今週の明るい彗星 (2016年8月27日：南半球版)

English version Home page	Updated on August 28, 2016
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 6月に6.2等まで明るくなった(6月24日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に11.1等まで暗くなった(8月20日、Thomas Lehmann)。日本からは、既に観測できない。南半球でも、今後は低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 14 18.15 -28 42.0 2.401 2.240 68 10.4 19:01 ( 86, 50) Sept. 3 14 19.19 -28 17.5 2.606 2.313 62 10.7 19:06 ( 82, 44) テンペル第１彗星 (9P) 現在は12.6等(8月20日、Thomas Lehmann)。今後は次第に減光していく。日本からは、今後はずっと低空。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 14 47.66 -18 53.5 1.558 1.561 71 11.8 19:01 (104, 52) Sept. 3 15 7.50 -20 58.3 1.609 1.573 69 12.0 19:06 ( 99, 51) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は12.3等(8月12日、Chris Wyatt)。夏から秋にかけて、12等で観測できるが、しばらくは低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 7 43.95 18 1.0 1.981 1.360 39 12.0 5:01 (241, 9) Sept. 3 8 6.86 15 54.3 1.969 1.368 40 12.1 4:52 (243, 9) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は11.1等(7月31日、Chris Wyatt)。日本からは、現在は観測できない。南半球でも、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 12 13.68 0 38.7 2.444 1.636 29 12.3 19:01 ( 98, 10) Sept. 3 12 32.60 -1 20.4 2.482 1.653 27 12.5 19:06 ( 94, 8) リニア彗星 (237P) 急激に増光し、13.1等まで明るくなっている(8月12日、A. Diepvens)。秋まで12〜13等で観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 14 45.02 -14 31.6 2.139 2.018 69 12.5 19:01 (109, 49) Sept. 3 14 59.21 -14 57.2 2.195 2.009 66 12.4 19:06 (105, 46) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(7月23日、Chris Wyatt)。現在は観測できない。日本からは11月に、南半球では12月に、14等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 12 1.31 9 11.6 4.478 3.580 24 12.9 19:01 (103, 2) Sept. 3 12 6.95 7 41.4 4.574 3.637 19 13.0 19:06 ( 98, -2) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7月28日にバーストを起こした。現在は12.0等と明るい(8月11日、Juan Jose Gonzalez)。南半球では、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 19 17.08 -25 36.7 5.170 5.909 133 13.4 20:53 (180, 81) Sept. 3 19 15.72 -25 30.7 5.254 5.907 126 13.4 20:24 (180, 80) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 夏に13等まで明るくなるが、しばらく観測できない。12月にようやく明け方の空に姿を現すが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 9 55.18 5 42.1 2.406 1.413 8 13.4 5:01 (270,-10) Sept. 3 10 18.75 3 39.1 2.406 1.416 8 13.4 4:52 (272,-10) リニア彗星 (C/2016 A8) 現在は12.1等と、かなり明るい(8月23日、Thomas Lehmann)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、8月までは低空だが、9月からは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 21 39.30 37 19.2 1.053 1.882 131 13.5 23:10 (180, 18) Sept. 3 20 49.56 29 26.8 1.041 1.882 133 13.5 21:54 (180, 26) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は12.4等(8月11日、Juan Jose Gonzalez)。今後は次第に減光していく。日本からは、11月初めまで観測できる。南半球でも、7月から9月には、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 15 17.61 27 4.4 3.379 3.194 70 13.7 19:01 (150, 21) Sept. 3 15 21.59 24 12.8 3.490 3.233 67 13.8 19:06 (142, 20) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は14.2等(7月23日、Artyom Novichonok)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏にはいったん低くなるが、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 10 5.01 50 58.9 4.547 3.843 41 13.8 5:01 (227,-33) Sept. 3 10 18.64 50 27.8 4.446 3.777 43 13.7 4:52 (228,-32) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は13.6等(7月31日、Chris Wyatt)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 0 51.78 0 28.1 4.097 4.929 141 14.0 2:31 (180, 54) Sept. 3 0 50.84 -0 3.9 4.047 4.936 148 14.0 2:02 (180, 55) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は12.5等と、かなり明るい(8月3日、Marco Goiato)。しばらく条件良く観測できるが、今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 20 53.74 -15 46.4 1.650 2.612 157 14.0 22:29 (180, 71) Sept. 3 20 52.06 -16 17.3 1.709 2.633 150 14.1 22:00 (180, 71) 串田彗星 (144P) 2009年には8等と、かなり明るくなった。夏から秋にかけて、11〜12等まで明るくなると期待されていたが、実際には14.4等(8月12日、iTelescope SRO Observatory, Auberry)と、当初の予報より3等ほど暗い。しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 8 11.87 18 28.1 2.172 1.432 32 14.3 5:01 (245, 3) Sept. 3 8 35.16 16 55.3 2.154 1.432 33 14.1 4:52 (247, 3) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 現在は12.8等と、かなり明るい(8月20日、Thomas Lehmann)。1783年の発見以来、200年以上も行方不明になっていた彗星。今回帰は非常に条件が良く、秋に13〜14等まで明るくなる。日本からは、夏から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球では、11月まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 4 52.79 4 33.4 1.612 1.778 81 14.3 5:01 (213, 45) Sept. 3 5 1.96 6 45.6 1.537 1.776 85 14.2 4:52 (208, 44) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に14.5等まで暗くなった(8月5日、張替憲氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 6 5.38 50 49.5 4.405 4.103 66 14.4 5:01 (204, -3) Sept. 3 6 4.86 51 30.6 4.373 4.178 72 14.4 4:52 (201, -2) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、16.5等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 9 0.46 14 5.8 2.973 2.059 20 15.2 5:01 (255, -4) Sept. 3 9 16.13 13 9.8 2.961 2.074 23 15.4 4:52 (256, -2) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は16.4等(8月12日、Thomas Lehmann)。夏から秋にはいったん観測できなくなるが、12月には13等で、明け方の空に現れる。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 11 56.67 -3 45.8 4.539 3.668 27 15.4 19:01 ( 91, 9) Sept. 3 12 3.73 -4 25.4 4.506 3.592 22 15.3 19:06 ( 87, 4) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は14.9等と明るい(5月4日、佐藤英貴氏)。秋まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 11 1.63 -58 16.3 2.597 2.422 68 15.3 19:01 ( 36, 27) Sept. 3 11 37.10 -58 13.4 2.668 2.447 66 15.5 19:06 ( 36, 27) ロングモア彗星 (77P) 春に13.0等まで明るくなった(5月6日、Marco Goiato)。日本からは既に観測できない。南半球では、秋まで条件良く観測できるが、今後はゆっくりと暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 14 0.16 -29 59.7 2.675 2.440 65 15.8 19:01 ( 82, 47) Sept. 3 14 12.47 -31 5.0 2.756 2.453 62 15.9 19:06 ( 78, 44) ロニオス彗星 (315P/2013 V6) 日本からは、明け方の空に現れてきた。冬から2017年の春にかけて14等まで明るくなり、日本からは、非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では秋まで超低空が続き、最盛期も低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 8 5.53 28 28.0 3.281 2.550 37 15.9 5:01 (236, -2) Sept. 3 8 20.38 28 15.9 3.212 2.534 40 15.8 4:52 (236, -1) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 現在は15.9等(7月28日、門田健一氏)。当初の予報より明るい。現在が明るさのピーク。南半球では、冬までずっと観測できるが、やや低い。日本からは、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 5 46.71 22 18.3 1.666 1.575 67 16.0 5:01 (216, 23) Sept. 3 6 2.93 23 54.1 1.645 1.609 70 16.2 4:52 (215, 22) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は15.5等(7月30日、井狩康一氏)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。2016年は、秋まで16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 18 51.31 -9 36.6 5.236 5.910 127 16.1 20:27 (180, 65) Sept. 3 18 46.45 -9 29.1 5.296 5.868 120 16.1 19:55 (180, 64) ヴィルト第４彗星 (116P) 冬から初夏にかけて、長期に渡って13等で観測された。現在は減光中。既に15.7等まで暗くなった(7月18日、J. Gaitan)。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 15 59.64 -24 6.4 2.496 2.672 88 16.2 19:01 (115, 69) Sept. 3 16 8.42 -24 25.6 2.608 2.697 84 16.4 19:06 (107, 64) スローター-バーナム彗星 (56P) 現在は15.9等(8月13日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。秋から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 4 9.15 28 24.8 2.347 2.527 88 16.4 5:01 (191, 26) Sept. 3 4 17.59 29 12.1 2.272 2.534 93 16.3 4:52 (189, 25) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は15.8等(8月7日、T. Seki, H. Sato)。2017年の夏から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 0 5.67 -17 58.6 3.853 4.782 153 16.4 1:45 (180, 73) Sept. 3 23 58.99 -17 53.0 3.777 4.737 160 16.3 1:11 (180, 73) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 現在は16.2等(6月29日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2017年にかけて、長期に渡って16等を保つ。日本からは既に観測できない。南半球でも、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 13 28.40 -20 2.2 3.827 3.344 54 16.4 19:01 ( 90, 36) Sept. 3 13 38.06 -19 37.1 3.888 3.326 49 16.4 19:06 ( 87, 32) 羽根田-カンポス彗星 (D/1978 R1) 1978年の発見以来、行方不明になっている。2016年は、秋から冬にかけて、非常に良い条件で回帰すると予想されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 19 30.62 -32 38.7 0.681 1.564 134 17.0 21:06 (180, 88) Sept. 3 19 30.28 -32 39.6 0.678 1.521 127 16.7 20:39 (180, 88) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.1等(8月6日、大島雄二氏)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 16 31.57 34 35.3 6.276 6.287 85 16.8 19:01 (168, 19) Sept. 3 16 32.27 34 16.7 6.335 6.281 82 16.8 19:06 (162, 18) リニア彗星 (219P) 現在は16.6等(8月4日、A. Diepvens)。秋まで16〜17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 17 37.82 -11 28.9 2.105 2.629 110 16.8 19:14 (180, 67) Sept. 3 17 41.51 -11 42.7 2.170 2.610 104 16.8 19:06 (170, 66) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。現在は16.1等(8月16日、D. Buczynski)。日本からは、秋に16〜17等で条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 22 58.13 44 27.9 4.466 5.112 124 16.9 0:38 (180, 10) Sept. 3 22 45.57 44 23.7 4.461 5.144 128 17.0 23:52 (180, 11) ロヴァシュ第１彗星 (93P) 現在は17.1等(8月12日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。冬に15等まで明るくなるが、秋から次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 22 30.99 -11 15.1 1.466 2.476 177 17.2 0:11 (180, 66) Sept. 3 22 23.91 -11 13.1 1.428 2.433 172 17.0 23:31 (180, 66) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は18.5等(8月11日、CAO, San Pedro de Atacama)。秋から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 6 43.04 24 10.4 4.431 3.925 54 17.1 5:01 (226, 14) Sept. 3 6 50.28 24 9.3 4.335 3.917 59 17.0 4:52 (224, 16) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は16.9等(8月13日、S. Shurpakov)。2017年の夏に13等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、冬に15.5等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 3 33.09 31 1.4 4.319 4.527 95 17.2 5:01 (182, 24) Sept. 3 3 28.26 31 16.8 4.141 4.476 102 17.1 4:39 (180, 24) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は16.9等(7月30日、井狩康一氏)。2017年に16等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 18 36.78 -38 0.1 2.581 3.235 122 17.1 20:13 ( 0, 87) Sept. 3 18 37.22 -37 23.4 2.645 3.218 116 17.1 19:46 ( 0, 88) リニア彗星 (C/2016 K1) 現在は17.9等(8月8日、J. Gonzalez)。秋まで17〜18等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 19 59.15 37 29.8 1.653 2.347 121 17.3 21:33 (180, 17) Sept. 3 19 36.85 37 44.2 1.737 2.365 116 17.4 20:43 (180, 17) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は18.0等(7月24日、CAO, San Pedro de Atacama)。2016年に長期に渡って17等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 2 59.93 -47 52.3 3.033 3.529 111 17.3 4:38 ( 0, 77) Sept. 3 2 45.11 -49 18.2 2.995 3.549 115 17.3 3:56 ( 0, 76) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は17.5等(8月4日、高橋俊幸氏)。2017年の秋から冬にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、2017年夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 5 18.57 56 54.6 5.952 5.757 74 17.5 5:01 (195, -5) Sept. 3 5 16.76 57 20.6 5.811 5.721 79 17.4 4:52 (193, -5) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2014年から2015年にかけて、13〜14等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(8月12日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 23 16.46 -4 55.9 4.659 5.644 165 17.4 0:56 (180, 60) Sept. 3 23 13.76 -5 21.8 4.686 5.689 173 17.5 0:25 (180, 60) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は18.1等(8月10日、D. Buczynski)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 4 40.73 55 22.5 10.123 9.985 79 17.5 5:01 (191, -2) Sept. 3 4 42.34 55 58.7 10.007 9.964 84 17.5 4:52 (189, -2) ボアッティーニ彗星 (340P/2016 N2) 2008年に発見された新彗星周期の初回帰。現在は18.8等(8月1日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)と、この予報よりやや暗い。秋にかけて、17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 20 6.53 -19 18.9 2.206 3.093 145 17.5 21:42 (180, 74) Sept. 3 20 4.52 -19 22.3 2.260 3.089 138 17.6 21:13 (180, 74) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 2014年から2015年にかけて、14〜15等で観測された。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(8月10日、D. Buczynski)。日本からは、冬に18等以下になるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 4 39.22 74 33.5 6.008 5.904 79 17.6 5:01 (185,-20) Sept. 3 4 46.07 75 47.9 5.986 5.945 82 17.6 4:52 (184,-21) コプフ彗星 (22P) 2015年の秋に、10等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.1等まで暗くなった(8月16日、Buczynski)。9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 3 37.85 14 1.5 2.737 3.053 98 17.7 5:01 (185, 41) Sept. 3 3 39.67 13 57.0 2.678 3.092 104 17.7 4:51 (180, 41) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.8等(8月27日、Jean-Francois Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 1 27.36 7 8.3 5.559 6.269 131 17.7 3:06 (180, 48) Sept. 3 1 26.25 6 57.4 5.494 6.282 138 17.7 2:37 (180, 48) カタリナ彗星 (P/2007 T6) 今回帰はまだ検出されていない。秋から冬にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 3 25.63 -9 5.7 2.149 2.610 105 17.8 5:01 (182, 64) Sept. 3 3 31.25 -9 35.2 2.053 2.582 110 17.7 4:42 (180, 65) ニート-ロニオス彗星 (343P/2016 P3) 現在は18.9等(8月9日、S. Maticic)。秋に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 23 13.45 4 39.2 1.654 2.629 160 17.8 0:53 (180, 50) Sept. 3 23 9.72 4 26.2 1.608 2.601 166 17.7 0:21 (180, 50) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(8月9日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 17 14.51 18 21.7 6.317 6.548 98 17.7 19:01 (177, 37) Sept. 3 17 14.21 17 25.0 6.464 6.607 93 17.9 19:06 (167, 37) リニア-ミュラー彗星 (188P) 現在は17.2等(8月5日、高橋俊幸氏)。秋に16等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、当初の予報より2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 23 4.65 -11 51.5 1.823 2.823 169 17.8 0:44 (180, 67) Sept. 3 22 59.44 -11 56.8 1.798 2.805 174 17.8 0:11 (180, 67) パンスターズ彗星 (C/2015 H2) 現在は17.4等(7月2日、G. Gunn, G. W. Christie)。春から秋にかけて、南半球では17.5等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 17 38.33 -58 58.6 4.559 4.969 108 17.8 19:15 ( 0, 66) Sept. 3 17 42.07 -58 8.1 4.635 4.968 103 17.8 19:06 ( 5, 67) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。2015年8月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 16 56.83 -37 31.8 9.665 9.937 102 17.9 19:01 ( 64, 84) Sept. 3 16 55.62 -37 31.0 9.816 9.972 95 17.9 19:06 ( 74, 77) マクノート彗星 (339P/2016 N1) 2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが、実際には18.4等(8月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)と、当初の予報より3等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 0 20.00 -15 58.2 1.452 2.386 150 18.1 1:59 (180, 71) Sept. 3 0 13.74 -15 27.1 1.409 2.374 157 18.0 1:25 (180, 70) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.1等(7月9日、嶋邦博氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 27 16 34.72 -37 46.5 3.023 3.324 98 19.5 19:01 ( 71, 80) Sept. 3 16 42.09 -37 37.1 3.166 3.378 93 19.6 19:06 ( 75, 75)