今週の明るい彗星 (2017年11月4日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

マックホルツ第１彗星 (96P) 10月中旬に11.6等まで明るくなった(10月13日、Chris Wyatt)。10月27日に近日点を通過した。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 14 56.17 -5 10.3 1.226 0.318 11 7.2 20:06 ( 67,-21) Nov. 11 15 41.92 -7 33.2 1.438 0.528 13 10.2 20:16 ( 66,-18) アサシン彗星 (C/2017 O1) 現在は9.2等と明るい(11月2日、Maik Meyer)。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は二度と観測できない。近日点の前から減光し始めている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 4 54.91 71 45.9 0.765 1.525 119 8.8 2:04 (180,-17) Nov. 11 4 50.89 77 11.7 0.804 1.546 118 9.1 1:33 (180,-22) ショーマス彗星 (24P) 現在は10.6等と明るい(10月23日、Juan Jose Gonzalez)。12月にかけて、10等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 11 22.41 11 32.4 1.477 1.218 54 10.7 3:21 (253, 4) Nov. 11 11 49.98 9 24.5 1.465 1.209 54 10.5 3:12 (256, 3) 紫金山第１彗星 (62P) 現在は10.2等と、かなり明るい(10月23日、Juan Jose Gonzalez)。冬にかけて、11等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 10 24.01 13 42.6 1.398 1.391 68 11.3 3:21 (242, 13) Nov. 11 10 47.63 12 22.8 1.365 1.385 69 11.2 3:12 (244, 13) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 5月から6月にかけて、7.1等まで明るくなった(6月21日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に12.2等まで暗くなった(10月19日、Chris Wyatt)。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 18 4.15 -56 36.5 2.880 2.480 56 11.8 20:06 ( 42, 37) Nov. 11 18 26.74 -56 55.5 2.987 2.544 54 12.0 20:16 ( 41, 35) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は12.8等(10月30日、Chris Wyatt)。冬から来年の春にかけて、長期に渡って11等の明るさを保つ。南半球では、来年2月まで条件良く観測できる。日本からは、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 5 29.20 0 55.4 2.471 3.249 135 12.1 2:37 (180, 54) Nov. 11 5 24.25 1 53.6 2.366 3.207 142 11.9 2:05 (180, 53) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.5等と、かなり明るい(10月22日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 21 6.79 -14 24.6 5.668 5.811 93 13.5 20:06 (122, 57) Nov. 11 21 8.75 -14 13.4 5.780 5.809 86 13.5 20:16 (112, 50) ニート彗星 (240P) 7月から8月にかけて、急激に増光した。現在は14.1等と、かなり明るい(9月27日、Chris Wyatt)。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 23 53.80 -33 31.0 1.971 2.585 117 13.8 20:58 (180, 88) Nov. 11 23 52.22 -32 11.1 2.011 2.558 112 13.8 20:29 (180, 87) クラーク彗星 (71P) 春から夏にかけて、10等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.7等まで暗くなった(10月26日、吉田誠一)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 20 34.61 -29 7.2 1.839 1.969 82 13.8 20:06 ( 91, 59) Nov. 11 20 50.11 -27 45.9 1.942 2.004 78 14.0 20:16 ( 90, 54) パンスターズ彗星 (C/2016 N6) 現在は13.7等(9月22日、Sandor Szabo)。2018年から2019年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2018年10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 15 8.56 47 11.1 4.077 3.731 62 14.6 20:06 (125,-43) Nov. 11 15 12.49 47 8.5 4.000 3.684 64 14.4 20:16 (124,-49) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 現在は14.4等(10月9日、井狩康一氏)。2018年の夏に、10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2018年の夏まで、明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、2017年はほとんど観測できないが、2018年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 17 25.55 19 34.9 4.252 3.760 54 14.5 20:06 (109, -6) Nov. 11 17 30.86 17 52.0 4.256 3.704 50 14.5 20:16 (104,-12) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 4月に6.2等まで明るくなった(4月7日、Juan Jose Gonzalez)。現在は急激に減光中。既に13.6等まで暗くなった(10月17日、Thomas Lehmann)。これから長い間観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 3 17.72 19 25.9 1.822 2.803 169 14.5 0:26 (180, 35) Nov. 11 3 10.01 18 42.5 1.893 2.883 178 14.8 23:46 (180, 36) リニア彗星 (217P) 8月に12.2等まで明るくなった(8月21日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に14.0等まで暗くなった(10月1日、Michael Jager)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 8 15.28 9 55.0 1.398 1.818 97 14.6 3:21 (219, 37) Nov. 11 8 19.36 9 58.4 1.376 1.874 103 14.8 3:12 (214, 38) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は13.6等(10月23日、T. Ikemura, H. Sato)。2017年から2018にかけて、長期に渡って14等で観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。日本からも、11月から12月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 16 11.64 18 54.0 4.536 3.849 41 14.7 20:06 ( 99,-21) Nov. 11 16 13.83 18 57.7 4.538 3.834 40 14.7 20:16 ( 95,-28) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は14.4等(10月27日、Catalina Sky Survey)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 0 54.06 12 20.0 3.363 4.282 155 15.0 21:58 (180, 43) Nov. 11 0 45.07 10 18.1 3.425 4.278 145 15.0 21:22 (180, 45) シューメーカー-レヴィ第５彗星 (145P) 現在は15.0等(10月30日、D. Buczynski)。急激に増光した。秋には15等で、日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 5 42.04 35 31.9 1.171 1.991 133 15.0 2:50 (180, 20) Nov. 11 5 41.42 36 41.9 1.146 2.011 140 15.0 2:22 (180, 18) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は15.9等(10月9日、T. Ikemura, H. Sato)。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 19 6.65 -15 47.4 3.084 2.809 64 15.1 20:06 ( 94, 34) Nov. 11 19 5.06 -16 29.8 3.237 2.828 57 15.2 20:16 ( 88, 27) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は13.7等(10月13日、Juan Jose Gonzalez)。日本からは、冬にかけて15等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 19 55.64 65 59.1 2.911 3.233 99 15.3 20:06 (162,-17) Nov. 11 19 49.90 64 53.3 2.952 3.243 98 15.4 20:16 (158,-19) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.6等(10月25日、井狩康一氏)。2017年末まで16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 3 29.56 -0 20.3 5.207 6.146 159 15.5 0:38 (180, 55) Nov. 11 3 27.01 -0 38.5 5.229 6.175 161 15.5 0:08 (180, 56) ジャック彗星 (C/2017 K6) 現在は14.7等(10月30日、Chris Wyatt)。冬にかけて15等を保つ。南半球では、2018年の春まで非常に条件良く観測できる。日本からは、2018年になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 1 43.00 -75 58.1 1.914 2.131 88 15.7 22:46 ( 0, 49) Nov. 11 1 33.27 -73 32.2 1.892 2.103 87 15.6 22:09 ( 0, 52) ハインゼ彗星 (C/2017 T1) 現在は16.6等(10月11日、Catalina Sky Survey)。冬から春にかけて、地球に0.2天文単位、太陽に0.6天文単位まで接近し、9等まで明るくなると期待されている。日本からは、1月まで条件良く観測できるが、その後は超低空になる。南半球では、1月から3月中旬までの最盛期は観測できないが、それ以外は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 8 44.48 -4 11.7 1.893 2.090 86 16.1 3:21 (237, 44) Nov. 11 8 48.87 -3 57.7 1.683 1.989 92 15.6 3:12 (233, 46) ガン彗星 (65P) 現在は17.1等(10月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。日本からは10月下旬、南半球では11月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 17 39.63 -27 57.1 3.540 2.911 44 15.7 20:06 ( 71, 23) Nov. 11 17 51.82 -28 5.8 3.603 2.913 39 15.7 20:16 ( 68, 18) 小惑星ファエトン (3200) 現在は16.4等(10月29日、吉本勝己氏)。12月中旬に地球に0.07天文単位まで大接近し、10等まで明るくなる。日本からは、12月中旬まで非常に条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 7 2.86 34 39.9 0.850 1.577 117 16.3 3:21 (191, 19) Nov. 11 7 5.74 35 12.8 0.704 1.501 123 15.8 3:12 (187, 19) アトラス彗星 (C/2017 K4) 現在は15.0等(10月10日、T. Ikemura, H. Sato)。2018年の夏まで、長期に渡って16等を保つ。南半球では、秋まで非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 18 29.47 -24 30.5 3.169 2.727 55 15.9 20:06 ( 80, 31) Nov. 11 18 41.95 -23 47.9 3.222 2.711 51 15.9 20:16 ( 78, 26) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は15.7等(10月30日、Catalina Sky Survey)。今後は減光し、3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 1 3.24 17 38.1 1.999 2.940 157 15.9 22:07 (180, 37) Nov. 11 0 59.38 17 28.2 2.051 2.951 150 16.0 21:36 (180, 37) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は16.7等(11月2日、A. Diepvens)。冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 11 11.70 11 21.5 3.986 3.549 57 16.0 3:21 (252, 6) Nov. 11 11 18.87 10 47.0 3.896 3.547 62 16.0 3:12 (250, 9) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 明け方の空に現れてきた。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 10 25.51 4 11.7 9.937 9.561 65 16.1 3:21 (250, 19) Nov. 11 10 27.63 4 5.1 9.831 9.563 71 16.1 3:12 (248, 23) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 現在は16.4等(10月26日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 9 17.66 23 5.2 5.292 5.330 86 16.4 3:21 (224, 17) Nov. 11 9 17.04 24 2.8 5.164 5.329 94 16.3 3:12 (220, 19) カタリナ彗星 (C/2017 S6) 現在は17.1等(10月27日、大島雄二氏)。これから2018年の夏にかけて、長期に渡って16等で観測できる。2017年は日本から条件良く観測できる。2018年は南半球で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 5 16.34 62 58.7 1.454 2.178 124 16.7 2:27 (180, -8) Nov. 11 4 3.57 65 26.6 1.332 2.116 130 16.4 0:49 (180,-10) リニア-ニート彗星 (355P/2017 M2) 現在は15.9等(11月2日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2004年に13等まで明るくなった新周期彗星の回帰。秋に非常に条件良く観測できる。発見時と同じ明るさを保っていれば、14等まで明るくなると期待されていた。だが、実際には、予想よりかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 2 28.83 9 12.0 0.739 1.729 173 16.4 23:33 (180, 46) Nov. 11 2 23.68 10 33.8 0.757 1.738 168 16.5 23:00 (180, 44) アトラス彗星 (C/2017 M4) 現在は16.4等(10月26日、D. Buczynski)。2018年から2019年にかけて、13〜14等まで明るくなると期待されている。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、2018年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 18 28.95 49 55.8 5.184 5.154 82 16.7 20:06 (142,-14) Nov. 11 18 31.51 48 20.3 5.183 5.109 80 16.7 20:16 (137,-18) ファン・ネス彗星 (213P) 7月に13.5等まで明るくなった(7月5日、Chris Wyatt)。だが、その後は近日点通過の前から減光している。既に16.8等まで暗くなった(10月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 20 21.21 -15 9.9 1.881 2.008 82 16.7 20:06 (109, 49) Nov. 11 20 34.22 -14 2.8 1.960 2.018 78 16.9 20:16 (105, 44) パンスターズ彗星 (C/2016 T3) 現在は16.6等(10月24日、Catalina Sky Survey)。冬に16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 9 29.72 2 10.2 2.750 2.718 77 16.7 3:21 (242, 31) Nov. 11 9 36.69 0 25.0 2.684 2.735 82 16.7 3:12 (241, 34) ゲーレルス第１彗星 (90P) 現在は16.9等(11月2日、A. Diepvens)。日本からは、秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 5 44.33 34 32.9 2.361 3.130 133 16.8 2:52 (180, 20) Nov. 11 5 42.38 34 58.8 2.316 3.145 140 16.7 2:23 (180, 20) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.1等(10月29日、N. James)。2016年から2017年にかけて、16等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 18 23.90 59 48.7 6.598 6.636 87 16.8 20:06 (150,-21) Nov. 11 18 31.86 59 28.0 6.620 6.652 87 16.8 20:16 (147,-23) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は16.7等(10月25日、門田健一氏)。2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。日本からは、条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 7 4.42 72 37.1 8.496 8.906 111 16.9 3:21 (184,-18) Nov. 11 7 3.61 73 18.9 8.428 8.893 115 16.9 3:12 (182,-18) ハートレー第２彗星 (103P) 現在は18.5等(10月21日、Jonathan L. Tuten, D. Breedlove, B. Lutkenhoner)。明け方の空に現れきた。今後はゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 11 18.98 -6 33.9 3.048 2.513 49 16.9 3:21 (268, 15) Nov. 11 11 26.96 -7 36.8 3.028 2.570 53 17.0 3:12 (267, 18) スキッフ彗星 (352P/2017 L1) 2000年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は15.9等(10月29日、Catalina Sky Survey)。近日点通過後も増光を続けていたが、今後は減光すると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 0 28.63 -3 20.2 1.919 2.778 143 16.9 21:33 (180, 58) Nov. 11 0 26.20 -2 25.0 2.001 2.802 136 17.2 21:03 (180, 57) 小惑星イダルゴ (944) 現在は16.6等(9月16日、P. Camilleri, H. Williams)。2018年の秋から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。2017年は、17等の明るさで、南半球で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 22 59.93 -41 8.0 3.324 3.701 104 17.1 20:06 ( 3, 84) Nov. 11 22 57.55 -39 45.0 3.369 3.658 99 17.1 20:16 ( 58, 81) リニア-ミュラー彗星 (188P) 現在は18.1等(10月25日、D. Buczynski)。日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 7 27.58 34 43.4 2.569 3.089 112 17.1 3:21 (196, 18) Nov. 11 7 28.76 35 5.7 2.508 3.113 119 17.1 3:12 (192, 19) アトラス彗星 (C/2017 T3) 現在は17.3等(10月22日、C. Rinner, F. Kugel)。2018年の夏に9等まで明るくなる。但し、明るい時期はほとんど観測できない。日本からは、3月に14等になるまでしか観測できない。南半球からは、2018年の7月から9月まで観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 21 27.77 75 55.7 3.368 3.793 107 17.4 20:06 (174,-22) Nov. 11 21 31.03 73 53.0 3.281 3.716 108 17.3 20:16 (171,-21) レモン彗星 (C/2015 XY1) 現在は16.6等(10月26日、大島雄二氏)。2019年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 6 56.57 19 49.7 7.485 8.002 118 17.9 3:21 (192, 34) Nov. 11 6 52.66 19 37.8 7.373 7.996 126 17.9 3:12 (186, 35) 小惑星2017 U1 (A/2017 U1) 史上初の恒星間天体と思われる。9月9日に、太陽に0.25天文単位まで接近した。現在は急激に減光中。10月中旬には19.0等だった(10月14日、Catalina Sky Survey)が、既に22.4等まで暗くなった(10月30日、W. H. Ryan, E. V. Ryan)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 4 23 31.42 5 37.7 0.740 1.595 133 23.4 20:35 (180, 49) Nov. 11 23 21.77 6 1.0 0.993 1.755 124 24.2 20:16 (174, 49)