今週の明るい彗星 (2014年5月31日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ジャック彗星 (C/2014 E2) 現在は7.3等と、かなり明るい(5月26日、Marco Goiato)。7月に太陽に0.66天文単位まで近づき、4〜5等まで明るくなると期待されている。日本からは既に観測できない。南半球でも、6月初めには見えなくなる。近日点の後は、日本では7月下旬から、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月初めまでは条件が悪い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 6 39.62 9 41.6 1.603 0.938 33 6.6 20:51 (105, -4) June 7 6 30.75 12 5.1 1.663 0.847 24 6.0 20:57 (113,-11) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は8.3等と明るい(5月27日、Marco Goiato)。やや増光が鈍いが、2014年秋に、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 10 50.38 42 45.8 1.643 1.756 78 8.7 20:51 (116, 59) June 7 10 28.89 39 38.3 1.721 1.675 70 8.6 20:57 (112, 48) リニア彗星 (C/2012 X1) 10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は8.5等と明るい(5月27日、Marco Goiato)。7月まで8〜9等を保つ。日本からは、7月まで明け方の空で観測できる。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 22 14.08 -19 16.8 1.615 2.060 100 8.8 3:04 (319, 24) June 7 22 20.85 -21 50.8 1.590 2.117 106 8.9 3:00 (324, 24) カタリナ彗星 (C/2013 UQ4) 彗星活動を見せ始めた。現在は13.5等と明るい(5月7日、A. Novichonok and T. Prystavski)。7月には7等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、7月中旬は一時的に観測できなくなるが、その前後は観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 1 7.55 -1 32.1 1.493 1.228 54 11.9 3:04 (275, 5) June 7 1 4.62 0 56.9 1.271 1.179 60 11.3 3:00 (277, 12) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.4等(5月4日、Carlos Labordena)。2014年秋に暗くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 16 40.41 -22 17.4 1.640 2.653 177 11.6 0:09 ( 0, 33) June 7 16 25.83 -23 31.6 1.731 2.740 172 11.9 23:21 ( 0, 31) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は14.3等(3月30日、Taras Prystavski)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、5月に一時的に低くなるが、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、しばらく観測できない。10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 3 4.99 -23 23.2 2.979 2.450 49 12.0 3:04 (278,-31) June 7 3 8.55 -23 43.1 2.836 2.379 53 11.7 3:00 (281,-27) リニア彗星 (209P) 現在は地球に0.06天文単位まで大接近し、11.8等まで明るくなっている(5月29日、Marco Goiato)。日本からは、今後は急激に低くなり、6月初めには見えなくなる。南半球では、今後は急激に高く見えるようになり、最盛期から減光していく様子を、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 11 3.61 -23 17.5 0.058 1.031 105 11.8 20:51 ( 32, 19) June 7 12 18.96 -61 54.4 0.101 1.068 119 13.1 20:57 ( 11,-10) フェイ彗星 (4P) 今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は観測できない。7月末に13等で、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 3 29.50 16 22.8 2.611 1.655 15 12.2 3:04 (240,-12) June 7 3 50.30 17 10.0 2.600 1.657 17 12.2 3:00 (240,-11) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 5月2日にバーストを起こし、13.0等まで明るくなった(5月3日、吉田誠一)。5月12日に再びバーストを起こし、12.7等まで明るくなった(5月12日、Con Stoitsis)。現在は拡散状だが、12.4等と明るい(5月27日、Marco Goiato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 15 32.60 -30 7.6 5.155 6.138 164 13.5 22:57 ( 0, 25) June 7 15 29.36 -29 51.9 5.180 6.136 158 13.5 22:26 ( 0, 25) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。再び明け方の空に現れてきた。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 1 44.35 22 23.4 2.817 2.118 38 13.7 3:04 (250, 11) June 7 1 58.50 24 17.7 2.786 2.131 41 13.7 3:00 (250, 14) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.2等(4月7日、吉本勝己氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 21 7.90 -25 50.8 2.475 3.073 117 13.7 3:04 (337, 25) June 7 21 9.75 -26 11.3 2.399 3.077 123 13.7 3:00 (343, 27) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 現在は13.4等と明るい(5月21日、津村光則氏)。春から夏にかけて、13等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 13 49.80 -8 45.6 1.718 2.573 139 13.9 21:14 ( 0, 46) June 7 13 50.64 -8 41.4 1.776 2.575 132 14.0 20:57 ( 3, 46) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光した。現在は14.0等(3月28日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて13〜14等に達し、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 9 41.62 -15 40.0 1.730 1.927 84 13.9 20:51 ( 56, 17) June 7 9 59.06 -15 18.8 1.767 1.921 82 13.9 20:57 ( 59, 14) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(4月28日、Taras Prystavski)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 19 38.00 3 15.6 5.794 6.465 127 14.0 3:04 (359, 58) June 7 19 33.06 2 53.3 5.732 6.485 134 14.0 2:33 ( 0, 58) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は14.2等(5月19日、Sandor Szabo)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 6 39.64 65 53.3 2.237 1.743 48 14.2 20:51 (153, 28) June 7 7 27.27 66 52.9 2.248 1.773 49 14.2 20:57 (153, 29) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 現在は14.9等(4月18日、Taras Prystavski)。2014年秋に5等まで明るくなると期待されている。現在は観測できない。南半球では7月に、日本からは8月に、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 5 8.81 17 31.0 3.211 2.220 10 14.5 20:51 (125,-15) June 7 5 13.21 17 15.5 3.128 2.123 6 14.2 20:57 (130,-20) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.5等(4月30日、Sandor Szabo)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 11 55.98 -7 34.7 7.189 7.637 112 14.2 20:51 ( 31, 42) June 7 11 53.58 -7 16.7 7.342 7.672 105 14.3 20:57 ( 41, 38) カタリナ彗星 (300P/2014 G2) 現在は12.9等と、かなり明るい(4月30日、Taras Prystavski)。2005年に発見された時は、9等級まで明るくなった。5月29日に太陽に0.8天文単位まで近づくが、今回帰は13〜14等止まり。今回帰は、ずっと明け方の空で観測できる。但し、日本からは、近日点の前後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 1 29.79 6 6.7 1.080 0.826 46 14.3 3:04 (266, 5) June 7 2 1.25 8 40.5 1.151 0.836 44 14.5 3:00 (263, 5) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.1等と明るい(5月7日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 1 18.98 51 58.0 4.344 3.733 47 14.7 3:04 (225, 29) June 7 1 20.66 52 9.3 4.317 3.758 50 14.7 3:00 (226, 33) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなったが、今回帰は11〜12等止まりだった。現在は13.3等(5月19日、Sandor Szabo)。今後は減光していく。日本からは、6月中旬には観測できなくなる。南半球では、8月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 8 40.96 9 24.7 2.589 2.281 61 14.7 20:51 ( 87, 21) June 7 8 53.61 8 7.7 2.674 2.303 57 14.9 20:57 ( 89, 16) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は13.3等で、既に眼視でも見えている(5月3日、吉田誠一)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。2014年は、冬から夏にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 13 35.83 0 48.0 3.713 4.453 131 14.8 21:00 ( 0, 56) June 7 13 35.01 0 49.7 3.754 4.415 125 14.8 20:57 ( 11, 55) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は観測できない。日本からは、7月下旬に明け方の空に現れ、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 3 54.19 20 11.1 3.348 2.350 8 15.1 3:04 (233,-14) June 7 4 9.03 21 9.4 3.304 2.320 11 15.0 3:00 (234,-11) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 3 10.32 11 58.1 4.270 3.348 21 15.2 3:04 (246,-11) June 7 3 19.08 12 41.4 4.237 3.353 25 15.2 3:00 (248, -8) ブルックス第２彗星 (16P) 現在は15.8等(5月6日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。8月まで15〜16等を保つが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 2 16.46 11 58.4 2.204 1.469 33 15.4 3:04 (255, -1) June 7 2 38.49 13 33.6 2.185 1.466 34 15.4 3:00 (254, 0) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は15.2等と、当初の予報より明るい(4月22日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 15 56.69 -25 13.2 3.190 4.195 171 15.8 23:21 ( 0, 30) June 7 15 52.73 -25 8.4 3.223 4.211 164 15.8 22:49 ( 0, 30) シュスター彗星 (106P) 今回帰はまだ観測されていないが、既に16等まで明るくなっているはず。南半球では、明け方の空に姿を現してきた。日本からは、7月初めまで観測できないが、その後は次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 2 28.22 6 22.1 2.383 1.634 33 15.9 3:04 (257, -7) June 7 2 46.73 8 41.1 2.339 1.612 34 15.8 3:00 (256, -4) シューメーカー-レヴィ第６彗星 (181P) 今回帰はまだ観測されていないが、既に16.5等まで明るくなっているはず。南半球では、明け方の低空に見えている。5月から6月にかけて、16等に達する。日本からは、7月に18等以下になってから、ようやく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 2 14.28 6 36.7 1.779 1.132 36 16.4 3:04 (259, -4) June 7 2 39.82 10 1.6 1.782 1.125 35 16.3 3:00 (256, -2) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は17.9等(3月9日、W. Hasubick)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 19 18.79 -2 6.5 6.286 7.035 134 16.5 2:46 ( 0, 53) June 7 19 17.29 -1 59.3 6.188 7.002 140 16.4 2:17 ( 0, 53) ラーソン彗星 (P/2014 E1) 急激に増光し、15.7等に達した(4月22日、Taras Prystavski)。6月からは減光し、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 13 48.32 -15 45.9 1.255 2.142 141 16.5 21:13 ( 0, 39) June 7 13 46.99 -16 42.9 1.307 2.145 134 16.6 20:57 ( 4, 38) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は16.1等(5月5日、Taras Prystavski)。2015年の秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されている。南半球では既に高く見えている。日本からも、今後は次第に高くなる。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 0 2.02 -11 34.9 6.729 6.519 73 16.8 3:04 (293, 12) June 7 0 3.06 -11 47.2 6.551 6.457 80 16.7 3:00 (297, 16) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は16.5等(4月16日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 15 53.64 33 6.3 3.464 4.122 124 16.8 23:17 ( 0, 88) June 7 15 49.40 33 57.7 3.485 4.101 120 16.8 22:46 ( 0, 89) マクノート彗星 (C/2012 K6) 2013年の春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ15.7等と、当初の予報よりかなり明るい(4月24日、Taras Prystavski)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 11 30.74 36 33.3 4.689 4.770 88 16.9 20:51 (102, 67) June 7 11 27.99 36 27.1 4.845 4.813 82 17.0 20:57 (104, 59) クリステンセン彗星 (210P) 今回帰はまだ観測されていない。今後は急激に増光し、8月には10等に達すると期待されている。8月半ばまで、明け方の空で明るくなっていく様子を観測できる。南半球では条件が良いが、日本からはずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 0 24.78 -5 30.9 1.578 1.489 66 17.6 3:04 (285, 11) June 7 0 49.61 -3 22.1 1.452 1.395 66 17.0 3:00 (283, 13) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.5等(4月5日、N. James)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 18 39.28 48 5.8 6.160 6.486 104 17.1 2:07 (180, 77) June 7 18 30.91 49 1.3 6.138 6.482 105 17.1 1:31 (180, 76) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は16.1等(5月2日、Mt. Lemmon Survey)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 13 48.12 -11 4.7 4.788 5.601 139 17.1 21:12 ( 0, 44) June 7 13 40.88 -10 53.6 4.863 5.585 131 17.1 20:57 ( 7, 44) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 現在は18.0等(4月30日、Taras Prystavski)。2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 19 44.34 -12 45.6 2.087 2.876 133 17.2 3:04 (357, 42) June 7 19 42.89 -12 59.4 2.042 2.894 139 17.2 2:43 ( 0, 42) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが、実際には17.5等と、かなり暗い(4月28日、Taras Prystavski)。実際には16等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 22 50.19 -5 31.4 2.199 2.380 87 17.4 3:04 (302, 29) June 7 22 59.40 -5 2.6 2.106 2.368 91 17.2 3:00 (304, 32) ムルコス彗星 (124P) 春に地球に0.68天文単位まで接近し、15.6等まで明るくなった(3月29日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に17.4等まで暗くなった(5月3日、P.-J. Dekelver)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 10 51.59 -18 24.5 1.197 1.716 101 17.4 20:51 ( 41, 25) June 7 10 59.92 -20 31.8 1.274 1.735 97 17.5 20:57 ( 44, 20) マクノート彗星 (C/2013 G7) 現在は18.2等(4月22日、D. Herald)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 11 1.45 -54 1.9 4.239 4.714 112 17.4 20:51 ( 20, -4) June 7 10 54.79 -52 57.2 4.318 4.721 107 17.4 20:57 ( 26, -7) ラインムート第２彗星 (44P) 2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つと予想されている。但し、現在は20.5等と、予報よりかなり暗い(5月1日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 17 17.93 -27 30.2 1.981 2.980 167 17.6 0:46 ( 0, 27) June 7 17 11.93 -27 15.8 1.938 2.950 174 17.5 0:13 ( 0, 28) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.8等(4月26日、A. Maury, J.-F. Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 21 19.13 -12 13.2 5.587 6.023 110 17.7 3:04 (328, 37) June 7 21 19.54 -12 9.6 5.479 6.015 117 17.7 3:00 (335, 39) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 22 52.60 -7 56.3 3.140 3.263 87 17.8 3:04 (303, 27) June 7 22 57.42 -7 39.9 3.050 3.270 93 17.7 3:00 (307, 30) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は急激に減光中。既に17.5等まで暗くなった(4月23日、K. Hills)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 14 48.39 -64 48.4 3.081 3.854 133 17.8 22:13 ( 0,-10) June 7 14 40.33 -62 55.6 3.153 3.922 133 18.0 21:37 ( 0, -8) ギャラッド彗星 (296P/2014 A1) 現在は18.5等(3月31日、佐藤英貴氏)。春から夏にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 21 17.30 2 45.4 1.460 1.992 105 17.8 3:04 (318, 50) June 7 21 19.67 5 18.9 1.421 2.015 110 17.8 3:00 (324, 55) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.9等(4月6日、門田健一氏)。2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 10 54.56 -5 25.4 3.131 3.416 97 17.8 20:51 ( 49, 36) June 7 10 58.64 -5 28.1 3.213 3.403 91 17.9 20:57 ( 56, 31) トータス彗星 (P/2014 C1) 現在は17.1等(4月14日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel, J.-F. Soulier)。6月にかけて17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 18 38.09 -18 27.6 1.234 2.171 149 17.8 2:06 ( 0, 37) June 7 18 32.46 -18 29.4 1.232 2.205 157 17.9 1:33 ( 0, 37) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。既に遠ざかったが、しばらく18等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からも次第に高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 0 30.85 -12 56.2 3.990 3.735 68 17.9 3:04 (290, 6) June 7 0 36.71 -12 42.4 3.915 3.752 73 17.9 3:00 (293, 9) ボアッティーニ彗星 (C/2013 H2) 現在は17.6等(5月10日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 15 43.42 19 17.7 6.765 7.542 137 17.9 23:07 ( 0, 74) June 7 15 38.20 19 44.0 6.816 7.547 133 17.9 22:34 ( 0, 75) ビショア彗星 (297P/2014 D1) 現在は19.4等(5月3日、A. Waszczak)。2008年にアウトバーストを起こし、13等まで明るくなって発見された新周期彗星の初回帰。春から夏にかけて条件良く観測できる。だが、今回帰は19〜20等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 31 12 14.30 12 25.5 1.894 2.415 108 19.6 20:51 ( 40, 62) June 7 12 17.96 11 21.2 1.961 2.405 103 19.7 20:57 ( 50, 57)