今週の明るい彗星 (2016年8月13日：北半球版)

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パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 6月に6.2等まで明るくなった(6月24日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に10.6等まで暗くなった(8月8日、Chris Wyatt)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 14 19.78 -30 13.0 1.969 2.095 82 9.7 20:23 ( 44, 8) Aug. 20 14 18.20 -29 19.1 2.188 2.167 75 10.1 20:13 ( 48, 6) 串田彗星 (144P) 2009年には8等と、かなり明るくなった。明け方の空に現れてきた。日本からは、夏から秋にかけて、11〜12等で観測できる。南半球では、秋までずっと超低空が続く。現在は15.2等(8月1日、Jean-Francois Soulier)と、この予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 7 24.04 20 58.5 2.218 1.446 30 11.6 3:45 (251, 9) Aug. 20 7 48.26 19 49.2 2.193 1.437 31 11.4 3:52 (253, 11) テンペル第１彗星 (9P) 現在は10.3等(7月31日、Marco Goiato)。9月まで11〜12等を保つ。日本からは、今後はずっと低空。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 14 10.14 -14 18.0 1.464 1.546 74 11.6 20:23 ( 57, 18) Aug. 20 14 28.52 -16 39.6 1.510 1.552 72 11.7 20:13 ( 55, 17) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は12.3等(8月4日、Michael Jager)。夏から秋にかけて、12等で観測できる。明け方の空に現れてきたが、しばらくは低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 55.70 21 38.5 2.015 1.360 37 12.1 3:45 (254, 15) Aug. 20 7 20.22 19 56.3 1.996 1.358 38 12.0 3:52 (257, 17) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は11.1等(7月31日、Chris Wyatt)。日本からは、現在は観測できない。南半球でも、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 11 35.46 4 38.0 2.375 1.610 32 12.1 20:23 ( 96, -1) Aug. 20 11 54.63 2 38.5 2.408 1.621 30 12.2 20:13 ( 94, -1) リニア彗星 (237P) 急激に増光し、13.5等まで明るくなっている(7月31日、Chris Wyatt)。秋まで12〜13等で観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 14 18.34 -13 44.6 2.026 2.042 76 12.8 20:23 ( 56, 20) Aug. 20 14 31.38 -14 7.1 2.083 2.029 72 12.6 20:13 ( 56, 19) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(7月23日、Chris Wyatt)。まもなく観測できなくなるが、秋には14等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 11 50.04 12 22.6 4.262 3.466 33 12.6 20:23 (100, 7) Aug. 20 11 55.66 10 45.2 4.374 3.523 28 12.8 20:13 (101, 3) 小惑星ファエトン (3200) 8月19日に近日点を通過する。現在は観測できない。日本からは、9月から10月にかけて、15等で条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 9 15.88 12 12.0 1.299 0.300 4 13.1 3:45 (241,-17) Aug. 20 10 24.32 8 13.7 1.029 0.140 7 12.9 20:13 (112,-15) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7月28日にバーストを起こした。現在は12.0等と明るい(8月11日、Juan Jose Gonzalez)。南半球では、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 19 21.39 -25 45.1 5.032 5.913 147 13.3 21:52 ( 0, 29) Aug. 20 19 18.99 -25 41.5 5.096 5.911 140 13.3 21:22 ( 0, 29) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は12.4等(8月11日、Juan Jose Gonzalez)。8月からは、次第に減光していく。日本からは、11月初めまで観測できる。南半球でも、7月から9月には、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 11.45 33 19.3 3.170 3.119 77 13.4 20:23 ( 98, 57) Aug. 20 15 14.20 30 6.7 3.272 3.156 74 13.6 20:13 ( 95, 53) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 夏に13等まで明るくなるが、しばらく観測できない。12月にようやく明け方の空に姿を現すが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 9 7.53 9 31.4 2.426 1.429 7 13.5 3:45 (245,-17) Aug. 20 9 31.41 7 40.2 2.412 1.417 8 13.4 3:52 (248,-16) リニア彗星 (C/2016 A8) 現在は12.7等と、かなり明るい(8月4日、Thomas Lehmann)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、8月までは低空だが、9月からは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 27.90 45 27.3 1.235 1.893 114 13.9 2:04 (180, 79) Aug. 20 22 34.81 42 45.9 1.122 1.886 124 13.7 0:44 (180, 82) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は12.5等と、かなり明るい(8月3日、Marco Goiato)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 20 59.42 -14 32.5 1.565 2.573 172 13.8 23:30 ( 0, 40) Aug. 20 20 56.26 -15 11.0 1.602 2.592 164 13.9 22:59 ( 0, 40) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は14.2等(7月23日、Artyom Novichonok)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏にはいったん低くなるが、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 9 38.36 52 0.1 4.732 3.975 37 14.1 20:23 (148, 10) Aug. 20 9 51.58 51 29.7 4.642 3.909 39 14.0 3:52 (213, 11) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は13.6等(7月31日、Chris Wyatt)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 52.17 1 22.6 4.229 4.916 127 14.0 3:26 ( 0, 56) Aug. 20 0 52.24 0 57.1 4.158 4.922 134 14.0 2:59 ( 0, 56) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に13.9等まで暗くなった(7月14日、吉本勝己氏)。日本からは、明け方の空で高くなってくる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 3.49 49 36.3 4.451 3.952 54 14.2 3:45 (230, 36) Aug. 20 6 4.88 50 11.4 4.432 4.028 60 14.3 3:52 (231, 42) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、16.5等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 28.11 15 46.4 2.991 2.031 15 14.8 3:45 (246, -6) Aug. 20 8 44.45 14 58.2 2.983 2.044 17 15.0 3:52 (250, -3) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は14.9等と明るい(5月4日、佐藤英貴氏)。秋まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 9 48.09 -57 11.9 2.487 2.377 71 15.1 20:23 ( 41,-45) Aug. 20 10 24.98 -57 56.5 2.536 2.398 70 15.2 20:13 ( 40,-42) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は16.4等(8月12日、Thomas Lehmann)。夏から秋にはいったん観測できなくなるが、12月には13等で、明け方の空に現れる。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 11 43.68 -2 34.9 4.577 3.817 37 15.6 20:23 ( 89, -3) Aug. 20 11 49.98 -3 8.9 4.562 3.742 31 15.5 20:13 ( 90, -6) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.2等(7月2日、Chris Wyatt)。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では、秋まで条件良く観測できるが、今後はゆっくりと暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 13 37.29 -27 47.3 2.507 2.415 73 15.6 20:23 ( 52, 3) Aug. 20 13 48.43 -28 53.6 2.591 2.427 69 15.7 20:13 ( 52, 1) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 現在は15.4等(7月3日、佐藤英貴氏)。当初の予報より明るい。現在が明るさのピーク。南半球では、冬までずっと観測できるが、やや低い。日本からは、今後は高くなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 12.43 18 52.2 1.704 1.516 61 15.7 3:45 (270, 35) Aug. 20 5 29.84 20 37.9 1.685 1.544 64 15.8 3:52 (271, 39) マクノート彗星 (339P/2016 N1) 2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は18.8等(7月3日、E. Schwab, D. Abreu)と、予報より2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 28.26 -16 48.8 1.568 2.414 137 15.8 3:02 ( 0, 38) Aug. 20 0 24.89 -16 24.8 1.505 2.400 144 15.7 2:31 ( 0, 39) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.9等(7月2日、Chris Wyatt)。今後は次第に減光していく。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 43.96 -23 29.4 2.274 2.624 98 15.8 20:23 ( 32, 24) Aug. 20 15 51.46 -23 47.5 2.384 2.648 93 16.0 20:13 ( 34, 23) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は15.7等(6月28日、H. Mikuz)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。2016年は、秋まで16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 19 2.76 -9 53.3 5.151 5.995 143 16.1 21:33 ( 0, 45) Aug. 20 18 56.77 -9 44.6 5.187 5.953 135 16.1 21:00 ( 0, 45) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 現在は16.2等(6月29日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2016年から2017年にかけて、長期に渡って16等を保つ。2016年は、南半球では条件良く観測できるが、日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 13 9.90 -21 4.6 3.696 3.384 64 16.4 20:23 ( 62, 3) Aug. 20 13 19.01 -20 31.1 3.763 3.364 59 16.4 20:13 ( 63, 2) スローター-バーナム彗星 (56P) 現在は16.1等(8月10日、Denis Buczynski)。秋から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 50.16 26 42.3 2.498 2.516 79 16.5 3:45 (273, 55) Aug. 20 3 59.98 27 34.9 2.422 2.521 83 16.4 3:52 (275, 61) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は16.2等(7月16日、G. Borisov, A. Novichonok)。2017年の夏から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 17.00 -18 3.9 4.041 4.863 140 16.6 2:51 ( 0, 37) Aug. 20 0 11.70 -18 2.0 3.938 4.820 147 16.5 2:18 ( 0, 37) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 現在は14.7等と、かなり明るい(7月31日、Thomas Lehmann)。1783年の発見以来、200年以上も行方不明になっていた彗星。今回帰は非常に条件が良く、秋に15等まで明るくなる。日本からは、今後は急激に高くなり、夏から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球では、11月まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 32.51 0 29.1 1.758 1.790 75 16.7 3:45 (295, 32) Aug. 20 4 42.94 2 28.5 1.686 1.783 78 16.6 3:52 (298, 38) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.1等(7月7日、嶋邦博氏)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 16 32.00 35 8.9 6.155 6.298 93 16.7 20:23 ( 96, 74) Aug. 20 16 31.48 34 53.0 6.216 6.292 89 16.7 20:13 ( 97, 70) リニア彗星 (219P) 現在は16.5等(7月2日、P. Carson)。夏に16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 34.11 -11 6.4 1.986 2.667 122 16.7 20:23 ( 6, 44) Aug. 20 17 35.34 -11 16.5 2.043 2.648 116 16.7 20:13 ( 11, 43) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(2015年5月11日、Sandor Szabo)。現在は15.7等(6月7日、K. Hills)。日本からは、8月には観測できなくなる。南半球では、10月まで観測できるが、次第に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 14 6.45 -24 49.0 4.677 4.571 77 16.8 20:23 ( 50, 10) Aug. 20 14 11.91 -24 56.8 4.806 4.602 72 16.9 20:13 ( 52, 8) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。現在は16.6等(6月16日、Catalina Sky Survey)。日本からは、秋に17等で条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 22.21 43 55.4 4.518 5.048 116 16.9 1:57 (180, 81) Aug. 20 23 10.45 44 18.2 4.486 5.080 120 16.9 1:17 (180, 81) パンスターズ彗星 (C/2015 WZ) 5月に10〜11等まで明るくなった。現在は急激に減光中。既に17.0等以下で写らない(8月6日、Thomas Lehmann)。9月まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 0.10 12 3.7 2.096 2.156 79 16.9 20:23 ( 70, 45) Aug. 20 14 57.59 9 0.2 2.289 2.225 73 17.5 20:13 ( 71, 39) リニア彗星 (C/2016 K1) 現在は17.5等(6月17日、Catalina Sky Survey)。秋まで17〜18等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 20 52.01 34 57.6 1.537 2.318 129 17.1 23:20 (180, 90) Aug. 20 20 24.60 36 37.3 1.585 2.331 126 17.2 22:25 (180, 88) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は18.4等(6月30日、C. Jacques, E. Pimentel, J. Barros)。2017年に16等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 18 39.73 -39 7.0 2.473 3.271 135 17.2 21:11 ( 0, 16) Aug. 20 18 37.62 -38 35.0 2.523 3.253 128 17.1 20:41 ( 0, 16) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.8等(6月30日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年に長期に渡って17等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 21.96 -44 48.9 3.140 3.493 101 17.3 3:45 (337, 5) Aug. 20 3 12.15 -46 20.9 3.082 3.511 106 17.3 3:52 (345, 6) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2014年から2015年にかけて、13〜14等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(6月5日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。2016年は17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 21.35 -4 6.8 4.647 5.555 150 17.3 1:56 ( 0, 51) Aug. 20 23 19.02 -4 30.6 4.646 5.599 158 17.4 1:26 ( 0, 51) 羽根田-カンポス彗星 (D/1978 R1) 1978年の発見以来、行方不明になっている。2016年は、秋から冬にかけて、非常に良い条件で回帰すると予想されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 19 38.97 -31 59.2 0.702 1.655 149 17.7 22:09 ( 0, 23) Aug. 20 19 33.69 -32 25.3 0.688 1.609 141 17.4 21:37 ( 0, 23) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は17.4等(8月5日、Jean-Gabriel Bosch)。2017年の夏に13等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、冬に15.5等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 39.27 30 25.1 4.678 4.628 80 17.5 3:45 (268, 59) Aug. 20 3 36.72 30 43.9 4.499 4.577 88 17.4 3:52 (272, 66) ボアッティーニ彗星 (340P/2016 N2) 2008年に発見された新彗星周期の初回帰。現在は18.0等(7月9日、嶋邦博氏)。秋にかけて、17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 20 13.22 -19 4.8 2.130 3.104 160 17.5 22:44 ( 0, 36) Aug. 20 20 9.49 -19 13.0 2.162 3.099 153 17.5 22:12 ( 0, 36) コプフ彗星 (22P) 2015年の秋に、10等まで明るくなった。明け方の空に現れてきたが、既に16.8等まで暗くなっている(6月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 31.16 13 58.6 2.857 2.974 86 17.5 3:45 (295, 52) Aug. 20 3 34.99 14 2.0 2.798 3.014 92 17.6 3:52 (304, 58) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(7月3日、嶋邦博氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 16.76 20 16.9 6.037 6.428 108 17.5 20:23 ( 30, 73) Aug. 20 17 15.35 19 19.2 6.175 6.488 103 17.6 20:13 ( 41, 70) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 2017年の秋から冬にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、2017年夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 19.21 56 8.8 6.220 5.829 62 17.6 3:45 (223, 44) Aug. 20 5 19.34 56 30.6 6.088 5.793 68 17.6 3:52 (222, 48) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.7等(4月3日、D. Buczynski)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 36.19 54 11.8 10.351 10.027 68 17.6 3:45 (225, 50) Aug. 20 4 38.67 54 46.8 10.238 10.006 73 17.6 3:52 (223, 54) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 2014年から2015年にかけて、14〜15等で観測された。現在は減光中。日本からは、冬に18等以下になるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 23.33 72 4.5 6.053 5.822 72 17.6 3:45 (199, 46) Aug. 20 4 31.57 73 19.0 6.031 5.863 75 17.6 3:52 (196, 47) パンスターズ彗星 (C/2015 H2) 現在は17.4等(7月2日、G. Gunn, G. W. Christie)。春から秋にかけて、南半球では17.5等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 33.95 -60 37.0 4.423 4.973 117 17.7 20:23 ( 2, -6) Aug. 20 17 35.60 -59 48.4 4.488 4.971 112 17.7 20:13 ( 4, -5) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。2015年8月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 0.61 -37 33.7 9.375 9.868 116 17.8 20:23 ( 11, 16) Aug. 20 16 58.49 -37 32.8 9.518 9.903 109 17.8 20:13 ( 14, 16) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 1 28.22 7 22.3 5.716 6.246 117 17.8 3:45 (351, 62) Aug. 20 1 28.02 7 16.6 5.634 6.257 124 17.8 3:34 ( 0, 62) リニア-ミュラー彗星 (188P) 秋に16等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、当初の予報より2等ほど暗い。現在は18.6等(6月30日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 13.35 -11 39.7 1.912 2.862 155 18.0 1:48 ( 0, 43) Aug. 20 23 9.36 -11 45.3 1.861 2.843 162 17.9 1:16 ( 0, 43) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.1等(7月9日、嶋邦博氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 16 21.86 -38 8.6 2.746 3.219 108 19.2 20:23 ( 18, 14) Aug. 20 16 27.95 -37 57.0 2.883 3.271 103 19.3 20:13 ( 20, 13)