今週の明るい彗星 (2013年8月17日：南半球版)

English version Home page	Updated on August 18, 2013
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に明るくなっている。現在は8.7等と、かなり明るい(8月15日、Marco Goiato)。秋にかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 7 48.54 -1 8.7 2.204 1.455 32 8.6 5:13 (261, 14) Aug. 24 8 5.87 -5 34.2 2.159 1.459 35 8.6 5:05 (265, 17) レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ10.5等と明るい(8月11日、Todd Augustyniak)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 20 20.45 70 5.7 2.210 2.512 95 9.9 22:33 (180,-15) Aug. 24 19 47.09 68 54.9 2.294 2.601 95 10.1 21:33 (180,-14) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、秋に16等以下になってから、ようやく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 8 59.46 21 14.8 2.133 1.173 13 10.9 5:13 (253,-13) Aug. 24 9 26.02 19 57.7 2.171 1.215 14 11.3 5:05 (255,-14) アイソン彗星 (C/2012 S1) 日本からは、明け方の空に現れてきた。現在は13.5等(8月17日、Michael Jager)。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。但し、2013年1月から5月までは、ずっと15.5等で横ばいだった。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 8 20.54 23 37.8 3.321 2.417 22 11.9 5:13 (246, -7) Aug. 24 8 30.20 22 58.2 3.163 2.307 26 11.6 5:05 (245, -5) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に11.7等まで暗くなった(8月5日、Sandor Szabo)。日本からは、好条件で観測できる。南半球でも、8月半ばから9月半ばにかけて、超低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 14 52.80 45 13.9 3.135 2.968 71 12.2 18:55 (162, 6) Aug. 24 14 58.63 42 49.6 3.273 3.061 69 12.4 18:59 (156, 7) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 明け方の超低空で発見された明るい新彗星。現在は11.4等(8月11日、Todd Augustyniak)。秋まで11〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。南半球では、11月になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 8 42.41 32 30.2 2.067 1.213 23 12.4 5:13 (241,-16) Aug. 24 9 7.91 28 41.0 2.076 1.211 22 12.4 5:05 (245,-15) カタリナ彗星 (C/2013 G5) 9月には、太陽に0.9天文単位、地球に0.4天文単位まで接近し、11〜12等まで明るくなると期待されていた。だが、7月12日のMichael Jager氏の観測では、極端に拡散しており、すでに核が崩壊した可能性がある。その後は観測されていない。日本からは、9月半ばまで条件良く観測できる。南半球では、8月からは高くなり、その後はずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 14 30.10 24 38.9 0.639 0.968 67 12.9 18:55 (148, 24) Aug. 24 14 46.40 16 12.1 0.552 0.941 66 12.4 18:59 (140, 29) パンスターズ彗星 (P/2013 CU129) 8月6日に太陽に0.8天文単位まで近づく。急激に増光してきた。現在は13.2等と、かなり明るい(8月3日、Taras Prystavski)。南半球では、9月にかけて、夕空で13等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 12 42.38 -15 4.5 0.783 0.817 52 13.1 18:55 ( 95, 34) Aug. 24 13 14.53 -21 29.0 0.720 0.847 55 13.2 18:59 ( 88, 38) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は12.3等(8月5日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 19 48.94 27 29.1 5.229 5.933 130 13.2 22:04 (180, 28) Aug. 24 19 42.43 26 9.9 5.263 5.939 127 13.2 21:30 (180, 29) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年には12等まで明るくなった。現在も13.3等と明るい(7月1日、佐藤英貴氏)。秋まで13〜14等の明るさを保つ。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 19 16.17 -36 31.0 2.229 3.070 139 13.4 21:32 ( 0, 89) Aug. 24 19 14.46 -36 33.0 2.304 3.082 132 13.5 21:03 ( 0, 88) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は11.2等と、かなり明るい(7月3日、Con Stoitsis)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 9 5.23 -35 43.5 2.521 2.027 50 13.6 5:13 (302, 18) Aug. 24 9 25.03 -38 44.3 2.569 2.088 51 13.7 5:05 (304, 19) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.7等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では9月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 13 10.44 -10 5.8 6.801 6.292 56 13.6 18:55 (105, 37) Aug. 24 13 10.87 -10 13.9 6.931 6.321 49 13.7 18:59 ( 99, 30) グリグ-シェレルップ彗星 (26P) 近日点の近くになり、予報通り、急激に増光してきた。現在は13.5等で、眼視でも見えている(8月11日、Todd Augustyniak)。今後は急激に暗くなり、9月中旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 13 55.57 4 0.9 1.291 1.216 62 13.6 18:55 (127, 36) Aug. 24 14 24.51 2 58.3 1.332 1.258 63 14.7 18:59 (126, 36) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 1 5.19 -14 0.3 2.233 3.003 131 13.9 3:24 (180, 69) Aug. 24 1 3.21 -14 39.3 2.185 3.014 138 13.8 2:55 (180, 70) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.5等(6月11日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できる。但し、7月から8月にかけては低空になる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 9 45.18 52 30.0 4.378 3.647 39 13.8 5:13 (226,-34) Aug. 24 9 52.18 53 9.1 4.312 3.627 42 13.8 5:05 (225,-33) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.2等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 13 48.93 -20 47.8 6.492 6.200 68 14.0 18:55 ( 99, 50) Aug. 24 13 52.53 -20 58.4 6.590 6.199 63 14.0 18:59 ( 94, 45) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は14.1等で、眼視でも見えている(8月11日、Todd Augustyniak)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。2013年は、秋に13〜14等になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 15 40.47 18 21.2 4.881 4.891 84 14.3 18:55 (163, 35) Aug. 24 15 38.23 17 38.9 4.916 4.823 78 14.3 18:59 (154, 33) パンスターズ彗星 (C/2012 S3) 現在は15.0等で、眼視でも見えている(8月5日、Sandor Szabo)。7月から8月にかけて、14等に達する。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からも、9月までは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 19 10.43 -19 39.2 1.427 2.314 142 14.4 21:25 (180, 75) Aug. 24 18 50.87 -24 12.5 1.519 2.310 130 14.5 20:38 (180, 79) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は16.5〜17.0等(8月17日、Michael Jager)。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 4 57.62 38 56.3 3.084 2.857 67 14.9 5:13 (204, 11) Aug. 24 5 9.91 39 23.5 2.968 2.819 71 14.6 5:05 (202, 11) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.3等(7月8日、Chris Wyatt)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 14 30.15 -14 34.8 3.337 3.240 75 14.8 18:55 (117, 55) Aug. 24 14 36.65 -15 17.7 3.418 3.230 70 14.8 18:59 (110, 51) 岩本彗星 (C/2013 E2) ゆっくりと減光中。現在は14.2等(8月4日、Todd Augustyniak)。長期に渡って、明け方の空に見え続ける。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 1 23.76 8 29.4 1.905 2.583 121 15.0 3:43 (180, 46) Aug. 24 1 22.36 7 23.7 1.899 2.655 129 15.1 3:14 (180, 47) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光中。7月6日には20.5等以下と、たいへん暗かった(佐藤英貴氏)。だが、現在は17.2等まで明るくなっている(8月7日、Pierre Laporte, Stephane Potvin, Jeff Viens)。秋から冬にかけて、10等に達すると期待されている。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 22 50.45 -15 41.5 1.050 2.043 164 15.6 1:10 (180, 71) Aug. 24 22 43.69 -14 49.6 0.995 2.000 171 15.0 0:36 (180, 70) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は16.4等(8月7日、K. Hills)。2013年いっぱいは15等を保つ。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では好条件。日本からも、8月からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 4 12.67 -23 57.4 6.869 6.933 89 15.2 5:13 (242, 70) Aug. 24 4 12.75 -24 10.6 6.815 6.963 94 15.2 5:05 (233, 73) リニア彗星 (C/2012 X1) 2014年の春に11等に達し、条件良く観測できると期待されている。日本からは、8月から9月は超低空だが、10月からは明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 10 45.62 33 22.0 3.765 2.871 24 15.5 18:55 (119,-17) Aug. 24 10 58.52 32 37.2 3.697 2.804 24 15.3 18:59 (116,-20) マクノート彗星 (P/2013 J2) 現在は14.3等で、眼視でも見えている(8月4日、Todd Augustyniak)。夏から秋にかけて、15等の明るさで、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 21 22.22 2 10.5 1.159 2.149 163 15.5 23:37 (180, 53) Aug. 24 21 18.02 2 54.4 1.168 2.148 160 15.5 23:06 (180, 52) マクノート彗星 (C/2011 R1) 2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等の明るさを保った。今後は減光していく。現在は14.8等(7月8日、Sandor Szabo)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、8月末には低空となり、その後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 13 25.34 20 39.7 4.458 3.929 52 15.7 18:55 (133, 18) Aug. 24 13 28.65 20 32.5 4.591 3.988 48 15.8 18:59 (128, 14) ヴィルト第１彗星 (63P) 今回帰は、活発にバーストを繰り返している。7月下旬にもバーストを起こした。現在は13.1等と、かなり明るい(7月24日、佐藤英貴氏)。南半球では、夕空で条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 12 45.94 -16 48.8 2.760 2.313 53 16.0 18:55 ( 94, 36) Aug. 24 12 58.81 -18 26.0 2.853 2.348 50 16.3 18:59 ( 89, 33) エンケ彗星 (2P) 現在は18.4等(8月2日、Taras Prystavski)。11月21日に近日点を通過し、7等まで明るくなる。日本からは、明け方の空で急激に明るくなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。南半球では、10月初めまでしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 3 24.55 29 11.3 1.481 1.764 87 16.8 5:13 (187, 25) Aug. 24 3 40.82 31 3.6 1.328 1.678 90 16.0 5:05 (186, 24) マクノート彗星 (C/2012 K6) 春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。今後は減光していく。日本からは、すでに超低空。南半球でも、9月初めには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 12 53.45 -6 50.3 4.000 3.452 50 16.1 18:55 (105, 31) Aug. 24 12 56.03 -6 7.2 4.117 3.468 44 16.2 18:59 (101, 25) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば、14等止まりだろう。だが実際には、予報より明るい。すでに、15.6等まで明るくなっている(8月3日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 16 54.65 -41 7.2 2.090 2.638 111 16.3 19:11 ( 0, 84) Aug. 24 16 58.60 -40 4.1 2.141 2.609 106 16.2 18:59 ( 23, 85) カタリナ彗星 (257P/2012 F4) 現在は17.2等(8月5日、D. buczynski)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 0 32.10 22 30.2 1.454 2.203 125 16.4 2:51 (180, 32) Aug. 24 0 32.86 22 3.0 1.410 2.217 131 16.4 2:24 (180, 33) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。だが、近日点通過の頃に、予想外に急減光した。現在は、当初の予報より4〜5等級も暗い。現在は17.4等(8月8日、A. Maury, J. F. Soulier)。南半球では、今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 4 3.54 -47 47.9 2.922 3.207 96 16.4 5:13 (320, 72) Aug. 24 4 5.81 -48 45.5 2.950 3.269 99 16.5 5:05 (329, 73) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は16.8等(7月24日、佐藤英貴氏)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 5 34.57 -18 37.3 5.532 5.267 69 16.6 5:13 (256, 51) Aug. 24 5 36.13 -19 34.7 5.383 5.203 74 16.5 5:05 (253, 55) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は減光中。再び明け方の空の現れてきた。今後は、2013年末に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 5 42.02 12 57.7 4.388 3.964 59 16.8 5:13 (227, 28) Aug. 24 5 48.13 12 14.0 4.337 4.003 64 16.8 5:05 (225, 30) パンスターズ彗星 (P/2012 F2) 現在は16.4等(7月12日、W. Hasubick)。今後は減光し、10月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 18 21.95 -5 43.7 2.306 3.050 129 16.9 20:38 (180, 61) Aug. 24 18 23.04 -6 2.6 2.391 3.066 123 17.0 20:12 (180, 61) 高見沢彗星 (98P) 異常な速度で急激に明るくなってきた。現在は15.4等と明るい(7月15日、J. Nicolas, F. Kugel)。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 16 6.17 -16 50.8 1.193 1.678 98 16.9 18:55 (157, 71) Aug. 24 16 21.25 -18 37.3 1.248 1.684 95 17.0 18:59 (144, 71) シューメーカー第１彗星 (102P) 現在は18.1等(6月13日、Mt. Lemmon Survey)。当初の予報より1等ほど明るい。夏から秋にかけて、16.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 0 37.39 13 53.8 1.168 1.973 129 17.0 2:57 (180, 41) Aug. 24 0 34.32 16 31.7 1.120 1.970 135 16.9 2:26 (180, 38) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は17.1等(7月12日、佐藤英貴氏)。南半球では、ゆっくりと減光していく様子を、条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 5 42.52 -41 41.0 5.071 4.969 78 17.0 5:13 (294, 57) Aug. 24 5 46.05 -42 2.2 5.069 5.005 80 17.0 5:05 (295, 60) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 現在は17.3等(8月5日、A. Waszczak)。2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 0 14.13 10 50.8 3.585 4.368 135 17.2 2:34 (180, 44) Aug. 24 0 6.93 9 7.3 3.508 4.374 144 17.1 1:59 (180, 46) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 16 43.60 -15 23.7 2.739 3.189 107 17.3 19:00 (180, 70) Aug. 24 16 46.85 -15 51.3 2.827 3.185 101 17.3 18:59 (163, 70) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は18.3等(8月7日、P. Bacci, L. Tesi, G. Fagioli)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 2 10.89 17 42.9 2.803 3.254 107 17.4 4:30 (180, 37) Aug. 24 2 13.34 17 58.0 2.702 3.242 113 17.3 4:05 (180, 37) マクノート彗星 (C/2012 C1) 現在は17.4等(6月15日、K. Hills)。2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からはまったく見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 0 32.93 -76 50.0 4.583 5.066 113 17.4 2:53 ( 0, 48) Aug. 24 23 57.45 -77 26.0 4.611 5.083 112 17.4 1:51 ( 0, 48) ギクラス彗星 (84P) 現在は16.9等(7月6日、佐藤英貴氏)。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 4 47.38 15 35.8 1.900 1.853 71 17.6 5:13 (213, 33) Aug. 24 5 2.53 15 56.2 1.849 1.861 74 17.4 5:05 (211, 33) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在は減光中。すでに16.5等まで暗くなった(8月8日、S. Shurpakov)。秋には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 2 3.36 37 14.6 4.051 4.361 101 17.4 4:22 (180, 18) Aug. 24 1 57.50 36 38.3 3.968 4.396 108 17.4 3:49 (180, 18) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 2012年の夏に、15.5等に達した。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となる傾向がある。現在は17.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 22 23.35 -22 8.0 2.738 3.733 167 17.6 0:43 (180, 77) Aug. 24 22 18.97 -22 39.3 2.755 3.751 168 17.7 0:11 (180, 78) コワルスキー彗星 (C/2012 Q1) 非常に遠方の彗星のため、ゆっくりと減光していく。だが、最近は19.2等と、この予報より暗い(8月1日、J. Jahn)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 23 20.83 10 21.7 8.937 9.797 146 17.7 1:40 (180, 45) Aug. 24 23 19.34 10 2.8 8.894 9.805 152 17.7 1:11 (180, 45) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は17.7等(7月20日、A. Novichonok, T. Prystavski)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 3 11.95 25 59.4 14.045 14.107 91 17.7 5:13 (185, 29) Aug. 24 3 11.92 26 10.8 13.900 14.078 98 17.7 5:03 (180, 29) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.5等(8月5日、Jean-Francois Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 18 51.07 -18 24.9 5.709 6.496 137 17.8 21:07 (180, 73) Aug. 24 18 49.82 -18 31.1 5.775 6.482 130 17.9 20:38 (180, 74) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。2009年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測された。2013年も18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 21 48.00 7 10.1 8.389 9.343 159 17.8 0:08 (180, 48) Aug. 24 21 43.59 6 46.8 8.403 9.364 160 17.8 23:31 (180, 48) ニート彗星 (291P/2013 N2) 現在は19.2等(7月11日、G. Hug)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 2 49.04 20 30.7 2.389 2.723 98 18.0 5:08 (180, 34) Aug. 24 2 55.15 20 55.2 2.290 2.708 103 17.9 4:46 (180, 34) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.8等(7月31日、W. Hasubick)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 18 58.67 26 51.4 6.319 6.920 122 17.9 21:14 (180, 28) Aug. 24 18 53.74 26 41.6 6.359 6.904 118 17.9 20:42 (180, 28) リー彗星 (292P/2013 O1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は18.6等(7月24日、Siding Spring Survey)。当初の予報より2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 2 7.15 -20 54.7 2.273 2.884 117 18.5 4:26 (180, 76) Aug. 24 2 10.49 -21 39.6 2.189 2.857 122 18.3 4:02 (180, 77) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報では16等と明るいはずだったが、実際には18.5等と、2〜3等も暗い(8月17日、Michael Jager)。夏から秋にかけて条件良く観測できるが、18〜19等止まり。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 3 33.81 21 24.2 1.023 1.411 87 18.5 5:13 (191, 33) Aug. 24 3 52.67 22 27.0 1.005 1.426 90 18.6 5:05 (190, 32) ブランペン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、バーストを起こし、17.5等まで明るくなっている(7月6日、佐藤英貴氏)。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 19 1.93 -28 7.1 2.836 3.664 139 19.0 21:18 (180, 83) Aug. 24 18 57.34 -28 9.2 2.875 3.626 131 19.3 20:46 (180, 83) ラッセル第３彗星 (91P) 予報では17等のはずだった、実際には19.2等と、かなり暗い(8月2日、V. Gerke, S. Plaksa)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 17 48.24 -12 4.5 2.130 2.804 122 19.1 20:05 (180, 67) Aug. 24 17 50.41 -12 6.2 2.222 2.819 116 19.2 19:39 (180, 67) パンスターズ彗星 (C/2012 V1) 2013年の夏に15等に達すると期待されていた。だが実際には、19.5等と、予報より4等も暗い(7月2日、J. F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 17 19 21.20 5 1.0 1.238 2.114 139 19.2 21:35 (180, 50) Aug. 24 18 49.47 0 22.5 1.346 2.128 128 19.4 20:36 (180, 55)