今週の明るい彗星 (2014年9月6日：北半球版)

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ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 近日点の直前になって増光が鈍ってきたが、現在は7.1等と、かなり明るい(9月7日、Marco Goiato)。南半球では、9月半ばまで明け方の空で、9月下旬から10月半ばまでは夕方の空で観測できる。日本からは、まもなく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 42.17 -8 7.6 0.678 0.784 50 6.6 4:09 (289, 13) Sept.13 9 14.19 -22 5.8 0.507 0.706 40 5.5 4:15 (292, -6) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 再び明け方の空に姿を現してきた。現在は7.1等と、かなり明るい(9月6日、Marco Goiato)。今後は南半球で条件が良いが、日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 8 59.99 4 43.6 1.823 1.066 29 7.0 4:09 (267, 4) Sept.13 8 54.11 1 11.3 1.703 1.089 37 7.0 4:15 (276, 10) ジャック彗星 (C/2014 E2) 7月から8月にかけて、6.0等まで明るくなった(7月24日、Maik Meyer)。今後は減光していくが、まだ7.4等と明るい(9月10日、Marco Goiato)。南半球では11月まで、日本からは12月まで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 20 20.98 44 39.0 0.634 1.420 117 7.3 21:15 (180, 81) Sept.13 19 40.45 30 30.2 0.777 1.523 116 8.2 20:09 ( 0, 85) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は9.6等と明るい(9月6日、Marco Goiato)。だが、予想より増光が鈍い。南半球では、11月初めまで、ずっと好条件で観測できる。日本からは、現在は観測できない。9月末から11月半ばまで、夕方の超低空にしか見えない。2015年1月からは、暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。10月19日には火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 21 10.00 -73 31.2 0.891 1.569 111 8.4 21:54 ( 0,-18) Sept.13 19 2.46 -64 21.8 0.928 1.526 104 8.4 19:36 ( 1, -9) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。今後は減光していく。だが、まだ10.5等と明るい(8月20日、Marco Goiato)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、今後はずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 21 46.46 -51 15.0 2.163 2.944 132 11.0 22:44 ( 0, 4) Sept.13 21 41.91 -51 29.9 2.284 3.010 128 11.2 22:12 ( 0, 4) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.7等(8月29日、iTelescope Observatory, Mayhill)。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 50.35 25 41.2 2.558 2.036 48 13.4 4:09 (258, 30) Sept.13 8 8.08 25 18.6 2.495 2.026 51 13.4 4:15 (260, 33) フェイ彗星 (4P) 現在は13.9等(8月29日、iTelescope Observatory, Mayhill)。再び明け方の空に現れてきた。現在は14.4等(7月1日、Jean-Francois Soulier)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 55.43 13 52.3 2.491 1.922 45 13.4 4:09 (269, 23) Sept.13 8 10.15 12 52.4 2.473 1.956 48 13.6 4:15 (272, 26) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は12.8等(8月19日、Marco Goiato)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 20 29.17 -30 47.0 2.340 3.159 137 13.8 21:27 ( 0, 24) Sept.13 20 27.85 -30 34.9 2.416 3.167 130 13.9 20:59 ( 0, 24) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7〜8月には、明るいバーストは報告されていない。日本からは9月半ば、南半球では10月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 15 30.83 -27 35.8 6.311 6.113 74 13.9 19:47 ( 43, 12) Sept.13 15 34.48 -27 37.6 6.413 6.112 68 13.9 19:36 ( 45, 10) クリステンセン彗星 (210P) 予想通りに急激に増光したが、最大で11.8等と、期待より2等も暗かった(8月19日、門田健一氏)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 10 22.85 13 12.3 1.636 0.673 10 14.1 4:09 (248, -7) Sept.13 10 57.28 10 44.1 1.740 0.765 9 15.2 4:15 (250, -9) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 明るい新彗星。現在は14.6等(8月23日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。12月から1月にかけて地球に接近し、8等まで明るくなると期待されている。南半球では、1月下旬まで非常に条件良く観測できる。日本からは、12月半ばまで超低空だが、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 16.42 -41 30.2 2.585 2.427 69 14.4 4:09 (318, -5) Sept.13 7 25.69 -41 33.4 2.490 2.353 70 14.2 4:15 (322, -2) ネオワイズ彗星 (P/2014 L2) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。11月まで、14等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 23 59.48 -3 50.4 1.300 2.287 164 14.5 1:01 ( 0, 51) Sept.13 23 57.07 -4 31.3 1.301 2.301 171 14.5 0:31 ( 0, 51) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.6等(8月27日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 18 26.24 -6 22.9 6.317 6.769 112 14.5 19:47 ( 8, 48) Sept.13 18 23.84 -7 9.2 6.453 6.792 105 14.5 19:36 ( 15, 47) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。当初の予報より明るくなって、既に眼視でも見えている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 23 27.25 -20 30.0 4.641 5.619 164 14.6 0:29 ( 0, 35) Sept.13 23 20.55 -21 23.4 4.584 5.552 162 14.5 23:50 ( 0, 34) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 明るい新彗星。現在は14.5等(9月6日、C. Rinner, F. Kugel)。2015年春まで13〜14等を保つが、ずっと明け方の低空。南半球では、12月までは超低空で観測困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 8 29.89 18 58.5 2.404 1.725 38 14.8 4:09 (259, 18) Sept.13 8 52.29 18 4.2 2.321 1.671 39 14.6 4:15 (262, 20) カタリナ彗星 (C/2013 UQ4) 急激に増光し、7月初めには9.4等まで明るくなった(7月4日、Maik Meyer)。だが、今後は急激に減光していく。既に11.9等(8月27日、Uwe Pilz)、14.5等(8月28日、Jakub Cerny)まで暗くなった。南半球では9月初めまで、日本からは9月下旬まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 13 58.18 14 19.4 1.992 1.463 44 14.6 19:47 ( 92, 22) Sept.13 13 59.17 13 17.6 2.170 1.536 39 15.0 19:36 ( 93, 19) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.2等(8月27日、Jakub Cerny)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。8月27日に18等の分裂核が観測され(F. Manzini, V. Oldani, A. Dan, R. Crippa, R. Behrend)、9月7日にも19.5等でまだ見えている(G. Masi, P. L. Catalano, U. Masi)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 23 56.17 50 14.2 3.533 4.153 121 14.6 0:58 (180, 75) Sept.13 23 43.25 48 43.8 3.503 4.187 127 14.6 0:18 (180, 76) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.9等(8月12日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。9月半ばには、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 14 20.90 -4 43.8 4.508 3.967 51 14.8 19:47 ( 72, 16) Sept.13 14 28.12 -5 24.6 4.551 3.936 47 14.7 19:36 ( 73, 14) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 明るい新彗星。現在は14.9等(8月6日、門田健一氏)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 1 36.18 -36 15.1 3.459 4.214 133 14.9 2:38 ( 0, 19) Sept.13 1 29.43 -36 14.3 3.403 4.192 136 14.9 2:03 ( 0, 19) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 4 50.46 18 32.0 3.251 3.397 89 15.0 4:09 (299, 62) Sept.13 4 53.94 18 46.3 3.151 3.400 95 15.0 4:15 (311, 67) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.9等(8月12日、Taras Prystavski)。現在は観測できない。2015年には再び、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 11 55.82 -7 18.2 9.079 8.140 20 15.0 19:47 ( 91,-15) Sept.13 11 57.39 -7 30.9 9.147 8.176 14 15.0 19:36 ( 93,-18) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。現在は14.4等(8月28日、Jakub Cerny)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 4 45.27 43 3.9 2.218 2.400 87 15.0 4:09 (240, 69) Sept.13 4 53.88 44 7.3 2.166 2.426 92 15.2 4:15 (231, 73) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 2013年11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は16.2等(8月12日、Taras Prystavski)。日本からは9月上旬、南半球では11月上旬まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 15 44.37 -30 46.7 3.881 3.799 77 15.0 19:47 ( 39, 11) Sept.13 15 48.59 -31 13.3 4.063 3.876 72 15.2 19:36 ( 41, 9) シフレオ彗星 (108P) 現在は15.3等(9月1日、Catalina Sky Survey)。10月から12月にかけて、14.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 4 14.47 13 41.7 1.292 1.757 98 15.7 4:09 (321, 64) Sept.13 4 27.50 14 59.5 1.225 1.743 102 15.5 4:15 (330, 68) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 4月から5月にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(8月12日、Taras Prystavski)。10月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 15 19.99 -15 10.6 2.919 2.717 68 15.5 19:47 ( 54, 20) Sept.13 15 30.83 -15 50.6 3.015 2.735 64 15.6 19:36 ( 54, 18) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 23 42.75 -11 9.2 1.294 2.290 168 15.5 0:44 ( 0, 44) Sept.13 23 39.49 -12 22.4 1.292 2.291 170 15.5 0:14 ( 0, 43) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光し、14.0等まで明るくなった(3月28日、Sandor Szabo)。現在は15.2等(7月19日、Taras Prystavski)。南半球では、10月半ばまで条件良く観測できる。日本からは超低空で観測困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 13 57.83 -16 33.8 2.682 2.178 50 15.9 19:47 ( 66, 4) Sept.13 14 14.60 -16 47.4 2.776 2.219 47 16.1 19:36 ( 66, 4) ボリソフ彗星 (C/2014 Q3) 新彗星。現在は16.0等(8月23日、J. Hambsch, E. Bryssinck)。11月には14.5等まで明るくなる。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では、9月下旬Nには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 6 13.87 27 0.8 2.004 1.912 70 16.3 4:09 (268, 50) Sept.13 6 22.85 30 41.4 1.853 1.868 75 16.1 4:15 (266, 56) シュスター彗星 (106P) 現在は15.8等(7月20日、高橋俊幸氏)。日本からは、今後は次第に高くなり、次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 15.71 29 34.7 1.940 1.626 56 16.1 4:09 (258, 38) Sept.13 7 36.34 30 11.5 1.916 1.650 59 16.2 4:15 (258, 41) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.2等(8月24日、Jean-Francois Viens)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 18 52.69 -4 22.9 6.039 6.587 118 16.1 19:51 ( 0, 51) Sept.13 18 52.72 -4 45.1 6.103 6.556 112 16.1 19:36 ( 5, 50) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は16.1等(7月30日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 5 34.45 -20 49.0 5.161 5.152 83 16.2 4:09 (322, 24) Sept.13 5 32.60 -21 21.9 5.033 5.120 89 16.1 4:15 (331, 28) ブルックス第２彗星 (16P) 現在は15.7等(7月29日、Taras Prystavski)。今後は次第に減光していくが、来年2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。日本からは非常に条件が良い。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 1.05 19 3.1 2.034 1.740 58 16.1 4:09 (271, 36) Sept.13 7 16.30 18 32.1 2.014 1.778 61 16.2 4:15 (275, 40) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は15.1等(8月27日、Sandor Szabo)。今後は減光していく。日本からは、10月に17.5等になるまで観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 13 57.91 33 21.0 2.958 2.427 49 16.2 19:47 (111, 31) Sept.13 14 10.73 30 31.2 3.054 2.489 47 16.4 19:36 (108, 29) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 2014年の秋から2015年の秋にかけて、長期に渡って14〜15等を保つ。南半球では、ずっと非常に良い条件で観測できる。日本からは、9月から10月に低空に見えた後は、2015年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 9 2.38 -18 11.8 3.593 2.864 37 16.5 4:09 (286, -9) Sept.13 9 6.35 -20 11.4 3.485 2.809 41 16.4 4:15 (292, -5) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は16.9等(7月30日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 4 11.45 19 3.5 5.736 5.972 98 16.6 4:09 (314, 69) Sept.13 4 11.07 19 37.6 5.598 5.946 105 16.5 4:15 (335, 73) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ15.3等と明るい(8月31日、高橋俊幸氏)。秋まで16〜17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 0 53.16 -16 37.8 3.076 3.982 150 16.6 1:55 ( 0, 38) Sept.13 0 49.27 -17 11.0 3.064 3.999 155 16.7 1:23 ( 0, 38) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 急激に増光し、当初の予報より明るくなった。現在は15.8等(8月12日、Taras Prystavski)。今後は減光していく。日本からは9月末まで、南半球では11月上旬まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 15 59.83 -25 30.1 4.494 4.430 79 16.8 19:47 ( 39, 18) Sept.13 16 4.97 -25 42.4 4.613 4.448 74 16.9 19:36 ( 41, 16) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.6等(7月7日、Taras Prystavski)〜18.2等(7月3日、K. Hills)の間。2011年から2012年にかけて、13等まで明るくなった。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 3 56.34 -4 32.5 8.427 8.755 105 16.9 4:09 (341, 49) Sept.13 3 55.25 -4 36.5 8.361 8.790 112 16.9 4:15 (355, 50) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 新彗星。2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。現在は16.7等(8月22日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。まずは1月に15等になるまで、次第に増光していく様子を観測できる。その後は条件が悪く、ほとんど観測できないが、南半球では、2015年7月半ばから、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、2015年からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 23 54.80 -28 11.0 3.722 4.652 154 17.0 0:57 ( 0, 27) Sept.13 23 48.02 -28 47.1 3.647 4.576 154 16.9 0:22 ( 0, 26) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は16.8等(8月12日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、9月中旬までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 15 55.14 32 9.0 4.071 3.901 73 17.0 19:47 ( 98, 54) Sept.13 16 1.15 31 37.1 4.110 3.892 70 17.0 19:36 ( 98, 52) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.5等(6月21日、佐藤英貴氏)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では秋まで条件が良い。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 16 57.13 -23 33.1 2.330 2.578 92 17.0 19:47 ( 28, 26) Sept.13 17 4.21 -23 29.2 2.392 2.551 87 17.0 19:36 ( 30, 25) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.7等(9月1日、Catalina Sky Survey)。冬から春にかけて15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 22 55.69 -19 38.0 0.957 1.953 166 17.3 23:53 ( 0, 35) Sept.13 22 47.95 -20 6.7 0.921 1.903 161 17.0 23:18 ( 0, 35) オリー彗星 (304P/2014 L4) 現在は17.1等(8月30日、iTelescope Observatory, Mayhill)。8月から11月にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 5 38.84 22 12.1 1.186 1.389 78 17.2 4:09 (281, 55) Sept.13 6 0.74 22 33.0 1.166 1.398 79 17.1 4:15 (283, 57) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は17.5等(8月5日、A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner, J. Nicolas)。11月から2月にかけて15等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 5 56.96 30 53.5 2.641 2.553 73 17.3 4:09 (264, 55) Sept.13 6 8.06 30 49.5 2.549 2.543 78 17.1 4:15 (267, 59) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 7 36.50 18 21.6 4.667 4.098 50 17.2 4:09 (267, 29) Sept.13 7 43.66 17 55.5 4.582 4.095 55 17.1 4:15 (271, 34) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.6等(8月19日、井狩康一氏)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 16 51.67 47 33.5 6.490 6.464 84 17.2 19:47 (129, 65) Sept.13 16 49.14 46 53.2 6.540 6.465 81 17.2 19:36 (125, 62) マクノート彗星 (191P) 現在は17.4等(8月2日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から冬にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 6 10.72 18 9.9 2.372 2.249 70 17.3 4:09 (280, 46) Sept.13 6 21.60 18 11.0 2.316 2.271 74 17.3 4:15 (285, 51) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.2等(8月24日、Jean-Francois Viens)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 20 55.05 -14 14.9 5.033 5.920 148 17.3 21:53 ( 0, 41) Sept.13 20 53.38 -14 26.7 5.091 5.913 141 17.4 21:24 ( 0, 41) ニート彗星 (303P/2014 L1) 現在は17.9等(8月5日、門田健一氏)。7月から10月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 22 2.01 -15 7.8 1.521 2.505 163 17.4 23:00 ( 0, 40) Sept.13 21 58.32 -14 58.0 1.544 2.499 156 17.4 22:29 ( 0, 40) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2014年は、日本からは夏から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。だが、現在は18.9等と、この予報よりかなり暗い(8月5日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 3 27.70 34 42.2 12.267 12.554 104 17.4 4:09 (272, 86) Sept.13 3 27.04 34 58.1 12.133 12.527 110 17.4 4:01 (180, 90) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20.5等以下と、予報よりかなり暗い(8月1日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 22 49.20 -11 59.7 2.382 3.387 174 17.5 23:47 ( 0, 43) Sept.13 22 45.04 -12 35.9 2.408 3.397 167 17.5 23:15 ( 0, 42) ボレリー彗星 (19P) 現在は19.7等(7月30日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2015年春に9等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、冬に13等になるまで観測できるが、最盛期には観測できない。日本からは、ずっと超低空のため、観測は困難。2015年の秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 20 28.96 -55 1.1 2.242 2.919 123 17.9 21:27 ( 0, 0) Sept.13 20 22.66 -54 43.2 2.263 2.872 117 17.7 20:53 ( 0, 0) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 秋から冬にかけて17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、実際は19.7等と、予報よりかなり暗い(9月3日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 5 59.03 25 42.9 1.503 1.552 73 17.8 4:09 (272, 52) Sept.13 6 18.87 24 37.2 1.465 1.559 75 17.8 4:15 (276, 55) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。現在は18.3等(8月25日、K. Sarneczky)。日本からは、まずは2015年春に15.5等になるまで、条件良く観測できる。南半球では、2016年の春までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 6 59.20 32 11.9 7.144 6.712 60 18.0 4:09 (256, 42) Sept.13 7 0.48 32 22.3 6.975 6.653 67 17.9 4:15 (259, 49) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できるはずだったが、実際には20.6等と、3等も暗い(6月21日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 19 5.76 -19 49.8 2.516 3.171 122 22.1 20:04 ( 0, 35) Sept.13 19 7.75 -20 11.7 2.624 3.195 115 22.3 19:39 ( 0, 35) ブランパン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。門田健一氏によれば、5月21日には16.3等以下で写らなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 6 8 41.83 19 37.7 1.594 0.969 35 22.9 4:09 (257, 16) Sept.13 9 13.02 18 1.2 1.631 0.988 34 23.0 4:15 (259, 16)