今週の明るい彗星 (2013年11月23日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

アイソン彗星 (C/2012 S1) 現在は3.6等(11月22日、宮崎修氏)。予報より暗かったが、11月13日にバーストを起こし、急激に明るくなってきた。11月28日に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。今週は、太陽の表面をかすめる様子を、SOHOの画像で見られる。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 30.70 -17 38.0 0.861 0.342 19 4.2 3:01 (296, -5) Nov. 30 16 21.38 -16 20.5 0.912 0.114 5 0.7 2:56 (311,-21) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 現在は5.0等と、かなり明るい(11月22日、宮崎修氏)。11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4〜5等級の明るさになる。日本からは、2014年秋に暗くなるまで、ずっと非常に良い条件で観測できる。南半球では、11月中旬から2月初めにかけては観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 34.05 42 16.1 0.406 0.984 77 4.6 3:01 (230,-16) Nov. 30 14 36.53 41 18.5 0.478 0.918 67 4.5 2:56 (239,-33) エンケ彗星 (2P) 予報どおり、急激に増光した。11月21日に近日点を通過し、7.8等まで明るくなった(11月18日、Todd Augustyniak)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 46.83 -17 3.2 1.143 0.338 16 7.3 3:01 (298, -9) Nov. 30 15 37.51 -22 28.2 1.327 0.403 10 8.2 2:56 (307,-10) リニア彗星 (C/2012 X1) 予報では14等のはずだったが、バーストを起こし、8.2等とたいへん明るくなっている(11月12日、Marek Biely)。円形のダストの殻が拡散して広がってきた。2014年の春に、条件良く観測できる。日本からは、明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 32.58 18 54.6 2.589 2.000 43 8.7 3:01 (265,-28) Nov. 30 14 52.72 17 33.0 2.514 1.947 45 8.8 2:56 (266,-26) ネフスキー彗星 (C/2013 V3) 明るい新彗星。11月6日に15等で発見された後に、急激に増光した。現在は8.8等と、たいへん明るい(11月15日、Marco Goiato)。これからしばらく、8〜9等の明るさを保ちそう。日本からは非常に条件が良い。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 9 42.94 12 58.1 0.938 1.442 97 9.0 3:01 (224, 30) Nov. 30 10 0.73 16 13.3 0.919 1.472 101 9.0 2:56 (221, 28) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光した。現在は10.9等と、かなり明るい(11月22日、D. Sidorko)。秋から冬にかけて、10等の明るさを保つ。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 28.75 7 7.6 1.119 1.622 100 10.8 20:32 (137, 37) Nov. 30 22 39.97 9 10.1 1.162 1.614 97 10.7 20:41 (132, 32) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は減光中だが、まだ10.7等と明るい(11月5日、Alexandre Amorim)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 50.26 -57 52.3 2.474 1.991 50 11.5 3:01 (322, 31) Nov. 30 13 16.54 -59 49.8 2.538 2.055 50 11.9 2:56 (324, 32) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は14.0等で、眼視でも見えている(9月6日、Sandor Szabo)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月下旬には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 15 58.56 10 22.4 4.716 3.899 30 13.3 20:32 ( 73,-39) Nov. 30 16 2.40 10 12.1 4.623 3.825 32 13.2 2:56 (285,-37) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は14.7等(11月8日、Sandor Szabo)。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。当初の予報より暗いが、12等級になりそう。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 6 54.36 41 35.0 1.569 2.385 136 13.4 2:47 (180, 13) Nov. 30 6 53.41 41 21.3 1.495 2.358 142 13.2 2:19 (180, 14) レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ11.9等と明るい(10月30日、Jakub Cerny)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 19 10.53 49 34.6 3.693 3.693 82 13.4 20:32 (136,-22) Nov. 30 19 17.73 49 6.2 3.805 3.771 80 13.6 20:41 (133,-26) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 現在は11.8等(11月8日、Sandor Szabo)。秋まで11〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 30.92 -20 2.1 2.352 1.835 47 13.5 3:01 (282, 19) Nov. 30 12 40.96 -23 3.3 2.363 1.908 51 13.7 2:56 (283, 23) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.3等で、眼視でも見えている(11月8日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 43.93 77 41.1 3.117 3.456 101 13.7 3:01 (195,-33) Nov. 30 13 33.37 80 44.3 3.067 3.451 104 13.7 2:56 (191,-34) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は12.3等(10月30日、Jakub Cerny)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 19 19.64 9 39.2 6.499 6.046 58 13.8 20:32 (103, 2) Nov. 30 19 21.57 8 51.1 6.596 6.057 53 13.8 20:41 ( 98, -4) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.7等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。日本では、再び明け方の空に現れてきた。南半球でも、12月中旬には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 28.65 -13 28.2 7.503 6.722 35 14.0 3:01 (284, 4) Nov. 30 13 29.49 -13 42.4 7.453 6.754 42 14.0 2:56 (281, 8) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。12月下旬には、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 58.98 -25 23.6 7.137 6.182 13 14.2 3:01 (307, -6) Nov. 30 15 4.62 -25 47.6 7.107 6.180 18 14.2 2:56 (304, -2) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 9.08 -15 32.9 2.613 3.149 114 14.4 20:32 (157, 69) Nov. 30 0 9.51 -14 43.2 2.713 3.158 107 14.5 20:41 (138, 64) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 19 18.17 -27 55.4 2.828 2.270 46 14.7 20:32 ( 71, 23) Nov. 30 19 32.49 -26 45.8 2.865 2.249 43 14.6 20:41 ( 69, 18) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は15.5等(10月18日、F. Garcia)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 4 38.67 -37 26.3 3.755 4.351 121 15.0 0:32 ( 0, 88) Nov. 30 4 26.46 -38 19.6 3.703 4.283 120 14.9 23:47 ( 0, 87) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は14.9等で、眼視でも見えている(11月8日、Sandor Szabo)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 4 31.63 -12 31.9 1.635 2.515 145 15.1 0:25 (180, 68) Nov. 30 4 17.96 -10 46.5 1.563 2.454 147 14.9 23:38 (180, 66) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。現在は観測できないが、2014年2月には、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 16 42.51 -24 14.4 4.077 3.117 11 14.9 20:32 ( 53, -8) Nov. 30 16 54.37 -24 43.1 4.085 3.110 7 14.9 20:41 ( 49,-11) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.7等(10月11日、門田健一氏)。2013年いっぱいは15等を保ち、条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 3 31.79 -25 6.0 6.641 7.365 134 15.5 23:21 (180, 80) Nov. 30 3 27.29 -24 40.1 6.704 7.397 131 15.5 22:49 (180, 80) フェイ彗星 (4P) 2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は16.4等(10月9日、J. L. Martin)。冬に15〜16等になるまでは、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 7.74 -13 20.3 2.737 2.414 60 15.7 20:32 ( 91, 25) Nov. 30 20 18.58 -13 6.0 2.772 2.372 56 15.6 20:41 ( 88, 20) ギクラス彗星 (84P) 現在は16.3等(10月21日、V. Benishek, B. Benishek)。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 6 40.64 17 1.1 1.269 2.126 140 15.6 2:34 (180, 38) Nov. 30 6 37.13 17 23.5 1.252 2.155 148 15.6 2:03 (180, 38) リニア彗星 (C/2012 L2) 2013年の春に、9〜10等の明るさに達した。現在は減光中。既に15.8等まで暗くなった(10月7日、佐藤英貴氏)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 16.81 -62 41.4 3.566 2.960 45 15.7 3:01 (331, 24) Nov. 30 14 38.80 -63 25.0 3.639 3.029 45 15.8 2:56 (332, 24) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 2014年の春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。明け方の空に現れてきた。5月以降は観測されていないが、すでに16.5等まで明るくなっているはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 23.46 -4 36.5 3.428 2.949 53 15.9 3:01 (267, 12) Nov. 30 12 33.21 -5 35.7 3.325 2.923 57 15.8 2:56 (266, 15) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 現在は16.8等(11月2日、J. F. Hernandez)。急激に増光し、冬には15等で、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 4 34.23 41 41.8 1.076 2.022 156 16.3 0:28 (180, 13) Nov. 30 4 28.19 41 55.6 1.038 1.992 159 16.1 23:50 (180, 13) 小惑星ファエトン (3200) 10月7日に太陽に0.14天文単位まで接近した。日本からは、10月下旬から12月中旬にかけて、夕空で16等で条件良く観測できる。南半球では、11月から12月にかけて、低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 32.78 10 10.7 0.840 1.118 74 16.3 20:32 (116, 16) Nov. 30 21 11.11 11 11.6 0.960 1.221 77 16.6 20:41 (117, 16) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年には12等まで明るくなった。現在も14.1等と明るい(10月27日、佐藤英貴氏)。今後は減光しつつ低くなり、12月には17等で見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 24.11 -31 52.1 3.635 3.269 60 16.3 20:32 ( 74, 37) Nov. 30 20 33.70 -31 14.3 3.732 3.285 56 16.4 20:41 ( 72, 32) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は16.8等(11月6日、G. Borisov, O. Bryzgalov)。2014年夏から2015年夏にかけて、長期に渡って15等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2015年になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 5 29.94 50 13.0 3.474 4.317 144 16.6 1:23 (180, 5) Nov. 30 5 24.34 51 2.6 3.402 4.272 148 16.5 0:50 (180, 4) マクノート彗星 (P/2013 J2) 急激に増光した。現在は14.3等で、眼視でも見えている(10月11日、吉田誠一)。秋にかけて、非常に条件良く観測できる。一部の眼視観測者は、8月には12等台と、かなり明るく報告していた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 5.52 6 34.7 2.011 2.316 94 16.5 20:32 (131, 34) Nov. 30 22 15.76 7 6.6 2.110 2.341 90 16.6 20:41 (125, 30) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は17.2等(10月9日、C. Bell)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 1 40.84 13 52.1 2.226 3.105 147 16.6 21:30 (180, 41) Nov. 30 1 38.84 13 25.6 2.276 3.097 139 16.7 21:01 (180, 42) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。明け方の空に現れてきた。2014年は、冬から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 16.30 -3 0.6 6.280 5.587 42 17.0 3:01 (274, 0) Nov. 30 13 21.55 -3 22.8 6.156 5.542 47 16.9 2:56 (271, 4) マクノート彗星 (C/2012 K6) 春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在は減光中。冬から春にかけて、17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 42.10 0 30.9 4.494 3.770 38 16.9 3:01 (275, -7) Nov. 30 13 44.92 1 16.0 4.432 3.800 45 16.9 2:56 (271, -4) ニート彗星 (291P/2013 N2) 現在は17.6等(10月11日、A. Smolin)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 2 47.62 17 55.0 1.632 2.596 164 17.1 22:37 (180, 37) Nov. 30 2 44.36 17 18.7 1.660 2.593 156 17.1 22:06 (180, 38) リー彗星 (292P/2013 O1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は17.6等(10月4日、K. Hills)。当初の予報より2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 1 37.32 -22 43.1 1.893 2.595 125 17.2 21:27 (180, 78) Nov. 30 1 35.67 -21 14.6 1.936 2.582 120 17.2 20:58 (180, 76) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、ようやく明け方の空に現れてきた。現在は17.8等(10月31日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 21.11 1 4.7 2.556 1.955 43 17.3 3:01 (271, -3) Nov. 30 13 33.17 0 6.9 2.555 2.014 46 17.6 2:56 (270, 0) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報より暗かったが、次第に増光してきた。近日点を通過した後に最大光度になる傾向があるようだ。現在は17.0等(10月7日、D. Buczynski)。12月まで、17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 4 55.24 24 13.5 0.910 1.882 165 17.3 0:49 (180, 31) Nov. 30 4 47.15 23 50.8 0.945 1.929 174 17.4 0:13 (180, 31) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は17.4等(9月25日、Catalina Sky Survey)。当初の予報より明るい。2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 12.65 -7 41.2 2.739 3.329 118 17.3 20:32 (164, 62) Nov. 30 0 11.94 -7 17.8 2.795 3.292 111 17.3 20:41 (147, 58) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在はゆっくりと減光中だが、まだ15.6等を保っている(10月13日、Catalina Sky Survey)。年末には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 18.45 17 5.6 4.212 4.894 129 17.3 20:32 (173, 38) Nov. 30 0 15.06 15 35.6 4.352 4.935 121 17.4 20:41 (161, 37) 岩本彗星 (C/2013 E2) ゆっくりと減光中。現在もまだ15.1等と明るい(11月1日、井狩康一氏)。12月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 36.09 -4 59.9 2.913 3.575 125 17.4 20:32 (177, 60) Nov. 30 0 36.44 -5 4.3 3.072 3.644 118 17.6 20:41 (160, 58) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.6等(10月13日、門田健一氏)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、18等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 2 52.76 27 11.9 12.751 13.705 164 17.4 22:42 (180, 28) Nov. 30 2 50.75 27 10.4 12.756 13.676 158 17.4 22:13 (180, 28) カタリナ彗星 (257P/2012 F4) 現在は16.4等(10月14日、Catalina Sky Survey)。今後は減光し、12月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 16.55 3 45.0 1.790 2.487 124 17.5 20:32 (170, 51) Nov. 30 0 20.45 3 7.1 1.892 2.513 118 17.6 20:41 (157, 50) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は減光中。既に16.8等まで暗くなった(11月8日、P. C. Sherrod)。2013年末に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 6 5.28 0 39.6 3.726 4.548 142 17.6 1:58 (180, 54) Nov. 30 6 1.87 -0 4.0 3.728 4.593 147 17.7 1:27 (180, 55) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.8等(10月11日、門田健一氏)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 7 30.61 18 3.3 1.426 2.187 129 17.7 3:01 (187, 37) Nov. 30 7 29.81 18 40.2 1.392 2.213 136 17.7 2:55 (180, 36) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 現在は17.1等(10月12日、高橋俊幸氏)。2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 42.53 -13 27.0 4.298 4.516 96 17.7 20:32 (121, 55) Nov. 30 22 41.18 -14 18.2 4.445 4.531 88 17.8 20:41 (110, 49) レモン彗星 (C/2013 G6) 予想以上に急激に増光し、現在もまだ16.0等と明るい(10月7日、佐藤英貴氏)。今後は減光していくが、もうしばらく16等を保つかもしれない。南半球では次第に高くなってくるが、日本からは超低空のまま。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 10 11.08 -46 29.6 2.604 2.493 72 17.8 3:01 (303, 54) Nov. 30 9 55.35 -48 44.4 2.546 2.539 78 18.0 2:56 (309, 60) パンスターズ彗星 (P/2013 O2) 現在は18.7等(9月27日、井狩康一氏)。秋から冬にかけて16.5等に達すると期待されていたが、既に減光し始めたようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 3 1.37 6 37.7 1.195 2.153 161 17.9 22:51 (180, 48) Nov. 30 2 58.53 5 38.6 1.220 2.149 153 18.0 22:20 (180, 49) パンスターズ彗星 (C/2012 A1) 2015年まで、長期に渡って18〜19等を保つ。この冬に18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 6 26.26 12 25.7 6.793 7.603 142 18.0 2:19 (180, 43) Nov. 30 6 21.46 11 55.4 6.730 7.603 150 17.9 1:47 (180, 43)