今週の明るい彗星 (2014年9月27日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 近日点の直前になって増光が鈍ってきたが、現在は6.6等と、かなり明るい(9月23日、Marco Goiato)。南半球では、10月半ばまで夕方の空で観測できる。日本からは、12月下旬に13等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 13 58.30 -30 10.4 0.687 0.626 38 5.7 19:24 ( 66, 19) Oct. 4 14 52.25 -25 0.9 0.937 0.638 38 6.4 19:30 ( 73, 20) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 再び明け方の空に姿を現してきた。現在は7.1等と、かなり明るい(9月23日、Marco Goiato)。今後は南半球で条件が良いが、日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 38.06 -7 49.8 1.431 1.169 53 6.9 4:18 (258, 29) Oct. 4 8 26.03 -13 47.7 1.291 1.222 62 6.8 4:07 (259, 38) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 近日点の直前になって増光が鈍ってきたが、現在は10.3等と明るい(9月23日、Chris Wyatt)。南半球では、11月初めまで、ずっと好条件で観測できる。日本からは、9月末から11月半ばまで、夕方の超低空にしか見えない。2015年1月からは、暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。10月19日には火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 17 54.48 -44 6.8 1.138 1.458 85 8.7 19:24 ( 60, 66) Oct. 4 17 44.65 -36 36.4 1.281 1.433 76 8.9 19:30 ( 76, 58) ジャック彗星 (C/2014 E2) 7月から8月にかけて、6.0等まで明るくなった(7月24日、Maik Meyer)。現在は減光中だが、まだ9.1等と明るい(9月23日、Maik Meyer)。南半球では11月まで、日本からは12月まで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 19 13.74 14 7.7 1.172 1.729 105 9.9 19:24 (169, 40) Oct. 4 19 9.96 9 32.3 1.393 1.830 98 10.7 19:30 (155, 42) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。今後は減光していく。だが、まだ11.0等と明るい(9月18日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、今後はずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 21 36.88 -51 17.4 2.549 3.144 117 11.6 21:12 ( 0, 74) Oct. 4 21 36.48 -50 55.1 2.691 3.211 112 11.8 20:45 ( 0, 74) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.8等(9月14日、高橋俊幸氏)。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できると期待されている。だが、実際には、この予報より暗い。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 42.91 24 17.8 2.370 2.010 57 13.2 4:18 (233, 7) Oct. 4 8 59.88 23 41.0 2.307 2.005 60 13.1 4:07 (234, 8) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 明るい新彗星。現在は12.7等で、眼視でも見えている(9月23日、Chris Wyatt)。12月から1月にかけて地球に接近し、8等まで明るくなると期待されている。南半球では、1月下旬まで非常に条件良く観測できる。日本からは、12月半ばまで超低空だが、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 7 42.15 -41 54.2 2.285 2.205 72 13.7 4:18 (295, 54) Oct. 4 7 49.12 -42 11.2 2.174 2.131 74 13.5 4:07 (295, 56) フェイ彗星 (4P) 現在は14.3等で、眼視でも見えている(9月22日、吉田誠一)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 37.29 10 45.7 2.428 2.028 55 13.9 4:18 (242, 18) Oct. 4 8 49.65 9 40.6 2.401 2.066 58 14.0 4:07 (243, 19) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 明るい新彗星。現在は14.0等(9月18日、門田健一氏)。2015年春まで13〜14等を保つが、ずっと明け方の低空。南半球では、12月までは超低空で観測困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 9 38.84 15 42.1 2.172 1.574 41 14.2 4:18 (248, 3) Oct. 4 10 2.81 14 14.7 2.107 1.532 42 14.0 4:07 (251, 3) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7〜9月には、明るいバーストは報告されていない。日本からは既に超低空。南半球でも10月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 15 42.93 -27 46.0 6.603 6.108 56 14.0 19:24 ( 80, 38) Oct. 4 15 47.66 -27 52.2 6.689 6.106 50 14.0 19:30 ( 76, 32) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.0等(9月13日、津村光則氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 20 28.50 -29 56.0 2.590 3.186 118 14.1 20:04 (180, 85) Oct. 4 20 30.46 -29 30.4 2.686 3.195 111 14.2 19:39 (180, 84) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。当初の予報より明るくなって、既に眼視でも見えている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 23 6.66 -22 59.8 4.522 5.418 150 14.3 22:41 (180, 78) Oct. 4 22 59.80 -23 40.6 4.516 5.350 143 14.2 22:07 (180, 79) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.7等(9月22日、吉田誠一)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。8月27日に18等の分裂核が観測され(F. Manzini, V. Oldani, A. Dan, R. Crippa, R. Behrend)、9月21日にも17.8等でまだ見えている(L. Arnold)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 23 19.41 44 52.8 3.491 4.259 134 14.6 22:54 (180, 10) Oct. 4 23 9.14 42 37.2 3.512 4.295 136 14.7 22:16 (180, 12) ネオワイズ彗星 (P/2014 L2) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。11月まで、14等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 23 51.62 -5 48.3 1.340 2.335 170 14.7 23:26 (180, 61) Oct. 4 23 49.23 -6 19.1 1.377 2.354 163 14.8 22:57 (180, 61) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(9月22日、吉田誠一)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 18 20.75 -8 36.3 6.738 6.840 91 14.7 19:24 (138, 57) Oct. 4 18 20.02 -9 16.9 6.883 6.865 84 14.7 19:30 (125, 52) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.9等(8月12日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。10月から1月までは、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 14 43.75 -6 47.0 4.620 3.878 37 14.7 19:24 ( 92, 15) Oct. 4 14 52.11 -7 27.9 4.646 3.850 33 14.7 19:30 ( 88, 11) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 4 58.24 19 12.2 2.954 3.403 108 14.8 4:18 (185, 36) Oct. 4 4 58.91 19 24.2 2.861 3.404 114 14.7 4:07 (181, 36) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.0等(9月14日、高橋俊幸氏)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 1 13.70 -35 46.8 3.329 4.149 140 14.8 0:53 ( 0, 89) Oct. 4 1 5.18 -35 17.0 3.311 4.129 140 14.8 0:17 ( 0, 90) シフレオ彗星 (108P) 現在は14.7等(8月31日、Taras Prystavski)。10月から12月にかけて、14.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 4 51.45 17 40.8 1.099 1.721 109 15.1 4:18 (183, 37) Oct. 4 5 2.00 19 6.5 1.042 1.715 114 14.9 4:07 (182, 36) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に14.9等まで暗くなった(8月12日、Taras Prystavski)。現在は観測できない。2015年には再び、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 12 0.61 -7 58.7 9.242 8.249 7 15.1 4:18 (289,-12) Oct. 4 12 2.19 -8 13.5 9.269 8.286 9 15.1 4:07 (286, -8) ボリソフ彗星 (C/2014 Q3) 新彗星。現在は14.8等(9月18日、門田健一氏)。11月には14.5等まで明るくなる。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 6 42.92 40 4.6 1.566 1.788 85 15.5 4:18 (204, 10) Oct. 4 6 54.89 46 5.0 1.438 1.754 90 15.2 4:07 (200, 5) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。現在は14.3等(9月22日、吉田誠一)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 5 7.11 46 8.1 2.063 2.480 102 15.4 4:18 (185, 9) Oct. 4 5 11.34 47 5.2 2.014 2.508 107 15.5 4:07 (183, 8) ギブス彗星 (C/2014 R4) 新彗星。現在は15.7等(9月15日、佐藤英貴氏)。秋から冬にかけて15等を保つ。冬には急激に南下する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 14.14 27 55.5 2.027 1.831 64 15.7 4:18 (226, 9) Oct. 4 8 27.97 24 57.1 1.952 1.818 67 15.5 4:07 (228, 12) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 現在は13.9等(9月22日、吉田誠一)。2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 23 32.77 -14 28.7 1.324 2.296 161 15.6 23:08 (180, 69) Oct. 4 23 30.02 -15 15.6 1.358 2.300 154 15.7 22:37 (180, 70) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は16.0等(9月2日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 5 26.35 -22 33.9 4.780 5.056 100 15.9 4:18 (222, 74) Oct. 4 5 21.80 -23 11.2 4.659 5.025 105 15.9 4:07 (207, 77) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 4月から5月にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(8月12日、Taras Prystavski)。10月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 15 53.43 -17 5.5 3.203 2.775 56 15.9 19:24 ( 93, 35) Oct. 4 16 5.13 -17 39.7 3.294 2.797 52 16.0 19:30 ( 89, 31) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 現在は16.9等(9月19日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2014年の秋から2015年の秋にかけて、長期に渡って14〜15等を保つ。南半球では、ずっと非常に良い条件で観測できる。日本からは、9月から10月に低空に見えた後は、2015年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 9 13.68 -24 49.5 3.248 2.702 49 16.1 4:18 (280, 31) Oct. 4 9 16.85 -27 30.9 3.122 2.650 53 15.9 4:07 (282, 35) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 2014年の春に16等で観測された。日本からは、再び明け方の空で高くなってくる。今後は2015年の初夏まで、長期に渡って15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球では、1月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 11 6.39 39 53.4 4.162 3.512 44 16.1 4:18 (238,-26) Oct. 4 11 19.12 39 0.9 4.116 3.509 46 16.0 4:07 (239,-25) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.2等(8月24日、Jean-Francois Viens)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 18 54.25 -5 28.4 6.244 6.494 100 16.1 19:24 (154, 58) Oct. 4 18 55.76 -5 49.0 6.319 6.464 93 16.1 19:30 (141, 55) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は16.1等(9月2日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 4 8.39 20 46.3 5.338 5.897 119 16.3 3:47 (180, 34) Oct. 4 4 6.05 21 20.7 5.218 5.873 126 16.3 3:17 (180, 34) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は17.4等(9月12日、E. Bryssinck)。11月から2月にかけて15等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 6 28.36 30 32.8 2.362 2.525 87 16.6 4:18 (205, 20) Oct. 4 6 37.34 30 20.8 2.269 2.517 92 16.4 4:07 (203, 20) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.6等(9月13日、津村光則氏)。冬から春にかけて15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 22 32.92 -20 24.5 0.881 1.807 147 16.6 22:08 (180, 75) Oct. 4 22 26.95 -20 8.9 0.874 1.760 139 16.4 21:34 (180, 75) ブルックス第２彗星 (16P) 夏に14.6等まで明るくなった(7月8日、佐藤英貴氏)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(9月15日、佐藤英貴氏)。日本からは条件が良く、来年2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 7 43.74 17 21.2 1.964 1.857 68 16.4 4:18 (228, 22) Oct. 4 7 55.82 16 43.6 1.935 1.898 72 16.5 4:07 (227, 23) シュスター彗星 (106P) 現在は16.3等(8月31日、Taras Prystavski)。日本からは、今後は次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 15.88 31 6.3 1.868 1.705 64 16.6 4:18 (224, 7) Oct. 4 8 34.55 31 27.1 1.843 1.736 68 16.8 4:07 (224, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 新彗星。2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。現在は16.6等(9月12日、K. Hills)。まずは1月に15等になるまで、次第に増光していく様子を観測できる。その後は条件が悪く、ほとんど観測できないが、南半球では、2015年7月半ばから、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、2015年からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 23 33.31 -29 41.1 3.543 4.421 147 16.7 23:08 (180, 85) Oct. 4 23 25.82 -29 56.2 3.513 4.343 141 16.6 22:33 (180, 85) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ16.0等と明るい(9月2日、Taras Prystavski)。秋まで16〜17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 0 40.33 -18 5.6 3.079 4.033 159 16.7 0:19 (180, 73) Oct. 4 0 35.64 -18 24.5 3.108 4.050 157 16.8 23:43 (180, 73) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.8等(9月3日、Taras Prystavski)〜18.5等(9月2日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)の間。2011年から2012年にかけて、13等まで明るくなった。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 3 51.93 -4 44.9 8.247 8.861 125 16.9 3:30 (180, 60) Oct. 4 3 49.72 -4 48.7 8.203 8.897 131 16.9 3:01 (180, 60) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 現在は16.1等(8月31日、Taras Prystavski)。冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 7 56.82 17 1.2 4.396 4.089 65 17.0 4:18 (231, 20) Oct. 4 8 2.74 16 33.6 4.298 4.086 71 16.9 4:07 (229, 22) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.1等(9月13日、A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner, J. Nicolas)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では秋まで条件が良い。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 17 21.26 -23 22.5 2.516 2.499 77 17.0 19:24 (100, 56) Oct. 4 17 31.10 -23 18.5 2.576 2.473 72 17.0 19:30 ( 96, 51) オリー彗星 (304P/2014 L4) 現在は17.1等(8月30日、iTelescope Observatory, Mayhill)。8月から11月にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 6 41.14 22 46.3 1.127 1.430 84 17.0 4:18 (211, 25) Oct. 4 6 59.27 22 42.5 1.108 1.452 86 17.0 4:07 (211, 25) 小島彗星 (70P) 冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。2013年10月以来、観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 9 3.99 16 0.1 2.511 2.016 49 17.3 4:18 (243, 9) Oct. 4 9 19.77 15 5.7 2.451 2.011 52 17.2 4:07 (243, 10) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は16.8等(9月11日、E. Bryssinck)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 16 46.45 45 36.1 6.636 6.468 76 17.2 19:24 (150, 0) Oct. 4 16 46.16 45 1.0 6.680 6.470 73 17.2 19:30 (145, -4) マクノート彗星 (191P) 現在は17.4等(8月2日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から冬にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 6 40.88 18 8.4 2.198 2.317 83 17.2 4:18 (213, 30) Oct. 4 6 49.10 18 6.2 2.138 2.341 88 17.2 4:07 (211, 31) ボレリー彗星 (19P) 現在は19.3等(9月19日、D. Herald)。2015年春に9等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、冬に13等になるまで観測できるが、最盛期には観測できない。日本からは、ずっと超低空のため、観測は困難。2015年の秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 20 15.88 -53 35.1 2.322 2.777 106 17.4 19:52 ( 0, 72) Oct. 4 20 15.57 -52 48.8 2.356 2.729 100 17.3 19:30 ( 3, 72) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2014年は、日本からは夏から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。だが、現在は18.9等と、この予報よりかなり暗い(8月5日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 3 24.81 35 26.7 11.882 12.472 124 17.3 3:03 (180, 20) Oct. 4 3 23.25 35 39.0 11.769 12.444 130 17.3 2:34 (180, 19) コワルスキー彗星 (P/2013 G1) 現在は16.5等(8月25日、A. Baransky, B. Baransky)。近日点通過後に増光している。11月まで17〜18等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 20 54.91 -10 35.8 3.142 3.855 129 17.4 20:30 (180, 66) Oct. 4 20 55.42 -10 46.3 3.246 3.876 122 17.5 20:04 (180, 66) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.6等(9月14日、津村光則氏)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 20 51.39 -14 45.4 5.238 5.902 127 17.5 20:27 (180, 70) Oct. 4 20 51.16 -14 51.8 5.324 5.896 120 17.6 19:59 (180, 70) ニート彗星 (303P/2014 L1) 現在は17.9等(8月5日、門田健一氏)。7月から10月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 21 53.72 -14 23.7 1.623 2.491 142 17.5 21:29 (180, 69) Oct. 4 21 53.15 -13 58.7 1.678 2.489 135 17.6 21:01 (180, 69) スキッフ彗星 (305P/2014 N1) 2004年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は18.4等(9月14日、高橋俊幸氏)。秋から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。急激に増光し、11月から12月にかけて、16等に達すると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 21 6.77 10 42.6 0.676 1.544 132 17.9 20:42 (180, 44) Oct. 4 21 11.01 9 52.7 0.672 1.511 128 17.6 20:19 (180, 45) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。現在は18.3等(8月25日、K. Sarneczky)。日本からは、まずは2015年春に15.5等になるまで、条件良く観測できる。南半球では、2016年の春までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 7 1.64 32 48.1 6.622 6.534 80 17.8 4:18 (210, 14) Oct. 4 7 1.39 33 3.6 6.441 6.475 87 17.7 4:07 (207, 16) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20.5等以下と、予報よりかなり暗い(8月1日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 22 37.84 -13 35.0 2.500 3.418 151 17.7 22:13 (180, 69) Oct. 4 22 35.16 -13 56.1 2.565 3.429 144 17.7 21:43 (180, 69) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 2013年から2014年の初めにかけて、17等で観測された。2014年の秋から冬にかけて、17.5等で再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 8 0.34 17 34.9 3.457 3.168 65 17.7 4:18 (231, 19) Oct. 4 8 7.94 17 1.7 3.378 3.179 70 17.7 4:07 (229, 21) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 秋から冬にかけて17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、実際は19.7等と、予報よりかなり暗い(9月3日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 6 55.05 21 51.4 1.392 1.581 80 17.7 4:18 (215, 25) Oct. 4 7 11.14 20 14.6 1.356 1.597 83 17.7 4:07 (215, 26) パンスターズ彗星 (P/2014 M4) 現在は18.2等(8月4日、L. Arnold)。秋から冬にかけて、17.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 1 45.79 16 9.0 1.541 2.476 152 17.9 1:25 (180, 39) Oct. 4 1 43.47 15 58.0 1.493 2.458 160 17.8 0:55 (180, 39) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できるはずだったが、実際には20.6等と、3等も暗い(6月21日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 19 14.52 -20 45.1 2.855 3.243 103 22.6 19:24 (151, 74) Oct. 4 19 19.17 -20 56.6 2.975 3.267 97 22.8 19:30 (131, 70) ブランパン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。門田健一氏によれば、5月21日には16.3等以下で写らなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.27 10 9.54 14 13.9 1.713 1.052 34 23.2 4:18 (254, -2) Oct. 4 10 34.90 12 12.2 1.755 1.095 34 23.3 4:07 (257, -3)