今週の明るい彗星 (2020年10月10日：北半球版)

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アトラス彗星 (C/2020 M3) 急増光した。現在は8.3等と、かなり明るい(10月9日、Michael Mattiazzo)。10月から11月にかけて、8等の明るさで、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 4 42.19 -28 35.2 0.484 1.289 116 8.6 3:27 ( 0, 26) Oct. 17 4 55.81 -24 35.0 0.446 1.275 119 8.3 3:13 ( 0, 30) ネオワイズ彗星 (C/2020 P1) 現在は10.0等と、かなり明るい(10月2日、Michael Mattiazzo)。小型の彗星だが、10月20日に太陽に0.34天文単位まで接近し、8.5等まで明るくなる。だが、現在は観測できない。日本からは、10月末に10等で明け方の空に現れる。その後は、急激に暗くなっていく様子を観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 12 33.45 -26 55.1 0.667 0.450 21 9.6 4:38 (288,-23) Oct. 17 12 41.74 -9 32.9 0.683 0.355 11 8.7 4:43 (276, -9) ハウエル彗星 (88P) 現在は9.1等(10月3日、Marco Goiato)。11月初めにかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 21.36 -26 55.3 1.448 1.361 64 8.8 18:55 ( 39, 16) Oct. 17 17 49.05 -27 16.4 1.480 1.372 63 8.8 18:46 ( 37, 17) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 7月3日に太陽に0.29天文単位まで接近して、0.6等まで明るくなった(Alan Hale)。現在は減光中。既に11.3等まで暗くなった(9月27日、津村光則己氏)。まもなく観測できなくなる。その後は、1月に14等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 15 14.70 -14 1.3 2.847 2.087 33 11.5 18:55 ( 69, 4) Oct. 17 15 22.14 -15 12.5 3.019 2.195 28 11.8 18:46 ( 70, 1) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は11.2等(9月11日、Carlos Labordena)。まもなく観測できなくなる。その後は、1月に13.5等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 15 6.29 -10 2.9 3.401 2.595 30 12.0 18:55 ( 74, 5) Oct. 17 15 15.74 -11 55.8 3.514 2.660 26 12.2 18:46 ( 74, 2) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 現在は12.5等と、かなり明るい(10月8日、Michael Jager)。12月13日に太陽に0.4天文単位まで接近して、6.5等まで明るくなると期待されている。11月末に7〜8等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 8 47.80 2 53.0 1.599 1.471 64 12.7 4:38 (298, 38) Oct. 17 9 14.40 0 2.4 1.450 1.349 63 12.1 4:43 (302, 38) ラッセル-リニア彗星 (156P) 急激に増光した。現在は12.8等と、かなり明るい(10月6日、Taras Prystavski)。10月から11月にかけて、12〜13等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 23 38.78 -29 45.5 0.494 1.407 138 13.4 22:20 ( 0, 26) Oct. 17 23 33.97 -25 40.1 0.484 1.384 135 12.9 21:48 ( 0, 30) アトラス彗星 (C/2019 N1) 夏に13.5等まで明るくなった(7月31日、門田健一氏)。現在は観測できない。秋から冬にかけて、12等まで明るくなると期待されている。南半球では、12月に明け方の空に現れて、その後は条件良く観測できるようになる。日本からは、11月から12月にかけて、超低空に見えるのみ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 13 6.60 5 27.4 2.804 1.839 12 13.1 18:55 (104,-10) Oct. 17 13 13.13 2 4.7 2.771 1.807 11 13.0 4:43 (261, -8) ボリソフ彗星 (C/2020 Q1) 現在は12.5〜13.0等(9月19日、Michael Jager)。眼視では11.3等と、かなり明るい(9月12日、Carlos Labordena)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球でも、10月から11月にかけて、低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 20 26.15 43 42.7 0.897 1.551 109 13.2 19:07 (180, 82) Oct. 17 20 3.89 33 51.0 1.061 1.605 102 13.7 18:46 ( 77, 84) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.1等(9月22日、S. Shurpakov)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 2 45.07 27 31.4 4.959 5.829 147 13.2 1:31 ( 0, 83) Oct. 17 2 42.01 27 25.1 4.913 5.831 154 13.2 1:00 ( 0, 83) カタリナ-アトラス彗星 (C/2020 K8) 8月に14.2等まで明るくなった(8月18日、Alan Hale)。9月に太陽に0.47天文単位まで接近して、11等まで明るくなると期待されていたが、予報ほど明るくならなかった。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 11 57.03 -5 40.1 1.674 0.768 16 14.0 4:38 (274, -4) Oct. 17 12 23.12 -6 19.7 1.801 0.890 16 14.8 4:43 (276, -3) ニート彗星 (246P) 現在は15.3等(9月12日、SONEAR Observatory, Oliveira)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。1月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 14 32.42 -7 45.9 3.855 2.956 22 14.4 18:55 ( 81, 0) Oct. 17 14 42.81 -8 56.6 3.876 2.947 18 14.4 18:46 ( 81, -3) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.0等(9月20日、安部裕史氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 9.07 41 30.4 8.293 8.074 73 14.7 18:55 (114, 54) Oct. 17 17 11.39 40 38.7 8.281 8.021 71 14.6 18:46 (113, 51) ボアッティーニ彗星 (P/2020 P2) 2009年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.9等(9月21日、Michael Jager)。冬に12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 3 49.32 -6 20.3 0.685 1.567 136 15.1 2:34 ( 0, 49) Oct. 17 3 57.10 -7 53.0 0.628 1.528 139 14.7 2:15 ( 0, 47) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は16.1等(9月3日、Blue Mountains Observatory, Leura)。2021年に13等まで明るくなる。南半球では、10月まで15等で観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 14 34.51 -32 32.1 5.058 4.263 33 14.8 18:55 ( 60,-14) Oct. 17 14 41.41 -33 32.8 5.068 4.230 29 14.8 18:46 ( 60,-17) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は15等(9月11日、Giuseppe Pappa)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 0 20.56 65 48.9 4.772 5.347 120 14.9 23:02 (180, 59) Oct. 17 0 14.16 65 36.4 4.706 5.304 122 14.8 22:28 (180, 59) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は14.3等(9月29日、Thomas Lehmann)。秋まで14等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 14 44.33 66 33.2 4.572 4.428 75 14.9 18:55 (151, 35) Oct. 17 14 55.07 65 13.8 4.604 4.472 76 14.9 18:46 (150, 34) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.1等(9月15日、Blue Mountains Observatory, Leura)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 38.77 -70 37.0 4.656 4.536 76 15.2 18:55 ( 12,-19) Oct. 17 17 56.36 -69 32.6 4.701 4.519 73 15.2 18:46 ( 13,-18) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は15.4等(9月21日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年の春に、13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年の春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 14.50 -52 14.4 4.044 3.794 68 15.3 18:55 ( 25, -5) Oct. 17 17 13.76 -50 55.1 4.127 3.764 62 15.3 18:46 ( 29, -6) ギクラス彗星 (84P) 現在は15.5等(9月19日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。冬にかけて15.5等を保ち、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 8 0.23 18 8.5 2.032 2.077 78 15.3 4:38 (293, 57) Oct. 17 8 10.15 17 53.6 1.986 2.111 82 15.4 4:43 (300, 61) レモン彗星 (C/2019 U6) 6月に6.0等まで明るくなった(6月13日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.5等まで暗くなった(10月4日、Michael Jager)。これから長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 16 45.58 23 1.8 2.314 2.047 62 15.6 18:55 ( 89, 44) Oct. 17 17 0.86 23 2.4 2.428 2.135 61 16.0 18:46 ( 90, 43) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.3等(9月9日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 28.57 15 21.5 6.076 5.802 69 15.6 18:55 ( 72, 48) Oct. 17 17 29.73 14 8.2 6.138 5.776 64 15.6 18:46 ( 74, 44) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 冬に13.5等まで明るくなった(12月6日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は14.6等(9月20日、吉本勝己氏)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からはやや低い。9月12日に、Taras Prystavski氏によって核が分裂している姿が発見された。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 2 26.96 -37 54.7 3.722 4.445 131 15.9 1:13 ( 0, 17) Oct. 17 2 17.11 -37 32.8 3.757 4.484 131 16.0 0:36 ( 0, 18) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は15.3等(8月28日、Chris Wyatt)。冬まで16等の明るさを保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からも、今後は高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 20 55.70 -53 48.0 0.885 1.452 100 15.9 19:39 ( 0, 2) Oct. 17 21 4.94 -49 29.8 0.878 1.418 98 15.9 19:21 ( 0, 6) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は15.1等(9月22日、S. Shurpakov)。2021年の春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2020年は条件良く観測できるが、2021年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 21 33.16 -21 28.2 2.689 3.323 121 15.9 20:15 ( 0, 33) Oct. 17 21 26.68 -23 23.4 2.766 3.281 112 15.9 19:41 ( 0, 32) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.9等(9月20日、Thomas Lehmann)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 18 25.48 19 11.8 4.574 4.572 83 15.9 18:55 ( 63, 62) Oct. 17 18 25.05 19 3.5 4.679 4.584 78 16.0 18:46 ( 69, 58) ホームズ彗星 (17P) 現在は17.2等(8月17日、P. Camilleri, H. Williams)。冬に15等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では、秋に16等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 18 38.48 -31 1.9 2.240 2.314 81 16.0 18:55 ( 21, 21) Oct. 17 18 49.16 -29 53.7 2.300 2.292 77 15.9 18:46 ( 23, 21) レオナード彗星 (C/2020 H4) 急激に増光して、8月から9月にかけて、14.5等まで明るくなると期待されていた。だが、現在の明るさが不明。6月30日には18.0等以下(Charles S. Morris)、7月13日には15.7等以下(Sandor Szabo)で、捉えられなかった。だが、Giuseppe Pappa氏は7月10日に14等、Thomas Lehmann氏は7月12日に15.2等と、明るく報告している。日本からは、ずっと観測できる。南半球では、10月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 10 50.31 13 44.6 1.789 1.185 38 16.0 4:38 (267, 20) Oct. 17 10 50.69 9 19.7 1.781 1.258 43 16.3 4:43 (276, 25) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は16.9等(4月24日、J. Drummond)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは、秋から冬には観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 8 19.43 -31 52.4 6.708 6.438 70 16.2 4:38 (328, 15) Oct. 17 8 22.83 -32 40.9 6.609 6.399 73 16.2 4:43 (335, 17) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.9等(9月16日、J. Drummond)。2020年は15〜16等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 59.21 -24 32.2 7.172 6.946 72 16.3 18:55 ( 33, 23) Oct. 17 17 59.14 -24 13.4 7.309 6.964 66 16.4 18:46 ( 37, 21) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(9月11日、Giuseppe Pappa)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。南半球では、2021年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 22 42.87 70 18.6 5.578 6.032 112 16.5 21:24 (180, 55) Oct. 17 22 30.75 68 44.1 5.550 6.024 113 16.5 20:44 (180, 56) モーリー彗星 (115P) 夏に14.6等まで明るくなった(7月18日、Thomas Lehmann)。現在は15.2等(9月20日、Thomas Lehmann)。12月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 19 59.50 -13 5.4 1.701 2.148 102 16.6 18:55 ( 4, 42) Oct. 17 20 10.25 -13 25.9 1.790 2.166 97 16.8 18:46 ( 7, 41) 小惑星ファエトン (3200) 現在は18.6等(8月6日、Palomar Mountain--ZTF)。12月7日に太陽に0.14天文単位まで接近して、11等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。11月に16等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 8 25.04 24 12.6 1.143 1.296 74 17.0 4:38 (278, 55) Oct. 17 8 54.40 21 39.0 1.000 1.200 73 16.6 4:43 (282, 55) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.2等(9月22日、S. Shurpakov)。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 0 0.03 1 52.6 5.444 6.409 163 16.7 22:42 ( 0, 57) Oct. 17 23 56.29 1 56.2 5.528 6.451 156 16.8 22:11 ( 0, 57) オリー彗星 (304P) 現在は15.0〜15.5等(9月19日、Michael Jager)。今後は減光して、11月には18等以下になる。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 8 24.04 20 25.1 1.350 1.432 73 16.8 4:38 (284, 54) Oct. 17 8 40.45 19 42.0 1.340 1.471 76 17.0 4:43 (288, 57) カタリナ彗星 (257P) 現在は16.8等(9月20日、Thomas Lehmann)。10月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 20 35.15 4 6.9 1.551 2.154 113 16.8 19:18 ( 0, 59) Oct. 17 20 43.37 2 54.2 1.619 2.161 109 16.9 18:59 ( 0, 58) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は17.4等(9月18日、E. Bryssinck)。2021年の冬から春にかけて、13.5等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、2021年の春まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 23 55.71 50 48.5 1.707 2.503 133 17.1 22:37 (180, 74) Oct. 17 23 46.67 50 28.8 1.631 2.429 133 16.9 22:01 (180, 74) 小惑星ゴールト (6478) 現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。メインベルトの小惑星だが、2019年には、彗星のように直線状の尾を伸ばした姿で観測された。2020年は、9月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 0 9.02 -2 26.8 1.332 2.308 163 17.0 22:51 ( 0, 53) Oct. 17 0 4.67 -4 10.8 1.380 2.323 155 17.2 22:19 ( 0, 51) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.6等(9月19日、D. Buczynski)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 15.99 2 11.2 4.988 4.637 63 17.0 18:55 ( 61, 38) Oct. 17 17 16.38 1 0.1 5.089 4.634 57 17.0 18:46 ( 64, 33) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。春に10.2等まで明るくなった(5月31日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に18.0等まで暗くなった(9月18日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 7 16.06 7 42.8 1.832 2.047 87 17.0 4:38 (320, 57) Oct. 17 7 21.94 7 0.7 1.802 2.099 92 17.3 4:43 (332, 59) レモン彗星 (P/2020 M2) 2012年に17.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から冬にかけて17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 5 17.13 34 27.5 1.814 2.416 115 17.0 4:02 ( 0, 89) Oct. 17 5 19.41 35 16.7 1.759 2.432 121 17.0 3:37 (180, 90) マックホルツ第２彗星 (141P) 急激に増光して、12月から1月にかけて、11等まで明るくなる。ずっと観測できる。南半球では、最盛期までは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 17 37.00 -10 11.4 1.295 1.305 67 17.6 18:55 ( 46, 32) Oct. 17 17 50.30 -10 25.0 1.270 1.231 64 17.0 18:46 ( 47, 31) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(9月19日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2020年から2021年にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 18 55.52 30 25.4 8.772 8.862 91 17.1 18:55 ( 80, 73) Oct. 17 18 55.53 30 9.8 8.842 8.858 87 17.1 18:46 ( 83, 69) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 現在は17.6等(9月21日、A. Diepvens)。11月に地球に0.5天文単位まで接近し、17等まで明るくなる。非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 23 31.51 29 43.0 0.536 1.483 148 17.4 22:14 ( 0, 85) Oct. 17 23 34.54 27 48.1 0.516 1.458 147 17.2 21:49 ( 0, 83) アトラス彗星 (C/2020 R4) 現在は18.1等(9月20日、吉本勝己氏)。2021年4月に、地球に0.46天文単位まで接近して、12.5等まで明るくなって、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 1 15.01 -14 18.6 1.429 2.387 158 17.6 0:02 ( 0, 41) Oct. 17 0 43.62 -17 6.2 1.380 2.305 151 17.3 22:55 ( 0, 38) ミュラー第５彗星 (173P) 現在は17.6等(9月20日、A. Diepvens)。2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 6 1.51 16 28.8 4.202 4.585 106 17.5 4:38 (353, 71) Oct. 17 6 2.44 16 31.8 4.091 4.574 113 17.5 4:20 ( 0, 72) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に18.7等まで暗くなった(9月20日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 6 39.36 -12 7.6 7.660 7.796 94 17.5 4:38 (345, 42) Oct. 17 6 38.34 -12 22.7 7.613 7.848 99 17.6 4:43 (356, 43) ギブス彗星 (C/2018 A6) 2019年の春から秋にかけて、13.2等まで明るくなった(6月30日、Thomas Lehmann)。現在はゆっくりと減光中。既に16.2等まで暗くなった(9月11日、Giuseppe Pappa)。南半球では、ずっと観測できる。日本からは、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 22 25.25 -27 42.9 4.141 4.830 128 17.5 21:07 ( 0, 27) Oct. 17 22 20.53 -26 54.5 4.270 4.871 121 17.7 20:35 ( 0, 28) マクノート彗星 (254P) 現在は17.9等(9月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。11月まで17.5等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 23 3.83 -36 15.2 2.412 3.137 128 17.6 21:46 ( 0, 19) Oct. 17 23 2.39 -36 21.6 2.483 3.138 122 17.6 21:17 ( 0, 19) ニート彗星 (215P) 現在は17.2等(9月13日、E. Bryssinck)。2019年に17等で観測された。2020年は、夏から秋にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 0 36.41 -7 43.9 2.821 3.792 164 17.7 23:18 ( 0, 47) Oct. 17 0 32.18 -7 53.2 2.858 3.800 157 17.8 22:46 ( 0, 47) アトラス彗星 (C/2019 E3) 2027年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 10 3.80 -47 7.0 12.459 11.922 55 17.7 4:38 (322,-10) Oct. 17 10 5.23 -47 44.9 12.411 11.904 57 17.7 4:43 (326, -6) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.4等(9月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬にかけて、17.5〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 7 17.72 17 2.5 1.786 2.019 88 17.8 4:38 (308, 64) Oct. 17 7 27.42 17 5.0 1.732 2.041 92 17.8 4:43 (319, 67) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は17.2等(9月12日、D. Buczynski)。2021年の春から2022年の春にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。日本からは、ずっと観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 19 44.31 51 41.6 3.934 4.251 101 17.9 18:55 (165, 73) Oct. 17 19 37.55 50 32.3 3.940 4.206 98 17.8 18:46 (152, 72) レモン彗星 (C/2019 NJ3) 現在は16.5等(9月16日、J. Drummond)。南半球では、冬にかけて、18等で観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 19 49.72 -86 45.1 4.352 4.363 84 17.9 18:55 ( 0,-32) Oct. 17 19 17.12 -86 15.9 4.412 4.362 80 17.9 18:46 ( 1,-31) エンケ彗星 (2P) 6月25日に近日点を通過して、7.3等まで明るくなった(6月30日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(9月12日、J. Drummond)。南半球では、夕空で暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 18 10.68 -29 35.8 1.853 1.873 75 17.9 18:55 ( 28, 19) Oct. 17 18 26.60 -28 58.8 2.011 1.951 72 18.4 18:46 ( 28, 20) ソーホー彗星 (C/2020 P4) 太陽観測探査機SOHOの画像から発見された新彗星。8月8日に太陽に0.09天文単位まで接近して、3等まで明るくなった。10月には明け方の空に現れるが、18等以下と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 10 10 56.13 -2 36.1 2.424 1.659 31 18.1 4:38 (280, 10) Oct. 17 11 3.21 -3 30.9 2.487 1.786 36 18.5 4:43 (285, 15)