今週の明るい彗星 (2019年8月31日：北半球版)

English version Home page	Updated on September 2, 2019
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ソーホー彗星 (322P) 8月31日に太陽に0.05天文単位まで接近して、5.5等まで明るくなる。地上からは観測できないが、太陽観測探査機SOHOの映像で捉えられた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 10 30.85 9 22.7 0.949 0.064 1 6.9 4:03 (245,-18) Sept. 7 11 17.48 3 54.4 1.326 0.333 4 14.5 19:45 (106,-16) アフリカーノ彗星 (C/2018 W2) 現在は10.5等と明るい(8月31日、Maik Meyer)。秋に8〜9等まで明るくなると期待されている。日本からは、明るくなっていく様子をずっと観測できる。南半球では、9月中旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 20.77 55 27.8 1.000 1.457 92 10.0 4:03 (197, 68) Sept. 7 2 42.18 52 18.6 0.821 1.455 104 9.6 3:42 (180, 72) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は12.0等(8月31日、Maik Meyer)。秋から冬にかけて、11等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 34.60 23 12.7 2.666 3.202 113 11.7 4:01 ( 0, 78) Sept. 7 2 28.66 25 14.6 2.557 3.188 120 11.6 3:27 ( 0, 80) マクノート彗星 (260P) 現在は12.4等(8月31日、Maik Meyer)。秋に11.5等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、秋から冬にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 16.95 20 29.6 0.632 1.421 118 12.0 3:43 ( 0, 75) Sept. 7 2 27.56 24 52.5 0.606 1.417 120 11.8 3:26 ( 0, 80) ハーゲンローザー彗星 (168P) 今回帰はまだ観測されていない。現在は21.5等より暗い(8月4日、Erwin Schwab)。8月から9月にかけて、12等まで明るくなると期待されていたが、予報よりかなり暗いと思われる。日本からは条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 50.52 37 53.0 1.118 1.391 81 11.9 4:03 (254, 63) Sept. 7 5 13.04 40 43.7 1.109 1.411 83 11.9 4:09 (248, 65) パンスターズ彗星 (C/2019 A9) 急激に増光した。現在は12.3等と、かなり明るい(8月28日、Chris Wyatt)。9月まで12.5等の明るさを保つ。南半球では、冬に18等以下になるまで、低空で観測できる。日本からは、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 9 5.12 -37 56.3 1.920 1.511 51 12.4 4:03 (300,-25) Sept. 7 9 32.35 -43 12.7 1.917 1.546 53 12.7 4:09 (306,-26) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は13.8等(8月28日、Chris Wyatt)。2020年に8等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 19.07 22 33.8 3.543 3.450 76 12.9 4:03 (278, 53) Sept. 7 5 24.04 23 31.3 3.371 3.383 82 12.7 4:09 (283, 59) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.8等(8月28日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 0 57.13 16 19.9 4.996 5.773 136 13.2 2:23 ( 0, 71) Sept. 7 0 54.92 16 17.9 4.930 5.773 143 13.2 1:54 ( 0, 71) ゲーレルス第２彗星 (78P) 明け方の空に現れてきた。秋に14等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 7 48.48 16 28.7 3.007 2.344 41 13.8 4:03 (263, 19) Sept. 7 8 1.05 15 43.3 2.976 2.371 44 13.9 4:09 (267, 23) クレモラ彗星 (68P) 現在は13.3等(8月28日、Chris Wyatt)。秋に13.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 17 31.91 -9 41.7 1.398 1.930 105 13.9 19:57 ( 21, 43) Sept. 7 17 40.56 -10 44.1 1.436 1.905 100 13.8 19:45 ( 23, 41) ギブス彗星 (C/2018 A6) 現在は14.0等(8月28日、Chris Wyatt)。2019年には、長期に渡って13〜14等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは、2020年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 8 59.56 -67 28.9 3.087 3.047 78 13.9 4:03 (333,-34) Sept. 7 9 12.36 -70 2.6 3.092 3.056 78 13.9 4:09 (336,-33) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に14.3等まで暗くなった(8月24日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からは、9月下旬に明け方の空に現れるが、その後も低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 6 58.53 -29 26.2 4.969 4.628 64 14.3 4:03 (308, 1) Sept. 7 7 1.02 -29 50.1 4.972 4.685 67 14.4 4:09 (313, 6) リニア彗星 (C/2017 B3) 現在は14.0等(8月28日、Chris Wyatt)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 23 48.94 -45 45.1 3.496 4.317 139 14.8 1:16 ( 0, 9) Sept. 7 23 40.58 -45 20.7 3.521 4.342 140 14.8 0:40 ( 0, 10) アトラス彗星 (C/2017 M4) 現在は14.8等(8月28日、Chris Wyatt)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 35.12 -43 20.2 4.171 3.878 66 15.0 19:57 ( 46,-14) Sept. 7 13 36.83 -43 47.2 4.296 3.913 61 15.1 19:45 ( 47,-16) レモン彗星 (C/2018 R3) 急激に増光して、6月に10等まで明るくなった。現在は観測できない。10月に明け方の空に現れるが、18等以下になっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 10 4.96 13 54.2 2.782 1.791 8 15.3 4:03 (246, -9) Sept. 7 10 13.52 10 58.1 2.830 1.859 12 15.8 4:09 (252, -6) ラーソン彗星 (261P) 現在は16.2等(8月9日、Charles Morris)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 27.29 26 42.7 1.654 2.093 100 15.9 4:03 (304, 76) Sept. 7 3 34.51 27 24.0 1.598 2.109 105 15.9 4:09 (325, 81) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 現在は15.0等(7月21日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2019年から2020年にかけて、長期に渡って16等を保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 11 17.39 -56 24.7 3.841 3.551 65 15.9 19:57 ( 42,-39) Sept. 7 11 23.33 -57 30.1 3.859 3.535 64 15.9 19:45 ( 41,-40) チェルヌイフ彗星 (101P) 現在は17.5等(8月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 0 5.67 -6 28.7 1.649 2.611 157 16.1 1:32 ( 0, 49) Sept. 7 0 3.25 -7 3.8 1.601 2.586 164 16.0 1:02 ( 0, 48) 小惑星A/2017 U7 (A/2017 U7) 8月21日のLCO (CTIO)の画像では、彗星の姿で写った。現在は15.9等(8月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらくは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 20 31.96 -42 54.7 5.646 6.418 136 16.0 21:54 ( 0, 12) Sept. 7 20 23.38 -42 36.4 5.724 6.417 129 16.0 21:18 ( 0, 12) ヤング彗星 (C/2019 K5) 現在は15.8等(8月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくり減光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 15.49 8 50.6 1.663 2.195 107 16.0 4:03 (339, 62) Sept. 7 3 22.19 8 0.4 1.629 2.228 113 16.0 4:09 (354, 63) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.2等(8月10日、門田健一氏)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 20 43.44 -32 57.6 4.192 5.051 144 16.1 22:06 ( 0, 22) Sept. 7 20 34.95 -32 13.9 4.237 5.025 137 16.1 21:30 ( 0, 23) アトラス彗星 (C/2019 K1) 現在は16.5等(7月27日、Kevin Hills)。冬に14等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、2020年8月まで、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 14 53.07 -38 41.9 2.859 2.800 76 16.3 19:57 ( 40, 0) Sept. 7 14 52.83 -39 34.8 2.913 2.746 70 16.2 19:45 ( 41, -3) ボアッティーニ彗星 (P/2008 Y1) 2009年に16.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ検出されていない。秋に16等まで明るくなる。日本からは、条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 6 29.27 26 52.2 1.420 1.275 60 16.3 4:03 (263, 40) Sept. 7 6 58.07 25 35.0 1.406 1.269 60 16.3 4:09 (265, 41) 小惑星2018 DO4 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は16.6等と明るい(8月29日、Roberto Haver and Roberto Gorelli)。Roberto Haver氏によれば、彗星活動が捉えられた。秋に15.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 6 12.19 23 14.8 2.670 2.410 64 16.5 4:03 (269, 42) Sept. 7 6 7.14 22 26.7 2.525 2.415 72 16.3 4:09 (276, 50) 岩本彗星 (C/2018 Y1) 2月中旬に地球に0.3天文単位まで接近して、5.5等まで明るくなった(2月13日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(8月23日、Thomas Lehmann)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 19.96 41 59.8 2.924 3.041 86 16.6 4:03 (243, 69) Sept. 7 4 9.90 42 34.9 2.862 3.114 94 16.7 4:09 (232, 76) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は16.5等(8月22日、Thomas Lehmann)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらくは観測できないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 17 7.47 53 55.7 10.958 10.960 87 16.6 19:57 (148, 66) Sept. 7 17 6.96 53 13.3 10.939 10.913 85 16.6 19:45 (143, 64) パンスターズ彗星 (C/2016 N6) 減光中。現在は15.7等(8月5日、M. Masek)。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 6 43.76 -34 12.0 5.079 4.822 69 16.6 4:03 (313, 0) Sept. 7 6 45.07 -35 51.2 5.070 4.873 73 16.7 4:09 (319, 3) 小惑星A/2018 V3 (A/2018 V3) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。8月中旬に、地球に0.37天文単位まで接近し、14.8等まで明るくなった(8月19日、P. Camilleri, J. Oey, R. Groom)。現在は急激に減光中。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 17 53.22 -25 56.4 0.594 1.346 111 16.7 19:57 ( 11, 28) Sept. 7 17 8.75 -22 4.1 0.810 1.340 94 17.5 19:45 ( 27, 28) 小惑星ファエトン (3200) 7月2日に近日点を通過して、13等まで明るくなったはずだが、その頃は観測できなかった。日本からは、12月に18等以下になるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 48.70 49 11.4 0.994 1.302 81 16.7 4:03 (229, 62) Sept. 7 4 35.69 50 51.5 0.978 1.391 88 16.7 4:09 (218, 68) イェ彗星 (C/2019 K4) 現在は16.7等(8月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。8月から9月にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 0 47.57 22 5.2 1.595 2.417 135 16.8 2:14 ( 0, 77) Sept. 7 0 33.65 17 15.8 1.539 2.446 147 16.8 1:33 ( 0, 73) アトラス彗星 (C/2018 A3) 現在は16.8等(8月2日、Charles Morris)。今後は減光していく。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 4.63 49 53.4 3.818 3.916 88 16.8 4:03 (220, 68) Sept. 7 3 56.33 49 59.6 3.729 3.951 95 16.8 4:09 (206, 73) リニア彗星 (160P) 現在は18.4等(8月1日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。秋に16等まで明るくなる。南半球では、条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 28.23 -35 46.8 1.295 1.982 118 17.1 19:57 ( 1, 19) Sept. 7 18 33.30 -34 11.4 1.331 1.956 112 16.9 19:45 ( 4, 21) レモン彗星 (C/2018 KJ3) 現在は17.4等(6月20日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 14 28.19 -38 18.8 3.815 3.630 71 17.0 19:57 ( 43, -3) Sept. 7 14 26.24 -38 14.5 3.932 3.629 65 17.1 19:45 ( 46, -5) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は17.2等(8月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。8月上旬に小さなバーストを起こしたが、既に減光した。日本からは条件良く観測できる。南半球では、しばらくは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 14 54.19 26 23.4 5.707 5.333 63 17.0 19:57 ( 95, 43) Sept. 7 14 57.91 25 8.3 5.825 5.386 59 17.1 19:45 ( 95, 40) フルーエリング彗星 (C/2019 D1) 現在は16.8等(8月2日、Ken Ogawa)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。今後は減光し、9月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 1 11.88 46 16.7 1.528 2.154 114 17.1 2:38 (180, 79) Sept. 7 1 9.74 45 28.8 1.524 2.214 120 17.3 2:08 (180, 79) コルレヴィッチ彗星 (203P) 現在は19.4等(8月14日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。冬に16.5等まで明るくなり、条件良く観測できると予想されているが、最近はこの予報より暗い。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 18.76 24 10.0 3.195 3.351 90 17.6 4:03 (289, 65) Sept. 7 4 23.92 24 25.0 3.088 3.341 95 17.5 4:09 (299, 71) ラーセン彗星 (200P) 2018年の夏には18等で観測された。2019年は、秋に17.5等まで明るくなり、条件良く観測できると予想されている。だが実際は、19.5等以下で写らない(8月29日、Roland Fichtl)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 1 37.11 20 36.8 2.602 3.302 126 17.6 3:03 ( 0, 76) Sept. 7 1 36.55 20 33.1 2.532 3.305 133 17.6 2:35 ( 0, 76) ガン彗星 (65P) 現在は減光中。2019年は、秋に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 56.83 11 18.5 3.598 4.083 111 17.8 4:03 (348, 66) Sept. 7 2 56.74 11 17.3 3.518 4.097 118 17.7 3:55 ( 0, 66) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は17.4等(8月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 22 27.24 47 38.2 7.336 7.937 123 17.8 23:49 (180, 77) Sept. 7 22 23.33 47 38.1 7.265 7.892 125 17.8 23:18 (180, 77) ワイスマン-スキッフ彗星 (114P) 現在は18.3等(8月23日、A. Diepvens)。急激に増光して、冬には14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 2.45 39 44.6 1.460 2.059 111 18.1 3:28 (180, 85) Sept. 7 2 9.02 41 18.6 1.366 2.020 115 17.8 3:07 (180, 84) コワルスキー彗星 (P/2019 O1) 2014年に18等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は20.0等(7月27日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。急激に増光して、秋に17等まで明るくなる。日本からは、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 10.86 11 31.8 0.347 1.232 122 18.2 3:36 ( 0, 66) Sept. 7 2 43.30 17 14.2 0.316 1.198 120 17.9 3:41 ( 0, 72) ギブス彗星 (P/2012 K3) 今回帰はまだ観測されていない。6月から8月にかけて、17.5等で観測できると期待されていたが、3月には21.5等以下だった(3月10日、Erwin Schwab)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 39.41 -22 12.9 1.372 2.091 122 17.9 20:03 ( 0, 33) Sept. 7 18 45.38 -23 3.6 1.440 2.095 116 18.0 19:45 ( 1, 32) マクノート彗星 (P/2006 H1) 2006年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ検出されていない。秋に18等まで明るくなる。南半球では、条件良く観測できる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 16 44.49 -37 2.3 2.227 2.558 97 17.9 19:57 ( 22, 14) Sept. 7 16 53.55 -36 40.2 2.289 2.540 92 17.9 19:45 ( 23, 13) 小惑星2019 LD2 現在は17等と明るい(8月23日、佐藤英貴氏)。佐藤英貴氏は、コマを捉えたと報告している。今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 17 50.25 -10 48.8 4.178 4.621 109 19.5 19:57 ( 15, 43) Sept. 7 17 51.54 -11 8.6 4.274 4.618 103 19.6 19:45 ( 19, 42)