今週の明るい彗星 (2015年6月6日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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マスター彗星 (C/2015 G2) 5月半ばに、6.0等まで明るくなった(5月14日、Chris Wyatt)。今後は減光していくが、まだ7.9等と明るい(6月4日、Chris Wyatt)。南半球では、6月下旬まで条件良く観測できる。日本からは、9月に13等以下になるまで、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 7 31.85 -1 18.3 1.107 0.821 45 7.9 18:25 (109, 27) June 13 7 46.44 2 34.9 1.346 0.872 40 8.6 18:25 (110, 22) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ8.2等と明るい(6月4日、Maik Meyer)。日本からは、7月に10等になるまで、一晩中観測できる状態が続く。その後も、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 15 15.15 86 27.1 2.338 2.219 70 8.4 22:09 (180,-31) June 13 14 49.70 83 0.1 2.386 2.293 72 8.6 21:22 (180,-28) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 現在は9.9等(6月1日、Chris Wyatt)と、当初の予報より暗い。7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、3等まで明るくなると期待されていたが、実際には6等止まりと思われる。南半球では、6月初めまで超低空で観測できる。その後、いったん観測できなくなった後、7月半ばからは、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 3 2.47 22 23.8 1.662 0.868 25 9.6 5:31 (240, 3) June 13 3 41.59 26 59.1 1.531 0.720 23 8.9 5:34 (237, -1) ハウエル彗星 (88P) 現在は10.4等と明るい(6月4日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からも、今後は次第に高くなり、暗くなっていく様子を条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 53.82 1 35.3 1.696 1.511 61 10.1 5:31 (231, 40) June 13 1 9.82 3 12.1 1.686 1.545 64 10.3 5:34 (226, 41) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は11.8等(6月4日、Chris Wyatt)。秋から冬にかけて、5等級まで明るくなると期待されている。南半球では、秋まで非常に条件良く観測できる。日本からは、7月半ばまで明け方の低空に見えるが、その後は、11月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 53.38 -26 54.1 2.535 2.695 87 10.9 5:31 (252, 70) June 13 23 55.82 -28 45.8 2.328 2.608 94 10.6 5:34 (247, 76) ボレリー彗星 (19P) 3月までに、12.8等まで明るくなった(3月21日、Michael Mattiazzo)。5月から6月にかけて10.5等まで明るくなるが、観測できない。日本からは、秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 4 55.26 22 34.9 2.367 1.352 0 10.6 18:25 (106,-18) June 13 5 19.01 24 41.5 2.375 1.360 1 10.7 5:34 (252,-18) ダレスト彗星 (6P) 4月から5月にかけて11等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、明け方の空で次第に高くなってくる。日本からは、7月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 2 45.03 3 19.3 2.429 1.726 36 12.3 5:31 (252, 19) June 13 3 1.72 3 56.2 2.438 1.771 39 12.6 5:34 (249, 21) コプフ彗星 (22P) 現在は12.7等で、眼視でも見えている(5月15日、Uwe Pilz)。2015年の秋に11等まで明るくなる。今回帰は、最盛期まで明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 12 23.23 4 34.1 1.510 2.071 108 12.8 19:26 (180, 51) June 13 12 26.61 3 54.0 1.545 2.031 102 12.7 19:02 (180, 51) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.3等(5月22日、大島雄二氏)。2015年は、長期に渡って13〜14等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 19 28.12 -8 23.2 2.660 3.502 140 13.1 2:33 (180, 63) June 13 19 27.14 -8 21.3 2.619 3.512 146 13.0 2:05 (180, 63) ジャック彗星 (C/2015 F4) 現在は13.4等(5月26日、佐藤裕久氏)。7月から8月にかけて、12等まで明るくなると期待されている。南半球では、夏まで条件良く観測できる。日本からは、5月から次第に高くなり、夏からはずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 20 56.79 -22 1.9 1.088 1.859 124 13.4 4:02 (180, 77) June 13 20 54.82 -17 13.3 0.989 1.818 130 13.1 3:32 (180, 72) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 5月上旬から中旬にかけて、11〜12等と明るく観測された。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 17 42.48 -31 46.3 5.048 6.037 165 13.4 0:48 (180, 87) June 13 17 38.81 -31 42.6 5.031 6.035 170 13.4 0:17 (180, 87) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は15.5等(5月29日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。8月から10月にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、7月からは次第に高くなり、その後は条件良く観測できる。南半球では、11月までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 2 13.90 9 56.3 2.110 1.489 40 13.8 5:31 (241, 20) June 13 2 36.23 12 7.0 2.049 1.446 41 13.5 5:34 (238, 20) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 急激に増光した。現在は13.8等とかなり明るく、眼視でも見えている(5月11日、Sandor Szabo)。今後はしばらく14〜15等を保つ。日本からは、5月からは次第に低くなり、6月半ばには見えなくなる。南半球では、6月から次第に低くなり、8月初めには見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 9 28.92 6 20.4 3.677 3.428 67 14.3 18:25 (141, 41) June 13 9 36.35 5 41.5 3.761 3.427 63 14.4 18:25 (136, 39) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 2014年の秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.8等まで暗くなった(5月22日、C. W. Hergenrother)。南半球では、暗くなるまで条件良く観測できる。日本からも、6月半ばには再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 55.56 -17 21.0 4.167 3.948 70 14.9 5:31 (252, 52) June 13 0 55.10 -17 46.5 4.124 4.021 77 14.9 5:34 (244, 59) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.2等(5月25日、安部裕史氏)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 21 30.94 -0 47.8 5.091 5.512 109 14.9 4:36 (180, 56) June 13 21 31.72 -0 39.4 4.973 5.490 115 14.9 4:09 (180, 56) スワン彗星 (C/2015 C2) 3月には9.2等まで明るくなった(3月9日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に14.8等まで暗くなった(5月26日、佐藤裕久氏)。日本からは、今後は次第に高く見えるようになる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 2 9.12 70 4.3 2.231 1.817 53 15.0 5:31 (198,-22) June 13 2 17.70 74 35.3 2.272 1.914 56 15.3 5:34 (193,-24) ポローニア彗星 (C/2015 F2) 地球に接近し、4月から5月にかけて、12.0等まで明るくなった(4月24日、Taras Prystavski)。現在は減光中だが、まだ14.5等と明るい(5月25日、安部裕史氏)。7月下旬には18等以下になる。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 22 7.60 13 21.7 0.792 1.343 95 15.1 5:12 (180, 42) June 13 22 11.57 18 35.4 0.818 1.391 98 15.4 4:48 (180, 36) ハリントン彗星 (51P) 現在は16.4等(5月28日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier)。夏から秋にかけて、13等で条件良く観測できる。分裂核のD核も21.9等で観測されている(5月30日、Pan-STARRS 1)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 34.43 -8 5.6 1.623 1.820 83 15.4 5:31 (214, 59) June 13 23 50.17 -6 49.7 1.547 1.797 86 15.1 5:34 (206, 59) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は15.1等(4月17日、Taras Prystavski)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。現在は観測できない。日本からは、7月下旬に明け方の空に現れ、その後は冬まで、非常に条件良く観測できる。南半球では、8月半ばから観測できるようになるが、冬までずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 5 7.15 33 35.4 5.211 4.221 11 15.3 18:25 (117,-21) June 13 5 10.95 33 42.7 5.145 4.152 10 15.2 5:34 (243,-21) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は17.0等(5月24日、C. Rinner, F. Kugel, J. Nicolas)。夏に15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 10.13 -2 15.9 1.458 1.734 87 15.3 5:31 (199, 56) June 13 23 23.47 -0 52.3 1.410 1.740 90 15.3 5:34 (191, 55) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は15.8等(2月22日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなる。南半球では、4月から5月にかけていったん観測できなくなるが、6月からは再び条件良く観測できる。日本からも、7月からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 3 9.37 4 25.3 5.087 4.251 31 15.3 5:31 (255, 13) June 13 3 11.16 5 11.9 5.014 4.241 36 15.3 5:34 (250, 18) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.3等(1月7日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。明け方の空で、次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 57.25 19 0.1 4.657 3.952 41 15.3 5:31 (232, 16) June 13 2 1.97 20 31.1 4.594 3.964 46 15.3 5:34 (226, 19) ジャコビニ彗星 (205P) 現在は17.1等(4月27日、佐藤英貴氏)。2008年に112年ぶりに再発見された彗星の、初回帰。2008年には、12等まで明るくなった。今回は、春から夏にかけて、15等まで明るくなると期待されていたが、予報より暗い。しばらくは、明け方の低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 13.60 10 18.6 1.919 1.555 53 15.3 5:31 (229, 30) June 13 1 33.06 11 15.4 1.895 1.568 55 15.3 5:34 (226, 31) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は16.0等(5月26日、井狩康一氏)。2015年には、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 18 31.69 -21 29.9 6.886 7.832 157 15.6 1:37 (180, 76) June 13 18 26.61 -21 54.5 6.876 7.863 165 15.6 1:05 (180, 77) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に15.5等まで暗くなった(5月11日、Sandor Szabo)。夏まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 10 56.88 -4 12.8 9.492 9.587 92 15.7 18:25 (168, 59) June 13 10 56.26 -4 3.2 9.651 9.624 85 15.7 18:25 (155, 57) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 1月から2月にかけて、11等まで明るくなったはずだが、観測されなかった。現在は15.6等(4月24日、Taras Prystavski)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を明け方の空で観測できる。日本からは，7月からは高くなってくるが、17等以下。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 33.71 -10 9.4 2.218 1.904 58 16.0 5:31 (251, 41) June 13 1 46.31 -9 44.8 2.211 1.958 62 16.2 5:34 (247, 44) リニア彗星 (218P) 現在は13.9等と明るく、眼視でも見えている(5月14日、Chris Wyatt)。今回帰から太陽に1.17天文単位まで近づくようになり、3月から5月にかけて13等まで明るくなると期待されていたが、実際には14〜15等止まりだった。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 21 34.18 -7 17.5 0.511 1.291 111 16.2 4:39 (180, 62) June 13 21 40.94 -6 46.5 0.519 1.328 116 16.3 4:18 (180, 62) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2014年に13等まで明るくなった。現在は15.5等(1月3日、門田健一氏)。今後はゆっくりと減光していく。2015年は、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 5.37 -0 14.8 4.056 3.657 60 16.2 5:31 (235, 39) June 13 1 11.49 0 18.3 3.983 3.672 65 16.2 5:34 (229, 43) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は16.9等(5月25日、MASTER-SAAO Observatory, Sutherland)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 22 35.89 -32 8.0 2.290 2.741 105 16.4 5:31 (213, 86) June 13 22 43.35 -32 16.8 2.192 2.714 110 16.2 5:20 (180, 87) ラインムート第２彗星 (44P) 2014年には16.4等まで明るくなった(11月14日、J. F. Hernandez)。2015年には、夏から秋にかけて、再び16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 48.93 16 7.7 2.807 2.193 43 16.3 5:31 (232, 20) June 13 2 2.39 17 26.5 2.769 2.207 47 16.2 5:34 (228, 22) テンペル第２彗星 (10P) 現在は16.4等(5月22日、J. Gonzalez)。今後は次第に明るくなっていく様子を観測できる。秋から冬にかけて11等まで明るくなるが、その頃は低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 13 59.45 7 16.7 1.334 2.115 127 16.6 21:01 (180, 48) June 13 13 56.50 6 36.6 1.351 2.071 121 16.3 20:31 (180, 49) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に13等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.9等まで暗くなった(5月20日、安部裕史氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 11 32.06 11 54.6 2.545 2.805 94 16.4 18:35 (180, 43) June 13 11 37.80 10 46.8 2.670 2.843 89 16.6 18:25 (176, 44) マックホルツ第２彗星 (141P) 現在は19等(5月24日、WISE)。急激に増光し、夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、明け方の空で条件良く観測できる。南半球では、夏から秋にかけて、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 22 40.22 7 21.6 1.020 1.443 90 17.1 5:31 (185, 48) June 13 23 5.55 11 37.5 0.923 1.365 89 16.4 5:34 (183, 43) カタリナ-マクノート彗星 (319P/2015 G1) 2008年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は17.2等(5月19日、Catalina Sky Survey)。春から夏にかけて地球に接近し、急激に増光する。16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 5.97 -5 25.3 0.727 1.241 89 16.5 5:31 (199, 59) June 13 23 38.88 -5 3.6 0.707 1.221 88 16.4 5:34 (200, 59) リニア彗星 (221P) 現在は15.8等(5月26日、Catalina Sky Survey)。急激に増光し、5月から7月にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 16 24.48 -11 51.9 0.784 1.788 167 16.5 23:26 (180, 67) June 13 16 22.28 -10 22.8 0.787 1.777 160 16.5 22:56 (180, 65) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は16.1等(5月20日、安部裕史氏)。日本からは、初夏まで15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 12 40.24 24 4.3 3.759 4.103 102 16.5 19:42 (180, 31) June 13 12 40.99 22 37.3 3.877 4.136 97 16.6 19:16 (180, 33) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 2014年の秋から冬にかけて、9等まで明るくなった。現在は急激に減光中。既に14.8等まで暗くなった(5月26日、井狩康一氏)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 13 13.96 52 59.2 3.056 3.232 90 16.6 20:15 (180, 2) June 13 13 2.27 51 23.7 3.212 3.303 86 16.9 19:36 (180, 4) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は17.5等(4月27日、佐藤英貴氏)。秋に15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 23.45 2 37.5 2.468 2.296 68 16.8 5:31 (222, 43) June 13 0 35.29 3 38.8 2.377 2.277 71 16.7 5:34 (216, 45) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.7等(2月17日、K. Hills)。春から夏にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 16 58.81 -26 57.3 2.171 3.184 175 16.7 0:05 (180, 82) June 13 16 53.86 -26 28.3 2.180 3.190 172 16.7 23:28 (180, 81) リニア彗星 (C/2011 J2) 明け方の空で、再び観測できるようになってきた。減光中だが、晩秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 48.99 12 51.0 5.984 5.762 72 16.8 5:31 (206, 38) June 13 23 48.97 12 39.2 5.912 5.807 79 16.8 5:34 (197, 41) マスター彗星 (C/2015 K1) 現在は15.8等(5月18日、MASTER-SAAO Observatory, Sutherland)。今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。2014年には14等で、南半球で条件良く見えていたはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 35.80 -4 9.5 3.784 3.539 68 16.9 5:31 (231, 47) June 13 0 40.29 -3 16.5 3.737 3.586 73 16.9 5:34 (223, 50) サイディング・スプリング彗星 (162P) 日本からは、明け方の空で次第に高くなり、夏から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。南半球では、8月以降はずっと超低空で、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 2 15.68 2 0.3 1.842 1.309 43 17.0 5:31 (248, 25) June 13 2 36.54 5 32.2 1.809 1.284 43 16.9 5:34 (243, 25) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、2014年夏にかけて、長期に渡って8〜10等の明るさを保った。現在は減光中。既に15.8等まで暗くなった(2月9日、Taras Prystavski)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 1 28.54 -32 40.7 5.650 5.455 73 17.0 5:31 (280, 53) June 13 1 33.14 -33 5.9 5.628 5.516 78 17.0 5:34 (278, 58) ブレッシ彗星 (C/2015 H1) 現在は16.5等(5月1日、R. A. Mastaler, A. F. Tubbiolo)。夏にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 19 33.19 28 30.2 1.442 2.097 116 17.0 2:39 (180, 27) June 13 18 54.60 31 33.1 1.421 2.130 121 17.0 1:34 (180, 24) パンスターズ彗星 (P/2015 F1) 現在は16.1等(5月27日、Catalina Sky Survey)。7月まで17等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 16 19.50 -23 44.8 1.576 2.584 171 17.1 23:21 (180, 79) June 13 16 14.42 -23 38.6 1.600 2.592 164 17.2 22:48 (180, 79) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は17.3等(5月22日、K. Hills)。2016年に14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 12 29.03 3 28.9 3.006 3.491 110 17.2 19:31 (180, 52) June 13 12 30.19 3 15.4 3.067 3.458 104 17.2 19:05 (180, 52) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は16.3等(4月19日、Catalina Sky Survey)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 10 42.72 -15 38.3 5.286 5.441 93 17.2 18:25 (153, 69) June 13 10 40.40 -15 11.8 5.418 5.452 86 17.2 18:25 (137, 65) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 秋から冬にかけて、10.6等まで明るくなった(11月29日、吉田誠一)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(5月26日、安部裕史氏)。暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 17 3.09 -15 33.2 1.962 2.971 172 17.2 0:09 (180, 71) June 13 16 56.71 -15 46.8 2.038 3.044 170 17.5 23:30 (180, 71) 楊-高彗星 (P/2009 L2) 2009年に12等まで明るくなった新周期彗星の、初回帰。夏に17等まで明るくなると思われる。南半球では条件良く観測できる。日本からは、6月以降はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 10 5.36 -6 21.7 1.426 1.621 81 17.4 18:25 (144, 56) June 13 10 20.39 -6 34.5 1.442 1.588 78 17.3 18:25 (139, 55) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 冬に15.3等まで明るくなった(1月17日、Taras Prystavski)。現在は減光中。南半球では、良い条件で観測できる。日本からも、6月からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 50.60 -18 47.2 2.420 2.324 72 17.4 5:31 (252, 54) June 13 0 45.95 -18 0.5 2.338 2.367 79 17.3 5:34 (242, 60) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.4等(4月14日、A. Klotz, F. Kugel, J. Nicolas, C. Rinner)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 15 9.03 65 40.1 6.686 6.754 89 17.4 22:09 (180,-11) June 13 14 55.79 65 16.2 6.741 6.768 87 17.4 21:29 (180,-10) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.9等(3月21日、W. Hasubick)。2014年の夏に17等で観測された。日本からは、2015年も17.5等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 22 14.28 51 1.0 4.319 4.236 78 17.4 5:19 (180, 4) June 13 22 17.46 51 53.8 4.294 4.262 81 17.5 4:54 (180, 3) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.7等(5月10日、A. Maury, J.-F. Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。現在は近日点にいる。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 23 21.92 -3 1.0 5.826 5.821 84 17.8 5:31 (205, 55) June 13 23 24.32 -2 47.4 5.719 5.822 90 17.8 5:34 (193, 57) マクノート彗星 (220P) 現在は19.2等(3月22日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 0 13.77 2 7.7 1.560 1.556 70 17.8 5:31 (220, 45) June 13 0 32.70 3 29.7 1.519 1.554 72 17.8 5:34 (215, 45) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星だが、2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなった。眼視では11.8等と、極めて明るく報告された(3月11日、Marco Goiato)。だが、既に17.8等まで暗くなった(5月16日、K. Hills)。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 12 1.08 -20 1.7 8.701 9.137 112 17.8 19:03 (180, 75) June 13 12 1.69 -19 47.0 8.800 9.136 106 17.8 18:36 (180, 75) ヴァイサラ第１彗星 (40P) 秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(11月25日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に17.8等まで暗くなった(5月20日、A. Diepvens)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 6 17 37.20 -8 28.3 1.661 2.646 162 17.9 0:43 (180, 63) June 13 17 31.27 -8 47.3 1.694 2.690 165 18.1 0:09 (180, 64)