今週の明るい彗星 (2014年4月26日：北半球版)

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ジャック彗星 (C/2014 E2) 現在は8.1等と、かなり明るい(4月27日、Marco Goiato)。7月に太陽に0.66天文単位まで近づき、4〜5等まで明るくなると期待されている。近日点の前は、日本からは5月中旬まで、南半球では6月初めまで観測できる。近日点の後は、日本では7月下旬から、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月初めまでは条件が悪い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 47.33 -8 21.5 1.120 1.450 85 8.7 20:12 ( 50, 32) May 3 7 27.19 -3 23.1 1.220 1.346 73 8.4 20:20 ( 65, 26) リニア彗星 (C/2012 X1) 10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は8.5等と明るい(4月27日、Willian Souza)。初夏まで8〜9等を保つ。日本からは、7月まで明け方の空で観測できる。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 21 23.32 -9 27.1 1.780 1.810 75 8.4 3:43 (302, 24) May 3 21 35.42 -11 3.6 1.746 1.854 79 8.5 3:33 (305, 24) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は9.3等と明るい(4月28日、Marco Goiato)。やや増光が鈍いが、2014年秋に、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 14 11.60 47 37.1 1.493 2.168 119 9.2 23:50 (180, 77) May 3 13 25.27 49 20.6 1.472 2.085 113 9.1 22:36 (180, 76) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.3等(4月27日、Carlos Labordena)。2014年秋に暗くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 17 56.46 -13 21.8 1.465 2.209 125 10.6 3:42 ( 0, 42) May 3 17 43.08 -15 21.4 1.466 2.299 135 10.7 3:02 ( 0, 40) フェイ彗星 (4P) 今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は観測できない。7月末に13等で、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 48.42 10 33.5 2.685 1.689 6 12.4 3:43 (245,-15) May 3 2 8.08 11 55.5 2.667 1.677 8 12.3 3:33 (243,-15) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は14.3等(3月30日、Taras Prystavski)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、5月に一時的に低くなるが、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、しばらく観測できない。10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 2 47.97 -24 10.1 3.526 2.809 38 12.9 20:12 ( 82,-34) May 3 2 51.08 -23 44.8 3.440 2.737 39 12.8 20:20 ( 87,-40) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。現在は観測できない。5月に明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 0 33.97 12 9.6 2.947 2.070 24 13.4 3:43 (255, 0) May 3 0 48.00 14 16.8 2.924 2.076 26 13.4 3:33 (254, 2) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 3月にはバーストを起こし、13.1等まで明るくなった(3月12日、Chris Wyatt)。現在は16.3等と暗い(4月20日、K. Hills)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 15 49.64 -30 56.9 5.243 6.147 151 13.5 1:36 ( 0, 24) May 3 15 46.49 -30 52.0 5.197 6.145 158 13.5 1:05 ( 0, 24) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 現在は12.9等(3月28日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 13 58.99 -10 42.3 1.575 2.580 175 13.7 23:41 ( 0, 44) May 3 13 55.89 -10 9.6 1.581 2.576 168 13.7 23:10 ( 0, 45) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は13.7等(4月18日、Taras Prystavski)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 4 6.32 54 3.6 2.187 1.662 46 13.9 20:12 (140, 25) May 3 4 27.17 56 53.0 2.201 1.668 46 13.9 20:20 (144, 24) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は13.7等(3月28日、Sandor Szabo)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 15.50 -9 44.4 6.565 7.461 151 14.0 21:58 ( 0, 45) May 3 12 10.64 -9 14.2 6.665 7.496 143 14.0 21:25 ( 0, 46) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.2等(4月7日、吉本勝己氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 20 44.09 -25 14.0 2.911 3.060 88 14.1 3:43 (321, 18) May 3 20 50.58 -25 13.5 2.820 3.062 94 14.0 3:33 (323, 20) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は12.7等(3月28日、Sandor Szabo)。当初の予報より暗いが、日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 39.08 15 25.7 2.163 2.197 78 14.0 20:12 ( 74, 47) May 3 7 51.11 14 16.2 2.248 2.210 74 14.1 20:20 ( 77, 42) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光した。現在は14.0等(3月28日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて13〜14等に達し、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 8 28.87 -18 50.3 1.606 2.010 97 14.1 20:12 ( 33, 29) May 3 8 41.00 -18 2.1 1.624 1.987 95 14.0 20:20 ( 39, 27) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は14.0等(3月29日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 54.77 4 14.4 6.230 6.369 93 14.0 3:43 (312, 49) May 3 19 52.56 4 8.4 6.133 6.388 100 14.0 3:33 (318, 52) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.9等と明るい(3月29日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 0.27 51 56.0 4.317 3.622 41 14.6 3:43 (219, 18) May 3 1 5.17 51 47.2 4.345 3.642 40 14.6 3:33 (220, 20) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 2 25.89 7 46.2 4.319 3.321 6 14.9 20:12 (115,-20) May 3 2 34.78 8 41.1 4.325 3.327 6 14.9 3:33 (241,-22) カタリナ彗星 (300P/2014 G2) 現在は17.4等(4月13日、佐藤英貴氏)。2005年に発見された時は、9等級まで明るくなった。5月29日に太陽に0.8天文単位まで近づくが、今回帰は14等止まり。今回帰は、ずっと明け方の空で観測できる。但し、日本からは、近日点の前後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 18.42 -9 28.8 0.863 0.977 62 15.4 3:43 (293, 14) May 3 23 1.04 -6 19.5 0.877 0.925 58 14.9 3:33 (286, 12) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は14.6等(4月22日、Taras Prystavski)。2014年は、冬から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 13 46.83 -0 29.8 3.668 4.649 165 15.0 23:29 ( 0, 54) May 3 13 44.02 -0 6.3 3.652 4.609 159 14.9 22:58 ( 0, 55) リニア彗星 (209P) 現在は16.1等(4月15日、Taras Prystavski)。5月から6月にかけて、地球に0.06天文単位まで大接近し、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、これから急激に増光し、5月末に最盛期を迎えるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、5月中旬には観測できるようになり、最盛期から減光していく様子を、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 59.24 69 54.1 0.316 0.981 76 15.5 20:12 (161, 50) May 3 8 25.37 67 50.2 0.256 0.971 74 15.0 20:20 (158, 50) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 現在は14.9等(4月18日、Taras Prystavski)。2014年秋に5等まで明るくなると期待されている。まもなく観測できなくなる。南半球では7月に、日本からは8月に、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 4 52.69 18 26.8 3.399 2.688 38 15.5 20:12 (102, 15) May 3 4 54.96 18 17.1 3.390 2.597 32 15.3 20:20 (106, 8) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は15.2等と、当初の予報より明るい(4月22日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 16 16.20 -25 12.5 3.229 4.122 148 15.7 2:02 ( 0, 30) May 3 16 12.93 -25 16.9 3.195 4.136 156 15.7 1:31 ( 0, 30) マクノート彗星 (C/2012 K6) 2013年の春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ15.7等と、当初の予報よりかなり明るい(4月24日、Taras Prystavski)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 0.12 35 24.4 3.947 4.561 122 16.2 21:42 (180, 90) May 3 11 52.10 35 56.9 4.084 4.602 115 16.4 21:07 (180, 89) ラーソン彗星 (P/2014 E1) 急激に増光中。現在は15.7等(4月22日、Taras Prystavski)。6月からは減光し、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 14 14.26 -11 19.8 1.145 2.150 177 16.3 0:01 ( 0, 44) May 3 14 7.51 -12 10.6 1.144 2.146 171 16.3 23:22 ( 0, 43) ムルコス彗星 (124P) 春に地球に0.68天文単位まで接近し、15.6等まで明るくなった(3月29日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.8等まで暗くなった(4月23日、E. Arce)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 33.92 -5 16.2 0.851 1.653 125 16.5 20:17 ( 0, 49) May 3 10 33.43 -8 21.8 0.912 1.660 119 16.7 20:20 ( 11, 46) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 冬に14.7等まで明るくなった(1月19日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(4月20日、Taras Prystavski)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 27.50 24 38.8 1.828 1.834 74 16.6 20:12 ( 88, 50) May 3 7 44.78 23 20.7 1.903 1.851 71 16.7 20:20 ( 89, 45) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は17.9等(3月9日、W. Hasubick)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 20.42 -3 12.3 6.898 7.199 103 16.8 3:43 (329, 47) May 3 19 20.94 -2 56.1 6.763 7.166 109 16.7 3:33 (335, 49) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は急激に減光中。既に16.3等まで暗くなった(3月30日、Taras Prystavski)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 16 4.97 -71 17.9 2.901 3.509 119 16.8 1:52 ( 0,-16) May 3 15 46.18 -70 33.6 2.916 3.579 124 17.0 1:06 ( 0,-16) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は16.5等(4月16日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 16 12.97 26 0.4 3.510 4.238 130 17.0 1:59 ( 0, 81) May 3 16 9.89 27 44.4 3.477 4.213 131 17.0 1:28 ( 0, 83) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は17.0等(4月5日、J. F. Hernandez)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 14 31.23 -12 17.8 4.680 5.684 175 17.1 0:18 ( 0, 43) May 3 14 22.19 -12 2.9 4.662 5.666 174 17.1 23:36 ( 0, 43) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.5等(4月5日、N. James)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 8.47 41 52.9 6.385 6.510 92 17.2 3:43 (238, 75) May 3 19 4.43 43 15.8 6.327 6.505 95 17.1 3:33 (225, 77) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 2015年の秋から冬にかけて、4〜5等級まで明るくなると期待されている。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは、5月下旬まで観測できない。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 23 52.34 -11 22.7 7.533 6.828 42 17.2 3:43 (280, -5) May 3 23 54.74 -11 19.5 7.388 6.767 48 17.1 3:33 (282, -2) マクノート彗星 (C/2013 G7) 現在は18.2等(4月22日、D. Herald)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 4.82 -58 49.6 3.992 4.687 128 17.2 21:46 ( 0, -4) May 3 11 48.05 -58 8.6 4.017 4.691 126 17.2 21:02 ( 0, -3) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 34.87 -12 51.4 2.404 2.792 101 17.4 3:43 (330, 37) May 3 19 38.96 -12 42.0 2.332 2.807 107 17.3 3:33 (334, 38) ネオワイズ彗星 (C/2014 C3) 3月に衝となり、15.1等まで明るくなった(3月11日、Catalina Sky Survey)。現在は急激に減光中。既に17.4等まで暗くなった(4月18日、K. Hills)。5月には18等以下となる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 34.74 31 21.2 1.655 2.226 111 17.6 20:16 ( 0, 86) May 3 10 18.57 32 15.0 1.846 2.273 101 17.9 20:20 ( 78, 80) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.9等(4月6日、門田健一氏)。2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 46.30 -6 30.5 2.764 3.484 128 17.6 20:29 ( 0, 48) May 3 10 46.19 -6 7.7 2.827 3.470 122 17.7 20:20 ( 7, 49) トータス彗星 (P/2014 C1) 現在は17.1等(4月14日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel, J.-F. Soulier)。6月にかけて17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 18 42.89 -19 7.2 1.364 2.012 115 17.7 3:43 (347, 35) May 3 18 45.52 -18 53.3 1.327 2.042 121 17.7 3:33 (351, 36) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが、実際には18.3等と、かなり暗い(4月2日、Taras Prystavski)。実際には16等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 21 57.89 -8 46.9 2.667 2.456 67 18.0 3:43 (296, 19) May 3 22 9.03 -8 3.6 2.574 2.439 70 17.9 3:33 (296, 20) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 現在は18.1等(3月29日、M. Jaeger, W. Vollmann, E. Prosperi, S. Prosperi)。2013年から2018年にかけて、非常に長期に渡って18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 56.14 -17 6.7 8.602 9.311 132 17.9 20:39 ( 0, 38) May 3 10 55.61 -16 47.5 8.672 9.306 126 17.9 20:20 ( 3, 38) リニア彗星 (294P/2013 X2) 現在は17.6等(3月28日、A. Maury, J.-F. Soulier, T. Noel, J.-G. Bosch)。春から夏にかけて、18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 17 16.54 -66 25.6 0.652 1.438 118 17.9 3:03 ( 0,-11) May 3 17 17.27 -66 23.4 0.658 1.473 122 17.9 2:36 ( 0,-11) ギャラッド彗星 (296P/2014 A1) 現在は18.5等(3月31日、佐藤英貴氏)。春から夏にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 20 44.31 -10 8.0 1.699 1.894 84 17.9 3:43 (311, 30) May 3 20 53.48 -7 37.3 1.646 1.911 88 17.9 3:33 (311, 33) ボアッティーニ彗星 (C/2013 H2) 現在は18.1等(4月20日、Catalina Sky Survey)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 16 9.62 15 48.0 6.734 7.522 138 17.9 1:55 ( 0, 71) May 3 16 4.68 16 39.0 6.709 7.525 141 17.9 1:23 ( 0, 72) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 19.72 -10 14.6 3.569 3.229 62 17.9 3:43 (293, 14) May 3 22 27.31 -9 41.1 3.487 3.235 67 17.9 3:33 (294, 16) ビショア彗星 (297P/2014 D1) 現在は19.4等(4月4日、A. Waszczak)。2008年にアウトバーストを起こし、13等まで明るくなって発見された新周期彗星の初回帰。春から夏にかけて条件良く観測できる。だが、今回帰は19〜20等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 13.65 15 44.3 1.629 2.475 138 19.5 21:56 ( 0, 71) May 3 12 11.35 15 24.9 1.669 2.462 132 19.5 21:26 ( 0, 70)