今週の明るい彗星 (2015年12月26日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は6.2等(12月21日、Juan Jose Gonzalez)。秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されていたが、実際には6等止まり。日本からは、今後は非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 14 16.09 9 31.5 1.018 1.108 67 5.6 2:57 (254, 6) Jan. 2 14 13.47 20 4.3 0.880 1.192 79 5.4 3:04 (241, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 急激に増光した。現在は8.4等と、たいへん明るい(12月21日、Juan Jose Gonzalez)。春にかけて、9〜10等の明るさで、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 16 54.80 62 1.3 1.919 2.109 86 9.4 2:57 (215,-42) Jan. 2 16 56.36 61 58.2 1.914 2.118 87 9.4 3:04 (215,-38) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は9.9等と、かなり明るい(12月17日、Marco Goiato)。春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 0 17.43 24 42.6 1.717 2.120 99 9.9 21:02 (137, 16) Jan. 2 0 4.71 21 20.2 1.811 2.048 89 9.9 21:03 (127, 13) 池谷-村上彗星 (P/2010 V1) 2010年に大バーストを起こし、8等まで明るくなった周期彗星の、初回帰。冬から春にかけて、非常に条件良く観測できる。現在は20等以下で、写らない(12月9日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 9 40.17 32 24.1 0.887 1.725 134 11.6 2:57 (186, 22) Jan. 2 9 45.47 32 36.8 0.826 1.700 139 11.1 3:02 (180, 22) テンペル第２彗星 (10P) 急激に増光した。現在は9.2等と明るい(11月30日、Juan Jose Gonzalez)。2月まで11〜13等の明るさを保つが、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 21 19.48 -21 59.9 2.058 1.484 42 11.9 21:02 ( 72, 12) Jan. 2 21 43.22 -20 34.6 2.107 1.507 40 12.0 21:03 ( 73, 11) コプフ彗星 (22P) 現在は9.7等と明るい(11月30日、Juan Jose Gonzalez)。南半球では既に観測できない。日本からも、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 20 25.24 -20 23.7 2.455 1.678 30 12.0 21:02 ( 66, 1) Jan. 2 20 46.38 -19 18.3 2.509 1.705 28 12.2 21:03 ( 66, -1) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は12.2等と明るい(12月19日、Uwe Pilz)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 19 10.87 74 47.6 2.463 2.785 98 12.2 21:02 (162,-42) Jan. 2 19 27.86 72 27.3 2.488 2.765 95 12.2 21:03 (160,-44) ネオワイズ彗星 (C/2015 X8) 明るい新彗星。現在は12.8等(12月19日、Michael Jager)。眼視では拡散状。日本からは非常に条件良く観測できる。12月中は13等の明るさを保つが、1月からは急激に減光する。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 11 56.73 52 6.6 0.873 1.532 111 12.8 2:57 (204, -4) Jan. 2 10 54.01 66 8.3 0.838 1.596 122 12.8 3:04 (187,-12) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ11.9等と明るい(11月25日、Thomas Lehmann)。日本からは、12月にはいったん低くなるが、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、3月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 17 45.20 20 21.3 4.970 4.322 44 13.2 2:57 (274,-42) Jan. 2 17 51.38 20 7.9 5.027 4.390 45 13.3 3:04 (270,-36) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は14.0等(12月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。春から夏にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 5 29.50 19 12.8 1.497 2.468 168 13.9 23:10 (180, 36) Jan. 2 5 22.02 19 14.6 1.480 2.427 159 13.7 22:35 (180, 36) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は13.3等(12月8日、安部裕史氏)。今後は次第に減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球でも、今後は次第に高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 12 13.53 7 35.1 1.652 1.974 93 13.7 2:57 (234, 30) Jan. 2 12 18.49 7 23.9 1.620 2.028 99 13.9 3:04 (228, 35) リニア彗星 (249P) 夕方の空に現れてきた。現在は12.0〜12.5等と明るい(12月8日、Michael Jager)。近日点の前後で急激に増光する傾向がある。今後は急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 21 23.43 -11 23.8 1.022 0.786 46 13.9 21:02 ( 82, 8) Jan. 2 22 14.25 -7 35.1 1.040 0.889 52 14.8 21:03 ( 88, 10) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は14.3等(12月8日、大島雄二氏)。冬から春にかけて、13等まで明るくなる。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 13 59.39 -11 26.1 2.475 2.190 61 14.0 2:57 (269, 22) Jan. 2 14 12.04 -12 40.7 2.401 2.188 65 13.9 3:04 (267, 27) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。2月には明け方の空に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 18 32.80 -27 49.7 6.955 5.978 5 14.0 21:02 ( 43,-12) Jan. 2 18 39.15 -27 41.1 6.955 5.976 5 14.0 3:04 (318,-13) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.8等(11月22日、Catalina Sky Survey)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 21 49.65 -7 32.3 5.529 5.008 53 14.7 21:02 ( 88, 10) Jan. 2 21 55.73 -7 19.5 5.602 4.997 47 14.7 21:03 ( 85, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(5月11日、Sandor Szabo)。現在も15.5等と明るい(12月20日、Jean-Francois Soulier)。春にかけて、しばらく15〜16等の明るさを保つ。南半球では非常に条件が良いが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 13 40.27 -22 44.2 4.056 3.710 62 15.4 2:57 (277, 31) Jan. 2 13 46.83 -23 39.2 3.985 3.729 67 15.4 3:04 (275, 37) リニア-カタリナ彗星 (329P/2015 T1) 2003年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は15.1等(12月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。急激に明るくなってきた。秋から冬にかけて地球に接近し、15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 4 36.62 17 24.0 0.728 1.675 156 15.4 22:18 (180, 37) Jan. 2 4 35.15 20 52.0 0.764 1.687 149 15.5 21:49 (180, 34) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は15.7等(12月19日、Y. Sugiyama)。2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 3 31.82 74 49.4 4.601 5.220 124 15.5 21:13 (180,-20) Jan. 2 3 16.66 74 42.4 4.643 5.226 121 15.5 21:03 (178,-20) ボレリー彗星 (19P) 現在は15.8等(12月7日、大島雄二氏)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を観測できる。南半球でも、今後は次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 13 54.06 20 20.5 2.576 2.548 77 15.5 2:57 (242, 4) Jan. 2 14 1.63 20 36.1 2.544 2.597 82 15.6 3:04 (238, 8) マスター彗星 (C/2015 G2) 5月半ばに、6.0等まで明るくなった(5月14日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(12月7日、井狩康一氏)。今後は、日本からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 6 14.46 38 9.1 2.396 3.357 165 15.7 0:01 (180, 17) Jan. 2 5 55.68 38 29.2 2.493 3.438 161 15.8 23:08 (180, 16) リニア彗星 (230P) 現在は13.0等で、眼視でも見えている(12月21日、Juan Jose Gonzalez)。地球に接近しており、12月中は15等で非常に条件良く観測できる。1月からは急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 5 6.31 5 59.5 0.587 1.538 155 15.7 22:48 (180, 49) Jan. 2 5 6.31 9 19.9 0.619 1.559 152 15.9 22:20 (180, 45) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は13.4等(12月16日、井狩康一氏)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 0 29.72 45 58.1 4.189 4.603 108 15.7 21:02 (152, 0) Jan. 2 0 29.73 45 50.7 4.306 4.634 103 15.8 21:03 (148, -3) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は15.4等(12月8日、井狩康一氏)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、1月初めには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 0 9.85 15 18.6 4.089 4.283 94 15.8 21:02 (130, 22) Jan. 2 0 6.65 15 32.3 4.232 4.296 87 15.9 21:03 (124, 17) ハウエル彗星 (88P) 2015年の春に8.8等まで明るくなった(4月3日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.9等まで暗くなった(12月15日、S. Shurpakov)。3月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 1 47.83 10 10.0 2.215 2.778 115 15.8 21:02 (150, 40) Jan. 2 1 50.24 10 33.3 2.348 2.820 108 16.1 21:03 (143, 36) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された周期彗星の、初回帰。夏から秋にかけて、13.8等まで明るくなった(9月7日、Taras Prystavski)。現在は減光。既に16.1等まで暗くなった(12月11日、MASTER-IAC Observatory, Tenerife)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 23 30.40 -11 18.5 2.581 2.516 75 16.1 21:02 (100, 33) Jan. 2 23 39.58 -9 26.9 2.676 2.531 70 16.2 21:03 ( 99, 28) ジャック彗星 (C/2015 F4) 急激に増光し、7月から8月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月18日、Maik Meyer)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(12月8日、井狩康一氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 22 17.25 46 53.7 2.215 2.405 88 16.1 21:02 (137,-16) Jan. 2 22 37.64 46 54.7 2.312 2.466 87 16.4 21:03 (136,-17) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 秋に14.5等まで明るくなった(11月11日、Sandor Szabo)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(12月14日、L. Elenin)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 2 16.43 4 58.4 1.554 2.211 119 16.3 21:02 (156, 47) Jan. 2 2 21.12 5 40.9 1.640 2.227 113 16.4 21:03 (149, 44) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に17.2等まで暗くなった(12月19日、大島雄二氏)。冬から春にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 11 13.78 -7 16.1 10.443 10.677 101 16.3 2:57 (232, 51) Jan. 2 11 12.08 -7 15.6 10.361 10.714 108 16.3 3:04 (220, 56) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.7等(12月11日、D. Buczynski)。これから急激に増光し、冬から夏にかけて、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 13 7.67 4 10.9 2.489 2.510 79 16.5 2:57 (247, 23) Jan. 2 13 15.19 2 58.9 2.385 2.494 84 16.3 3:04 (243, 28) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は16.0等(12月12日、J. Lozano)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 8 0.24 61 56.7 5.273 6.035 137 16.4 1:46 (180, -7) Jan. 2 7 53.07 62 38.4 5.201 5.976 138 16.3 1:11 (180, -8) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.9等(11月15日、J. Bel)。2016年の夏に14等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。3月に15〜16等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 0 30.25 -5 25.4 2.156 2.387 91 16.7 21:02 (117, 41) Jan. 2 0 36.68 -4 34.4 2.217 2.360 85 16.6 21:03 (113, 36) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.0等(11月3日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 7 11.20 -62 55.3 3.401 3.589 92 16.7 0:57 ( 0, 62) Jan. 2 6 41.32 -63 53.5 3.376 3.567 93 16.7 23:51 ( 0, 61) スコッティ彗星 (P/2015 Q1) 急激に増光し、近日点を通過した後も増光が続いている。現在は15.9等と、かなり明るい(12月16日、Catalina Sky Survey)。しばらく非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 5 59.66 -16 1.0 1.137 1.996 140 16.7 23:40 (180, 71) Jan. 2 5 54.75 -15 51.5 1.176 2.025 139 16.9 23:08 (180, 71) リニア-ニート彗星 (204P) 現在は16.8等(12月18日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。12月から2月にかけて、16.5等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 8 36.41 18 55.8 1.033 1.933 147 16.8 2:21 (180, 36) Jan. 2 8 35.51 19 42.2 1.004 1.938 154 16.7 1:53 (180, 35) リニア彗星 (252P) 現在は19.6等(12月14日、K. Hills)。急激に増光し、3月には10等まで明るくなる。今回帰は、明るくなっていく様子も、暗くなっていく様子も、非常に条件良く観測できる。日本からは、3月半ばに、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 6 42.09 -6 59.8 0.527 1.460 148 17.3 0:27 (180, 62) Jan. 2 6 36.37 -9 41.2 0.467 1.399 147 16.8 23:49 (180, 65) ガン彗星 (65P) 現在は16.9等(11月17日、J. Nicolas, C. Rinner, F. Kugel, A. Klotz)。2017年に14等まで明るくなる。2016年には、冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 12 2.75 10 18.3 3.792 4.032 97 17.0 2:57 (230, 30) Jan. 2 12 5.26 10 19.0 3.672 4.017 103 16.9 3:04 (223, 34) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2014年に13等まで明るくなった。現在は16.0等(12月16日、井狩康一氏)。今後は減光し、春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 0 56.79 0 42.0 3.825 4.106 99 17.0 21:02 (129, 41) Jan. 2 0 58.87 1 11.0 3.947 4.121 93 17.1 21:03 (123, 36) ヒル彗星 (211P) 現在は17.0等(12月16日、Purple Mountain Observatory)。冬に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 8 22.09 16 19.9 1.459 2.360 149 17.0 2:07 (180, 39) Jan. 2 8 19.09 17 37.7 1.417 2.356 157 17.0 1:37 (180, 37) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は16.9等(12月13日、K. Hills)。2016年の夏に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、来年3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 4 31.03 -22 34.2 2.291 2.993 127 17.1 22:11 (180, 78) Jan. 2 4 20.02 -24 9.6 2.319 2.947 120 17.0 21:33 (180, 79) テンペル第１彗星 (9P) 現在は18.6等(12月17日、A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner)。春から夏にかけて、11等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 11 58.54 13 25.4 2.125 2.480 99 17.5 2:57 (227, 28) Jan. 2 12 5.63 13 19.1 2.001 2.440 104 17.2 3:04 (221, 32) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は17.2等(11月18日、Catalina Sky Survey)。現在は遠日点に近い。秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 3 10.35 15 5.0 3.475 4.234 135 17.2 21:02 (177, 40) Jan. 2 3 8.43 15 7.2 3.548 4.225 128 17.3 21:03 (167, 39) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は16.9等(12月19日、Y. Sugiyama)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って17.5等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 8 12.53 -0 56.5 9.364 10.164 142 17.4 1:57 (180, 56) Jan. 2 8 11.11 -0 51.6 9.299 10.151 148 17.4 1:28 (180, 56) パンスターズ彗星 (C/2015 GX) 現在は16.9等(12月16日、井狩康一氏)。1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 1 21.17 37 7.1 1.792 2.398 116 17.4 21:02 (156, 13) Jan. 2 1 26.36 32 46.3 1.922 2.441 110 17.7 21:03 (150, 15) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は17.1等(12月13日、D. Buczynski)。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 11 36.75 46 30.7 1.573 2.160 113 17.5 2:57 (204, 2) Jan. 2 11 36.75 47 51.8 1.566 2.210 118 17.5 3:04 (198, 4) ニート彗星 (180P) 現在は18.3等(11月15日、佐藤英貴氏)。冬から春にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 13 59.11 4 21.5 2.679 2.491 68 17.6 2:57 (256, 13) Jan. 2 14 9.63 3 46.0 2.603 2.493 72 17.5 3:04 (252, 17) リニア彗星 (194P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点を過ぎた後に最大光度になる傾向がある。日本からは、3月にかけて17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 5 0.11 45 59.5 0.894 1.825 152 17.8 22:41 (180, 9) Jan. 2 4 55.63 45 32.6 0.889 1.801 148 17.6 22:10 (180, 9) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 現在は17.4等(12月11日、Purple Mountain Observatory)。2016年の夏に13等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では2月に17等になるまで、日本からは4月に16等になるまで、観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 1 53.41 11 22.1 2.894 3.449 116 17.7 21:02 (152, 39) Jan. 2 1 52.94 11 5.5 2.923 3.379 109 17.6 21:03 (144, 36) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 2015年の初めに、16等まで明るくなった。現在は18.1等(12月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬から春にかけて、18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 10 31.12 -24 7.3 5.632 5.915 101 17.7 2:57 (243, 70) Jan. 2 10 25.31 -24 28.0 5.545 5.937 108 17.7 3:04 (221, 77) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.6等(12月3日、D. Buczynski)。秋から来年の春にかけて、日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 3 15.32 47 41.0 10.043 10.781 136 17.7 21:02 (179, 7) Jan. 2 3 13.06 47 34.3 10.084 10.757 131 17.7 21:03 (174, 7) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は16.8等(12月19日、Catalina Sky Survey)。しばらく条件良く観測できるが、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 3 34.91 24 30.7 2.045 2.894 143 17.8 21:16 (180, 30) Jan. 2 3 33.28 24 4.9 2.137 2.923 135 17.9 21:03 (176, 31) ギブス彗星 (C/2015 W1) 現在は17.5等(12月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。冬から春にかけて、日本からは17.5等で条件良く観測できる。南半球では、2月半ばまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 8 23.35 13 55.1 1.870 2.756 148 18.0 2:09 (180, 41) Jan. 2 8 13.30 17 20.2 1.771 2.712 158 17.8 1:31 (180, 38) エレーニン彗星 (C/2015 X4) 新彗星。現在は16.0等と明るい(12月17日、P. Bacci, L. Tesi, G. Fagioli)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 5 48.48 18 18.9 2.452 3.429 171 17.8 23:29 (180, 37) Jan. 2 5 44.26 17 20.7 2.480 3.437 164 17.8 22:58 (180, 38) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は17.7等(11月30日、佐藤英貴氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 14 11.44 -11 33.5 2.599 2.257 59 17.8 2:57 (271, 19) Jan. 2 14 24.75 -13 20.4 2.526 2.249 62 17.8 3:04 (270, 24) レモン彗星 (C/2012 K8) 2013年からずっと、17〜18等を保っている。日本からは、この冬も18等で条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 14 29.14 54 14.7 7.167 7.261 91 17.9 2:57 (218,-22) Jan. 2 14 29.18 54 59.4 7.125 7.282 95 17.9 3:04 (215,-18) ネオワイズ彗星 (C/2015 YG1) 現在は16.5等(12月20日、Michael Jager)。夏から秋にかけて、北半球からは16〜17等で条件良く観測できたはずだが、発見されなかった。南半球でも、1月半ばから観測できるようになるが、今後は減光し、3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 12 59.59 36 25.6 2.100 2.403 95 17.9 2:57 (222, 1) Jan. 2 12 58.05 35 50.9 2.048 2.436 101 17.9 3:04 (217, 6) アトラス彗星 (C/2015 X7) 新彗星。現在は17.6等(12月17日、A. Hidas)。2017年の春にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 7 2.58 -28 57.7 3.568 4.227 126 18.0 0:48 (180, 84) Jan. 2 6 58.20 -28 18.2 3.515 4.199 128 18.0 0:16 (180, 83) ハリントン彗星 (51P) 予報通り、6月に15.9等まで増光した(6月23日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、13等で条件良く観測できると期待されていた。だが、7月になって、彗星が崩壊した。主核、B核、D核のいずれも、既に20等以下。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 26 2 8.93 9 14.9 1.453 2.118 119 21.1 21:02 (156, 43) Jan. 2 2 14.55 10 14.4 1.558 2.154 114 21.3 21:03 (149, 39)