今週の明るい彗星 (2016年2月13日：南半球版)

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最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は8.5等とかなり明るい(2月3日、Juan Jose Gonzalez)。1月初めにバーストを起こし、一時的に増光したが、現在は元に戻っている。春から夏にかけて地球に接近し、5〜6等まで明るくなると期待されている。日本からは、2月下旬にいったん観測できなくなる。4月末には再び明け方の空に現れるが、最盛期は南に低い。南半球では、現在は観測できないが、4月中旬に明け方の空に現れた後は、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 23 36.36 9 23.5 2.337 1.649 36 8.6 20:28 ( 94,-10) Feb. 20 23 35.48 8 16.8 2.384 1.591 28 8.4 20:19 ( 91,-13) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は7.8等(2月12日、Maik Meyer)。秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されていたが、実際には6等止まりだった。今後は急激に減光する。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 4 32.73 69 52.9 1.179 1.746 107 8.5 20:28 (172,-16) Feb. 20 4 14.93 64 7.0 1.380 1.839 100 9.0 20:19 (167,-12) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 現在は9.2等と、たいへん明るい(2月12日、Maik Meyer)。春にかけて、9〜10等の明るさで、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 16 12.29 68 12.6 1.841 2.235 100 9.4 3:58 (195,-18) Feb. 20 15 46.58 69 41.4 1.832 2.265 102 9.5 4:07 (189,-16) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は12.4等と明るい(1月9日、吉田誠一)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 20 23.96 64 56.2 2.673 2.685 80 12.1 3:58 (211,-37) Feb. 20 20 28.71 64 43.4 2.696 2.678 78 12.1 4:07 (211,-34) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は13.6等(1月29日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 2.49 20 13.9 1.597 2.181 113 13.0 20:28 (164, 33) Feb. 20 5 5.24 20 32.7 1.637 2.141 106 12.9 20:19 (160, 32) テンペル第２彗星 (10P) 現在は11.8等(1月8日、Giuseppe Pappa)。2月まで11〜13等の明るさを保つが、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 23 49.20 -9 47.5 2.463 1.696 31 13.3 20:28 ( 81, 4) Feb. 20 0 7.67 -7 53.5 2.530 1.734 29 13.5 20:19 ( 82, 3) コプフ彗星 (22P) 現在は観測できない。6月に明け方の空に現れるが、16〜17等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 22 39.31 -10 51.4 2.846 1.903 13 13.4 20:28 ( 70,-10) Feb. 20 22 55.95 -9 18.5 2.900 1.940 11 13.7 20:19 ( 71,-11) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.3等(1月9日、吉田誠一)。冬から春にかけて、13等まで明るくなる。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 15 20.05 -18 43.9 1.948 2.199 90 13.5 3:58 (244, 60) Feb. 20 15 29.21 -19 29.5 1.874 2.205 95 13.4 4:07 (236, 66) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に14.6等まで暗くなった(1月26日、門田健一氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、3月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 18 20.96 20 46.6 5.202 4.793 60 13.8 3:58 (244, 1) Feb. 20 18 24.31 21 9.4 5.206 4.860 64 13.8 4:07 (238, 7) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からも、まもなく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 19 15.52 -26 40.9 6.724 5.964 36 14.0 3:58 (291, 17) Feb. 20 19 20.97 -26 30.3 6.651 5.962 42 13.9 4:07 (287, 23) リニア彗星 (252P) 現在は14.0等(2月11日、Michael Jager)。急激に増光し、3月には11等まで明るくなると期待されている。今回帰は、明るくなっていく様子も、暗くなっていく様子も、非常に条件良く観測できる。日本からは、3月半ばに、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 51.67 -23 57.6 0.218 1.088 112 15.1 20:28 (170, 79) Feb. 20 5 47.92 -26 31.0 0.181 1.053 105 14.5 20:19 (140, 80) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 2015年の秋に11.1等まで明るくなった(9月21日、吉田誠一)。現在は14.0等(1月24日、門田健一氏)。今後は次第に減光していく様子を、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 12 13.66 9 35.6 1.485 2.350 142 14.7 2:45 (180, 46) Feb. 20 12 7.42 10 20.0 1.488 2.402 151 14.9 2:12 (180, 45) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.8等(11月22日、Catalina Sky Survey)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。南半球では1〜3月、日本からは2〜4月は、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 22 36.40 -5 12.0 5.885 4.941 15 14.8 20:28 ( 74,-14) Feb. 20 22 43.58 -4 44.5 5.903 4.934 10 14.8 20:19 ( 72,-16) テンペル第１彗星 (9P) 現在は17.9等(1月19日、門田健一氏)。春から夏にかけて、11等で条件良く観測できる。最近はこの予報より遙かに暗いが、まもなく、急増光すると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 12 29.76 15 31.0 1.350 2.198 139 15.2 3:01 (180, 40) Feb. 20 12 29.40 16 21.9 1.267 2.158 145 14.9 2:33 (180, 39) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.7等(12月11日、D. Buczynski)。冬から夏にかけて、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 13 43.39 -3 41.9 1.786 2.412 117 15.4 3:58 (188, 59) Feb. 20 13 44.13 -4 44.9 1.698 2.401 124 15.3 3:48 (180, 60) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 明け方の空に現れてきた。春から夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 18 24.24 -18 13.5 3.062 2.509 47 15.4 3:58 (277, 23) Feb. 20 18 38.01 -18 1.1 2.985 2.496 51 15.3 4:07 (273, 28) リニア彗星 (230P) 近日点を通過した後も増光を続けて、13.0等まで明るくなった(12月21日、Juan Jose Gonzalez)。しばらく非常に条件良く観測できるが、今後は減光する。既に15.4等まで暗くなった(1月29日、Sandor Szabo)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 40.41 24 15.7 0.996 1.735 122 15.4 20:28 (175, 30) Feb. 20 5 51.03 25 40.6 1.084 1.772 117 15.7 20:19 (173, 29) ネオワイズ彗星 (C/2015 X8) 12月中旬から1月初めにかけて、地球に接近し、12.1等まで明るくなった(12月20日、Thomas Lehmann)。現在は13等(1月26日、Giuseppe Pappa)。日本からは非常に条件良く観測できるが、今後は急激に減光する。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 2 57.17 47 0.7 1.710 2.009 92 15.4 20:28 (151, -2) Feb. 20 2 55.97 44 4.5 1.923 2.083 84 15.8 20:19 (146, -1) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(5月11日、Sandor Szabo)。現在も14.8等と明るい(1月24日、門田健一氏)。春にかけて、しばらく15等の明るさを保つ。南半球では非常に条件が良いが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 14 13.41 -28 12.0 3.524 3.859 102 15.5 3:58 (239, 78) Feb. 20 14 15.16 -28 45.2 3.450 3.882 108 15.5 4:07 (203, 83) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は15.7等(12月19日、Y. Sugiyama)。2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 2 42.98 72 44.6 5.035 5.275 98 15.7 20:28 (166,-23) Feb. 20 2 45.77 72 30.2 5.114 5.285 94 15.8 20:19 (165,-23) リニア彗星 (332P) 現在は15.3等と明るい(2月10日、吉本勝己氏)。2007年に小惑星2007 VA85として発見された天体の、初回帰。1月8日に、佐藤英貴氏によって、かすかな尾が観測された。2月に地球に0.5天文単位まで接近し、15〜16等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 6 22.43 -25 37.9 0.527 1.315 117 15.8 20:45 (180, 79) Feb. 20 5 18.70 -7 35.9 0.578 1.268 105 16.2 20:19 (150, 58) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は16.4等(1月15日、Thomas Lehmann)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 7 2.02 64 5.6 5.024 5.616 122 16.0 21:31 (180, -9) Feb. 20 6 55.33 63 52.2 5.031 5.555 117 16.0 20:56 (180, -9) ボレリー彗星 (19P) 現在は15.8等(12月7日、大島雄二氏)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を観測できる。南半球でも、今後は次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 14 23.85 24 51.0 2.347 2.886 113 16.2 3:58 (195, 29) Feb. 20 14 22.98 25 51.9 2.324 2.933 118 16.2 4:07 (185, 29) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に17.2等まで暗くなった(12月19日、大島雄二氏)。冬から春にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 10 56.18 -6 25.7 10.051 10.940 152 16.3 1:28 (180, 62) Feb. 20 10 52.89 -6 10.1 10.045 10.977 159 16.3 0:57 (180, 61) ガン彗星 (65P) 現在は16.9等(11月17日、J. Nicolas, C. Rinner, F. Kugel, A. Klotz)。2017年に14等まで明るくなる。2016年には、冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 12 4.08 12 5.1 3.069 3.924 145 16.4 2:36 (180, 43) Feb. 20 12 1.08 12 35.6 3.002 3.909 152 16.3 2:05 (180, 43) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.3等(12月13日、D. Buczynski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保ったが、今後はゆっくりと減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 0 47.90 46 42.6 5.025 4.833 73 16.3 20:28 (135,-17) Feb. 20 0 53.20 47 8.2 5.138 4.868 68 16.4 20:19 (135,-20) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.9等(11月15日、J. Bel)。夏に14等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。3月に15〜16等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 1 32.50 2 4.7 2.549 2.208 58 16.4 20:28 (106, 18) Feb. 20 1 44.14 3 20.4 2.595 2.185 55 16.4 20:19 (106, 16) コワル第２彗星 (104P) 現在は16.5等(2月11日、Michael Jager)。回帰のたびに明るさが異なる。前回2010年には観測されなかった。今回帰は、冬から春にかけて14〜15等で観測できると期待されていたが、16等止まりと思われる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 0 15.52 4 20.8 1.858 1.302 41 16.6 20:28 ( 96, 1) Feb. 20 0 37.81 5 56.6 1.845 1.268 40 16.4 20:19 ( 98, 1) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 2015年7月6日に太陽に0.3天文単位まで接近し、3.9等まで明るくなった(7月6日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。10月には12.9等まで暗くなった(10月3日、Chris Wyatt)。11月以降は観測されていない。南半球では、これから暗くなるまで、ずっと観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 19 42.53 -58 24.7 4.293 3.737 50 16.5 3:58 (324, 27) Feb. 20 19 54.26 -58 47.8 4.318 3.821 53 16.6 4:07 (323, 30) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は16.9等(12月13日、K. Hills)。2016年の秋まで、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 3 40.35 -28 14.9 2.627 2.690 82 16.6 20:28 ( 93, 60) Feb. 20 3 38.90 -28 25.2 2.678 2.652 77 16.6 20:19 ( 90, 56) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.0等(11月3日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 4 9.23 -57 43.9 3.458 3.459 81 16.6 20:28 ( 31, 61) Feb. 20 3 56.77 -55 37.9 3.498 3.445 78 16.6 20:19 ( 39, 58) ネオワイズ彗星 (C/2015 YG1) 現在は16.5等(12月20日、Michael Jager)。夏から秋にかけて、北半球からは16〜17等で条件良く観測できたはずだが、発見されなかった。今後は減光し、4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 12 4.29 33 6.6 1.704 2.559 142 16.7 2:36 (180, 22) Feb. 20 11 49.30 32 13.7 1.705 2.603 149 16.8 1:54 (180, 23) エレーニン彗星 (C/2015 X4) 現在は16.0等と明るい(1月29日、Sandor Szabo)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 34.31 13 3.6 2.905 3.500 119 16.8 20:28 (172, 42) Feb. 20 5 35.87 12 36.9 3.008 3.515 113 16.9 20:19 (166, 41) リニア-ニート彗星 (204P) 現在は16.8等(12月18日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。12月から2月にかけて、16.5等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 8 15.28 24 44.0 1.058 2.003 156 16.8 22:43 (180, 30) Feb. 20 8 13.84 25 11.9 1.106 2.019 149 16.9 22:15 (180, 30) リニア-カタリナ彗星 (329P/2015 T1) 2003年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は15.1等(12月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。今後は減光し、3月には18等以下になる。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 8.51 34 54.8 1.170 1.823 115 16.9 20:28 (169, 19) Feb. 20 5 20.22 36 10.2 1.260 1.855 110 17.2 20:19 (168, 18) ヒル彗星 (211P) 現在は17.0等(12月16日、Purple Mountain Observatory)。冬に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 7 51.17 26 11.3 1.441 2.353 150 17.0 22:19 (180, 29) Feb. 20 7 48.61 27 16.0 1.489 2.356 143 17.1 21:49 (180, 28) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 現在は17.4等(12月11日、Purple Mountain Observatory)。夏に13等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では2月に17等になるまで、日本からは4月に16等になるまで、観測できる。Sandor Szabo氏は、1月29日に眼視で16.0等と、明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 2 11.22 11 26.2 3.122 2.952 71 17.2 20:28 (120, 19) Feb. 20 2 17.52 11 46.7 3.146 2.881 65 17.1 20:19 (118, 17) ギブス彗星 (C/2015 W1) 現在は17.5等(12月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。冬から春にかけて、日本からは17.5等で条件良く観測できる。南半球では、2月半ばまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 6 40.06 39 52.6 1.704 2.477 132 17.1 21:08 (180, 15) Feb. 20 6 24.90 42 34.9 1.771 2.444 122 17.1 20:25 (180, 12) ニート彗星 (180P) 現在は18.3等(11月15日、佐藤英貴氏)。冬から春にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 14 59.91 2 8.0 2.139 2.522 101 17.2 3:58 (215, 47) Feb. 20 15 5.30 2 10.6 2.066 2.529 106 17.1 4:07 (204, 50) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 18 11.14 -31 16.7 9.566 8.985 51 17.2 3:58 (288, 32) Feb. 20 18 12.37 -31 35.1 9.499 9.018 58 17.2 4:07 (285, 39) リニア彗星 (194P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点を過ぎた後に最大光度になる傾向がある。日本からは、3月にかけて17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 5 19.35 39 26.3 1.014 1.708 117 17.3 20:28 (172, 15) Feb. 20 5 31.38 38 13.4 1.054 1.702 112 17.3 20:19 (171, 16) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 秋に14.5等まで明るくなった(11月11日、Sandor Szabo)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(12月14日、L. Elenin)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 3 8.31 11 2.6 2.225 2.343 84 17.3 20:28 (131, 29) Feb. 20 3 18.50 11 58.0 2.329 2.365 79 17.5 20:19 (130, 27) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は16.9等(12月19日、Y. Sugiyama)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って17.5等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 8 1.38 0 22.3 9.197 10.075 151 17.4 22:29 (180, 55) Feb. 20 8 0.03 0 40.2 9.229 10.063 145 17.4 22:01 (180, 54) 池谷-村上彗星 (331P/2015 Y2) 2010年に大バーストを起こし、8等まで明るくなった周期彗星の、初回帰。冬から春にかけて、非常に条件良く観測できる。だが、現在はA核が17.8等(2月8日、門田健一氏)、B核が19.0等(2月11日、Michael Jager)、C核が17.0等(2月8日、門田健一氏)、D核が21.0等(2月11日、Michael Jager)、F核が21.4等(2月11日、Michael Jager)と暗い。今回は17等止まり。2月初めには、E核、及び、G〜J核も観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 8 52.58 35 26.6 0.654 1.605 155 17.4 23:20 (180, 20) Feb. 20 8 48.77 34 12.5 0.657 1.593 150 17.4 22:49 (180, 21) ハウエル彗星 (88P) 2015年の春に8.8等まで明るくなった(4月3日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.9等まで暗くなった(12月15日、S. Shurpakov)。3月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 2 20.91 13 57.4 3.183 3.062 74 17.4 20:28 (123, 19) Feb. 20 2 27.93 14 37.0 3.318 3.101 68 17.6 20:19 (122, 16) ハートレー第１彗星 (100P) 今回帰はまだ観測されていない。3月から6月にかけて、16等まで明るくなる。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 15 21.67 -9 7.0 1.741 2.046 93 17.6 3:58 (232, 53) Feb. 20 15 30.07 -10 41.3 1.655 2.037 97 17.5 4:07 (224, 59) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は17.2等(11月18日、Catalina Sky Survey)。現在は遠日点に近い。秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 3 13.84 16 24.3 4.107 4.173 86 17.5 20:28 (135, 25) Feb. 20 3 17.35 16 46.0 4.206 4.165 80 17.5 20:19 (133, 23) リニア彗星 (C/2015 Y1) 現在は17.8等(12月18日、佐藤英貴氏)。4月にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 8 34.00 9 44.8 1.744 2.702 162 17.5 23:02 (180, 45) Feb. 20 8 26.15 13 33.0 1.749 2.675 154 17.5 22:26 (180, 41) アトラス彗星 (C/2015 X7) 現在は17.6等(12月17日、A. Hidas)。2017年の春にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 6 36.05 -20 0.2 3.352 3.977 122 17.6 21:04 (180, 75) Feb. 20 6 34.56 -18 6.9 3.377 3.954 119 17.6 20:35 (180, 73) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 2015年の初めに、16等まで明るくなった。現在は18.1等(12月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬から春にかけて、18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 9 38.62 -24 6.1 5.266 6.076 142 17.6 0:11 (180, 79) Feb. 20 9 30.13 -23 35.0 5.274 6.100 143 17.7 23:30 (180, 79) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は17.4等(1月13日、門田健一氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 10 43.80 53 46.3 1.681 2.504 138 17.7 1:16 (180, 1) Feb. 20 10 30.19 53 40.7 1.735 2.552 137 17.8 0:35 (180, 1) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.6等(12月3日、D. Buczynski)。日本からは、5月にはいったん低くなるが、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 3 8.61 46 52.2 10.496 10.614 94 17.7 20:28 (152, 0) Feb. 20 3 9.46 46 48.2 10.578 10.590 88 17.7 20:19 (150, -2) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 2015年の初めに、15.2等まで明るくなった(2月24日、高橋俊幸氏)。現在は17.5等(12月6日、Catalina Sky Survey)。4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 11 37.87 -6 9.8 3.937 4.782 145 17.7 2:10 (180, 61) Feb. 20 11 35.25 -5 58.2 3.900 4.801 152 17.8 1:39 (180, 61) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は17.9等(1月23日、T. Vorobjov)。最近になって、彗星活動が捉えられた。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 11 51.77 -6 11.1 4.796 5.611 142 17.9 2:23 (180, 61) Feb. 20 11 48.78 -5 57.0 4.667 5.546 150 17.8 1:53 (180, 61) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星。2015年2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなったが、現在は18等と暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 13 33.40 -26 17.1 8.748 9.152 111 17.8 3:58 (190, 81) Feb. 20 13 33.06 -26 21.7 8.647 9.154 118 17.8 3:37 (180, 81) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.7等(11月30日、佐藤英貴氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 15 39.62 -23 13.6 2.115 2.262 85 17.9 3:58 (257, 59) Feb. 20 15 50.47 -24 43.7 2.053 2.275 89 17.9 4:07 (253, 65) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 2016年から2017年にかけて、17.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 17 19.75 14 26.8 6.832 6.578 71 17.9 3:58 (239, 16) Feb. 20 17 22.47 15 30.1 6.729 6.563 76 17.9 4:07 (232, 21) レモン彗星 (C/2012 K8) 2013年からずっと、17〜18等を保っている。日本からは、この冬も18等で条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 13 14 10.81 60 28.8 6.968 7.413 113 17.9 3:58 (185, -6) Feb. 20 14 3.76 61 22.7 6.967 7.435 114 17.9 4:07 (180, -6)