今週の明るい彗星 (2016年7月23日：北半球版)

English version Home page	Updated on July 26, 2016
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 6月に6.2等まで明るくなった(6月24日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に8.4等まで暗くなった(7月14日、Thomas Lehmann)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 14 43.32 -35 45.4 1.302 1.884 108 8.3 20:49 ( 27, 13) July 30 14 30.73 -33 16.3 1.523 1.953 98 8.8 20:42 ( 34, 12) テンペル第１彗星 (9P) 現在は11.5等(7月3日、Marco Goiato)。9月まで11〜12等を保つ。日本からは、今後は次第に低くなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 13 19.85 -6 44.2 1.343 1.546 80 11.4 20:49 ( 61, 24) July 30 13 35.76 -9 18.7 1.381 1.543 78 11.4 20:42 ( 60, 22) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は13.4等(7月3日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなる。明け方の空に現れてきたが、しばらくは低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 5 38.90 25 8.2 2.095 1.394 35 11.6 3:22 (247, 12) July 30 6 4.86 24 15.7 2.065 1.378 35 11.4 3:30 (249, 13) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は10.9等(7月25日、Chris Wyatt)。日本からは、現在は観測できない。南半球では低いが、8月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 10 37.23 10 22.5 2.287 1.592 36 11.8 20:49 (101, 2) July 30 10 56.74 8 31.3 2.314 1.595 35 11.9 20:42 ( 99, 1) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(7月23日、Chris Wyatt)。日本からは、今後は次第に低くなり、8月には観測できなくなる。南半球でも、8月にかけて、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 11 33.52 17 41.1 3.889 3.296 47 12.2 20:49 ( 99, 18) July 30 11 38.93 15 50.2 4.019 3.352 43 12.4 20:42 (100, 14) 串田彗星 (144P) 2009年には8等と、かなり明るくなった。明け方の空に現れてきた。日本からは、夏から秋にかけて、11〜12等で観測できる。南半球では、秋までずっと超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 6 10.40 23 1.8 2.318 1.498 27 12.7 3:22 (245, 5) July 30 6 34.94 22 35.3 2.280 1.477 28 12.3 3:30 (247, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は13.6等(7月23日、Chris Wyatt)。8月からは、次第に減光していく。日本からは、11月初めまで観測できる。南半球でも、7月から9月には、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 15 8.87 43 50.5 2.906 3.015 86 13.0 20:49 (121, 68) July 30 15 8.58 40 12.6 2.986 3.048 83 13.2 20:42 (111, 64) リニア彗星 (237P) 急激に増光し、13.7等まで明るくなっている(7月25日、Chris Wyatt)。秋まで12〜13等で観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 13 43.30 -12 59.7 1.853 2.086 88 13.3 20:49 ( 52, 24) July 30 13 54.23 -13 9.8 1.911 2.070 84 13.1 20:42 ( 54, 22) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 6月上旬に小バーストを起こし、14等まで明るくなったが、現在は15.6等と暗い(7月13日、Erik Bryssinck)。南半球では、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 19 30.85 -25 47.8 4.917 5.919 169 13.3 23:24 ( 0, 29) July 30 19 27.41 -25 48.2 4.942 5.917 162 13.3 22:53 ( 0, 29) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 夏に13等まで明るくなるが、しばらく観測できない。12月にようやく明け方の空に姿を現すが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 7 56.37 14 6.8 2.507 1.503 6 13.8 3:22 (235,-20) July 30 8 19.88 12 45.9 2.474 1.472 7 13.6 3:30 (238,-19) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は13.6等と明るい(7月25日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 21 9.96 -12 35.3 1.530 2.522 163 13.9 1:07 ( 0, 43) July 30 21 6.58 -13 12.7 1.530 2.538 171 14.0 0:36 ( 0, 42) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に13.9等まで暗くなった(7月14日、吉本勝己氏)。日本からは、明け方の空で高くなってくる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 5 54.94 48 10.6 4.453 3.720 39 13.9 3:22 (225, 21) July 30 5 58.42 48 36.0 4.463 3.798 43 14.0 3:30 (227, 26) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.3等(7月3日、Alan Hale)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 0 48.64 2 15.0 4.487 4.901 108 14.2 3:22 (325, 52) July 30 0 50.38 2 1.7 4.395 4.905 114 14.1 3:30 (338, 55) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、16.5等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 7 37.30 17 40.7 3.001 2.001 8 14.5 3:22 (236,-14) July 30 7 54.50 17 8.2 3.000 2.010 10 14.6 3:30 (239,-12) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は14.2等(7月23日、Artyom Novichonok)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏にはいったん低くなるが、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 9 0.06 53 28.5 4.965 4.171 34 14.7 20:49 (147, 13) July 30 9 12.58 52 59.5 4.894 4.106 35 14.6 20:42 (148, 12) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は14.9等と明るい(5月4日、佐藤英貴氏)。秋まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 8 5.31 -52 40.5 2.417 2.328 72 14.9 3:22 (313,-51) July 30 8 37.49 -54 30.7 2.427 2.342 73 15.0 3:30 (315,-50) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.9等(7月2日、Chris Wyatt)。今後は次第に減光していく。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 15 26.40 -22 45.4 1.959 2.554 114 15.1 20:49 ( 23, 28) July 30 15 31.34 -22 57.8 2.061 2.577 109 15.3 20:42 ( 27, 27) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.2等(7月2日、Chris Wyatt)。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では、秋まで条件良く観測できるが、今後はゆっくりと暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 13 7.85 -24 31.5 2.247 2.384 85 15.2 20:49 ( 50, 10) July 30 13 16.95 -25 35.8 2.334 2.394 80 15.3 20:42 ( 51, 7) パンスターズ彗星 (C/2015 WZ) 5月に10〜11等まで明るくなった。現在は急激に減光中。既に15.8等まで暗くなった(7月9日、門田健一氏)。9月まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 15 24.02 24 57.3 1.545 1.952 97 15.2 20:49 ( 69, 67) July 30 15 12.25 19 54.4 1.719 2.019 91 15.8 20:42 ( 69, 59) リニア彗星 (C/2016 A8) 現在は15.5等(7月5日、佐藤英貴氏)。夏に14等まで明るくなる。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、8月までは低空だが、9月からは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 1 9.81 44 29.1 1.720 1.939 86 15.6 3:22 (237, 68) July 30 0 45.59 45 32.4 1.545 1.920 94 15.3 3:30 (216, 76) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 現在は15.4等(7月3日、佐藤英貴氏)。当初の予報より明るい。現在が明るさのピーク。南半球では、冬までずっと観測できるが、やや低い。日本からは、今後は高くなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 4 17.53 12 56.9 1.754 1.454 55 15.3 3:22 (269, 21) July 30 4 36.21 15 2.0 1.738 1.471 57 15.4 3:30 (269, 26) 小惑星ファエトン (3200) 8月19日に近日点を通過する。現在は観測できない。日本からは、9月から10月にかけて、15等で条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 7 10.15 21 53.4 1.749 0.803 14 16.0 3:22 (237, -7) July 30 7 43.85 19 44.3 1.608 0.658 12 15.4 3:30 (239, -8) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は16.6等(6月29日、MASTER-SAAO Observatory)。夏から秋にはいったん観測できなくなるが、12月には13等で、明け方の空に現れる。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 11 27.25 -1 11.8 4.571 4.037 52 15.9 20:49 ( 84, 6) July 30 11 32.29 -1 36.2 4.581 3.964 47 15.8 20:42 ( 86, 3) マクノート彗星 (339P/2016 N1) 2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は18.8等(7月3日、E. Schwab, D. Abreu)と、予報より2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 0 29.25 -18 0.4 1.802 2.463 119 16.2 3:22 (341, 35) July 30 0 30.39 -17 35.2 1.718 2.446 124 16.1 3:30 (351, 37) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は16.8等(6月25日、Alexander Baransky)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。2016年は、秋まで16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 19 22.95 -10 24.3 5.137 6.124 165 16.2 23:16 ( 0, 45) July 30 19 15.97 -10 13.1 5.125 6.081 158 16.2 22:41 ( 0, 45) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(2015年5月11日、Sandor Szabo)。現在は15.7等(6月7日、K. Hills)。日本からは、8月には観測できなくなる。南半球では、10月まで観測できるが、次第に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 13 52.63 -24 43.7 4.285 4.480 94 16.4 20:49 ( 43, 16) July 30 13 56.77 -24 42.2 4.415 4.510 88 16.5 20:42 ( 45, 14) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 現在は16.2等(6月29日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2016年から2017年にかけて、長期に渡って16等を保つ。2016年は、南半球では条件良く観測できるが、日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 12 44.64 -23 18.4 3.486 3.453 79 16.5 20:49 ( 55, 7) July 30 12 52.68 -22 27.6 3.557 3.429 74 16.5 20:42 ( 58, 5) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.8等(6月30日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 3 39.54 -40 43.0 3.341 3.447 87 16.5 3:22 (317, -6) July 30 3 35.38 -41 57.4 3.271 3.461 92 16.5 3:30 (323, -1) リニア-ミュラー彗星 (188P) 秋に16等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、現在は18.6等と、かなり暗い(6月30日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 23 19.59 -11 37.7 2.128 2.924 133 16.6 3:16 ( 0, 43) July 30 23 18.56 -11 35.0 2.046 2.903 140 16.5 2:48 ( 0, 44) リニア彗星 (252P) 3月21〜22日に地球に0.036天文単位まで大接近し、3.9等まで明るくなった(3月21日、Thomas Lehmann)。近日点を通過した後も増光を続けたが、現在は急激に減光中。既に17.1等まで暗くなった(6月29日、佐藤英貴氏)。今後は北半球・南半球ともに、しばらく非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 16 43.73 -4 5.7 1.105 1.901 127 16.6 20:49 ( 5, 51) July 30 16 48.58 -5 23.5 1.218 1.962 122 17.3 20:42 ( 10, 49) スローター-バーナム彗星 (56P) 現在は16.2等(7月5日、佐藤英貴氏)。秋から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 3 17.82 23 46.7 2.722 2.509 67 16.7 3:22 (266, 39) July 30 3 29.00 24 48.3 2.648 2.510 71 16.6 3:30 (268, 44) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.1等(7月7日、嶋邦博氏)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 16 37.22 35 38.5 5.981 6.319 104 16.7 20:49 (100, 86) July 30 16 34.89 35 32.6 6.037 6.312 101 16.7 20:42 ( 96, 82) リニア彗星 (219P) 現在は17.1等(6月14日、Mt. Lemmon Survey)。夏に16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 17 37.93 -10 57.1 1.852 2.728 142 16.7 21:31 ( 0, 44) July 30 17 35.44 -10 56.0 1.889 2.707 135 16.7 21:02 ( 0, 44) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。現在は16.6等(6月16日、Catalina Sky Survey)。日本からは、秋に17等で条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 23 51.88 41 41.6 4.681 4.955 99 16.9 3:22 (216, 81) July 30 23 43.09 42 35.4 4.618 4.986 105 16.9 3:12 (180, 82) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は17.0等(6月16日、Catalina Sky Survey)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、秋にはいったん低くなるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 13 2.58 65 39.1 7.650 7.276 64 16.9 20:49 (150, 44) July 30 13 1.60 64 29.9 7.679 7.276 63 16.9 20:42 (148, 42) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 現在は17.1等(7月3日、佐藤英貴氏)。1783年の発見以来、200年以上も行方不明になっていた彗星。今回帰は非常に条件が良く、秋に15等まで明るくなる。日本からは、今後は急激に高くなり、夏から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球では、11月まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 3 58.26 -5 10.7 1.967 1.824 66 17.2 3:22 (287, 15) July 30 4 10.12 -3 19.3 1.899 1.810 69 17.0 3:30 (290, 20) リニア彗星 (C/2016 K1) 現在は17.5等(6月17日、Catalina Sky Survey)。秋まで17〜18等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 22 9.33 25 20.1 1.543 2.294 126 17.0 2:07 ( 0, 80) July 30 21 45.92 29 10.6 1.515 2.299 129 17.0 1:16 ( 0, 84) ステレオ彗星 (P/2016 J3) 5月にステレオ探査機の画像から発見された新彗星。前方散乱により8等まで明るくなった。南半球では、夕方の空に高く見えているはず。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 11 41.61 -12 41.2 1.458 1.320 61 17.0 20:49 ( 73, 2) July 30 12 10.16 -14 26.5 1.586 1.423 61 17.5 20:42 ( 70, 3) マスター彗星 (C/2016 N4) 新彗星。現在は16.2等(7月16日、G. Borisov, A. Novichonok)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 0 28.03 -18 11.0 4.052 4.637 119 17.2 3:22 (342, 35) July 30 0 25.23 -18 8.3 4.011 4.684 126 17.2 3:30 (353, 37) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(7月3日、嶋邦博氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 17 24.56 23 2.9 5.665 6.248 120 17.2 21:18 ( 0, 78) July 30 17 21.37 22 9.6 5.781 6.308 117 17.3 20:47 ( 0, 77) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は18.4等(6月30日、C. Jacques, E. Pimentel, J. Barros)。2017年に16等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 18 52.80 -40 15.0 2.383 3.325 153 17.2 22:46 ( 0, 15) July 30 18 47.49 -39 58.1 2.402 3.307 148 17.2 22:13 ( 0, 15) パンスターズ彗星 (C/2015 LC2) 現在は16.7等(6月12日、Mt. Lemmon Survey)。近日点を過ぎた後も、増光を続けている。秋まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 14 32.05 8 37.8 6.562 6.677 92 17.2 20:49 ( 60, 48) July 30 14 32.18 8 46.0 6.695 6.700 85 17.3 20:42 ( 65, 44) コプフ彗星 (22P) 2015年の秋に、10等まで明るくなった。明け方の空に現れてきたが、既に16.8等まで暗くなっている(6月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 3 14.55 13 23.7 3.025 2.853 70 17.3 3:22 (278, 34) July 30 3 20.88 13 39.5 2.972 2.893 75 17.4 3:30 (282, 40) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2014年から2015年にかけて、13〜14等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(6月5日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。2016年は17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 23 26.14 -3 9.6 4.720 5.422 129 17.3 3:22 ( 0, 52) July 30 23 24.98 -3 25.8 4.686 5.466 136 17.3 2:54 ( 0, 52) ボアッティーニ彗星 (340P/2016 N2) 2008年に発見された新彗星周期の初回帰。秋にかけて、17.5等で観測できる。現在は19.3等(7月5日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)と、予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 20 27.03 -18 31.7 2.110 3.124 175 17.5 0:24 ( 0, 37) July 30 20 22.25 -18 43.5 2.103 3.117 176 17.5 23:48 ( 0, 36) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 2014年から2015年にかけて、14〜15等で観測された。現在は減光中。日本からは、冬に18等以下になるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 3 56.46 68 22.5 6.111 5.700 61 17.5 3:22 (207, 40) July 30 4 5.67 69 36.1 6.094 5.741 65 17.5 3:30 (204, 42) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。2015年8月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 17 9.67 -37 33.9 8.994 9.765 137 17.6 21:03 ( 0, 17) July 30 17 6.22 -37 34.6 9.112 9.799 130 17.7 20:42 ( 2, 17) パンスターズ彗星 (C/2015 H2) 現在は17.7等(6月12日、B. Lutkenhoner)。春から秋にかけて、南半球では17.5等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 17 35.97 -62 46.7 4.271 4.983 129 17.6 21:30 ( 0, -8) July 30 17 34.13 -62 7.1 4.313 4.979 126 17.6 21:01 ( 0, -7) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 1 26.02 7 22.4 5.992 6.211 97 18.0 3:22 (308, 51) July 30 1 27.22 7 25.2 5.896 6.222 104 17.9 3:30 (319, 56) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.1等(7月9日、嶋邦博氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 23 16 8.67 -38 51.7 2.364 3.064 125 19.0 20:49 ( 9, 15) July 30 16 12.13 -38 36.1 2.485 3.115 119 19.2 20:42 ( 13, 15)