今週の明るい彗星 (2016年3月19日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

リニア彗星 (252P) 現在は4.5等と、極めて明るい(3月21日、Marco Goiato)。3月21〜22日に、地球に0.036天文単位まで大接近する。今回帰は、明るくなっていく様子も、暗くなっていく様子も、非常に条件良く観測できる。日本からは、3月半ばに、一時的に観測できなくなる。P/2016 BA14 ( PanSTARRS ) と軌道が良く似ている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 7 6.21 -82 35.8 0.039 0.997 91 5.1 20:49 ( 0, 39) Mar. 26 17 28.79 -35 47.0 0.045 1.008 101 4.9 4:43 (289, 83) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は8.7等とかなり明るい(2月14日、Thomas Lehmann)。1月初めにバーストを起こし、一時的に増光したが、現在は元に戻っている。春から夏にかけて地球に接近し、5〜6等まで明るくなると期待されている。現在は観測できない。日本からは、4月末には再び明け方の空に現れるが、最盛期は南に低い。南半球では、4月中旬に明け方の空に現れた後は、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 23 34.73 4 42.8 2.384 1.402 7 7.7 4:37 (276,-17) Mar. 26 23 34.61 3 52.7 2.332 1.370 11 7.5 4:43 (272,-10) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 現在は9.2等と、たいへん明るい(3月11日、Carlos Labordena)。春にかけて、9〜10等の明るさで、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 12 59.24 69 36.7 1.872 2.403 110 9.3 1:15 (180,-15) Mar. 26 12 21.94 67 19.1 1.908 2.443 110 9.4 0:10 (180,-12) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は9.9等(3月11日、Carlos Labordena)。秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されていたが、実際には6等止まりだった。現在は急激に減光中。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 4 14.71 52 20.1 2.236 2.208 75 10.2 19:37 (153, -7) Mar. 26 4 19.27 50 53.6 2.446 2.298 69 10.6 19:26 (150, -7) リニア彗星 (333P) 2007年に小惑星2007 VA85として発見された天体の、初回帰。2月半ばから急激に増光して、現在は11.5等と、たいへん明るくなっている(3月10日、Marco Goiato)。今後は次第に低くなる。南半球では3月半ば、日本からは4月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 3 42.73 26 0.5 1.215 1.137 60 11.4 19:37 (131, 9) Mar. 26 3 33.77 29 17.4 1.384 1.122 53 11.2 19:26 (129, 3) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は13.1等(3月10日、Thomas Lehmann)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12〜13等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 20 33.03 66 15.4 2.738 2.672 75 12.2 4:37 (202,-22) Mar. 26 20 29.03 67 7.4 2.736 2.675 75 12.2 4:43 (199,-20) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は12.6等(3月9日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 5 32.62 21 55.5 1.806 1.986 85 12.5 19:37 (151, 27) Mar. 26 5 43.07 22 13.6 1.847 1.949 80 12.4 19:26 (149, 26) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.4等(2月11日、井狩康一氏)。冬から春にかけて、13等まで明るくなる。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 15 55.24 -21 51.6 1.599 2.238 117 13.3 4:08 (180, 77) Mar. 26 15 58.43 -22 17.5 1.540 2.249 123 13.2 3:44 (180, 77) テンペル第１彗星 (9P) 現在は15.0等(3月7日、吉本勝己氏)。この予報よりやや暗いが、急激に増光中。春から夏にかけて、11等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 12 13.11 20 0.6 1.036 2.001 160 13.6 0:27 (180, 35) Mar. 26 12 6.34 20 37.4 1.006 1.963 156 13.3 23:48 (180, 34) コワル第２彗星 (104P) 現在は13.8等と明るい(2月27日、Michael Jager)。1月には19.0等と暗かった(1月10日、B. Lutkenhoner)が、急増光した。春にかけて14等で観測できるが、南半球では超低空。回帰のたびに明るさが異なる。前回2010年には観測されなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 2 17.01 12 17.0 1.807 1.185 37 13.6 19:37 (108, 3) Mar. 26 2 44.11 13 40.1 1.806 1.180 37 13.5 19:26 (110, 4) パンスターズ彗星 (P/2016 BA14) 現在は12.8等(3月22日、Paul Camilleri)。コマが無く、ほぼ完全に小惑星状。3月23日に、地球に0.024天文単位まで大接近する。急激に増光し、12〜13等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、3月半ばまで非常に条件良く観測できるが、その後は低くなる。252P/LINEAR と軌道が良く似ている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 7 21.58 -12 36.3 0.038 1.010 111 14.3 19:42 (180, 65) Mar. 26 13 24.31 49 59.8 0.036 1.019 126 13.8 0:52 (180, 5) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。3月14日にバーストを起こし、14.8等まで明るくなっている(Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 19 39.73 -25 50.7 6.283 5.953 66 13.8 4:37 (271, 47) Mar. 26 19 43.49 -25 42.3 6.177 5.951 72 13.8 4:43 (267, 53) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に14.6等まで暗くなった(1月26日、門田健一氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 18 31.82 23 9.2 5.169 5.121 81 14.1 4:37 (212, 24) Mar. 26 18 32.06 23 43.2 5.152 5.186 86 14.1 4:43 (204, 27) テンペル第２彗星 (10P) 現在は観測できない。夏には明け方の空に現れるが、17等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 1 16.07 -0 43.5 2.798 1.896 20 14.4 19:37 ( 88, -1) Mar. 26 1 32.03 0 54.1 2.863 1.938 17 14.7 19:26 ( 89, -3) コプフ彗星 (22P) 現在は観測できない。6月に明け方の空に現れるが、16〜17等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 23 57.35 -3 13.6 3.092 2.099 2 14.5 19:37 ( 74,-16) Mar. 26 0 11.57 -1 46.9 3.133 2.140 4 14.7 4:43 (282,-14) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.9等(3月7日、吉本勝己氏)。冬から夏にかけて、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 13 31.96 -8 51.1 1.429 2.364 154 14.7 1:46 (180, 64) Mar. 26 13 25.31 -9 50.3 1.388 2.358 162 14.7 1:12 (180, 65) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.1等(1月2日、門田健一氏)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。南半球では1〜3月、日本からは2〜4月は、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 23 12.42 -2 45.5 5.883 4.909 10 14.8 4:37 (279, -8) Mar. 26 23 19.55 -2 15.0 5.856 4.904 15 14.7 4:43 (275, -3) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は16.2等(2月17日、La Silla--TRAPPIST)。春から夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 19 30.45 -16 31.2 2.666 2.454 66 15.0 4:37 (258, 45) Mar. 26 19 42.64 -16 0.8 2.584 2.446 70 14.9 4:43 (253, 49) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 夏から秋にかけて、11等まで明るくなる。夏に明け方の空に現れるが、しばらくは低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 23 28.69 8 4.0 3.074 2.104 10 15.4 4:37 (272,-18) Mar. 26 23 43.42 9 27.6 3.022 2.055 11 15.2 4:43 (269,-15) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.2等(2月7日、安部裕史氏)。夏に14等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。3月に15〜16等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 2 36.03 8 26.4 2.749 2.104 41 15.6 19:37 (107, 9) Mar. 26 2 50.23 9 40.3 2.780 2.086 37 15.4 19:26 (108, 8) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(5月11日、Sandor Szabo)。現在も14.3等と明るい(2月11日、井狩康一氏)。春にかけて、しばらく15等の明るさを保つ。南半球では非常に条件が良いが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 14 13.43 -30 7.4 3.212 3.979 134 15.6 2:27 (180, 85) Mar. 26 14 10.99 -30 13.0 3.174 4.004 141 15.7 1:57 (180, 85) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 2015年の秋に11.1等まで明るくなった(9月21日、吉田誠一)。現在は14.6等(3月9日、Thomas Lehmann)。今後は次第に減光していく様子を、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 11 36.92 12 51.4 1.630 2.609 166 15.7 23:46 (180, 42) Mar. 26 11 30.02 13 11.3 1.700 2.660 160 15.9 23:12 (180, 42) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は15.9等(2月11日、Catalina Sky Survey)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 6 42.08 62 12.1 5.114 5.311 95 15.8 19:37 (175, -8) Mar. 26 6 42.30 61 41.1 5.142 5.249 90 15.8 19:26 (173, -7) ソーホー彗星 (P/2003 T12) 2月21〜22日に、ステレオ探査機で8〜9等で観測された。3月9日に太陽に0.58天文単位まで接近したが、近日点の頃は観測できなかった。3月末に17等で夕空に現れるが、急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 1 25.38 4 4.2 1.381 0.607 23 15.8 19:37 ( 94, -2) Mar. 26 2 11.89 7 21.7 1.342 0.662 28 16.7 19:26 (101, 2) ソーホー彗星 (321P) 4月10日に、太陽の表面をかすめるほどに接近する。3月13日に地球に0.16天文単位まで大接近し、非常に条件良く観測できた。但し、19等以下で写らなかった(3月17日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 22 31.86 14 36.8 0.225 0.798 25 15.8 4:37 (258, -9) Mar. 26 23 58.62 12 42.7 0.393 0.618 11 15.9 4:43 (268,-19) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は15.6等(2月11日、井狩康一氏)。2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 3 13.50 72 13.7 5.427 5.330 79 15.9 19:37 (163,-26) Mar. 26 3 23.98 72 19.5 5.501 5.342 75 16.0 19:26 (162,-26) ガン彗星 (65P) 現在は16.3等(2月11日、井狩康一氏)。2017年に14等まで明るくなる。2016年には、冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 11 43.91 14 34.5 2.872 3.845 165 16.1 23:53 (180, 40) Mar. 26 11 39.19 14 56.4 2.876 3.829 160 16.1 23:21 (180, 40) リニア彗星 (C/2015 Y1) 現在は15.5等(2月11日、井狩康一氏)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。5月にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 8 4.96 26 55.7 1.956 2.588 118 16.3 20:16 (180, 28) Mar. 26 8 3.33 29 31.7 2.039 2.572 111 16.3 19:47 (180, 25) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は16.1等(2月3日、井狩康一氏)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 7 57.02 1 57.6 9.473 10.016 120 16.4 20:08 (180, 53) Mar. 26 7 56.99 2 16.7 9.557 10.005 114 16.4 19:40 (180, 53) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は16.3等(2月2日、井狩康一氏)。2016年の秋まで、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 3 45.73 -29 0.1 2.825 2.513 61 16.5 19:37 ( 81, 44) Mar. 26 3 50.20 -29 14.6 2.842 2.483 59 16.4 19:26 ( 80, 41) ボレリー彗星 (19P) 現在は17.2等(2月18日、D. Buczynski)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 14 6.03 29 34.6 2.309 3.116 137 16.6 2:20 (180, 26) Mar. 26 13 59.11 30 11.2 2.331 3.160 139 16.7 1:45 (180, 25) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.7等(2月5日、La Silla--TRAPPIST)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 3 32.54 -47 31.1 3.674 3.400 66 16.6 19:37 ( 55, 45) Mar. 26 3 30.67 -45 45.3 3.714 3.392 63 16.7 19:26 ( 57, 42) ハートレー第１彗星 (100P) 現在は17.6等(2月6日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)。3月から6月にかけて、16等まで明るくなる。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 15 53.24 -17 39.4 1.337 2.014 118 16.8 4:06 (180, 73) Mar. 26 15 55.53 -19 38.7 1.269 2.011 124 16.7 3:41 (180, 75) ニート彗星 (180P) 現在は16.6等(2月19日、D. Buczynski)。冬から春にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 15 14.87 2 58.1 1.812 2.567 129 17.0 3:28 (180, 52) Mar. 26 15 13.97 3 14.0 1.764 2.578 136 17.0 3:00 (180, 52) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に17.1等まで暗くなった(2月8日、Catalina Sky Survey)。冬から春にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 10 39.71 -4 55.0 10.184 11.127 160 17.0 22:50 (180, 60) Mar. 26 10 36.67 -4 34.8 10.260 11.165 154 17.1 22:19 (180, 60) スペースウォッチ彗星 (P/2013 YG46) 2013年12月に、遠日点で発見された彗星。2016年から2017年にかけて、17等で条件良く観測できる。2014年3月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 12 47.10 3 45.3 1.988 2.965 166 17.2 1:01 (180, 51) Mar. 26 12 41.27 4 16.7 1.942 2.932 171 17.1 0:28 (180, 51) アトラス彗星 (C/2015 X7) 現在は16.8等(2月11日、井狩康一氏)。2017年の春にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 6 37.29 -10 18.6 3.567 3.871 100 17.1 19:37 (153, 63) Mar. 26 6 40.08 -8 26.3 3.632 3.853 95 17.2 19:26 (148, 60) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は17.1等(1月17日、K. Sarneczky, P. Szekely, T. Szalai)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 17 2.99 71 0.1 7.182 7.331 94 17.2 4:37 (183,-16) Mar. 26 16 53.74 72 2.0 7.181 7.326 94 17.2 4:39 (180,-17) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 18 13.66 -32 55.7 9.172 9.152 85 17.2 4:37 (273, 67) Mar. 26 18 12.93 -33 17.5 9.084 9.186 92 17.2 4:43 (269, 74) エレーニン彗星 (C/2015 X4) 現在は16.9等(2月5日、安部裕史氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 5 50.30 11 19.1 3.458 3.582 88 17.2 19:37 (150, 39) Mar. 26 5 55.64 11 3.6 3.574 3.601 83 17.3 19:26 (146, 37) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は17.5等(2月16日、H. Nohara)。最近になって、彗星活動が捉えられた。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 11 33.08 -4 24.1 4.295 5.284 172 17.4 23:43 (180, 59) Mar. 26 11 28.75 -3 54.4 4.241 5.218 167 17.3 23:11 (180, 59) ギブス彗星 (C/2015 W1) 現在は17.2等(2月11日、大島雄二氏)。日本からは、夏まで17〜18等で観測できる。南半球では、3月以降は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 5 46.98 49 60.0 2.125 2.333 89 17.3 19:37 (164, 2) Mar. 26 5 43.62 51 22.2 2.218 2.311 82 17.4 19:26 (162, 0) ネオワイズ彗星 (C/2015 YG1) 現在は16.8等(2月7日、Catalina Sky Survey)。夏から秋にかけて、北半球からは16〜17等で条件良く観測できたはずだが、発見されなかった。今後は減光し、4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 10 52.21 26 24.4 1.880 2.788 150 17.3 23:01 (180, 29) Mar. 26 10 41.51 24 35.1 1.967 2.836 144 17.5 22:23 (180, 31) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.4等(2月11日、井狩康一氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 16 24.98 -30 23.4 1.830 2.350 108 17.4 4:37 (182, 85) Mar. 26 16 30.71 -31 43.3 1.783 2.375 114 17.4 4:16 (180, 87) リニア彗星 (230P) 近日点を通過した後も増光を続けて、13.0等まで明るくなった(12月21日、Juan Jose Gonzalez)。現在は急激に減光中。既に15.4等まで暗くなった(2月7日、安部裕史氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 6 41.12 28 52.9 1.483 1.930 100 17.4 19:37 (169, 25) Mar. 26 6 54.79 29 10.6 1.593 1.972 96 17.7 19:26 (169, 25) コワルスキー彗星 (C/2016 E2) 現在は17.0等(3月17日、Michael Jager)。地球に0.3天文単位まで接近し、高速に移動している。今後は遠ざかり、急激に減光する。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 13 13.39 18 42.4 0.298 1.270 153 17.4 1:33 (180, 38) Mar. 26 11 8.08 40 16.4 0.427 1.332 134 18.4 22:43 (180, 14) 池谷-村上彗星 (332P/2015 Y2) 2010年に大バーストを起こし、8等まで明るくなった周期彗星の、初回帰。冬から春にかけて、非常に条件良く観測できる。だが、現在はA核が17.8等(2月24日、Michael Jager)、C核が17.8等(2月24日、Michael Jager)、H核が18.5等(2月24日、Michael Jager)と暗い。今回は17等止まり。2月初めには、B〜I核も観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 8 53.76 26 42.7 0.741 1.573 129 17.5 21:05 (180, 29) Mar. 26 9 0.28 24 30.5 0.778 1.575 124 17.6 20:44 (180, 31) ヒル彗星 (211P) 冬に15.7等まで明るくなった(1月14日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(2月15日、H. Boussier)。4月には18等以下になる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 7 53.44 29 52.9 1.767 2.375 115 17.5 20:05 (180, 25) Mar. 26 7 58.34 30 9.0 1.851 2.381 109 17.6 19:42 (180, 25) リニア-ニート彗星 (204P) 1月に16.0等まで明るくなった(1月18日、Catalina Sky Survey)。今後は減光し、4月には18等以下になる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 8 23.15 25 30.4 1.380 2.098 123 17.6 20:34 (180, 30) Mar. 26 8 28.98 25 14.7 1.465 2.121 117 17.8 20:13 (180, 30) リニア彗星 (194P) 現在は18.7等(1月14日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。近日点を過ぎた後に最大光度になる傾向がある。日本からは、3月にかけて17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 6 32.28 33 0.4 1.251 1.706 98 17.6 19:37 (168, 21) Mar. 26 6 49.31 31 34.6 1.310 1.714 95 17.7 19:26 (168, 22) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は17.4等(2月11日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。2016年から2017年にかけて、17.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 17 29.13 20 18.8 6.323 6.507 96 17.7 4:37 (198, 33) Mar. 26 17 29.57 21 37.6 6.230 6.494 100 17.7 4:43 (189, 33) 小惑星1998 HO121 (347449) 特異小惑星1998 HO121の初回帰。2015年の初めに、16.5等まで明るくなった(1月4日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)。2016年の春に、再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 13 58.68 -5 57.8 2.676 3.563 148 17.8 2:12 (180, 61) Mar. 26 13 56.12 -5 18.4 2.655 3.589 155 17.7 1:42 (180, 60) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星。2015年2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなったが、現在は18.5等と暗い(2月5日、La Silla--TRAPPIST)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 13 28.53 -26 13.5 8.329 9.162 144 17.7 1:42 (180, 81) Mar. 26 13 26.79 -26 4.7 8.277 9.164 151 17.7 1:13 (180, 81) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 2015年の初めに、16等まで明るくなった。現在は17.7等(2月9日、La Silla--TRAPPIST)。冬から春にかけて、18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 9 0.10 -20 33.6 5.485 6.200 132 17.8 21:10 (180, 76) Mar. 26 8 54.17 -19 40.7 5.577 6.225 126 17.9 20:37 (180, 75) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 2015年の初めに、15.2等まで明るくなった(2月24日、高橋俊幸氏)。現在は17.5等(12月6日、Catalina Sky Survey)。4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 11 22.55 -4 38.7 3.893 4.877 170 17.9 23:32 (180, 60) Mar. 26 11 19.46 -4 14.4 3.928 4.897 164 18.0 23:02 (180, 59) ネオワイズ彗星 (C/2016 C2) 現在は17.9等(3月3日、佐藤英貴氏)。4月から5月にかけて、南半球では17.5等で条件良く観測できる。日本からは、3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 19 16 26.76 -34 14.4 1.008 1.618 107 18.1 4:37 (210, 89) Mar. 26 16 41.95 -40 14.2 0.950 1.595 110 17.9 4:27 ( 0, 85)