今週の明るい彗星 (2015年11月7日：北半球版)

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カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は6.5等(10月13日、Marco Goiato)。秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されていた。だが、9月に入ってから、増光が止まってしまった。現在は観測できない。日本からは、11月末に明け方の空に現れ、その後は非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 14 24.41 -22 50.8 1.807 0.839 8 6.2 4:59 (286,-17) Nov. 14 14 22.47 -19 51.9 1.762 0.824 12 6.1 5:05 (288, -9) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 急激に増光した。現在は9.1等と、たいへん明るい(11月7日、Juan Jose Gonzalez)。来年の春にかけて、9〜10等の明るさで、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 16 24.45 73 21.3 1.878 2.136 90 9.4 18:27 (159, 37) Nov. 14 16 29.49 70 31.7 1.886 2.123 89 9.4 18:22 (156, 36) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は10.4等と、かなり明るい(11月7日、Juan Jose Gonzalez)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 3 50.16 45 32.1 1.745 2.636 147 10.9 0:50 (180, 79) Nov. 14 3 14.04 44 57.0 1.640 2.561 153 10.7 23:38 (180, 80) コプフ彗星 (22P) 現在は10.0等と、かなり明るい(11月7日、Marco Goiato)。南半球では12月初めまで、日本からは12月下旬まで、夕空低く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 17 45.00 -22 51.2 2.144 1.564 42 11.0 18:27 ( 51, 11) Nov. 14 18 8.38 -23 8.9 2.180 1.571 40 11.1 18:22 ( 51, 11) テンペル第２彗星 (10P) 急激に増光した。現在は11.1等と、かなり明るい(11月7日、Marco Goiato)。2月まで11〜13等の明るさを保つが、日本からはずっと低空。南半球でも、今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 18 22.09 -25 0.6 1.817 1.420 50 11.2 18:27 ( 43, 15) Nov. 14 18 47.28 -25 26.2 1.841 1.418 49 11.2 18:22 ( 43, 15) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ10.7等と明るい(11月7日、Neil Norman)。日本からは、12月にはいったん低くなるが、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、3月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 16 56.04 25 18.9 4.364 3.835 52 12.3 18:27 (101, 31) Nov. 14 17 3.51 24 12.3 4.469 3.906 49 12.5 18:22 (102, 27) リニア彗星 (249P) 近日点の前後で急激に増光する傾向がある。11月から12月にかけて、11等まで明るくなる。12月上旬に夕空に現れ、その後は急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 15 17.15 -17 56.4 1.622 0.653 7 13.6 18:27 ( 77,-13) Nov. 14 16 0.02 -19 22.7 1.511 0.570 10 12.5 18:22 ( 73, -9) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は12.9等(11月3日、Thomas Lehmann)。今後は次第に減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球でも、今後は次第に高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 11 1.24 12 56.4 1.799 1.608 62 12.7 4:59 (287, 44) Nov. 14 11 15.24 11 49.2 1.789 1.658 66 12.8 5:05 (293, 47) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は11.2等と明るい(11月7日、Juan Jose Gonzalez)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って13等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 9 5.21 79 59.5 2.554 2.969 104 13.5 4:59 (184, 45) Nov. 14 10 8.89 83 5.5 2.503 2.938 106 13.4 5:05 (184, 41) ハウエル彗星 (88P) 減光中だが、まだ12.5等と明るい(11月2日、Uwe Pilz)。3月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 2 5.05 10 5.9 1.493 2.472 168 13.9 22:59 ( 0, 65) Nov. 14 1 58.69 9 48.0 1.565 2.517 159 14.2 22:25 ( 0, 65) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は17.0等と暗い(11月7日、Jean-Francois Soulier)。まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 17 50.72 -28 37.3 6.663 5.992 44 14.0 18:27 ( 47, 8) Nov. 14 17 56.23 -28 31.5 6.734 5.990 38 14.0 18:22 ( 49, 5) ジャック彗星 (C/2015 F4) 急激に増光し、7月から8月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月18日、Maik Meyer)。現在は減光中だが、まだ13.5等と明るい(11月1日、Thomas Lehmann)。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 20 2.69 46 21.6 1.673 2.007 94 14.1 18:27 (131, 70) Nov. 14 20 19.74 46 28.9 1.739 2.059 93 14.3 18:22 (130, 69) 池谷-村上彗星 (P/2010 V1) 2010年に大バーストを起こし、8等まで明るくなった周期彗星の、初回帰。冬から春にかけて、非常に条件良く観測できる。現在は20等以下で、写らない(10月2日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 8 55.55 29 37.9 1.500 1.882 95 14.6 4:59 (292, 78) Nov. 14 9 10.54 29 11.9 1.406 1.849 99 14.1 5:05 (306, 81) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 7月6日に太陽に0.3天文単位まで接近し、3.9等まで明るくなった(7月6日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(10月3日、Chris Wyatt)。南半球では、これから暗くなるまで、ずっと観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 16 0.04 -52 51.0 3.133 2.452 39 14.2 18:27 ( 41,-23) Nov. 14 16 19.03 -53 35.0 3.263 2.552 37 14.4 18:22 ( 40,-24) ヴィルト第４彗星 (116P) 日本では、明け方の空に現れてきた。南半球では12月から、観測できるようになる。冬から春にかけて、13等まで明るくなると期待されている。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 12 27.31 -1 28.2 2.943 2.236 37 14.6 4:59 (285, 18) Nov. 14 12 40.64 -2 59.0 2.882 2.226 40 14.5 5:05 (290, 21) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.2等(10月15日、Taras Prystavski)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 21 17.30 -7 31.1 4.910 5.098 95 14.5 18:27 ( 5, 47) Nov. 14 21 20.55 -7 41.7 5.003 5.083 89 14.6 18:22 ( 12, 47) ボレリー彗星 (19P) 現在は14.2等(10月11日、佐藤英貴氏)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を観測できる。南半球では、1月に16等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 12 38.22 22 10.6 2.706 2.195 49 14.7 4:59 (262, 29) Nov. 14 12 51.26 21 34.2 2.700 2.246 52 14.8 5:05 (266, 33) マスター彗星 (C/2015 G2) 5月半ばに、6.0等まで明るくなった(5月14日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に14.5等まで暗くなった(10月11日、吉田誠一)。今後は、日本からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 8 13.10 28 31.4 2.346 2.768 104 14.8 4:59 (339, 83) Nov. 14 8 1.72 30 14.2 2.301 2.855 114 14.9 4:32 ( 0, 85) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.6等(10月16日、D. Buczynski)。2016年の春から夏にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 6 5.60 19 32.1 1.986 2.756 132 15.4 3:04 ( 0, 75) Nov. 14 6 4.05 19 26.5 1.882 2.715 139 15.1 2:35 ( 0, 74) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 冬から夏にかけて、14等で観測できる。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 12 37.90 1 22.1 3.114 2.387 36 15.2 4:59 (281, 18) Nov. 14 12 51.13 -0 28.9 3.041 2.361 39 15.1 5:05 (286, 21) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は14.5等(10月15日、Taras Prystavski)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、今後は低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 1 5.13 15 3.9 3.290 4.213 155 15.2 21:59 ( 0, 70) Nov. 14 0 53.61 15 2.2 3.363 4.221 146 15.2 21:20 ( 0, 70) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は14.1等(10月7日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 1 2.92 47 5.7 3.569 4.395 142 15.2 21:57 (180, 78) Nov. 14 0 54.66 47 6.4 3.627 4.423 139 15.3 21:21 (180, 78) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された周期彗星の、初回帰。夏から秋にかけて、13.8等まで明るくなった(9月7日、Taras Prystavski)。現在は減光中だが、まだ15.3等と明るい(10月16日、Taras Prystavski)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 22 40.72 -24 18.9 1.961 2.452 107 15.3 19:36 ( 0, 31) Nov. 14 22 45.63 -22 30.3 2.040 2.457 102 15.4 19:14 ( 0, 33) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は14.7等(10月13日、津村光則氏)。しばらく15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 2 17.71 4 4.8 1.156 2.132 166 15.3 23:12 ( 0, 59) Nov. 14 2 14.24 3 40.9 1.185 2.139 159 15.4 22:41 ( 0, 59) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は14.3等(10月13日、Taras Prystavski)。2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 5 20.65 69 46.7 4.606 5.190 121 15.5 2:20 (180, 55) Nov. 14 5 10.55 71 5.8 4.572 5.193 124 15.5 1:42 (180, 54) リニア彗星 (230P) 現在は15.8等(10月20日、K. Hills)。急激に増光し、秋に14.5等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 5 10.08 -9 13.9 0.606 1.490 136 15.6 2:08 ( 0, 46) Nov. 14 5 12.86 -8 31.9 0.582 1.486 140 15.5 1:43 ( 0, 46) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は15.0等(10月2日、Taras Prystavski)。南半球では12月上旬、日本からは1月初めには、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 19 53.38 -14 45.1 4.139 3.974 73 15.7 18:27 ( 29, 35) Nov. 14 20 0.56 -14 43.3 4.265 4.005 68 15.8 18:22 ( 34, 33) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に16.5等まで暗くなった(7月9日、Taras Prystavski)。明け方の空に現れてきた。冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 11 17.11 -6 29.7 10.995 10.414 52 16.3 4:59 (302, 28) Nov. 14 11 17.48 -6 40.4 10.931 10.452 58 16.3 5:05 (309, 33) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2014年に13等まで明るくなった。現在は15.1等(10月15日、Taras Prystavski)。今後はゆっくりと減光していく。2015年は、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 1 2.85 -0 43.3 3.113 3.999 149 16.3 21:57 ( 0, 54) Nov. 14 0 59.75 -0 45.6 3.189 4.014 141 16.4 21:27 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2015 GX) 現在は16.7等(10月11日、A. Diepvens)。10月から12月にかけて、日本からは16〜17等で条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 1 54.78 79 29.1 1.505 2.137 116 16.6 22:47 (180, 46) Nov. 14 1 26.72 73 46.5 1.472 2.168 122 16.6 21:53 (180, 52) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 2014年の秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.3等まで暗くなった(10月3日、Taras Prystavski)。南半球では、暗くなるまで条件良く観測できる。日本からも、冬まで観測できるが、やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 22 41.44 -28 14.2 5.112 5.470 106 16.7 19:36 ( 0, 27) Nov. 14 22 38.49 -27 49.9 5.293 5.535 99 16.8 19:06 ( 0, 27) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.7等(10月4日、Taras Prystavski)。2016年の夏に14等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。3月に15〜16等になるまで、次第に明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 0 17.13 -7 38.2 1.782 2.590 136 16.9 21:12 ( 0, 47) Nov. 14 0 15.28 -7 48.4 1.821 2.560 128 16.9 20:42 ( 0, 47) マスター彗星 (C/2015 K1) 現在は16.1等(10月14日、井狩康一氏)。今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。2014年には14等で、南半球で条件良く見えていたはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 23 58.90 2 55.0 3.871 4.643 136 16.9 20:54 ( 0, 58) Nov. 14 23 57.06 3 5.7 4.005 4.696 129 17.1 20:24 ( 0, 58) スコッティ彗星 (P/2015 Q1) 現在は16.8等(10月17日、K. Hills)。秋に17等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 6 21.54 -5 32.3 1.095 1.830 122 16.9 3:19 ( 0, 50) Nov. 14 6 22.59 -8 0.0 1.078 1.849 126 17.0 2:53 ( 0, 47) ヘリン彗星 (151P) 現在は16.9等(10月10日、Taras Prystavski)。今後は減光し、年末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 23 30.41 -8 21.0 1.773 2.486 125 17.0 20:26 ( 0, 47) Nov. 14 23 33.59 -7 59.4 1.851 2.492 119 17.1 20:01 ( 0, 47) マックホルツ第２彗星 (141P) 8月半ばに急激に増光し、10.8等まで明るくなった(9月13日、Sandor Szabo)。分裂核（H核）も14.8等まで明るくなった(9月13日、Thomas Lehmann)。現在は急激に減光中。既に16.5等まで暗くなった(10月15日、Taras Prystavski)。日本からは、明け方の空で条件良く観測できる。南半球では、夏から秋にかけて、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 10 53.41 -3 23.6 1.601 1.375 58 17.1 4:59 (305, 34) Nov. 14 11 4.05 -5 22.9 1.618 1.453 62 17.6 5:05 (312, 37) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は16.8等(10月19日、佐藤英貴氏)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 8 55.96 -46 45.6 3.869 3.768 76 17.2 4:59 (351, 7) Nov. 14 8 50.44 -49 20.9 3.778 3.739 80 17.1 5:05 (358, 6) ラインムート第２彗星 (44P) 2014年には16.4等まで明るくなった(11月14日、J. F. Hernandez)。現在は17.0等(10月20日、Purple Mountain Observatory)。しばらく条件良く観測できるが、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 4 11.78 28 0.7 1.751 2.692 156 17.1 1:10 ( 0, 83) Nov. 14 4 5.67 27 38.6 1.753 2.720 164 17.2 0:37 ( 0, 83) リニア-カタリナ彗星 (329P/2015 T1) 2003年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は18.1等(10月11日、J.-F. Soulier)。秋から冬にかけて地球に接近し、15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されていたが、実際は1.5等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 4 59.58 -3 31.6 0.796 1.689 141 17.3 1:57 ( 0, 51) Nov. 14 4 58.91 -1 44.0 0.755 1.676 147 17.1 1:29 ( 0, 53) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は18.2等(10月18日、H. Nohara)。現在は遠日点に近い。秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 3 38.53 15 54.0 3.320 4.293 167 17.3 0:37 ( 0, 71) Nov. 14 3 33.96 15 43.6 3.298 4.285 174 17.2 0:05 ( 0, 71) ロングモア彗星 (77P) これから急激に増光し、冬から夏にかけて、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 12 3.37 13 15.5 3.166 2.638 49 17.4 4:59 (276, 32) Nov. 14 12 13.45 11 54.3 3.078 2.618 53 17.3 5:05 (281, 36) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は16.5等(10月4日、Taras Prystavski)。減光中だが、この予報より少し明るい。B核とC核は、既に20等以下(6月12日、織部隆明氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 22 36.18 -3 12.9 6.283 6.766 115 17.4 19:31 ( 0, 52) Nov. 14 22 34.78 -3 50.1 6.444 6.811 107 17.5 19:02 ( 0, 51) ロニオス-タッカー彗星 (328P/2015 S1) 1998年に発見された周期彗星の初回帰。現在は17.9等(10月3日、J. V. Scotti)。秋から冬にかけて、17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 21 22.33 -12 0.5 1.577 1.936 95 17.5 18:27 ( 3, 43) Nov. 14 21 31.44 -10 14.5 1.635 1.923 90 17.4 18:22 ( 8, 45) ガン彗星 (65P) 2017年に14等まで明るくなる。2016年には、冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 11 30.15 12 13.7 4.606 4.136 56 17.5 4:59 (283, 38) Nov. 14 11 36.05 11 46.5 4.499 4.122 61 17.4 5:05 (288, 43) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は17.1等(10月22日、C. Bell)。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 10 36.32 40 45.8 1.670 1.804 81 17.5 4:59 (248, 59) Nov. 14 10 50.37 41 9.2 1.657 1.855 85 17.5 5:05 (247, 63) ジャコビニ彗星 (205P) 8月には20.0等と、たいへん暗かった(8月17日、佐藤英貴氏)。だが、9月半ばにバーストを起こし、6等ほど増光して、13.7等まで明るくなった(9月21日、吉田誠一)。現在は急激に減光中。既に16.1等まで暗くなった(10月19日、Taras Prystavski)。しばらく、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 4 41.29 0 7.8 1.399 2.297 147 17.5 1:40 ( 0, 55) Nov. 14 4 34.92 -0 43.1 1.417 2.341 152 17.9 1:06 ( 0, 54) アラン彗星 (50P) 現在は17.3等(10月10日、Taras Prystavski)。夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できると期待されていたが、当初の予報より暗く、17.5等止まり。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 22 31.99 -4 48.9 1.484 2.091 113 17.6 19:27 ( 0, 50) Nov. 14 22 34.87 -3 26.6 1.536 2.067 107 17.6 19:03 ( 0, 52) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は16.5等(9月8日、Jean-Francois Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。現在は近日点にいる。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 23 3.28 -6 1.6 5.328 5.894 120 17.6 19:58 ( 0, 49) Nov. 14 23 3.57 -6 2.9 5.434 5.900 113 17.6 19:31 ( 0, 49) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は17.3等(10月21日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って17.5等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 8 15.73 -0 32.2 10.087 10.258 97 17.6 4:59 (354, 54) Nov. 14 8 16.14 -0 40.9 9.965 10.244 103 17.6 4:46 ( 0, 54) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は15.3等(10月10日、Taras Prystavski)。しばらく条件良く観測できるが、今後は減光し、11月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 0 0.87 -0 38.9 1.452 2.272 135 17.6 20:56 ( 0, 54) Nov. 14 0 2.54 -0 36.0 1.550 2.308 129 17.9 20:30 ( 0, 54) 小惑星ファエトン (3200) 現在は18.0等(10月10日、Jean-Francois Soulier)。現在は遠日点の近くにいる。秋に17.5等で、日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 2 36.99 40 17.5 1.450 2.388 155 17.6 23:30 (180, 85) Nov. 14 2 19.08 38 37.5 1.456 2.395 156 17.6 22:45 (180, 86) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は18.1等(10月15日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。2016年の夏に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、来年3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 5 41.01 -5 3.9 2.597 3.342 131 17.8 2:39 ( 0, 50) Nov. 14 5 34.08 -7 47.1 2.497 3.290 136 17.7 2:05 ( 0, 47) ヒル彗星 (211P) 現在は18.6等(10月11日、佐藤英貴氏)。冬に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 8 6.66 12 2.1 1.989 2.409 102 17.8 4:59 (357, 67) Nov. 14 8 12.47 12 12.0 1.897 2.400 108 17.7 4:42 ( 0, 67) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は18.0等(10月6日、井狩康一氏)。秋から来年の春にかけて、日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 3 37.47 47 33.5 10.109 10.952 146 17.7 0:36 (180, 77) Nov. 14 3 34.16 47 42.2 10.059 10.927 150 17.7 0:05 (180, 77) リニア-ニート彗星 (204P) 現在は18.3等(10月13日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。12月から2月にかけて、16.5等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 7 58.69 17 28.9 1.433 1.952 105 18.1 4:56 ( 0, 72) Nov. 14 8 8.20 17 20.4 1.361 1.944 110 17.9 4:38 ( 0, 72) ハリントン彗星 (51P) 予報通り、6月に15.9等まで増光した(6月23日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、13等で条件良く観測できると期待されていた。だが、7月になって、彗星が崩壊した様子が、Jean-Gabriel Bosch氏によって捉えられた。現在は20.1等と、極めて暗い(10月15日、Pan-STARRS 1, Haleakala)。D核が19.0等(9月20日、Michael Jager)、B核が20.9等(8月21日、Pan-STARRS 1, Haleakala)で観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 7 2 4.03 3 57.7 0.916 1.889 164 19.6 22:58 ( 0, 59) Nov. 14 2 0.79 4 25.8 0.966 1.918 157 19.8 22:28 ( 0, 60)