 28.8 0.731 1.261 93 18.8 20:27 ( 0, 3) アトラス彗星 (C/2020 P3) 現在は17.6等(1月2日、D. Buczynski)。2022年にかけて、18等を保つ。日本からは、条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 0 23.29 80 23.2 6.486 6.841 107 17.9 18:41 (173, 43) Jan. 23 0 29.58 80 0.5 6.522 6.837 104 17.9 18:47 (172, 43) レモン彗星 (397P/2020 M2) 2012年に17.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.7等(1月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 4 25.48 36 51.0 1.941 2.708 132 17.9 20:42 (180, 88) Jan. 23 4 26.07 36 23.6 2.032 2.733 126 18.1 20:15 (180, 89) ネオワイズ彗星 (C/2020 P1) 10月20日に太陽に0.34天文単位まで接近して、核が崩壊した。近日点通過後は、12.5等で観測された(10月28日、Michael Jager)。既に消滅したと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 15 47.69 5 59.9 2.074 1.891 65 18.4 5:38 (302, 45) Jan. 23 15 51.08 6 19.4 2.090 2.002 71 18.6 5:36 (307, 49) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 7月3日に太陽に0.29天文単位まで接近して、0.6等まで明るくなった(Alan Hale)。10月には、15.0等以下まで暗くなった(10月12日、津村光則己氏)。明け方の空に現れてきたが、19.0等以下で写らない(1月14日、津村光則氏)。既にかなり暗くなったと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 16 16 34.73 -24 12.5 4.064 3.442 45 20.1 5:38 (315, 15) Jan. 23 16 37.40 -24 39.4 4.054 3.529 51 20.3 5:36 (319, 18)