今週の明るい彗星 (2013年7月20日：北半球版)

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レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ9.6等と明るい(7月13日、D. Sidorko)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 22 59.98 65 52.3 1.943 2.142 86 9.1 3:10 (180, 59) July 27 22 25.32 68 26.2 1.999 2.236 89 9.3 2:09 (180, 57) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、秋に16等以下になってから、ようやく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 6 59.91 23 39.6 2.022 1.062 13 10.1 3:19 (235, -7) July 27 7 31.40 23 34.3 2.042 1.079 13 10.2 3:26 (236, -6) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中だが、まだ10.9等と明るい(7月10日、D. Sidorko)。日本からは、好条件で観測できる。南半球でも、8月半ばから9月半ばにかけて、超低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 14 34.09 56 56.6 2.602 2.582 77 11.2 20:52 (145, 59) July 27 14 37.79 53 41.1 2.731 2.681 76 11.5 20:45 (137, 58) グリグ-シェレルップ彗星 (26P) 近日点の近くになり、予報通り、急激に増光してきた。現在は13.3等で、既に眼視でも見えている(7月8日、Chris Wyatt)。7月から8月にかけて、夕方の低空で12等に達すると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 11 53.62 7 14.8 1.210 1.102 58 12.1 20:52 ( 86, 18) July 27 12 24.57 6 38.5 1.218 1.121 59 12.0 20:45 ( 84, 20) リニア彗星 (C/2012 V2) 4月に14.4等まで明るくなった(4月13日、Sandor Szabo)。夏から秋にかけて12等に達する。現在は観測できない。南半球では、8月以降は、暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 6 41.81 14 0.5 2.429 1.506 19 12.7 3:19 (245,-10) July 27 6 58.24 10 37.2 2.368 1.484 22 12.6 3:26 (251, -8) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 明け方の超低空で発見された明るい新彗星。現在は12.9等(7月12日、佐藤英貴氏)。秋まで12〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。南半球では、11月になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 6 34.69 43 49.5 2.113 1.317 28 12.8 3:19 (223, 11) July 27 7 10.16 41 49.2 2.092 1.281 27 12.7 3:26 (225, 9) アイソン彗星 (C/2012 S1) 2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。但し、2013年1月から5月までは、ずっと15.5等で横ばいだった。現在は観測できない。日本からは非常に条件が良く、8月末に明け方の空に現れた後は、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 7 45.86 25 44.9 3.846 2.837 5 13.0 3:19 (226,-13) July 27 7 53.98 25 17.0 3.732 2.735 9 12.7 3:26 (231, -9) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は11.2等と、かなり明るい(7月3日、Con Stoitsis)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 7 51.60 -23 0.3 2.394 1.802 43 13.0 3:19 (268,-45) July 27 8 9.19 -26 13.5 2.417 1.855 45 13.1 3:26 (275,-43) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年には12等まで明るくなった。現在も13.3等と明るい(7月1日、佐藤英貴氏)。秋まで13〜14等の明るさを保つ。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 19 33.01 -35 14.0 2.031 3.023 164 13.0 23:39 ( 0, 20) July 27 19 27.71 -35 44.6 2.063 3.034 159 13.1 23:06 ( 0, 19) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.1等(7月13日、D. Sidorko)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 20 19.21 31 33.9 5.242 5.915 127 13.2 0:29 ( 0, 87) July 27 20 11.29 30 45.7 5.217 5.919 129 13.2 23:49 ( 0, 86) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.3等と明るい(6月11日、Sandor Szabo)。日本からは7月まで、南半球では9月まで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 13 12.78 -9 56.8 6.213 6.177 83 13.4 20:52 ( 59, 22) July 27 13 11.49 -9 55.0 6.367 6.205 76 13.4 20:45 ( 63, 19) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.2等で、眼視でも見えている(7月3日、Con Stoitsis)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 13 38.31 -20 30.2 6.070 6.205 92 13.9 20:52 ( 46, 19) July 27 13 40.34 -20 30.7 6.177 6.204 86 13.9 20:45 ( 50, 16) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.5等(6月11日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できる。但し、7月から8月にかけては低空になる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 9 21.05 50 50.7 4.534 3.739 34 14.0 20:52 (142, 15) July 27 9 26.46 51 8.2 4.512 3.715 34 14.0 20:45 (144, 13) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 1 1.90 -12 7.9 2.495 2.957 107 14.2 3:19 (325, 36) July 27 1 4.33 -12 27.5 2.422 2.969 112 14.1 3:26 (335, 39) カタリナ彗星 (C/2013 G5) 現在は16.9等(6月9日、佐藤英貴氏)。9月には、太陽に0.9天文単位、地球に0.4天文単位まで接近し、11〜12等まで明るくなると期待されていた。だが、7月12日のMichael Jager氏の観測では、極端に拡散しており、すでに核が崩壊した可能性がある。日本からは、9月半ばまで条件良く観測できる。南半球では、8月からは高くなり、その後はずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 13 43.23 42 43.1 0.983 1.198 73 14.7 20:52 (116, 54) July 27 13 52.10 39 37.1 0.904 1.127 71 14.3 20:45 (111, 52) パンスターズ彗星 (C/2012 S3) 現在は15.5等(7月8日、Sandor Szabo)。7月から8月にかけて、14等に達すると期待されている。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からも、9月までは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 20 40.84 2 28.1 1.399 2.357 154 14.5 0:52 ( 0, 58) July 27 20 18.76 -2 56.0 1.350 2.342 163 14.3 0:02 ( 0, 52) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は14.3等で、眼視でも見えている(7月8日、Gabor Santa and Krisztian Sarneczky)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。2013年は、秋に13〜14等になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 15 56.80 20 45.0 4.755 5.161 108 14.5 20:52 ( 41, 72) July 27 15 51.63 20 14.7 4.781 5.094 102 14.5 20:45 ( 53, 68) 岩本彗星 (C/2013 E2) 現在は13.5等と明るい(6月12日、Sandor Szabo)。長期に渡って、明け方の空に見え続ける。しばらく同じ明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 1 16.13 11 25.2 1.972 2.302 95 14.6 3:19 (301, 53) July 27 1 20.07 10 55.1 1.953 2.372 101 14.7 3:26 (312, 58) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.3等(7月8日、Chris Wyatt)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 14 10.91 -12 3.3 2.997 3.286 97 14.7 20:52 ( 45, 30) July 27 14 14.61 -12 37.3 3.082 3.274 91 14.7 20:45 ( 48, 27) マクノート彗星 (C/2011 R1) 2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等の明るさを保った。今後は減光していく。現在は14.8等(7月8日、Sandor Szabo)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、8月末には低空となり、その後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 13 16.96 21 1.9 3.847 3.694 73 15.1 20:52 ( 87, 42) July 27 13 18.18 20 58.9 4.010 3.753 68 15.3 20:45 ( 90, 38) マクノート彗星 (C/2009 F4) 最近はほとんど観測されていない。2013年いっぱいは15等を保つ。南半球では好条件。日本からも、8月からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 4 7.74 -23 29.2 7.073 6.815 71 15.2 3:19 (298, -2) July 27 4 9.60 -23 31.8 7.027 6.844 75 15.2 3:26 (303, 4) イェーガー彗星 (288P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は17.5等(7月12日、K. Sarneczky, G. Marschalko)。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 4 7.99 36 41.7 3.531 3.013 51 15.7 3:19 (245, 31) July 27 4 20.37 37 19.0 3.423 2.974 55 15.5 3:26 (246, 36) マクノート彗星 (C/2012 K6) 現在は14.0等で、眼視でも見えている(6月11日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて、14〜15等に達する。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 12 48.12 -11 0.4 3.459 3.399 78 15.7 20:52 ( 62, 17) July 27 12 48.51 -9 43.3 3.603 3.411 71 15.8 20:45 ( 67, 15) マクノート彗星 (P/2013 J2) 現在は16.3等(6月18日、Catalina Sky Survey)。夏から秋にかけて、15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 21 37.81 -2 21.6 1.235 2.172 149 15.8 1:48 ( 0, 53) July 27 21 34.85 -1 0.9 1.200 2.163 155 15.7 1:17 ( 0, 54) ブルーイントン彗星 (154P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点の近くで急激に増光し、秋から冬にかけて、10等に達すると期待されている。だが実際には、7月6日にも20.5等以下で写らない(佐藤英貴氏)。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 23 2.72 -18 9.5 1.374 2.223 136 16.0 3:12 ( 0, 37) July 27 23 2.23 -17 35.1 1.279 2.176 142 15.7 2:44 ( 0, 37) レモン彗星 (C/2013 G6) 急激に増光した。現在は14.0等と、かなり明るい(7月1日、佐藤英貴氏)。南半球では、しばらく条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 11 6.57 -19 56.8 2.327 2.049 61 15.8 20:52 ( 71, -7) July 27 11 3.23 -20 31.8 2.445 2.049 55 15.9 20:45 ( 73,-12) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。だが、近日点通過の頃に、予想外に急減光した。現在は、当初の予報より4〜5等級も暗い。現在は15.2等(6月3日、佐藤英貴氏)。南半球では、今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 3 40.15 -44 29.7 2.821 2.959 87 15.9 3:19 (318,-10) July 27 3 48.01 -45 12.3 2.846 3.020 89 16.1 3:26 (322, -7) カタリナ彗星 (257P/2012 F4) 現在は17.1等(6月8日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 0 16.27 21 50.7 1.676 2.158 103 16.5 3:19 (307, 70) July 27 0 22.05 22 20.0 1.616 2.167 108 16.5 3:26 (324, 75) パンスターズ彗星 (P/2012 F2) 最近はほとんど観測されていない。春から夏にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 18 27.05 -5 0.1 2.051 2.992 153 16.5 22:33 ( 0, 50) July 27 18 24.47 -5 4.1 2.100 3.005 147 16.6 22:03 ( 0, 50) 高見沢彗星 (98P) 異常な速度で急激に明るくなってきた。現在は16.2等と明るい(6月30日、V. Gerke, S. Plaksa)。夏には16等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 15 18.58 -8 50.7 1.012 1.681 112 16.6 20:52 ( 29, 41) July 27 15 28.33 -10 54.8 1.051 1.676 108 16.6 20:45 ( 31, 38) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は16.1等(6月30日、安部裕史氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 12 17.87 0 29.2 4.112 3.825 66 16.6 20:52 ( 77, 19) July 27 12 23.81 -0 20.5 4.201 3.825 61 16.6 20:45 ( 78, 16) リー彗星 (P/1998 Y2) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されている。だが、南半球では高く見えているが、いまだに検出されていない。実際には19.5等以下と、予報より暗いようだ(6月20日、Martin Masek)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 1 46.00 -18 39.7 2.659 2.991 99 16.9 3:19 (319, 25) July 27 1 52.63 -19 2.5 2.556 2.963 103 16.8 3:26 (325, 28) リニア彗星 (C/2011 O1) 最近は観測されていない。南半球では、ゆっくりと減光していく様子を、条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 5 22.04 -41 2.3 5.056 4.830 71 16.9 3:19 (304,-24) July 27 5 28.03 -41 4.1 5.064 4.864 72 16.9 3:26 (307,-19) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は17.2等(6月5日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 5 24.83 -15 46.3 6.083 5.519 52 17.0 3:19 (281,-12) July 27 5 27.67 -16 20.5 5.954 5.457 56 16.9 3:26 (286, -6) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20.5等以下と、予報よりかなり暗い(6月8日、Danilo Pivato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 16 40.46 -13 47.1 2.431 3.208 132 17.1 20:52 ( 2, 41) July 27 16 39.73 -14 8.2 2.499 3.203 126 17.1 20:45 ( 8, 40) マクノート彗星 (C/2012 C1) 現在は17.4等(6月15日、K. Hills)。2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からはまったく見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 1 57.45 -71 39.8 4.573 5.006 109 17.3 3:19 (347,-21) July 27 1 44.48 -73 10.0 4.561 5.021 111 17.3 3:26 (351,-20) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 0 34.57 16 2.6 4.015 4.352 102 17.4 3:19 (309, 63) July 27 0 30.81 14 59.7 3.894 4.355 110 17.3 3:26 (329, 68) シューメーカー第１彗星 (102P) 現在は18.1等(6月13日、Mt. Lemmon Survey)。当初の予報より1等ほど明るい。夏から秋にかけて、16.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 0 32.41 3 40.1 1.434 2.002 108 17.5 3:19 (324, 53) July 27 0 35.94 6 7.9 1.359 1.992 113 17.4 3:26 (335, 59) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在は減光中。すでに16.9等まで暗くなった(6月30日、J. F. Soulier)。秋には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 2 16.68 38 37.2 4.396 4.223 73 17.4 3:19 (250, 53) July 27 2 14.83 38 23.6 4.312 4.257 80 17.4 3:26 (252, 60) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 2012年の夏に、15.5等に達した。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となる傾向がある。現在は18.6等と、この予報より暗い(6月20日、A. Maury, J. F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 22 37.07 -19 44.9 2.804 3.664 142 17.5 2:47 ( 0, 35) July 27 22 34.55 -20 20.4 2.769 3.681 149 17.5 2:17 ( 0, 35) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.4等(6月29日、Jean-Francois Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 18 59.72 -17 59.3 5.562 6.553 166 17.6 23:06 ( 0, 37) July 27 18 57.14 -18 5.6 5.580 6.539 159 17.6 22:36 ( 0, 37) コワルスキー彗星 (C/2012 Q1) 非常に遠方の彗星のため、ゆっくりと減光していく。2013年は、17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 23 24.89 11 12.7 9.221 9.767 119 17.7 3:19 (351, 66) July 27 23 24.23 11 3.8 9.136 9.774 126 17.7 3:06 ( 0, 66) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 1 53.57 15 59.9 3.233 3.308 85 17.8 3:19 (287, 49) July 27 1 58.88 16 31.3 3.124 3.294 90 17.7 3:26 (293, 55) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は17.7等(6月10日、P. Lindner)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 17 41.18 -2 20.9 7.737 8.562 142 17.8 21:47 ( 0, 53) July 27 17 39.52 -2 30.6 7.765 8.527 136 17.8 21:18 ( 0, 52) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 2009年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測された。2013年も18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 22 5.12 8 19.2 8.488 9.260 137 17.8 2:15 ( 0, 63) July 27 22 1.05 8 6.1 8.441 9.280 143 17.8 1:43 ( 0, 63) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 3 9.71 25 7.6 14.612 14.222 65 17.9 3:19 (263, 38) July 27 3 10.60 25 21.4 14.475 14.193 71 17.8 3:26 (268, 45) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。遠日点でも22等級で観測された。2014年に再び戻ってくる。通常であれば、14等止まりだろう。現在は16.6等と、この予報より明るい(7月17日、A. Maury, J. F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 16 55.31 -45 32.0 1.940 2.757 135 17.9 21:02 ( 0, 10) July 27 16 52.54 -44 26.8 1.967 2.727 129 17.9 20:45 ( 2, 11) レモン彗星 (C/2012 K8) 2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 19 21.90 26 37.3 6.269 6.989 131 17.9 23:27 ( 0, 82) July 27 19 15.77 26 49.9 6.264 6.972 130 17.9 22:54 ( 0, 82) マクノート彗星 (C/2013 G7) 現在は17.4等(6月8日、Catalina Sky Survey)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件が良いが、日本からは、2013年7月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 14 1.63 -19 34.4 4.815 5.053 97 17.9 20:52 ( 42, 23) July 27 13 59.13 -20 3.1 4.917 5.033 90 18.0 20:45 ( 46, 19) ブランペン彗星 (P/1819 W1) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、バーストを起こし、17.5等まで明るくなっている(7月6日、佐藤英貴氏)。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 19 27.56 -27 24.9 2.803 3.809 170 18.1 23:33 ( 0, 28) July 27 19 20.50 -27 40.6 2.791 3.774 162 18.3 22:59 ( 0, 27) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報では16等と明るいはずだったが、実際には19.3等と、3等も暗い(7月3日、佐藤英貴氏)。夏から秋にかけて条件良く観測できるが、19等止まり。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 2 10.02 15 4.5 1.114 1.397 81 18.7 3:19 (285, 45) July 27 2 31.77 16 58.0 1.088 1.394 82 18.6 3:26 (285, 49) ラッセル第３彗星 (91P) 予報では17等のはずだった、実際には19.1等と、かなり暗い(6月30日、J. Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 17 50.79 -12 30.9 1.831 2.750 148 18.7 21:57 ( 0, 43) July 27 17 48.46 -12 17.8 1.893 2.763 141 18.8 21:27 ( 0, 43) パンスターズ彗星 (C/2012 V1) 2013年の夏に15等に達すると期待されていた。だが実際には、19.5等と、予報より4等も暗い(7月2日、J. F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 20 22 5.01 21 3.7 1.306 2.090 127 19.0 2:16 ( 0, 76) July 27 21 25.64 18 32.6 1.213 2.091 139 18.9 1:10 ( 0, 74)