今週の明るい彗星 (2014年3月8日:北半球版)

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Updated on March 9, 2014
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* リニア彗星 (C/2012 X1)

10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は7.8等と明るい(2月22日、Maik Meyer)。初夏までずっと8〜9等を保ち、日本からは明け方の空で観測できる状態が続く。南半球でも次第に高く見えるようになり、春からは非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  19 37.04   -0 44.5   1.980   1.611    53    8.2   4:57 (293, 28)  
Mar. 15  19 54.31   -1 51.6   1.956   1.625    55    8.2   4:47 (294, 27)  

* ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1)

11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は8.0等(2月22日、Maik Meyer)。日本からは、2014年秋に暗くなるまで、ずっと非常に良い条件で観測できる。南半球でも次第に高く見えるようになり、今後は条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  18 33.07   -1  4.9   1.588   1.556    69    9.2   4:57 (306, 39)  
Mar. 15  18 33.48   -2 40.4   1.577   1.651    76    9.5   4:47 (312, 41)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 K1)

現在は11.7等と明るい(3月1日、Marco Goiato)。やや増光が鈍いが、2014年秋に、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低空が続く。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  16 32.11   22 47.9   2.369   2.742   101   11.1   4:57 (327, 76)  
Mar. 15  16 26.61   25 38.6   2.192   2.661   107   10.8   4:47 (346, 80)  

* イェーガー彗星 (290P/2013 N1)

1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は11.8等(2月22日、Carlos Labordena)。当初の予報より暗いが、日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   6 29.36   23 44.1   1.611   2.157   109   12.4  19:26 (  0, 79)  
Mar. 15   6 36.93   22 26.6   1.682   2.156   104   12.5  19:31 ( 25, 76)  

* フェイ彗星 (4P)

2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は観測できない。7月末に13等で、明け方の空に現れる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  23 40.70    0  2.6   2.822   1.846     8   13.3  19:24 ( 97, -9)  
Mar. 15  23 57.88    1 32.0   2.803   1.818     6   13.2  19:31 (101,-12)  

* コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P)

既に14.4等まで明るくなってきた(1月3日、Mt. Lemmon Survey)。春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  14  9.60  -13 28.2   1.870   2.643   132   13.4   3:08 (  0, 41)  
Mar. 15  14 10.69  -13 20.5   1.797   2.630   139   13.3   2:42 (  0, 42)  

* ニート彗星 (169P)

現在は14等と明るい(3月1日、Michael Mattiazzo)。今後は夕方の空で、急激に減光していく。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   1 43.99    3  9.9   1.147   0.723    38   13.3  19:24 ( 81, 18)  
Mar. 15   2 30.15    6 31.9   1.123   0.798    43   14.1  19:31 ( 82, 22)  

* ホームズ彗星 (17P)

2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。現在は観測できない。5月に明け方の空に現れる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  22 55.77   -2 53.4   3.050   2.062     4   13.4   4:57 (264,-13)  
Mar. 15  23  9.88   -0 46.2   3.041   2.059     7   13.4   4:47 (263,-11)  

* サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1)

現在は14.1等で、眼視でも見えている(2月24日、Chris Wyatt)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、5月に一時的に低くなるが、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、しばらく観測できない。2014年10月には、火星に大接近する。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   2 36.99  -29 43.4   3.795   3.311    54   13.8  19:24 ( 48,  5)  
Mar. 15   2 36.91  -28 42.5   3.789   3.240    49   13.7  19:31 ( 54,  1)  

* シュヴァスマン-ヴァハマン第1彗星 (29P)

3月初めにバーストを起こし、13.8等と明るくなっている(3月4日、Jean-Francois Soulier)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  15 58.37  -30 21.3   5.855   6.159   103   13.8   4:57 (  0, 25)  
Mar. 15  15 58.85  -30 32.7   5.746   6.157   109   13.7   4:30 (  0, 24)  

* ロニオス彗星 (C/2006 S3)

2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.1等(1月26日、Taras Prystavski)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  12 55.90  -13 13.4   6.354   7.219   148   13.8   1:55 (  0, 42)  
Mar. 15  12 50.12  -12 48.4   6.330   7.253   156   13.8   1:22 (  0, 42)  

* ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1)

現在は13.9等で、眼視でも見えている(2月1日、Chris Wyatt)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   2 48.27   33 30.4   1.957   1.762    63   13.9  19:24 (105, 45)  
Mar. 15   2 54.22   36 28.5   2.006   1.733    59   13.9  19:31 (111, 41)  

* リニア彗星 (C/2010 S1)

現在は12.9等(11月27日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。今後は次第に高くなり、長期に渡って観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  19 55.74    4 24.7   6.839   6.248    50   14.1   4:57 (285, 27)  
Mar. 15  19 56.94    4 23.5   6.770   6.265    55   14.1   4:47 (288, 31)  

* リニア彗星 (C/2011 J2)

現在は13.2等と明るい(1月28日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   0 13.11   56 27.0   3.850   3.508    62   14.2  19:24 (142, 27)  
Mar. 15   0 21.21   55 19.6   3.940   3.521    58   14.3  19:31 (143, 23)  

* ヘリン-ローマン-アルー第1彗星 (117P)

しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。現在は15.2等(2月6日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  19 41.42  -26 10.4   3.524   3.058    54   14.5   4:57 (311,  9)  
Mar. 15  19 51.86  -26  0.6   3.444   3.057    59   14.4   4:47 (312, 11)  

* ブルーイントン彗星 (154P)

急激に増光し、秋から冬にかけて、10.5等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ14.3等と明るい(2月11日、井狩康一氏)。眼視では、まだ12.2等の明るさで見えている(2月22日、Carlos Labordena)。日本からは、5月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   2 54.43   33 23.2   2.046   1.858    64   15.0  19:24 (104, 47)  
Mar. 15   3 15.83   34 11.5   2.134   1.896    62   15.5  19:31 (106, 44)  

* 小惑星シーラ (596)

1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   1 25.85    0 32.8   4.054   3.275    33   15.1  19:24 ( 82, 12)  
Mar. 15   1 34.05    1 39.0   4.114   3.282    29   15.1  19:31 ( 87,  8)  

* ステレオ彗星 (C/2014 C2)

探査機ステレオの画像から発見された明るい新彗星。前方散乱により、1月31日には3.8等まで明るくなった。地上からの観測では、15.2等で捉えられている(2月20日、佐藤英貴氏)。2月18日に太陽に0.5天文単位まで近づいた。絶対光度が18等と小さいため、消滅する可能性もある。日本からは、明け方の空に現れてきた。南半球では、今後は観測できない。Colin Drescher氏は、12月下旬の数日間、SWANの画像に約11等で見えていたと報告している。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  22 15.57   33 48.6   0.651   0.660    41   15.3   4:57 (240, 16)  
Mar. 15   0 24.24   47  2.8   0.672   0.767    50   16.0  19:31 (134, 21)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 F3)

2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は15.9等(1月26日、Taras Prystavski)。2014年は、冬から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  14  1.62   -3 38.7   4.165   4.937   136   15.5   3:00 (  0, 51)  
Mar. 15  14  0.73   -3 15.0   4.055   4.895   144   15.4   2:32 (  0, 52)  

* リニア彗星 (C/2012 V2)

予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は急激に減光中だが、まだ13.8等と明るい(1月28日、Taras Prystavski)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  17 16.16  -70 11.2   2.941   3.019    84   15.5   4:57 (353,-16)  
Mar. 15  17 15.98  -70 39.8   2.931   3.090    89   15.7   4:47 (355,-16)  

* マクノート彗星 (C/2012 K6)

2013年の春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ14.9等と、当初の予報よりかなり明るい(1月27日、Taras Prystavski)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  13 10.63   24 59.3   3.429   4.283   145   15.6   2:10 (  0, 80)  
Mar. 15  13  0.89   27  8.2   3.444   4.322   148   15.6   1:33 (  0, 82)  

* ハリントン-エーベル彗星 (52P)

現在は14.7等(1月19日、Taras Prystavski)。今後は減光し、6月には18等以下になる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   5 27.71   31 45.6   1.372   1.773    95   15.7  19:24 ( 79, 77)  
Mar. 15   5 43.81   30 55.8   1.430   1.775    92   15.8  19:31 ( 81, 73)  

* パンスターズ彗星 (P/2012 B1)

現在は15.7等と、当初の予報より明るい(1月27日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  16 17.57  -23 44.2   3.730   4.031   100   15.9   4:57 (355, 31)  
Mar. 15  16 19.91  -24  2.1   3.641   4.043   106   15.9   4:47 (359, 31)  

* パンスターズ彗星 (C/2013 Y2)

現在は15.0等(2月24日、Taras Prystavski)。この予報より明るく、急増光している可能性がある。春から夏にかけて、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   7 50.46  -24 45.2   1.563   2.258   122   16.0  20:46 (  0, 30)  
Mar. 15   7 50.59  -24  6.0   1.558   2.215   118   15.9  20:19 (  0, 31)  

* ネオワイズ彗星 (C/2014 C3)

現在は16.5等(2月19日、佐藤英貴氏)。3月に衝となり、16等の明るさで非常に条件良く観測できる。だが、その後は急激に減光し、5月には18等以下となる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  14 27.46   -4 16.4   1.132   1.930   130   16.1   3:27 (  0, 50)  
Mar. 15  13 55.03    2 39.0   1.058   1.962   145   16.0   2:28 (  0, 57)  

* ムルコス彗星 (124P)

現在は16.5等(2月20日、A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner)。春に地球に0.68天文単位まで接近し、16等まで明るくなって、非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  11 49.02   21 24.1   0.703   1.674   161   16.2   0:49 (  0, 76)  
Mar. 15  11 33.28   17 59.6   0.684   1.663   164   16.1   0:06 (  0, 73)  

* マクノート彗星 (C/2009 F4)

現在は15.1等(1月20日、Taras Prystavski)。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   3  7.71  -13 33.9   8.330   7.857    58   16.3  19:24 ( 54, 22)  
Mar. 15   3  9.40  -12 45.5   8.446   7.891    53   16.3  19:31 ( 60, 17)  

* マクノート彗星 (284P/2013 J1)

2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  20 33.63  -13 40.4   3.267   2.589    40   16.5   4:57 (294,  9)  
Mar. 15  20 46.19  -13  3.1   3.190   2.568    43   16.4   4:47 (294, 10)  

* ボリソフ彗星 (C/2013 V2)

現在は15.8等(1月18日、Taras Prystavski)。2015年夏にかけて、長期に渡って16等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2015年になるまで観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   4 47.56   52 35.5   3.912   4.040    90   16.5  19:24 (143, 65)  
Mar. 15   4 53.51   52 28.3   3.971   4.009    85   16.5  19:31 (138, 61)  

* レモン彗星 (P/2013 TL117)

現在は17.0等(1月24日、A. Klotz, F. Kugel)。春にかけて、地球に0.7天文単位と近い状態を保つ。2月から3月にかけて16.5等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   4 43.31   35 24.0   0.622   1.143    86   16.5  19:24 ( 99, 69)  
Mar. 15   5 26.64   34 49.2   0.629   1.166    88   16.7  19:31 ( 96, 71)  

* ウカイメデン彗星 (C/2013 V5)

現在は16.6等(2月20日、吉本勝己氏)。2014年秋に6等まで明るくなると期待されている。まずは、4月に16等になるまで、ゆっくりと増光していく様子を観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   4 58.41   19 58.8   3.172   3.297    88   16.7  19:24 ( 59, 65)  
Mar. 15   4 54.57   19 41.1   3.223   3.212    80   16.6  19:31 ( 70, 58)  

* リニア彗星 (209P)

現在は17.6等(1月19日、Taras Prystavski)。5月から6月にかけて、地球に0.06天文単位まで大接近し、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、これから急激に増光し、5月末に最盛期を迎えるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、5月中旬には観測できるようになり、最盛期から減光していく様子を、非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   7  8.36   73 11.0   0.597   1.268   102   17.1  20:04 (180, 52)  
Mar. 15   6 55.70   73 16.9   0.571   1.211    97   16.9  19:31 (179, 52)  

* スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36)

現在は17.8等(10月13日、Mt. Lemmon Survey)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  19  5.91   -5 14.8   7.856   7.432    61   17.2   4:57 (303, 30)  
Mar. 15  19  9.01   -4 58.2   7.726   7.399    67   17.1   4:47 (306, 33)  

* カタリナ彗星 (C/2012 J1)

2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は減光中だが、まだ15.7等と、この予報より明るい(1月26日、Taras Prystavski)。日本からは4月まで、南半球では5月まで観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   5 35.51   -1 10.5   5.046   5.236    95   17.2  19:24 ( 22, 52)  
Mar. 15   5 37.69   -0 54.9   5.193   5.283    89   17.3  19:31 ( 33, 49)  

* レモン彗星 (C/2012 F6)

2013年3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中。すでに16.5等まで暗くなった(2月2日、A. Diepvens)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  21  5.47   56 28.4   5.121   4.817    66   17.3   4:57 (221, 36)  
Mar. 15  21 11.77   57 44.0   5.193   4.888    66   17.4   4:47 (220, 37)  

* マクノート彗星 (C/2013 G7)

2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  14  4.92  -55 19.1   4.246   4.678   109   17.3   3:04 (  0,  0)  
Mar. 15  13 51.99  -56 37.4   4.168   4.678   115   17.3   2:24 (  0, -2)  

* レモン彗星 (C/2012 K8)

現在は17.6等(1月27日、K. Sarneczky)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  19 15.57   32 25.9   6.873   6.558    67   17.4   4:57 (259, 49)  
Mar. 15  19 16.40   33 39.6   6.802   6.550    71   17.3   4:47 (259, 53)  

* パンスターズ彗星 (C/2011 L4)

2013年3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(2月12日、A. Diepvens)。春まで16〜17等を保ちそう。南半球では観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  17 22.63   32  6.4   5.208   5.312    90   17.5   4:57 (274, 72)  
Mar. 15  17 21.93   33  1.5   5.209   5.383    94   17.5   4:47 (274, 76)  

* ネフスキー彗星 (C/2013 V3)

11月中旬に急増光して、わずか1週間で15等から9等まで明るくなった。現在は急激に減光中。すでに18.8等まで暗くなった(2月20日、吉本勝己氏)。日本からは非常に条件が良い。南半球ではずっと超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  10 54.20   55  3.6   1.408   2.181   129   17.6  23:49 (180, 70)  
Mar. 15  10 49.01   54 41.8   1.506   2.246   126   18.1  23:17 (180, 70)  

* ラーセン彗星 (280P/2013 C1)

2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  18 41.61  -14 32.5   2.926   2.702    67   17.6   4:57 (315, 27)  
Mar. 15  18 51.41  -14 19.2   2.854   2.713    71   17.6   4:47 (316, 28)  

* テナグラ彗星 (C/2013 G9)

現在は17.4等(1月31日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  15 22.10  -13 13.7   5.321   5.817   115   17.8   4:21 (  0, 42)  
Mar. 15  15 16.94  -13 12.2   5.187   5.797   123   17.7   3:48 (  0, 42)  

* ソニア彗星 (C/2014 A4)

現在は17.4等(1月15日、A. Hidas)。2015年の秋から冬にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では非常に条件が良く、これから増光していく様子をずっと観測できる。日本からは、3月末にはいったん観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8   5  7.46  -31 37.8   6.072   6.088    86   17.8  19:24 ( 18, 21)  
Mar. 15   5  5.27  -30 25.4   6.113   6.050    81   17.7  19:31 ( 27, 19)  

* テナグラ彗星 (C/2013 C2)

2013年から2018年にかけて、非常に長期に渡って18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  11  6.61  -19  8.5   8.434   9.348   155   17.8   0:06 (  0, 36)  
Mar. 15  11  4.67  -18 55.6   8.418   9.343   157   17.8  23:32 (  0, 36)  

* リニア彗星 (294P/2013 X2)

現在は18.3等(1月25日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。春から夏にかけて、18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からは観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  15  6.13  -52 40.4   0.632   1.301   104   17.9   4:04 (  0,  2)  
Mar. 15  15 31.03  -56 25.2   0.630   1.307   104   17.9   4:02 (  0, -1)  

* パンスターズ彗星 (C/2013 G3)

2014年から2015年にかけて、長期に渡って17.5等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  16 14.43   13  3.2   4.061   4.428   105   18.0   4:57 (350, 68)  
Mar. 15  16 16.42   14 46.8   3.952   4.399   110   17.9   4:47 (  0, 70)  

* ビショア彗星 (297P/2014 D1)

現在は19.9等(2月27日、D. T. Durig, et al.)。2008年にアウトバーストを起こし、13等まで明るくなって発見された新周期彗星の初回帰。春から夏にかけて条件良く観測できる。だが、今回帰は19〜20等止まりだろう。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Mar.  8  12 44.61   12 46.1   1.644   2.583   156   19.8   1:44 (  0, 68)  
Mar. 15  12 40.77   13 35.3   1.605   2.566   160   19.7   1:12 (  0, 68)  

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