今週の明るい彗星 (2016年10月29日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は13.1等(10月20日、吉田誠一)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 12 13.77 46 26.1 3.526 3.246 65 12.5 3:29 (231,-27) Nov. 5 12 28.82 46 0.1 3.405 3.179 68 12.4 3:19 (231,-26) ボリソフ彗星 (C/2016 R3) 10月10日に太陽に0.45天文単位まで近づいた。9月24日には12.5〜13.0等だった(Michael Jager)。日本からは二度と観測できない。南半球では、まもなく夕空に14等で現れるが、ずっと超低空。C/1915 R1 ( Mellish ) と軌道が良く似ている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 15 21.16 -19 34.8 1.509 0.633 17 12.4 19:59 ( 64, -1) Nov. 5 15 55.22 -26 48.5 1.599 0.754 20 13.3 20:08 ( 58, 2) リニア彗星 (237P) 予想以上に急激に増光した。現在は12.5等と、かなり明るい(10月25日、Chris Wyatt)。南半球では11月、日本からも12月には、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 17 7.62 -17 12.4 2.614 1.990 41 12.5 19:59 ( 81, 17) Nov. 5 17 24.86 -17 9.9 2.662 1.994 39 12.6 20:08 ( 78, 13) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 6月に6.2等まで明るくなった(6月24日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に13.3等まで暗くなった(9月28日、Chris Wyatt)。現在は観測できない。南半球では、12月中旬に明け方の空に現れ、その後は非常に条件良く観測できる。日本からは、12月下旬に明け方の空に現れるが、その後も低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 14 43.80 -28 52.8 3.842 2.906 16 12.6 19:59 ( 51, -3) Nov. 5 14 47.42 -29 12.1 3.935 2.980 13 12.7 20:08 ( 46, -7) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は12.9等(10月20日、吉田誠一)。今後は次第に高くなるが、減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 10 37.18 -3 33.8 1.922 1.567 54 13.1 3:29 (261, 19) Nov. 5 10 52.04 -5 55.4 1.914 1.606 56 13.3 3:19 (262, 21) 串田彗星 (144P) 現在は11.2等と明るい(10月14日、Thomas Lehmann)。南半球では、11月まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 11 16.02 1 26.5 2.087 1.577 46 13.6 3:29 (263, 8) Nov. 5 11 32.77 -0 29.0 2.079 1.611 48 14.3 3:19 (264, 9) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 10月21日にバーストを起こし、13.8等まで明るくなった(Jean-Francois Soulier)。現在も12.6等と明るい(10月25日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 19 25.72 -24 9.1 6.093 5.892 73 13.7 19:59 ( 92, 49) Nov. 5 19 29.30 -23 55.0 6.197 5.891 67 13.7 20:08 ( 88, 42) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(7月23日、Chris Wyatt)。日本からはまもなく、南半球では12月に、14等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 12 48.93 -2 38.3 4.992 4.101 23 13.7 3:29 (280, -9) Nov. 5 12 53.38 -3 44.8 4.998 4.160 29 13.8 3:19 (278, -5) テンペル第１彗星 (9P) 現在は13.5等(10月5日、Thomas Lehmann)。今後は次第に減光していく。日本からは、今後はずっと低空。南半球でも、今後は低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 18 1.28 -29 60.0 2.133 1.758 54 13.8 19:59 ( 75, 34) Nov. 5 18 23.12 -30 5.5 2.210 1.790 52 14.0 20:08 ( 73, 31) ヴィルト第２彗星 (81P) 春から夏にかけて、11等まで明るくなった。現在は観測できない。2017年の春に、再び16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 14 59.79 -14 49.0 2.833 1.869 11 13.9 19:59 ( 65, -9) Nov. 5 15 17.61 -16 2.0 2.878 1.904 8 14.0 20:08 ( 61,-12) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 12月には13等で、明け方の空に現れる。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。8月には16.4等(8月12日、Thomas Lehmann)と、増光が鈍くなっていた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 13 12.95 -11 1.8 3.920 2.972 15 14.2 3:29 (290, -8) Nov. 5 13 23.28 -11 58.7 3.810 2.892 19 14.0 3:19 (289, -6) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 1783年の発見以来、200年以上も行方不明になっていた彗星。急激に増光し、9月には13.9等まで明るくなった(9月1日、Sandor Szabo)。現在は14.5等(10月5日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく。日本からは、しばらく非常に条件良く観測できる。南半球では、11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 5 29.02 33 24.2 1.031 1.846 131 14.0 3:00 (180, 22) Nov. 5 5 21.85 38 0.8 1.004 1.865 138 14.2 2:25 (180, 17) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は13.1等と明るい(10月20日、吉田誠一)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 0 35.78 -4 26.8 4.128 5.011 149 14.1 22:03 (180, 59) Nov. 5 0 34.51 -4 47.6 4.200 5.023 142 14.1 21:34 (180, 60) リニア彗星 (C/2015 TQ209) しばらく観測できない。12月にようやく明け方の空に姿を現すが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 13 11.75 -11 47.8 2.607 1.669 15 14.3 3:29 (290, -8) Nov. 5 13 30.87 -13 15.9 2.644 1.723 17 14.5 3:19 (292, -7) リニア彗星 (C/2016 A8) 8月末から9月初めにかけて、11.6等まで明るくなった(8月29日、Juan Jose Gonzalez)。現在は急激に減光中。既に15.6等まで暗くなった(10月22日、E. Bryssinck)。11月には低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 18 44.60 -13 46.6 2.211 2.014 65 14.6 19:59 ( 98, 35) Nov. 5 18 44.07 -15 43.9 2.386 2.045 58 14.9 20:08 ( 90, 29) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 昨年の秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.8等まで暗くなった(10月24日、D. Buczynski)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 5 8.63 56 56.0 4.116 4.760 125 14.8 2:40 (180, -2) Nov. 5 4 54.62 57 10.4 4.116 4.831 131 14.9 1:59 (180, -2) ロニオス彗星 (315P/2013 V6) 現在は15.4等(10月9日、嶋邦博氏)。冬から2017年の春にかけて14等まで明るくなり、日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では11月まで超低空が続き、最盛期も低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 10 13.98 25 37.1 2.590 2.440 70 15.0 3:29 (234, 5) Nov. 5 10 26.96 25 18.6 2.508 2.434 74 14.9 3:19 (234, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は14.6等(10月15日、門田健一氏)。今後は次第に減光していく。まもなく観測できなくなるが、日本からは12月下旬に、南半球では1月下旬に、16等で再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 16 4.72 7 16.3 4.349 3.574 34 14.9 19:59 ( 92, -9) Nov. 5 16 10.79 5 47.3 4.435 3.620 30 15.1 20:08 ( 86,-15) 羽根田-カンポス彗星 (D/1978 R1) 1978年の発見以来、行方不明になっている。2016年は、秋から冬にかけて、非常に良い条件で回帰すると予想されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 21 11.01 -24 37.5 0.722 1.297 96 15.1 19:59 (117, 70) Nov. 5 21 32.98 -22 19.9 0.734 1.289 95 15.1 20:08 (116, 66) スローター-バーナム彗星 (56P) 現在は15.0等(10月13日、Mt. Lemmon Survey)。秋から冬にかけて、15〜16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 4 43.69 33 58.5 1.787 2.629 140 15.1 2:14 (180, 21) Nov. 5 4 40.68 34 16.8 1.756 2.645 147 15.1 1:44 (180, 21) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は15.6等と、かなり明るい(9月11日、佐藤英貴氏)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って11等で観測できる。現在は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはしばらく低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 3 33.23 -41 33.9 5.343 5.929 122 15.4 1:04 ( 0, 83) Nov. 5 3 28.13 -41 38.9 5.297 5.878 121 15.3 0:31 ( 0, 83) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 夏に12.5等まで明るくなった(8月3日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.3等まで暗くなった(10月23日、Chris Wyatt)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 21 15.04 -16 57.4 2.479 2.830 100 15.3 19:59 (132, 65) Nov. 5 21 21.73 -16 37.8 2.597 2.857 94 15.5 20:08 (121, 60) 小惑星ファエトン (3200) 現在は14.9等(9月29日、Sandor Szabo)。日本からは、非常に条件良く観測できるが、今後は減光していく。南半球では超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 22 27.41 44 22.4 0.635 1.442 123 15.6 19:59 (179, 11) Nov. 5 22 37.82 37 46.8 0.739 1.522 122 16.0 20:08 (174, 17) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。8月28日に3回目のバーストを起こし、14.8等まで明るくなった(8月30日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ15.4等と明るい(9月29日、Sandor Szabo)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 1 8.44 4 45.3 5.432 6.383 161 15.7 22:35 (180, 50) Nov. 5 1 6.27 4 30.8 5.489 6.396 154 15.8 22:06 (180, 50) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は15.8等(10月22日、E. Bryssinck)。2017年の夏から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 23 2.93 -14 22.7 3.742 4.390 125 15.8 20:30 (180, 69) Nov. 5 22 58.25 -13 34.0 3.799 4.348 117 15.8 20:08 (173, 68) ロヴァシュ第１彗星 (93P) 現在は16.5等(10月22日、E. Bryssinck)。冬に15等まで明るくなるが、秋から次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 21 55.23 -8 4.4 1.511 2.100 112 16.0 19:59 (161, 62) Nov. 5 21 58.41 -7 13.3 1.550 2.062 106 15.9 20:08 (146, 58) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は15.8等(10月23日、Mt. Lemmon Survey)。2017年の夏に13等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、冬に15.5等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 1 59.16 29 14.0 3.115 4.079 163 16.1 23:25 (180, 26) Nov. 5 1 43.90 28 6.9 3.076 4.030 161 16.0 22:42 (180, 27) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は17.3等(10月11日、J. Oey, P. Camilleri, H. Williams)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。南半球では11月上旬、日本からは12月上旬に、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 18 31.13 -8 28.5 5.909 5.532 63 16.1 19:59 (101, 29) Nov. 5 18 31.83 -8 17.8 5.973 5.491 56 16.1 20:08 ( 95, 22) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は17.2等(10月22日、C. Bell)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 9 18.01 2 3.9 9.928 9.718 74 16.2 3:29 (242, 30) Nov. 5 9 19.60 1 55.3 9.811 9.711 81 16.2 3:19 (239, 34) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は17.0等(10月25日、D. Buczynski)。秋から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 7 29.96 24 16.1 3.465 3.849 105 16.4 3:29 (203, 27) Nov. 5 7 31.72 24 23.9 3.359 3.841 111 16.3 3:19 (199, 28) リニア-ミュラー彗星 (188P) 急激に増光した。現在は16.9等(10月4日、Mt. Lemmon Survey)。秋から冬にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 22 34.01 -10 4.2 2.030 2.676 120 16.6 20:02 (180, 65) Nov. 5 22 35.54 -9 25.3 2.098 2.663 114 16.6 20:08 (162, 63) カタリナ彗星 (P/2016 R1) 2007年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は19.4等(9月1日、K. Sarneczky, P. Szekely)。秋から冬にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、予報より3等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 3 34.83 -13 53.5 1.501 2.391 146 16.7 1:06 (180, 69) Nov. 5 3 29.99 -13 53.6 1.471 2.371 148 16.6 0:33 (180, 69) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2016年の初めに15等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(10月9日、P. Carson)。日本からは、2017年秋に18等以下になるまで、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 13 33.13 66 48.3 6.019 5.938 80 16.6 3:29 (209,-41) Nov. 5 13 46.45 66 27.8 6.006 5.963 82 16.6 3:19 (209,-41) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は16.5等(10月24日、D. Buczynski)。2017年の秋から冬にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、2017年夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 4 8.65 59 50.5 4.761 5.441 129 16.7 1:40 (180, -5) Nov. 5 3 53.30 59 33.9 4.669 5.407 134 16.7 0:58 (180, -5) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は17.8等(9月24日、嶋邦博氏)。今後は次第に高くなり、冬には17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 11 7.35 4 54.3 2.747 2.238 49 16.7 3:29 (259, 8) Nov. 5 11 19.31 3 55.9 2.705 2.263 53 16.7 3:19 (258, 10) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は16.7等(10月3日、A. Diepvens)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 13 31.81 54 37.4 7.597 7.294 68 16.9 3:29 (225,-41) Nov. 5 13 34.82 54 25.5 7.551 7.297 71 16.9 3:19 (225,-39) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は17.9等(10月3日、B. Lutkenhoner, J. L. Tuten, K. Breedlove)。2017年に16等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 19 19.45 -32 3.9 3.255 3.087 71 17.2 19:59 ( 80, 50) Nov. 5 19 28.28 -31 20.2 3.329 3.072 66 17.2 20:08 ( 79, 45) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.7等(10月24日、D. Buczynski)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 4 34.30 60 31.1 9.176 9.798 126 17.3 2:06 (180, -6) Nov. 5 4 30.52 60 56.6 9.103 9.778 130 17.2 1:34 (180, -6) ミュラー第３彗星 (136P) 現在は17.2等(10月21日、Mt. Lemmon Survey)。近日点を通過した後に最大光度となる傾向がある。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 2 24.85 0 6.8 2.111 3.085 166 17.3 23:51 (180, 55) Nov. 5 2 20.36 -0 15.5 2.132 3.095 163 17.3 23:19 (180, 55) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 明け方の空に現れてきた。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 9 49.41 -12 23.0 6.421 6.056 64 17.4 3:29 (262, 33) Nov. 5 9 49.93 -12 22.2 6.291 6.032 70 17.3 3:19 (259, 37) アトラス彗星 (C/2015 X7) 昨年の冬に17等で観測された。この冬に再び17等で観測できる。現在は18.1等(9月24日、嶋邦博氏)。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 10 39.36 13 30.2 4.178 3.773 59 17.4 3:29 (248, 8) Nov. 5 10 46.33 14 2.3 4.094 3.787 65 17.3 3:19 (245, 10) リード彗星 (P/2016 Q1) 2005年に発見された新彗星周期の初回帰。現在は18.2等(10月24日、D. Buczynski)。日本からは、冬に17等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 3 56.67 23 50.5 1.896 2.821 153 17.4 1:28 (180, 31) Nov. 5 3 53.04 23 36.0 1.863 2.821 161 17.4 0:56 (180, 31) リニア彗星 (P/2015 TP200) 現在は17.2等(10月25日、D. Buczynski)。日本からは、冬に17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 7 15.08 32 30.0 2.922 3.385 109 17.4 3:29 (197, 20) Nov. 5 7 18.01 32 45.8 2.835 3.386 115 17.4 3:19 (194, 21) ダニエル彗星 (33P) 現在は18.4等(10月9日、嶋邦博氏)。日本からは、秋から冬にかけて、17.5等で非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 9 32.74 31 17.1 2.156 2.225 80 17.4 3:29 (224, 7) Nov. 5 9 45.89 31 40.8 2.095 2.239 85 17.4 3:19 (223, 7) エンケ彗星 (2P) 現在は17.7等(10月22日、D. Buczynski)。2017年3月10日に近日点を通過する。日本からは、2月下旬に8.5等になるまで、夕空で明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、3月末に8等で明け方の空に現れた後、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 23 26.59 9 55.2 1.301 2.152 138 17.4 20:53 (180, 45) Nov. 5 23 15.83 8 36.3 1.304 2.080 129 17.4 20:15 (180, 46) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。現在は17.1等(10月23日、C. Bell)。日本からは、秋に16〜17等で条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 21 30.16 37 53.2 4.946 5.414 113 17.4 19:59 (167, 16) Nov. 5 21 25.80 36 50.8 5.059 5.449 108 17.5 20:08 (159, 14) ニート-ロニオス彗星 (343P/2016 P3) 現在は17.7等(10月20日、J.-F. Soulier, C. Rinner, F. Kugel, J. Nicolas)。秋に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 22 51.18 1 6.4 1.665 2.411 128 17.4 20:19 (180, 54) Nov. 5 22 53.57 0 56.8 1.714 2.392 121 17.5 20:08 (174, 54) パンスターズ彗星 (C/2016 S1) 現在は17.7等(10月22日、CAO, San Pedro de Atacama)。2016年秋から2017年夏まで、長期に渡って17等を保ち、南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなり、その後は二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 4 39.00 -48 29.9 2.235 2.741 110 17.6 2:09 ( 0, 77) Nov. 5 4 27.96 -52 22.4 2.234 2.712 108 17.6 1:31 ( 0, 73) シューメーカー-ホルト第１彗星 (128P) 現在は17.3等(10月24日、D. Buczynski)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 3 34.40 17 33.3 2.130 3.083 160 17.7 1:05 (180, 37) Nov. 5 3 30.30 17 7.9 2.101 3.078 168 17.7 0:34 (180, 38) 小惑星2016 PN66 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。10月に18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 2 30.21 -16 57.1 2.008 2.907 149 17.8 0:02 (180, 72) Nov. 5 2 17.31 -20 29.3 2.054 2.911 143 17.9 23:16 (180, 76) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.8等(10月15日、J. Oey, P. Camilleri, H. Williams)。2016年に長期に渡って17等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 0 5.60 -48 10.6 3.254 3.743 112 17.8 21:32 ( 0, 77) Nov. 5 23 51.82 -46 25.5 3.358 3.771 107 17.9 20:51 ( 0, 79) マクノート彗星 (338P/2016 N1) 2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが、実際には17.8等(10月22日、E. Bryssinck)と、当初の予報より2〜3等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 29 23 19.67 -6 49.8 1.521 2.309 132 18.0 20:47 (180, 62) Nov. 5 23 17.85 -5 20.3 1.584 2.305 125 18.1 20:18 (180, 60)