今週の明るい彗星 (2014年7月19日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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ジャック彗星 (C/2014 E2) 再び明け方の空に現れてきた。現在は6.0等(7月16日、Willian Souza)。日本からは、今後は非常に条件良く観測できる。南半球では、9月初めまでは条件が悪い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 29.38 28 15.8 1.351 0.748 33 6.1 5:34 (231, 4) July 26 5 16.84 32 28.2 1.192 0.823 42 6.2 5:31 (223, 6) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は7.9等と明るい(7月3日、Marek Biely)。やや増光が鈍いが、秋に6〜7等まで明るくなる。7月中旬から9月中旬までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 9 31.36 23 0.1 2.111 1.241 23 7.9 18:37 (118, 0) July 26 9 26.70 20 35.7 2.131 1.185 15 7.8 18:41 (111, -6) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は9.0等と明るい(7月4日、Marco Goiato)。今後は減光していく。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、今後はずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 22 29.45 -39 41.6 1.606 2.484 141 9.6 2:44 ( 0, 85) July 26 22 25.16 -42 24.8 1.648 2.549 145 9.7 2:12 ( 0, 83) カタリナ彗星 (C/2013 UQ4) 4月から彗星活動を見せ始めた。現在は9.4等と明るい(7月4日、Maik Meyer)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、7月中旬は一時的に観測できなくなるが、その前後は観測できる。今後は急激に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 15 18.38 46 48.7 0.453 1.102 88 9.8 19:25 (180, 9) July 26 14 30.05 33 22.9 0.669 1.129 81 10.8 18:41 (174, 22) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は11.6等(7月3日、Chris Wyatt)。やや増光が鈍いが、夏から秋にかけて8.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、11月初めまで、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、7月末から8月初めにかけて超低空に姿を現すが、その後は10月まで観測できない。10月19日には火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 3 23.51 -32 19.6 1.805 1.967 83 10.8 5:34 (273, 64) July 26 3 22.83 -35 45.2 1.620 1.902 89 10.4 5:31 (279, 70) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 再び明け方の空に現れてきた。現在は13.2等(7月17日、Jean-Francois Soulier)。秋に5等まで明るくなると期待されている。南半球では、最盛期を挟んで、10月中旬まで観測できる。日本からは、9月初めに6等になるまで、明け方の低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 45.98 14 14.7 2.291 1.510 30 12.1 5:34 (244, 10) July 26 5 52.82 13 16.8 2.095 1.404 35 11.6 5:31 (242, 14) クリステンセン彗星 (210P) 急激に増光中。現在は15.3等(7月8日、佐藤英貴氏)。8月には10等に達すると期待されているが、予報より2等ほど暗い。8月半ばまで、明け方の空で明るくなっていく様子を観測できる。南半球では条件が良いが、日本からはずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 42.13 14 20.8 1.045 0.800 45 12.6 5:34 (233, 22) July 26 5 34.49 16 45.6 1.072 0.705 39 11.9 5:31 (236, 15) フェイ彗星 (4P) 再び明け方の空に現れてきた。現在は14.4等(7月1日、Jean-Francois Soulier)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 53.00 18 31.8 2.559 1.730 28 12.5 5:34 (242, 6) July 26 6 12.31 18 12.6 2.553 1.752 30 12.6 5:31 (242, 7) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 2013年11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.8等(5月31日、Carlos Labordena)。秋に暗くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 15 36.65 -27 43.3 2.588 3.243 121 13.5 19:48 (180, 83) July 26 15 34.53 -28 10.4 2.765 3.325 115 13.7 19:19 (180, 83) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.0等(6月25日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 20 58.57 -29 18.1 2.122 3.107 162 13.5 1:14 (180, 84) July 26 20 53.82 -29 48.1 2.115 3.114 167 13.5 0:41 (180, 85) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.0等(6月25日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 15 18.75 -28 16.8 5.580 6.126 118 13.6 19:31 (180, 83) July 26 15 18.86 -28 4.9 5.677 6.124 111 13.7 19:03 (180, 83) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.4等(7月1日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 18 57.89 -0 42.8 5.670 6.610 155 14.1 23:08 (180, 56) July 26 18 52.09 -1 29.6 5.719 6.632 151 14.1 22:35 (180, 57) コマス・ソラ彗星 (32P) 明け方の空に現れてくる。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 46.16 25 22.4 2.989 2.160 29 14.2 5:34 (236, 3) July 26 6 3.48 25 44.7 2.929 2.138 32 14.1 5:31 (235, 4) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。現在は12.6等と明るい(6月25日、Taras Prystavski)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 3 22.36 34 20.0 2.560 2.237 60 14.3 5:34 (206, 15) July 26 3 35.77 35 45.7 2.516 2.258 63 14.4 5:31 (203, 15) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光した。現在は13.9等(6月25日、Taras Prystavski)。春から夏にかけて13〜14等に達し、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 11 51.40 -14 58.2 2.093 1.968 68 14.5 18:37 (110, 50) July 26 12 10.26 -15 8.1 2.165 1.989 66 14.6 18:41 (107, 48) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 4月から5月にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ14.0等の明るさで、眼視でも見えている(7月1日、Sandor Szabo)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 14 16.75 -10 32.8 2.250 2.616 99 14.6 18:37 (175, 66) July 26 14 24.07 -11 7.9 2.342 2.627 94 14.7 18:41 (161, 65) ネオワイズ彗星 (P/2014 L2) 明るい新彗星。現在は13.6等と、この予報より明るい(6月25日、佐藤英貴氏)。これから11月まで、14等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 23 49.55 -1 43.0 1.555 2.234 119 14.7 4:04 (180, 57) July 26 23 54.45 -1 35.9 1.496 2.235 124 14.6 3:41 (180, 57) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.8等と明るい(6月25日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 1 8.87 53 31.1 3.982 3.926 79 14.7 5:23 (180, 1) July 26 1 2.29 53 36.1 3.909 3.956 85 14.6 4:49 (180, 1) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.3等(6月25日、Taras Prystavski)。日本では7月、南半球では8月には観測できなくなるが、2015年には再び、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 11 48.49 -6 29.5 8.277 7.887 64 14.7 18:37 (119, 44) July 26 11 48.91 -6 30.8 8.420 7.923 57 14.7 18:41 (112, 38) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.7等(6月25日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。2014年は、冬から夏にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 13 43.68 -0 38.1 4.104 4.197 88 14.8 18:37 (162, 54) July 26 13 47.37 -1 6.4 4.168 4.162 82 14.8 18:41 (151, 53) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は15.0等(6月27日、Taras Prystavski)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 11 46.12 56 31.5 2.424 2.028 55 15.0 18:37 (159, -7) July 26 12 12.52 53 9.5 2.479 2.080 55 15.2 18:41 (157, -5) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 8.56 16 9.2 3.891 3.378 52 15.3 5:34 (225, 25) July 26 4 15.95 16 35.5 3.811 3.381 57 15.3 5:31 (221, 27) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は15.9等(6月2日、Taras Prystavski)。当初の予報より明るくなっている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 23 59.41 -14 30.3 5.488 6.076 121 15.5 4:14 (180, 69) July 26 23 56.75 -15 13.2 5.328 6.012 128 15.3 3:44 (180, 70) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 明るい新彗星。現在は15.4等(7月11日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 1 54.67 -35 7.7 4.056 4.371 101 15.4 5:34 (273, 83) July 26 1 55.05 -35 14.4 3.951 4.343 106 15.4 5:31 (275, 88) シュスター彗星 (106P) 現在は16.1等(7月1日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。日本からは、今後は次第に高くなり、次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 46.07 21 7.7 2.120 1.546 43 15.4 5:34 (229, 16) July 26 5 7.23 22 48.2 2.091 1.547 44 15.4 5:31 (227, 15) ブルックス第２彗星 (16P) 現在は15.8等(5月6日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。8月まで15〜16等を保つが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 50.15 19 36.1 2.116 1.531 42 15.5 5:34 (231, 16) July 26 5 10.98 19 58.0 2.107 1.553 44 15.6 5:31 (230, 16) デニング-藤川彗星 (72P) 1978年以来、36年ぶりに観測された。現在は15.9等(7月1日、佐藤英貴氏)。佐藤英貴氏によれば、5月7日には21等以下だった。7月まで15〜16等を保つが、明け方の超低空。その後は急激に減光し、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 11.57 22 10.8 1.311 0.795 37 15.8 5:34 (233, 11) July 26 5 46.22 23 49.2 1.391 0.823 35 16.3 5:31 (233, 8) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなったが、今回帰は11〜12等止まりだった。現在は減光中。既に14.8等まで暗くなった(6月25日、Taras Prystavski)。日本からは既に観測できない。南半球では、8月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 10 8.63 -0 7.5 3.162 2.463 39 15.8 18:37 (105, 21) July 26 10 20.86 -1 34.2 3.238 2.494 36 16.0 18:41 (101, 18) リニア彗星 (222P) 現在は14.5等(7月7日、Michael Jager)。現在が最盛期だが、明け方の超低空。今後は急激に減光し、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 51.66 23 12.4 1.221 0.820 41 15.9 5:34 (229, 13) July 26 5 22.31 24 29.1 1.299 0.859 41 16.2 5:31 (229, 11) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.2等(6月30日、Jean-Francois Viens)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 19 3.62 -2 15.4 5.856 6.808 157 16.2 23:14 (180, 57) July 26 19 1.22 -2 28.1 5.847 6.776 154 16.1 22:45 (180, 57) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 急激に増光し、当初の予報より明るくなった。現在は15.3等(6月25日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 15 40.84 -24 44.9 3.676 4.308 122 16.2 19:53 (180, 80) July 26 15 41.44 -24 45.9 3.783 4.324 115 16.3 19:26 (180, 80) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 現在は16.4等(6月30日、Catalina Sky Survey)。2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていたが、予報より暗い。実際には16等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 23 40.55 -4 36.5 1.602 2.311 122 16.5 3:55 (180, 60) July 26 23 44.26 -5 4.8 1.533 2.305 128 16.4 3:31 (180, 60) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からも、8月中旬からは観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 5 30.92 -18 44.8 5.944 5.388 52 16.7 5:34 (271, 33) July 26 5 32.68 -18 49.4 5.852 5.353 56 16.6 5:31 (268, 37) リニア彗星 (209P) 5月下旬に地球に0.06天文単位まで大接近し、11.8等まで明るくなった(5月29日、Marco Goiato)。今後は急激に減光していく。既に16.3等まで暗くなった(7月6日、K. Hills)。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 17 43.63 -70 3.3 0.516 1.391 127 16.8 21:57 ( 0, 55) July 26 18 1.09 -68 0.3 0.595 1.453 126 17.2 21:47 ( 0, 57) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は16.9等(7月1日、E. Bryssinck)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 15 34.96 35 14.7 3.735 3.991 97 16.9 19:46 (180, 20) July 26 15 35.28 34 58.5 3.786 3.975 93 16.9 19:19 (180, 20) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は18.2等(7月3日、K. Hills)。2011年から2012年にかけて、13等まで明るくなった。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。しばらく低空だったが、南半球では再び明け方の空に高く見えるようになってきた。日本からも、7月下旬からは高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 3 53.74 -4 35.8 8.910 8.509 63 16.9 5:34 (238, 43) July 26 3 55.10 -4 30.5 8.849 8.544 69 16.9 5:31 (232, 47) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。しばらく観測できなかったが、明け方の空で高くなってくる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 0.21 15 5.4 6.679 6.156 55 17.0 5:34 (224, 27) July 26 4 2.99 15 40.0 6.556 6.129 61 17.0 5:31 (219, 30) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.4等(6月22日、Catalina Sky Survey)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 17 34.21 51 5.2 6.181 6.467 101 17.1 21:44 (180, 4) July 26 17 25.61 50 51.5 6.213 6.465 99 17.1 21:08 (180, 4) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.5等(6月21日、佐藤英貴氏)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 16 41.29 -25 2.8 1.951 2.774 136 17.1 20:53 (180, 80) July 26 16 39.58 -24 41.7 1.991 2.746 128 17.1 20:24 (180, 80) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.8等(4月26日、A. Maury, J.-F. Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 21 12.36 -12 39.3 5.006 5.967 159 17.2 1:27 (180, 68) July 26 21 9.93 -12 51.4 4.968 5.960 166 17.1 0:57 (180, 68) シフレオ彗星 (108P) 現在は18.6等(6月18日、佐藤英貴氏)。これから急激に増光し、10月から12月にかけて、14.5等で非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 2 35.40 4 34.1 1.845 1.917 78 17.4 5:34 (208, 47) July 26 2 49.82 5 54.8 1.759 1.889 81 17.1 5:31 (204, 46) ラーソン彗星 (P/2014 E1) 急激に増光し、15.7等に達した(4月22日、Taras Prystavski)。6月からは減光中。既に17.8等まで暗くなった(7月3日、K. Hills)。8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 14 10.50 -22 51.6 1.736 2.186 101 17.3 18:37 (164, 78) July 26 14 18.77 -23 55.1 1.821 2.197 97 17.4 18:41 (141, 76) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は17.3等(6月23日、Catalina Sky Survey)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 13 12.93 -10 44.6 5.500 5.502 84 17.3 18:37 (141, 61) July 26 13 10.75 -10 53.5 5.615 5.490 77 17.3 18:41 (128, 56) ヒル彗星 (P/2014 L3) 現在は17.1等(6月29日、Catalina Sky Survey)。7月から8月にかけて、17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 21 11.28 -18 27.4 0.877 1.868 161 17.4 1:26 (180, 73) July 26 21 11.99 -19 17.1 0.874 1.879 167 17.4 0:59 (180, 74) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(2013年8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 23 10.04 -7 56.8 2.568 3.320 130 17.5 3:24 (180, 63) July 26 23 9.09 -8 20.6 2.507 3.329 137 17.4 2:56 (180, 63) ニート彗星 (303P/2014 L1) 現在は19.4等(6月2日、Erwin Schwab and Pablo Ruiz)。7月から10月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 22 26.69 -15 18.5 1.691 2.576 142 17.8 2:41 (180, 70) July 26 22 25.28 -15 14.5 1.633 2.563 149 17.7 2:12 (180, 70) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。既に遠ざかった。現在は17.0等(6月14日、K. Hills)。秋まで17〜18等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 1 0.04 -13 2.8 3.443 3.859 106 17.9 5:14 (180, 68) July 26 1 1.50 -13 23.9 3.370 3.877 112 17.9 4:48 (180, 68) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できるはずだったが、実際には20.6等と、3等も暗い(6月21日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 19 19.15 -15 59.4 2.007 3.014 170 20.9 23:30 (180, 71) July 26 19 14.80 -16 37.5 2.046 3.036 164 21.1 22:58 (180, 72) ブランペン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。門田健一氏によれば、5月21日には16.3等以下で写らなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 19 4 36.87 19 21.5 1.559 1.118 45 22.5 5:34 (229, 19) July 26 5 10.94 20 46.0 1.532 1.072 44 22.5 5:31 (229, 16)