今週の明るい彗星 (2016年11月26日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は12.4等(11月4日、嶋邦博氏)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 13 14.60 44 54.0 3.047 2.980 76 11.9 5:16 (239, 48) Dec. 3 13 29.98 44 37.1 2.931 2.913 79 11.7 5:21 (240, 51) ネオワイズ彗星 (C/2016 U1) 新彗星。急激に増光中。現在は11.6等と、かなり明るい(11月25日、Juan Jose Gonzalez)。1月14日に、太陽に0.3天文単位まで近づく。7等まで明るくなるかもしれない。日本からは、1月上旬まで、明け方の空で明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 12 36.89 50 7.0 0.832 1.233 84 12.5 5:16 (231, 54) Dec. 3 13 53.91 45 29.7 0.751 1.099 77 11.8 5:21 (238, 47) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 2月中旬に地球に0.08天文単位まで接近し、6等の明るさで、条件良く観測できると期待されている。現在は16.4等(11月6日、A. Chapman)。今後は急激に増光するが、しばらく夕空の低空が続く。1月にはいったん観測できなくなるが、2月半ばからは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 19 6.01 -25 4.9 1.341 0.881 41 13.6 18:18 ( 48, 12) Dec. 3 19 27.62 -24 29.7 1.246 0.783 38 12.2 18:18 ( 49, 11) リニア彗星 (237P) 予想以上に急激に増光した。現在は12.5等と、かなり明るい(11月1日、Chris Wyatt)。南半球では、既に観測できない。日本からも、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 18 16.93 -16 25.0 2.800 2.018 30 13.1 18:18 ( 62, 9) Dec. 3 18 34.24 -15 57.2 2.844 2.029 28 13.3 18:18 ( 64, 8) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 明け方の空に現れてきた。現在は14.1等(11月19日、門田健一氏)。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 13 56.93 -14 54.3 3.440 2.650 31 13.4 5:16 (297, 11) Dec. 3 14 9.17 -15 53.7 3.306 2.569 35 13.2 5:21 (301, 14) 串田彗星 (144P) 現在は12.2等と明るい(11月4日、吉田誠一)。南半球でも、今後は次第に高くなってくる。だが、今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 12 18.57 -5 47.5 2.043 1.725 57 13.5 5:16 (309, 34) Dec. 3 12 32.33 -7 22.4 2.026 1.767 60 13.7 5:21 (314, 36) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 10月下旬から11月上旬にかけて、12〜13等の明るさで観測された。現在は13.6等以下(11月22日、Chris Wyatt)。12月半ばには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 19 42.32 -23 7.4 6.478 5.885 49 13.8 18:18 ( 43, 18) Dec. 3 19 47.28 -22 49.6 6.558 5.883 43 13.9 18:18 ( 47, 15) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は12.4等(11月4日、吉田誠一)。今後は次第に高くなるが、減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 11 31.51 -12 31.3 1.876 1.732 66 13.9 5:16 (325, 35) Dec. 3 11 42.87 -14 32.2 1.857 1.776 69 14.1 5:21 (332, 36) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 昨年の冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(7月23日、Chris Wyatt)。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 13 4.90 -6 51.0 4.956 4.334 46 13.9 5:16 (300, 25) Dec. 3 13 7.98 -7 48.5 4.924 4.392 52 14.0 5:21 (307, 30) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.2等(11月22日、Chris Wyatt)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 0 33.56 -5 21.0 4.477 5.060 121 14.3 20:11 ( 0, 50) Dec. 3 0 34.30 -5 22.4 4.586 5.074 114 14.4 19:44 ( 0, 50) ヴィルト第２彗星 (81P) 春から夏にかけて、11等まで明るくなった。現在は観測できない。2017年の春に、再び16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 16 9.93 -18 55.7 2.999 2.013 2 14.4 18:18 ( 78,-17) Dec. 3 16 26.91 -19 38.4 3.035 2.052 3 14.5 5:21 (284,-15) ロニオス彗星 (315P/2013 V6) 現在は15.4等(10月9日、嶋邦博氏)。冬から2017年の春にかけて14等まで明るくなり、日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 11 3.08 24 43.2 2.265 2.422 86 14.6 5:16 (293, 69) Dec. 3 11 13.96 24 40.9 2.186 2.421 91 14.5 5:21 (302, 73) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.4等(10月22日、Thomas Lehmann)。12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 19 26.01 -29 11.2 2.452 1.893 45 14.9 18:18 ( 42, 11) Dec. 3 19 45.87 -28 32.9 2.534 1.929 42 15.2 18:18 ( 43, 11) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 日本からは、明け方の空に現れてきた。減光中だが、まだ15等と明るいはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 14 24.43 -16 50.1 2.751 1.900 24 15.0 5:16 (294, 4) Dec. 3 14 40.96 -17 45.1 2.781 1.963 27 15.2 5:21 (297, 7) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は17.1等(11月11日、佐藤英貴氏)。冬から春にかけて、12等まで明るくなる。日本からは、次第に増光していく様子を観測できるが、2月末には観測できなくなる。南半球では、12月までは観測できないが、12月末からは、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 13 21.63 0 20.2 2.276 1.739 45 15.5 5:16 (291, 27) Dec. 3 13 39.94 -1 31.7 2.168 1.674 47 15.1 5:21 (295, 29) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は15.9等と明るい(11月5日、嶋邦博氏)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って11等で観測できる。現在は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはしばらく低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 11.91 -41 0.0 5.207 5.719 116 15.2 22:48 ( 0, 14) Dec. 3 3 6.76 -40 27.9 5.194 5.667 113 15.1 22:15 ( 0, 15) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 昨年の秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(11月2日、大島雄二氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 4 9.70 56 34.7 4.206 5.041 144 15.1 23:45 (180, 68) Dec. 3 3 55.55 55 56.6 4.269 5.110 145 15.2 23:04 (180, 69) 羽根田-カンポス彗星 (D/1978 R1) 1978年の発見以来、行方不明になっている。2016年は、秋から冬にかけて、非常に良い条件で回帰すると予想されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 22 43.12 -13 45.1 0.793 1.299 93 15.3 18:22 ( 0, 42) Dec. 3 23 6.90 -10 29.9 0.823 1.313 92 15.5 18:18 ( 0, 45) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 2016年の前半に、長期に渡って12〜13等で観測された。現在は観測できない。日本からは12月下旬に、南半球では1月下旬に、16等で再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 16 28.94 2 0.7 4.643 3.759 23 15.4 18:18 ( 93, -1) Dec. 3 16 34.87 0 57.0 4.694 3.807 23 15.5 5:21 (266, -5) ボリソフ彗星 (C/2016 R3) 10月10日に太陽に0.45天文単位まで近づいた。近日点の前には、12.5〜13.0等まで明るくなった(9月24日、Michael Jager)。近日点の後は、11月16日に14.0等以下(Michael Mattiazzo)、11月19日に17等以下(Terry Lovejoy)、11月25日に15.5等以下(Justin Tilbrook)で、写らない。既に消滅したと思われる。日本からは二度と観測できない。南半球でも、今後はずっと超低空。C/1915 R1 ( Mellish ) と軌道が良く似ている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 17 32.63 -41 1.5 1.919 1.132 26 15.5 18:18 ( 49,-14) Dec. 3 18 4.06 -43 44.7 2.036 1.255 28 16.0 18:18 ( 46,-14) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は15.7等(10月31日、Sandor Szabo)。2017年の夏に12〜13等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、冬に15.5等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 1 2.03 23 54.6 3.104 3.886 137 15.5 20:38 ( 0, 79) Dec. 3 0 50.54 22 25.2 3.155 3.839 127 15.5 19:59 ( 0, 77) ロヴァシュ第１彗星 (93P) 現在は16.3等(11月5日、杉山行浩氏)。冬に15等まで明るくなるが、今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 22 16.84 -4 2.5 1.676 1.955 90 15.7 18:18 ( 9, 51) Dec. 3 22 25.58 -2 46.5 1.718 1.922 86 15.6 18:18 ( 17, 51) スローター-バーナム彗星 (56P) 現在は15.5等(10月31日、Sandor Szabo)。秋から冬にかけて、15〜16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 4 25.86 34 29.0 1.731 2.699 165 15.6 0:07 ( 0, 90) Dec. 3 4 20.21 34 18.1 1.749 2.719 167 15.7 23:29 ( 0, 89) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は15.8等(10月31日、Sandor Szabo)。2017年の夏から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 22 49.54 -10 47.4 4.009 4.223 95 15.8 18:27 ( 0, 44) Dec. 3 22 48.38 -9 46.2 4.086 4.183 88 15.8 18:18 ( 7, 45) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 夏に12.5等まで明るくなった(8月3日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.0等まで暗くなった(10月31日、Sandor Szabo)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 21 44.87 -15 12.4 2.960 2.944 79 16.0 18:18 ( 17, 38) Dec. 3 21 53.35 -14 36.3 3.081 2.973 74 16.1 18:18 ( 23, 38) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は16.8等(10月7日、D. Buczynski)。秋から冬にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 7 31.41 25 1.4 3.072 3.816 133 16.1 3:12 ( 0, 80) Dec. 3 7 29.37 25 18.2 2.994 3.809 140 16.0 2:42 ( 0, 80) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は15.8等(10月22日、門田健一氏)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 9 22.57 1 37.3 9.452 9.691 101 16.1 5:02 ( 0, 57) Dec. 3 9 22.94 1 34.7 9.335 9.684 107 16.1 4:35 ( 0, 57) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 1783年の発見以来、200年以上も行方不明になっていた彗星。急激に増光し、9月には13.9等まで明るくなった(9月1日、Sandor Szabo)。現在は14.5等(11月4日、吉田誠一)。今後は減光していく。日本からは、しばらく非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 4 38.12 50 37.2 1.014 1.931 149 16.2 0:20 (180, 75) Dec. 3 4 17.68 53 37.8 1.049 1.957 148 16.5 23:25 (180, 71) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は16.5等(11月4日、D. Buczynski)。2017年の秋から冬にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、2017年夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 5.93 57 12.6 4.495 5.308 141 16.5 22:42 (180, 68) Dec. 3 2 51.58 55 56.0 4.473 5.275 140 16.5 22:00 (180, 69) エンケ彗星 (2P) 現在は17.7等(11月3日、門田健一氏)。2017年3月10日に近日点を通過する。日本からは、2月下旬に8.5等になるまで、夕空で明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、3月末に8等で明け方の空に現れた後、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 22 55.70 5 27.4 1.357 1.850 103 17.1 18:33 ( 0, 61) Dec. 3 22 53.20 4 47.2 1.379 1.768 95 16.7 18:18 ( 7, 60) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2016年の初めに15等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(11月4日、D. Buczynski)。日本からは、2017年秋に18等以下になるまで、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 14 22.81 65 51.3 5.976 6.040 89 16.7 5:16 (210, 39) Dec. 3 14 33.72 65 48.2 5.968 6.066 91 16.7 5:21 (210, 41) リニア-ミュラー彗星 (188P) 急激に増光した。現在は16.7等(10月15日、門田健一氏)。秋から冬にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 22 46.78 -6 59.2 2.326 2.628 96 16.7 18:24 ( 0, 48) Dec. 3 22 52.46 -6 1.7 2.406 2.618 91 16.8 18:18 ( 6, 49) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は17.3等(11月7日、Mt. Lemmon Survey)。冬には17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 11 52.07 1 20.4 2.556 2.341 66 16.9 5:16 (309, 44) Dec. 3 12 1.83 0 37.1 2.500 2.368 70 16.9 5:21 (317, 47) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は16.7等(10月3日、A. Diepvens)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 13 42.42 54 23.8 7.389 7.309 81 16.9 5:16 (225, 44) Dec. 3 13 44.26 54 34.6 7.330 7.314 85 16.9 5:21 (225, 48) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 現在は16.7等(11月3日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 9 48.37 -12 7.3 5.878 5.962 90 17.1 5:16 (356, 43) Dec. 3 9 46.66 -11 55.9 5.737 5.940 97 17.0 4:59 ( 0, 43) 小惑星ファエトン (3200) 9月に14.9等まで明るくなった(9月29日、Sandor Szabo)。日本からは、非常に条件良く観測できるが、今後は減光していく。南半球では超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 23 5.28 26 8.6 1.108 1.733 111 17.1 18:43 ( 0, 81) Dec. 3 23 14.23 23 58.8 1.243 1.794 106 17.4 18:25 ( 0, 79) リニア彗星 (P/2015 TP200) 現在は17.1等(11月6日、CAO, San Pedro de Atacama)。日本からは、冬に17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 7 20.16 33 40.9 2.613 3.391 135 17.2 3:00 ( 0, 89) Dec. 3 7 18.62 34 0.2 2.556 3.394 142 17.2 2:31 ( 0, 89) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.3等(11月4日、D. Buczynski)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 4 16.61 61 50.2 8.951 9.718 139 17.2 23:53 (180, 63) Dec. 3 4 11.54 61 59.7 8.924 9.699 139 17.2 23:21 (180, 63) アトラス彗星 (C/2015 X7) 現在は17.9等(11月2日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。昨年の冬に17等で観測された。この冬に再び17等で観測できる。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 11 4.85 16 13.9 3.827 3.834 83 17.3 5:16 (308, 63) Dec. 3 11 10.06 17 11.7 3.737 3.852 89 17.2 5:21 (319, 68) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。現在は17.1等(11月5日、杉山行浩氏)。日本からは、冬にはいったん低くなるが、ずっと条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 21 18.68 34 8.2 5.432 5.556 92 17.3 18:18 ( 93, 73) Dec. 3 21 17.97 33 25.0 5.561 5.592 86 17.4 18:18 ( 94, 67) ラッセル第４彗星 (94P) 冬から春にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 12 58.23 -0 52.4 2.736 2.239 50 17.4 5:16 (296, 31) Dec. 3 13 10.86 -2 6.7 2.676 2.244 54 17.4 5:21 (301, 34) ミュラー第３彗星 (136P) 現在は17.0等(11月2日、津村光則氏)。近日点を通過した後に最大光度となる傾向がある。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 2 9.28 -0 39.2 2.274 3.126 143 17.5 21:46 ( 0, 54) Dec. 3 2 7.02 -0 31.6 2.345 3.137 136 17.6 21:16 ( 0, 55) パンスターズ彗星 (P/2016 S1) 現在は17.3等(11月9日、L. Elenin)。2016年秋から2017年夏まで、長期に渡って17等を保ち、南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からは、今後は二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 37.25 -61 5.2 2.297 2.620 97 17.5 23:12 ( 0, -6) Dec. 3 3 16.24 -62 50.1 2.341 2.596 93 17.5 22:23 ( 0, -8) ニート-ロニオス彗星 (343P/2016 P3) 現在は17.1等(11月5日、杉山行浩氏)。1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 23 8.20 1 14.1 1.893 2.344 104 17.6 18:46 ( 0, 56) Dec. 3 23 15.31 1 35.1 1.959 2.331 99 17.6 18:26 ( 0, 57) シューメーカー-ホルト第１彗星 (128P) 現在は17.0等(11月10日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 16.74 15 48.7 2.097 3.066 166 17.6 22:53 ( 0, 71) Dec. 3 3 12.71 15 25.4 2.124 3.063 158 17.6 22:22 ( 0, 70) マクノート彗星 (338P/2016 N1) 現在は17.4等(11月5日、杉山行浩氏)。2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが実際には、当初の予報より2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 23 21.40 -0 42.3 1.813 2.302 106 17.7 18:59 ( 0, 54) Dec. 3 23 25.23 0 52.1 1.897 2.303 101 17.8 18:35 ( 0, 56) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2014年から2015年にかけて、13〜14等まで明るくなった。現在は減光中。既に18.0等まで暗くなった(11月5日、K. Hills)。12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 23 0.29 -8 4.2 5.997 6.232 99 17.7 18:38 ( 0, 47) Dec. 3 23 1.96 -7 57.9 6.156 6.277 92 17.8 18:18 ( 2, 47) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。8月28日に3回目のバーストを起こし、14.8等まで明るくなった(8月30日、Juan Jose Gonzalez)。既に17.4等まで暗くなった(11月2日、吉本勝己氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 1 1.73 4 1.1 5.737 6.436 131 17.8 20:39 ( 0, 59) Dec. 3 1 1.03 3 56.9 5.840 6.450 124 17.9 20:11 ( 0, 59) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は17.5等(10月24日、D. Buczynski)。2017年の夏に16等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では3月まで、日本からは4月まで、17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 2 10.45 0 59.0 1.986 2.852 145 17.9 21:47 ( 0, 56) Dec. 3 2 6.29 0 58.0 2.009 2.816 137 17.9 21:15 ( 0, 56) リード彗星 (P/2016 Q1) 現在は17.8等(11月5日、Catalina Sky Survey)。2005年に発見された新彗星周期の初回帰。日本からは、冬に非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。当初の予報より1等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 39.49 22 32.3 1.843 2.825 173 18.1 23:16 ( 0, 78) Dec. 3 3 35.14 22 7.8 1.863 2.828 165 18.1 22:44 ( 0, 77) カタリナ彗星 (P/2016 R1) 現在は18.9等(10月27日、門田健一氏)。2007年に発見された新周期彗星の初回帰。秋から冬にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが実際には、当初の予報より2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 26 3 13.36 -12 11.5 1.444 2.318 144 18.4 22:50 ( 0, 43) Dec. 3 3 8.43 -11 2.1 1.456 2.302 140 18.4 22:17 ( 0, 44)