今週の明るい彗星 (2014年10月18日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は6.9等と、かなり明るい(10月17日、Marco Goiato)。今後は南半球で条件が良いが、日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 43.73 -29 57.2 1.050 1.348 82 6.7 4:43 (342, 23) Oct. 25 7 4.42 -39 53.7 0.976 1.419 92 6.7 4:49 (359, 15) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 近日点の直前になって増光が鈍ったが、9月には6.5等まで明るくなった(9月21日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ9.5等と明るい(10月18日、Con Stoitsis)。南半球でも、まもなく観測できなくなる。今後、日本からは12月下旬に、南半球では1月中旬に、再び観測できるようになるが、彗星は13等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 15 28.36 -18 5.0 1.431 0.755 29 9.2 18:46 ( 67, 1) Oct. 25 15 35.56 -15 50.6 1.643 0.843 24 9.7 18:38 ( 71, 0) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 増光のペースが遅かったが、更に、近日点の直前になって増光が鈍った。9月には9.4等まで明るくなった(9月18日、Chris Wyatt)が、既に減光を始めている。既に11.0等まで暗くなった(10月16日、Chris Wyatt)。南半球でも、11月半ばには観測できなくなる。日本からは、9月末から11月半ばまで、夕方の超低空にしか見えない。2015年1月からは、暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。10月19日には火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 17 37.81 -25 53.9 1.589 1.403 60 10.8 18:46 ( 41, 17) Oct. 25 17 37.40 -21 59.3 1.740 1.399 53 11.1 18:38 ( 47, 17) ジャック彗星 (C/2014 E2) 7月から8月にかけて、6.0等まで明るくなった(7月24日、Maik Meyer)。現在は減光中。既に11.7等まで暗くなった(10月18日、Con Stoitsis)。南半球では11月まで、日本からは12月まで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 19 9.80 3 47.1 1.844 2.028 85 11.9 18:46 ( 36, 53) Oct. 25 19 11.84 1 55.8 2.069 2.125 79 12.5 18:38 ( 41, 49) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 現在は12.4等で、眼視でも見えている(10月1日、Chris Wyatt)。12月から1月にかけて地球に接近し、7〜8等まで明るくなると期待されている。南半球では、1月下旬まで非常に条件良く観測できる。日本からは、12月半ばまで超低空だが、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 59.86 -42 56.1 1.930 1.982 78 12.4 4:43 (343, 9) Oct. 25 8 3.18 -43 21.8 1.801 1.911 80 12.1 4:49 (349, 10) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。今後は減光していく。既に13.0等まで暗くなった(10月18日、Con Stoitsis)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、今後はずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 21 39.50 -49 49.0 2.985 3.344 102 12.2 19:53 ( 0, 5) Oct. 25 21 42.67 -49 8.2 3.136 3.411 97 12.4 19:28 ( 0, 6) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.5等(10月4日、Jakub Cerny)。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できると期待されている。だが、実際には、この予報より暗い。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 9 32.64 22 18.5 2.183 2.001 66 13.0 4:43 (275, 48) Oct. 25 9 48.32 21 34.7 2.121 2.002 69 12.9 4:49 (279, 51) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 現在は12.2等とかなり明るい(10月6日、Taras Prystavski)。2015年春まで13〜14等を保つが、ずっと明け方の低空。南半球では、12月までは超低空で観測困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 10 53.74 10 41.3 1.972 1.430 43 13.5 4:43 (275, 25) Oct. 25 11 19.17 8 43.2 1.928 1.399 44 13.4 4:49 (278, 26) ボリソフ彗星 (C/2014 Q3) 急激に増光中。現在は12.1等と、かなり明るい(10月6日、Taras Prystavski)。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 27.76 60 58.8 1.237 1.699 98 13.9 4:43 (196, 63) Oct. 25 7 58.92 69 45.3 1.177 1.679 100 13.7 4:49 (189, 55) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は14.3等(10月16日、Chris Wyatt)。当初の予報より明るくなって、既に眼視でも見えている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 22 47.03 -24 44.6 4.546 5.214 127 14.0 20:59 ( 0, 30) Oct. 25 22 41.40 -25 7.3 4.579 5.145 119 14.0 20:26 ( 0, 30) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月30日にバーストを起こし、13等まで明るくなっている(9月30日、Jean-Francois Soulier)。日本からは既に観測できない。南半球でも10月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 15 57.99 -28 7.5 6.839 6.102 39 14.1 18:46 ( 55, 0) Oct. 25 16 3.53 -28 16.3 6.901 6.100 33 14.1 18:38 ( 57, -3) フェイ彗星 (4P) 現在は14.3等で、眼視でも見えている(9月22日、吉田誠一)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 9 11.87 7 30.8 2.336 2.143 66 14.3 4:43 (296, 44) Oct. 25 9 21.65 6 27.5 2.298 2.183 70 14.4 4:49 (303, 47) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 4 56.99 19 46.9 2.689 3.407 129 14.5 3:13 ( 0, 75) Oct. 25 4 54.35 19 57.6 2.615 3.407 136 14.4 2:43 ( 0, 75) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.0等(9月13日、津村光則氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 20 37.31 -28 29.2 2.890 3.215 99 14.4 18:51 ( 0, 27) Oct. 25 20 42.05 -27 54.3 2.996 3.225 94 14.5 18:38 ( 3, 27) シフレオ彗星 (108P) 現在は14.0等(10月19日、Mike Wolle)。10月から12月にかけて、14.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 5 19.21 22 13.1 0.941 1.709 123 14.7 3:35 ( 0, 77) Oct. 25 5 25.37 23 55.6 0.898 1.710 129 14.6 3:13 ( 0, 79) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.8等(9月16日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。10月から1月までは、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 15 9.79 -8 47.4 4.679 3.796 24 14.6 18:46 ( 77, 2) Oct. 25 15 19.07 -9 25.5 4.686 3.770 20 14.6 18:38 ( 78, 0) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.0等(9月14日、高橋俊幸氏)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 0 48.13 -33 41.7 3.312 4.085 135 14.7 23:00 ( 0, 21) Oct. 25 0 40.23 -32 36.6 3.335 4.067 131 14.7 22:24 ( 0, 23) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.2等(10月4日、Jakub Cerny)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。B核も17.0等で見えている(9月29日、F. Garcia)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 22 52.76 37 44.4 3.610 4.369 134 14.8 21:05 (180, 87) Oct. 25 22 46.72 35 15.3 3.687 4.407 131 14.9 20:31 (180, 90) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(9月22日、吉田誠一)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 18 20.03 -10 31.8 7.170 6.914 71 14.9 18:46 ( 41, 35) Oct. 25 18 20.69 -11 6.0 7.308 6.939 64 14.9 18:38 ( 45, 32) ハウエル彗星 (88P) 2015年の春に8〜9等まで明るくなるが、現在は観測できない。南半球では、1月から観測できるようになり、その後はずっと条件良く観測できる。日本からは、12月から2015年6月までは超低空で観測困難。6月からは、次第に暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 13 21.79 -6 40.4 3.174 2.180 3 15.1 4:43 (268,-15) Oct. 25 13 35.52 -8 7.7 3.119 2.134 6 14.9 4:49 (272,-12) ネオワイズ彗星 (P/2014 L2) 現在は13.8等(9月16日、Taras Prystavski)。11月まで、14等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 23 46.46 -6 56.7 1.485 2.397 149 15.1 21:59 ( 0, 48) Oct. 25 23 46.42 -7 1.8 1.554 2.420 142 15.2 21:31 ( 0, 48) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に14.9等まで暗くなった(8月12日、Taras Prystavski)。現在は観測できない。2015年には再び、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 12 5.13 -8 43.6 9.282 8.359 20 15.1 4:43 (280, 0) Oct. 25 12 6.43 -8 58.6 9.268 8.396 27 15.1 4:49 (285, 6) ギブス彗星 (C/2014 R4) 現在は15.7等(9月15日、佐藤英貴氏)。秋から冬にかけて15等を保つ。冬には急激に南下する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 8 52.45 18 22.5 1.822 1.818 73 15.4 4:43 (288, 54) Oct. 25 9 3.08 14 46.3 1.754 1.818 77 15.3 4:49 (299, 56) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 現在は16.5等(9月28日、Taras Prystavski)。2014年の秋から2015年の秋にかけて、長期に渡って14〜15等を保つ。南半球では、ずっと非常に良い条件で観測できる。日本からは、9月から10月に低空に見えた後は、2015年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 9 21.57 -33 46.5 2.865 2.549 61 15.5 4:43 (325, 10) Oct. 25 9 22.74 -37 24.2 2.738 2.500 65 15.4 4:49 (332, 11) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は15.8等(9月7日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 5 9.60 -24 21.7 4.435 4.963 116 15.7 3:25 ( 0, 31) Oct. 25 5 1.91 -24 51.8 4.337 4.933 121 15.6 2:50 ( 0, 30) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。今回帰は12.6等まで明るくなった(6月25日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(10月2日、Taras Prystavski)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 5 14.21 48 49.5 1.927 2.564 119 15.7 3:30 (180, 76) Oct. 25 5 12.59 49 34.1 1.891 2.593 125 15.9 3:01 (180, 75) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は17.0等(10月2日、Taras Prystavski)。11月から2月にかけて15等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 6 52.41 29 51.4 2.086 2.503 102 15.9 4:43 (313, 83) Oct. 25 6 58.25 29 34.7 1.998 2.497 108 15.7 4:46 ( 0, 85) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 現在は13.9等(9月22日、吉田誠一)。2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今度は減光していくが、2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 23 27.13 -16 9.6 1.456 2.311 140 15.9 21:40 ( 0, 39) Oct. 25 23 27.32 -16 16.2 1.518 2.318 133 16.0 21:12 ( 0, 39) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.6等(9月13日、津村光則氏)。冬から春にかけて15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 22 20.69 -18 46.8 0.880 1.669 125 16.1 20:33 ( 0, 36) Oct. 25 22 20.91 -17 41.8 0.890 1.626 119 15.9 20:06 ( 0, 37) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は16.1等(9月30日、Taras Prystavski)。日本からは、2015年の初夏まで長期に渡って15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球では、1月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 11 43.46 37 20.8 4.016 3.508 53 16.0 4:43 (242, 28) Oct. 25 11 55.04 36 34.2 3.962 3.509 56 15.9 4:49 (245, 32) フィンレー彗星 (15P) 現在は17.5等(10月8日、Taras Prystavski)。急激に増光し、1月には10等まで明るくなる。日本からは、次第に高く見えるようになる。南半球では次第に低くなり、1月からは超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 16 50.44 -27 45.8 1.787 1.386 50 16.7 18:46 ( 47, 8) Oct. 25 17 11.09 -28 0.8 1.761 1.323 48 16.1 18:38 ( 47, 8) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は16.5等(9月27日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 3 59.38 22 28.9 5.008 5.825 141 16.2 2:15 ( 0, 78) Oct. 25 3 55.11 23 2.3 4.922 5.802 149 16.1 1:44 ( 0, 78) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.7等(9月23日、Taras Prystavski)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 19 0.21 -6 26.6 6.472 6.403 81 16.1 18:46 ( 32, 43) Oct. 25 19 3.12 -6 43.1 6.547 6.373 75 16.1 18:38 ( 37, 41) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。現在は16.0等(10月8日、Taras Prystavski)。まずは1月に15等になるまで、次第に増光していく様子を観測できる。その後は条件が悪く、ほとんど観測できないが、南半球では、2015年7月半ばから、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、2015年からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 23 11.81 -30 0.6 3.514 4.206 128 16.5 21:24 ( 0, 25) Oct. 25 23 5.59 -29 49.1 3.520 4.126 121 16.4 20:50 ( 0, 25) ブルックス第２彗星 (16P) 夏に14.6等まで明るくなった(7月8日、佐藤英貴氏)。現在は減光中。既に17.8等まで暗くなった(9月26日、Taras Prystavski)。予報より急激に減光している。日本からは条件が良く、来年2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 8 16.50 15 29.5 1.867 1.983 81 16.6 4:43 (302, 59) Oct. 25 8 24.98 14 55.1 1.829 2.026 86 16.7 4:49 (312, 62) スキッフ彗星 (305P/2014 N1) 2004年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は17.0等(10月8日、Taras Prystavski)。秋から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。急激に増光し、11月から12月にかけて、16等に達すると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 21 27.84 8 9.2 0.675 1.458 120 17.0 19:41 ( 0, 63) Oct. 25 21 40.35 7 22.2 0.682 1.437 116 16.7 19:27 ( 0, 62) ボレリー彗星 (19P) 現在は18.6等(10月4日、D. Herald)。2015年春に9等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、冬に13等になるまで観測できるが、最盛期には観測できない。日本からは、ずっと超低空のため、観測は困難。2015年の秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 20 20.69 -50 59.3 2.427 2.631 90 16.9 18:46 ( 2, 4) Oct. 25 20 25.85 -49 57.8 2.462 2.582 85 16.8 18:38 ( 4, 5) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 現在は17.0等(10月2日、Taras Prystavski)。冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 8 13.02 15 39.1 4.093 4.082 82 16.8 4:43 (303, 60) Oct. 25 8 17.29 15 12.8 3.989 4.081 88 16.8 4:49 (315, 64) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は16.8等(9月11日、Taras Prystavski)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では秋まで条件が良い。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 17 53.01 -23 5.5 2.688 2.424 64 16.9 18:46 ( 39, 21) Oct. 25 18 4.96 -22 55.3 2.740 2.400 59 16.9 18:38 ( 41, 20) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ15.6等と明るい(9月16日、Taras Prystavski)。秋まで16〜17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 0 26.77 -18 41.4 3.206 4.084 147 16.9 22:39 ( 0, 36) Oct. 25 0 22.92 -18 38.8 3.274 4.101 141 17.0 22:08 ( 0, 36) 小島彗星 (70P) 現在は17.3等(9月23日、門田健一氏)。冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 9 50.38 13 10.1 2.329 2.007 59 17.0 4:43 (283, 40) Oct. 25 10 5.15 12 10.4 2.266 2.007 62 16.9 4:49 (287, 43) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.8等(9月3日、Taras Prystavski)〜18.5等(9月2日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)の間。2011年から2012年にかけて、13等まで明るくなった。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 3 44.40 -4 53.5 8.146 8.968 143 17.0 2:00 ( 0, 50) Oct. 25 3 41.36 -4 53.9 8.136 9.003 148 17.0 1:30 ( 0, 50) シュスター彗星 (106P) 現在は16.7等(9月24日、Catalina Sky Survey)。日本からは、今後は次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 9 9.25 32 3.5 1.790 1.804 74 17.1 4:43 (263, 57) Oct. 25 9 25.10 32 22.4 1.761 1.841 78 17.3 4:49 (265, 60) オリー彗星 (304P/2014 L4) 現在は17.0等(9月20日、門田健一氏)。8月から11月にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 30.62 22 24.5 1.069 1.505 93 17.2 4:43 (309, 71) Oct. 25 7 43.56 22 14.7 1.048 1.535 97 17.3 4:49 (322, 74) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2014年は、日本からは夏から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。だが、現在は18.8等と、この予報よりかなり暗い(9月24日、W. Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 3 19.37 35 59.1 11.573 12.390 143 17.2 1:35 (180, 89) Oct. 25 3 17.11 36 6.7 11.493 12.362 149 17.2 1:06 (180, 89) マクノート彗星 (191P) 現在は17.4等(8月2日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から冬にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 2.26 18 4.2 2.016 2.391 99 17.3 4:43 (334, 71) Oct. 25 7 7.00 18 6.2 1.956 2.417 105 17.3 4:49 (355, 73) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は17.6等(10月4日、L. Arnold)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは、まずは2015年春に15.5等になるまで、条件良く観測できる。南半球では、2016年の春までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 6 59.12 33 39.9 6.066 6.343 101 17.4 4:43 (280, 83) Oct. 25 6 56.74 34 0.6 5.888 6.282 108 17.3 4:45 ( 0, 89) 小惑星ファエトン (3200) 現在は19.1等(9月2日、Jean-Francois Soulier)。3月15日に近日点を通過する。日本からは2月下旬まで、条件良く観測できる。南半球では2月中旬まで観測できるが、低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 5 34.99 37 53.3 1.431 2.097 118 17.8 3:51 (180, 87) Oct. 25 5 29.06 38 28.4 1.307 2.056 126 17.5 3:18 (180, 87) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は18.1等(10月1日、Catalina Sky Survey)。2013年から2014年の初めにかけて、17等で観測された。2014年の秋から冬にかけて、17.5等で再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 8 21.24 15 55.7 3.211 3.201 80 17.6 4:43 (300, 58) Oct. 25 8 26.84 15 23.9 3.125 3.213 86 17.6 4:49 (310, 63) パンスターズ彗星 (P/2014 M4) 現在は18.6等(9月22日、高橋俊幸氏)。秋から冬にかけて、17.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 1 37.08 15 17.5 1.436 2.429 173 17.6 23:49 ( 0, 70) Oct. 25 1 33.44 14 49.7 1.424 2.415 173 17.6 23:18 ( 0, 70) オルボルセン彗星 (C/2013 U2) 2014年の初めに、17〜18等で観測された。2014年の秋から2015年の春にかけて、再び17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球からは見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 10 13.65 53 51.8 5.273 5.118 75 17.7 4:43 (226, 47) Oct. 25 10 21.64 53 47.0 5.197 5.117 79 17.7 4:49 (226, 51) コワルスキー彗星 (P/2013 G1) 現在は17.5等(9月15日、W. Hasubick)。近日点通過後に増光している。11月まで17〜18等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 20 58.75 -10 57.5 3.474 3.921 109 17.7 19:12 ( 0, 44) Oct. 25 21 1.50 -10 57.9 3.595 3.943 103 17.8 18:47 ( 0, 44) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.6等(9月14日、津村光則氏)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 20 52.30 -14 58.1 5.517 5.886 106 17.7 19:05 ( 0, 40) Oct. 25 20 53.67 -14 57.9 5.620 5.881 100 17.7 18:39 ( 0, 40) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 秋から冬にかけて17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、実際は19.7等と、予報よりかなり暗い(9月3日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 7 38.47 16 43.7 1.285 1.636 90 17.7 4:43 (315, 66) Oct. 25 7 49.87 14 50.9 1.251 1.660 94 17.7 4:49 (329, 67) ニート彗星 (303P/2014 L1) 現在は17.9等(8月5日、門田健一氏)。7月から10月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 21 55.76 -12 53.9 1.809 2.488 122 17.7 20:09 ( 0, 42) Oct. 25 21 58.87 -12 14.4 1.884 2.489 116 17.8 19:44 ( 0, 43) ヴィルト第４彗星 (116P) 今回帰はまだ観測されていない。2016年に13等まで明るくなる。日本からは、この冬は16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 6 39.62 26 43.8 3.076 3.477 105 18.0 4:43 (343, 81) Oct. 25 6 41.69 26 51.2 2.956 3.453 111 17.9 4:30 ( 0, 82) 小惑星2013 NS11 周期45年の、彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は18.3等(10月4日、M. Jaeger, et al.)。11月から12月にかけて17等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 6 21.70 28 47.2 2.208 2.708 109 18.1 4:38 ( 0, 84) Oct. 25 6 7.57 27 9.5 2.082 2.714 119 17.9 3:56 ( 0, 82) ブランパン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。門田健一氏によれば、5月21日には16.3等以下で写らなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 18 11 20.41 8 9.7 1.836 1.198 36 23.5 4:43 (273, 19) Oct. 25 11 40.84 6 13.5 1.873 1.255 38 23.6 4:49 (277, 20)