今週の明るい彗星 (2017年4月1日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 現在は6.5等と、かなり明るい(3月28日、Juan Jose Gonzalez)。3月から4月にかけて、地球に0.14天文単位まで大接近し、5〜6等まで明るくなる。バーストを起こせば、もっと明るくなるかもしれない。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、3月下旬から4月下旬まで、1ヶ月ほど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 13 26.10 64 35.4 0.142 1.057 110 5.6 0:43 (180, -9) Apr. 8 15 31.44 63 17.7 0.146 1.047 104 5.4 2:22 (180, -8) ラヴジョイ彗星 (C/2017 E4) 明るい新彗星。急激に増光した。現在は7.1等と、たいへん明るい(3月30日、Marco Goiato)。日本からは、4月下旬まで明け方の空で観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 38.21 9 50.7 0.608 0.721 45 7.1 4:48 (246, 16) Apr. 8 22 52.57 26 6.1 0.686 0.615 37 6.6 4:54 (239, -2) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は8.5等(3月30日、Marco Goiato)。4月から5月にかけて7等まで明るくなると期待されている。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 29.61 -16 30.7 1.235 1.226 65 7.8 4:48 (258, 45) Apr. 8 21 4.84 -13 31.1 1.199 1.170 63 7.6 4:54 (255, 43) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は9.3等(3月29日、Marco Goiato)。4月から7月にかけて、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは、6月まで非常に条件良く観測できる。南半球では、しばらくは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 16 31.28 47 35.8 1.338 1.898 107 8.4 3:54 (180, 7) Apr. 8 16 27.53 47 31.6 1.258 1.854 109 8.2 3:23 (180, 8) エンケ彗星 (2P) 現在は急激に減光中。既に9.6等まで暗くなった(3月31日、Andrew Pearce)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、5月に14等以下になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 32.48 -17 59.8 0.907 0.640 38 9.0 4:48 (278, 21) Apr. 8 22 34.54 -18 10.3 0.995 0.769 45 10.5 4:54 (274, 27) ボリソフ彗星 (C/2017 E1) 明るい新彗星。現在は11.0等(3月31日、Andrew Pearce)。5月まで11〜12等を保つ。南半球ではずっと観測できるが、ずっと低空。日本からは、4月上旬には観測できなくなる。Juan Jose Gonzalez氏は、3月28日に9.2等と、かなり明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 56.13 -5 36.3 1.356 0.915 42 11.3 4:48 (261, 22) Apr. 8 22 32.69 -3 60.0 1.396 0.901 40 11.3 4:54 (261, 20) ハートレー第２彗星 (103P) 今回帰はまだ観測されていない。今回帰の条件は最悪で、春に10等まで明るくなるが、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 0 52.93 8 25.0 2.092 1.100 4 11.9 19:18 ( 88,-18) Apr. 8 1 21.51 10 18.3 2.074 1.080 4 11.5 19:09 ( 91,-17) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は11.6等(3月31日、Andrew Pearce)。2月10日に明るい分裂核(BT核)が発見された。現在は、BT核は主核より暗くなっている。南半球では、今後は長期に渡って観測できる。日本からは、6月半ばまで、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 15.55 -15 51.1 1.496 0.996 41 12.3 4:48 (274, 23) Apr. 8 22 44.57 -13 56.5 1.537 1.023 41 12.5 4:54 (271, 23) クラーク彗星 (71P) 現在は16.4等(3月8日、Thomas Lehmann)。夏に10等まで明るくなると期待されているが、最近はこの予報よりかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 16 19.27 -15 25.0 1.024 1.798 125 13.0 3:42 (180, 70) Apr. 8 16 26.45 -16 18.2 0.947 1.769 130 12.7 3:22 (180, 71) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。現在は15.3等(3月5日、CAO, San Pedro de Atacama)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 19.86 -16 3.2 6.388 5.855 53 13.8 4:48 (266, 35) Apr. 8 21 23.96 -15 39.8 6.294 5.853 59 13.8 4:54 (261, 40) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は14.4等と明るい(1月14日、Thomas Lehmann)。日本からは、現在は観測できない。南半球でも、5月にはいったん観測できなくなる。夏からは明け方の空で次第に高くなり、2017年の秋から2018年の冬にかけて、長期に渡って11等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 3 13.12 -19 28.3 5.436 4.773 44 14.5 19:18 ( 84, 26) Apr. 8 3 18.24 -18 13.7 5.428 4.720 41 14.4 19:09 ( 83, 23) ガン彗星 (65P) 現在は15.4等(2月25日、T. Ikemura, H. Sato)。春から夏にかけて、14等まで明るくなる。日本からはやや低い。今回から、近日点距離が2.4天文単位から2.9天文単位まで遠くなり、これまでほどは明るくならない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 16 30.99 -20 1.9 2.422 3.072 122 14.6 3:54 (180, 75) Apr. 8 16 31.44 -20 16.6 2.333 3.061 128 14.5 3:27 (180, 75) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 2月中旬に地球に0.08天文単位まで接近し、6.5等まで明るくなった(2月10日、Danil Sidorko)。現在は急激に減光中。既に11.2等まで暗くなった(3月19日、宮崎修氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 10 31.77 19 21.7 0.743 1.640 140 14.6 21:52 (180, 36) Apr. 8 10 32.53 18 15.1 0.872 1.727 134 15.3 21:25 (180, 37) ロニオス彗星 (315P/2013 V6) 3月半ばに小規模なバーストを起こした。現在は13.5等(3月15日、J.P.Navarro Pina)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 11 36.58 31 42.3 1.732 2.584 140 14.7 22:56 (180, 23) Apr. 8 11 33.23 30 59.6 1.791 2.604 135 14.9 22:25 (180, 24) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は15.7等(3月7日、嶋邦博氏)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 19 10.52 5 32.5 4.706 4.678 82 14.9 4:48 (217, 42) Apr. 8 19 8.72 6 53.7 4.557 4.643 88 14.8 4:54 (205, 45) パンスターズ彗星 (C/2016 VZ18) 急激に増光して、2月末には10.7等まで明るくなった(2月24日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14.7等と暗い(3月26日、Sandor Szabo)。小型の彗星だが、太陽に0.9天文単位、地球に0.5天文単位まで接近する。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 4 35.76 70 54.6 0.528 1.010 75 14.9 19:18 (165,-22) Apr. 8 6 52.23 77 11.4 0.533 1.069 82 16.2 19:09 (176,-23) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は15.6等(2月15日、Alexander Baransky)。夏に12〜13等まで明るくなり、条件良く観測できる。現在は観測できない。5月には明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 0 16.39 13 39.3 4.102 3.127 11 15.0 4:48 (266,-18) Apr. 8 0 17.98 13 50.8 4.056 3.093 13 14.9 4:54 (261,-12) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。夏に12等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 35.34 -33 20.4 2.097 2.380 93 15.4 4:48 (268, 75) Apr. 8 18 45.63 -33 23.1 1.991 2.354 98 15.1 4:54 (264, 80) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は観測できない。日本からは、4月下旬に明け方の空に現れ、夏から来年の冬にかけて14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球では、5月から6月に、かろうじて低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 23 46.32 13 9.3 4.528 3.579 16 15.3 4:48 (262,-12) Apr. 8 23 51.61 14 54.1 4.474 3.550 20 15.3 4:54 (257, -7) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.6等(3月6日、嶋邦博氏)。現在は観測できないが、南半球では6月、日本からは7月に明け方の空に現れ、2017年末まで15.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 1 50.01 1 6.8 6.312 5.367 17 15.3 19:18 ( 90, -2) Apr. 8 1 56.39 1 34.8 6.356 5.388 13 15.3 19:09 ( 89, -5) ロヴァシュ第１彗星 (93P) 現在は14.9等(3月26日、Sandor Szabo)。春まで15等を保つが、南半球では、既に観測できない。日本からも、今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 2 59.38 26 12.8 2.378 1.729 39 15.4 19:18 (120, -3) Apr. 8 3 20.78 27 25.0 2.425 1.744 37 15.5 19:09 (122, -3) リニア彗星 (217P) 急激に増光し、7月から9月にかけて、12等まで明るくなると期待されている。南半球では、明け方の空でずっと同じ高度を保つ。日本からは、ゆっくりと高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 34.58 -12 44.9 2.268 1.787 49 16.2 4:48 (265, 30) Apr. 8 21 54.15 -11 39.3 2.169 1.732 51 15.9 4:54 (261, 32) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は15.7等(3月26日、Sandor Szabo)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 4.97 5 20.3 8.990 9.599 125 15.9 20:25 (180, 50) Apr. 8 9 4.87 5 37.7 9.080 9.596 118 15.9 19:58 (180, 49) ヴィルト第２彗星 (81P) 2016年の春から夏にかけて、11等まで明るくなった。再び明け方の空に現れてきた。現在は16.5等(3月4日、T. Ikemura, H. Sato)。春から夏にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 5.58 -18 25.7 2.892 2.745 71 16.0 4:48 (255, 51) Apr. 8 20 12.52 -18 4.3 2.838 2.786 76 16.0 4:54 (249, 56) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は16.4等(3月3日、Alexander Baransky)。6月まで16等で観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 52.96 27 24.8 3.537 3.685 90 16.1 19:18 (164, 26) Apr. 8 6 57.56 27 16.7 3.633 3.679 84 16.1 19:09 (161, 25) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 現在は17.0等(3月2日、Thomas Lehmann)。2018年の夏に、9等まで明るくなると期待されている。日本からは、2018年の夏まで、明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、2017年はほとんど観測できないが、2018年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 19 12.17 48 49.8 5.579 5.522 81 16.2 4:48 (197, 3) Apr. 8 19 12.62 49 32.8 5.485 5.466 83 16.1 4:54 (192, 4) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 現在は17.3等(3月3日、T. Ikemura, H. Sato)。2016年の春から夏にかけて、16等で観測された。2017年も、冬から春にかけて16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 20.63 5 41.9 3.164 3.395 94 16.1 4:48 (200, 47) Apr. 8 18 23.80 7 45.0 3.105 3.417 99 16.1 4:54 (189, 47) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12等の明るさを保った。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(2月15日、T. Ikemura, H. Sato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 17 20.57 -8 24.3 4.210 4.656 110 16.5 4:44 (180, 63) Apr. 8 17 17.48 -8 48.1 4.154 4.708 117 16.5 4:13 (180, 64) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 現在は16.2等(3月26日、Sandor Szabo)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 8 22.55 4 24.5 5.117 5.610 114 16.5 19:43 (180, 51) Apr. 8 8 19.87 5 34.4 5.214 5.594 107 16.6 19:13 (180, 49) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.2等(3月4日、T. Ikemura, H. Sato)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 58.14 50 38.0 6.318 6.291 83 16.6 4:48 (194, 2) Apr. 8 19 0.69 52 8.3 6.299 6.297 85 16.6 4:54 (189, 2) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 昨年の夏から秋にかけて、11〜12等まで明るくなった。現在は減光中。既に14.9等まで暗くなった(3月3日、T. Ikemura, H. Sato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 11 45.47 -23 13.2 1.640 2.589 156 16.9 23:05 (180, 78) Apr. 8 11 40.20 -21 51.5 1.697 2.635 154 17.1 22:32 (180, 77) バロス彗星 (C/2017 D2) 現在は17.3等(3月6日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏に15.5等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 27.73 -46 1.0 2.806 2.728 75 17.1 4:48 (302, 54) Apr. 8 20 42.06 -45 23.8 2.707 2.698 78 17.0 4:54 (301, 57) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は16.5等(2月23日、T. Ikemura, H. Sato)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 16.79 61 11.6 6.963 7.429 114 17.1 23:36 (180, -6) Apr. 8 12 6.93 60 48.1 7.019 7.438 111 17.1 22:58 (180, -6) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 昨年の4月以降、観測が無い。減光中だが、まだ17等と明るいはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 17 10.50 -18 50.7 2.628 3.154 112 17.1 4:34 (180, 74) Apr. 8 17 9.55 -18 25.8 2.606 3.225 120 17.2 4:05 (180, 73) スキッフ彗星 (P/2000 S1) 今回帰はまだ検出されていない。急激に増光し、7月から9月にかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 28.05 -27 20.8 3.242 2.635 45 17.3 4:48 (286, 26) Apr. 8 22 41.45 -26 12.7 3.173 2.620 48 17.1 4:54 (283, 30) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2016年の初めに15等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(3月3日、K. Hills)。日本からは、秋に18等以下になるまで、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 15 0.55 72 13.2 6.301 6.551 100 17.2 2:23 (180,-17) Apr. 8 14 49.88 72 15.0 6.352 6.581 98 17.2 1:45 (180,-17) リニア彗星 (P/2015 TP200) 現在は17.0等(3月2日、嶋邦博氏)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 59.61 31 18.8 3.373 3.545 91 17.2 19:18 (167, 22) Apr. 8 7 5.56 30 51.3 3.484 3.559 86 17.3 19:09 (164, 22) パンスターズ彗星 (C/2017 E3) 現在は17.0等(3月13日、E. Primucci)。南半球では、春に17等で条件良く観測できる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 58.47 -45 12.0 5.093 5.884 139 17.2 0:22 ( 0, 80) Apr. 8 12 54.81 -44 18.6 5.058 5.886 142 17.2 23:47 ( 0, 81) 串田彗星 (144P) 秋に11〜12等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(3月3日、T. Ikemura, H. Sato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 13 31.69 -14 35.7 1.611 2.586 163 17.4 0:56 (180, 70) Apr. 8 13 24.96 -13 48.7 1.640 2.635 171 17.6 0:21 (180, 69) アトラス彗星 (C/2017 D3) 現在は17.1等(3月7日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。春に17.5等で条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 45.91 -29 24.7 4.047 4.971 155 17.5 0:10 (180, 85) Apr. 8 12 37.64 -27 43.6 4.026 4.970 158 17.5 23:29 (180, 83) アトラス彗星 (C/2015 X7) 現在は17.0等(2月16日、Alexander Baransky)。昨年の冬に17等で観測された。この冬に再び17等で観測できる。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 10 58.82 41 53.2 3.584 4.274 128 17.6 22:19 (180, 13) Apr. 8 10 56.51 42 23.3 3.686 4.305 122 17.7 21:49 (180, 13) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は17.8等(2月3日、T. Ikemura, H. Sato)。冬から春にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 15 8.64 -11 38.4 1.595 2.466 142 17.7 2:32 (180, 67) Apr. 8 15 5.39 -11 32.2 1.566 2.486 150 17.8 2:01 (180, 67) パンスターズ彗星 (C/2016 N6) 2018年から2019年にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2018年10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 32.34 45 50.9 5.233 5.300 88 17.8 4:48 (192, 8) Apr. 8 18 30.59 47 37.4 5.137 5.248 90 17.8 4:54 (185, 7) マセニー彗星 (C/2016 T1) 4月から5月にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 18.71 -5 41.2 2.066 2.388 96 17.9 4:48 (206, 58) Apr. 8 18 6.91 -6 48.1 1.939 2.410 105 17.8 4:54 (185, 62) マセニー彗星 (C/2016 T2) 現在は17.8等(2月28日、T. Ikemura, H. Sato)。日本からは3月まで17〜18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 41.99 73 23.4 1.856 2.217 97 17.8 21:01 (180,-18) Apr. 8 9 24.68 68 0.6 1.934 2.261 95 18.0 20:17 (180,-13) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は17.9等(3月3日、T. Ikemura, H. Sato)。しばらく条件が良いが、4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 22.77 5 31.3 1.886 2.873 169 17.8 23:42 (180, 50) Apr. 8 12 17.88 6 12.5 1.935 2.904 161 18.0 23:10 (180, 49) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星。2015年2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなった。現在は17.8等(6月4日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 14 39.81 -26 28.8 8.552 9.380 144 17.9 2:03 (180, 82) Apr. 8 14 38.17 -26 19.7 8.498 9.386 150 17.9 1:34 (180, 81)