今週の明るい彗星 (2013年2月23日：南半球版)

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パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 現在は4.2等(2月19日、Andrew Pearce)。12月末まで期待通りに増光していたが、1月に入ってから、増光が鈍ってしまった。春に-1等の大彗星になると期待されていたが、最大で3等止まりかもしれない。南半球では、超低空。日本からは、3月半ばに夕空の超低空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 22 29.60 -36 59.3 1.173 0.537 27 4.2 20:13 ( 45, 2) Mar. 2 23 33.62 -25 15.8 1.105 0.391 20 3.3 20:03 ( 61, 1) レモン彗星 (C/2012 F6) 予想以上に急激に増光した。現在は5.0等と、かなり明るい(2月21日、Willian Souza)。長いイオンの尾が伸びている。だが、2月に入ってから、増光が鈍っている。3月24日に、太陽に0.73天文単位まで近づく。3等まで明るくなると期待されているが、この予報よりやや暗いかもしれない。南半球では条件良く観測できる。日本からは、現在は観測できないが、5月からは、減光していく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 23 58.95 -59 48.8 1.094 0.933 52 4.2 20:13 ( 35, 26) Mar. 2 0 5.05 -50 4.1 1.180 0.857 45 3.6 20:03 ( 43, 20) ブレッシ彗星 (C/2012 T5) 1月24日にバーストを起こし、2月4日に9.2等と、期待以上に明るくなった(Michael Mattiazzo)。だが、2月5日には10.5等と、急激に拡散・減光した(Michael Mattiazzo)。2月24日に、太陽に0.3天文単位まで接近した。日本からは、3月半ばに明け方の空に現れる。だが、彗星が小さいため、消滅した可能性もある。南半球では、3月上旬に超低空に見えるが、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 22 0.46 -28 7.9 0.916 0.324 19 7.4 4:12 (307, -2) Mar. 2 21 28.24 -15 11.1 0.925 0.368 21 8.0 4:20 (287, 3) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。南半球では、明け方の空に現れてきた。今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。だが、Michael Mattiazzo氏の観測では、2月2日に12等以下と、予報よりはるかに暗い。日本からは、2013年以降はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 20 57.73 -40 2.9 2.623 1.911 35 9.2 4:12 (308, 16) Mar. 2 21 22.13 -40 59.0 2.605 1.939 39 9.2 4:20 (308, 18) ポンス-ガンバール彗星 (273P/2012 V4) 1827年以来、200年近く見失われていた彗星。11月中旬のSWAN画像から、Rob Matson氏によって再発見された。現在は10.8等(2月15日、吉田誠一)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。南半球では、2月から3月にかけて、低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 18 4.34 19 55.1 1.385 1.411 70 10.7 4:12 (233, 14) Mar. 2 17 49.67 25 58.7 1.311 1.504 80 11.0 4:20 (220, 17) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は11.5等と、かなり明るい(2月6日、Salvador Aguirre)。春にかけて12等の明るさを保つ。日本からは、4月まで、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。4月から観測できるようになるが、低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 2 30.63 38 40.6 1.818 1.830 74 12.4 20:13 (138, -1) Mar. 2 2 47.58 35 9.7 1.856 1.778 69 12.3 20:03 (135, 1) マクノート彗星 (C/2011 R1) 現在は11.8等と明るい(2月7日、Alexandre Amorim)。2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等で観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 16 9.14 -21 10.5 2.351 2.552 90 12.4 4:12 (247, 63) Mar. 2 16 4.25 -18 44.0 2.257 2.599 98 12.4 4:20 (226, 68) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は13.3等(2月2日、Jakub Cerny)。2013年も再び12〜13等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 15 22.98 -17 19.4 5.366 5.647 101 13.0 4:12 (221, 68) Mar. 2 15 18.45 -17 11.6 5.259 5.669 109 12.9 4:20 (195, 72) ニート彗星 (246P/2010 V2) 急激に増光し、2012年には12等まで明るくなった。再び明け方の空に現れてきた。2013年には再び12〜14等で、条件良く観測できる。但し、2013年には、日本からはやや低くなる。なお、Juan Jose Gonzalez氏は、1月20日に9.6等と、極めて明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 18 32.29 -23 42.2 3.300 2.883 56 13.6 4:12 (276, 35) Mar. 2 18 42.89 -23 57.1 3.222 2.885 61 13.5 4:20 (273, 41) リニア彗星 (C/2012 K5) 12月末から1月にかけて、地球に0.3天文単位まで接近し、7〜8等まで明るくなった。だが、今後は遠ざかり、急激に暗くなる。すでに12.2等まで暗くなった(2月10日、Uwe Pilz)。今後は、南半球でも条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 4 8.52 -15 40.5 1.561 1.750 83 13.6 20:13 (113, 54) Mar. 2 4 12.55 -16 20.9 1.741 1.827 78 14.1 20:03 (109, 51) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(11月15日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球では見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 21 9.18 29 30.8 6.611 5.931 43 13.7 4:12 (250,-25) Mar. 2 21 11.66 29 32.1 6.600 5.927 43 13.7 4:20 (247,-19) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) Carlos Labordena氏は、2月6日に11.4等と、極めて明るく報告している。但し、極めて拡散状。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 14 11.99 -23 51.2 5.745 6.229 115 13.8 4:01 (180, 79) Mar. 2 14 11.27 -23 59.9 5.645 6.228 122 13.7 3:33 (180, 79) ギャラッド彗星 (C/2009 P1) 2011年夏から2012年春にかけて、長期に渡って6〜7等の明るさを保った。現在は減光中だが、まだ15.2等と明るい(2月2日、Jakub Cerny)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 8 37.39 -10 29.3 4.285 5.138 146 13.8 22:23 (180, 66) Mar. 2 8 31.01 -10 10.7 4.393 5.200 140 13.9 21:49 (180, 65) ヴィルト第１彗星 (63P) 現在は13.6等(2月17日、Todd Augustyniak)。当初の予報より1等ほど暗い。春にかけて14等に達する。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 9 59.99 33 35.8 1.061 2.005 155 14.2 23:45 (180, 22) Mar. 2 9 53.01 32 5.5 1.061 1.990 151 14.1 23:11 (180, 23) リニア彗星 (C/2011 J2) 2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できると期待されている。現在は14.5等(2月9日、井狩康一氏)。南半球でも、12月初めから3月初めまで、低空ながらも観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 10 40.82 41 54.6 3.546 4.415 147 14.2 0:31 (180, 13) Mar. 2 10 29.48 43 42.9 3.543 4.378 143 14.2 23:47 (180, 11) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。現在は11.9等(5月29日、Marco Goiato)。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 21 53.99 -23 27.1 3.654 2.713 15 14.3 4:12 (302, -4) Mar. 2 22 6.52 -22 33.8 3.645 2.724 18 14.4 4:20 (298, 0) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は14.7等(2月3日、Jakub Cerny)。今後は減光していくが、2013年いっぱいは15等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からも、1月から2月にかけて、超低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 2 58.27 -38 40.9 6.571 6.250 66 14.5 20:13 ( 69, 49) Mar. 2 3 0.26 -37 16.0 6.652 6.275 63 14.6 20:03 ( 70, 45) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 現在は12.9等と明るく、眼視でも見えている(1月3日、Chris Wyatt)。2月まで12〜14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では超低空で、まもなく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 1 38.62 17 27.8 3.710 3.247 55 14.7 20:13 (115, 4) Mar. 2 1 49.14 17 27.5 3.804 3.263 50 14.8 20:03 (114, 3) マクノート-ラッセル彗星 (262P/2012 K7) 1994年に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光し、10.6等に達した(12月13日、吉本勝己氏)。現在は減光中だが、まだ11.5等と明るい(2月10日、Uwe Pilz)。拡散状のコマが大きく広がっている。しばらく高く見えるが、今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 3 29.44 -5 16.7 1.615 1.669 75 14.9 20:13 (116, 40) Mar. 2 3 48.57 -4 33.4 1.715 1.726 73 15.4 20:03 (117, 40) アイソン彗星 (C/2012 S1) 現在は15.0等(2月2日、Uwe Pilz)。既に眼視でも見えている。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 6 55.68 31 39.9 4.020 4.684 127 15.2 20:42 (180, 23) Mar. 2 6 50.22 31 31.5 4.041 4.605 119 15.2 20:09 (180, 24) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は16.3等(2月10日、安部裕史氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 14 50.53 -11 1.5 3.101 3.573 110 15.4 4:12 (196, 65) Mar. 2 14 51.91 -11 7.8 2.992 3.558 117 15.3 4:13 (180, 66) リニア彗星 (C/2012 L1) 現在は13.7等で、眼視でも見えている(12月23日、Juan Jose Gonzalez)。3月まで15等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、2013年の春に超低空に見えるだけで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 3 56.73 38 36.2 2.132 2.362 90 15.4 20:13 (151, 9) Mar. 2 4 4.29 35 12.1 2.263 2.386 84 15.5 20:03 (148, 11) リニア彗星 (C/2012 V2) 現在は15.6等(1月23日、W. Hasubick)。2013年の夏から秋にかけて12等に達する。日本からは、春に15等になるまでしか観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、8月以降は、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 0 44.95 48 39.1 2.972 2.727 66 15.7 20:13 (134,-23) Mar. 2 1 2.06 47 32.4 2.975 2.657 61 15.6 20:03 (133,-22) マクノート彗星 (C/2012 K6) 現在は15.8等と、予想以上に明るい(2月4日、佐藤英貴氏)。春から夏にかけて、15等に達する。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 16 45.97 -49 29.5 3.500 3.452 79 15.8 4:12 (310, 60) Mar. 2 16 40.44 -49 31.9 3.357 3.437 86 15.7 4:20 (316, 66) スペースウォッチ彗星 (125P) 現在は17.5等(1月17日、佐藤英貴氏)。2月から4月にかけて、明け方の空で16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 18 31.37 -14 51.7 1.818 1.527 57 16.0 4:12 (267, 31) Mar. 2 18 52.76 -14 20.8 1.787 1.531 58 15.9 4:20 (264, 34) リニア彗星 (C/2011 UF305) 予想以上に急激に増光して、夏には10.0等に達した(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ13.3等と明るい(2月2日、佐藤英貴氏)。今後もしばらく、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 6 46.71 6 6.0 2.557 3.238 125 16.0 20:32 (180, 49) Mar. 2 6 40.79 5 17.1 2.712 3.293 117 16.3 20:03 (179, 50) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は16.1等(1月16日、Jakub Cerny)。南半球では、夏にかけて、長期に渡って15〜16等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 1 40.35 -63 5.7 4.566 4.218 63 16.0 20:13 ( 34, 39) Mar. 2 1 55.42 -61 20.6 4.585 4.242 63 16.1 20:03 ( 36, 39) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は16.4等(1月6日、J. F. Hernandez)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。2013年は、秋に13〜14等になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 17 32.68 10 48.5 6.679 6.502 75 16.3 4:12 (234, 26) Mar. 2 17 33.37 11 26.7 6.517 6.441 81 16.2 4:20 (226, 31) リニア彗星 (C/2012 A2) 現在は14.8等(1月9日、A. Novichonok)。2月まで15〜16等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと条件良く観測できる。南半球では、2013年夏まで、まったく観測できない。なお、Juan Jose Gonzalez氏は、11月6日に眼視で10.4等と、極めて明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 0 53.11 48 18.2 3.952 3.676 66 16.3 20:13 (135,-21) Mar. 2 0 59.47 46 50.5 4.069 3.694 61 16.4 20:03 (132,-22) マクノート彗星 (C/2012 Y3) 12月末に、15等の明るさで発見された新彗星。現在は15.8等(2月4日、佐藤英貴氏)。南半球では、春から秋にかけて、13〜14等の明るさで、条件良く見えていたはずだが、発見されなかった。今後は4月に18等以下になるまで、条件良く観測できる。日本からも、今後は夕空で次第に減光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 5 17.70 -30 2.5 2.500 2.787 96 16.4 20:13 (105, 75) Mar. 2 5 21.63 -26 33.3 2.609 2.846 93 16.6 20:03 (111, 70) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は16.1等(1月18日、井狩康一氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 12 18.89 5 0.9 3.020 3.917 151 16.6 2:08 (180, 50) Mar. 2 12 16.10 5 16.4 2.968 3.909 158 16.6 1:38 (180, 50) ハーゲンローザー彗星 (175P) 現在は17.4等(1月5日、K. Hills)。1月から6月にかけて、17等で条件良く観測できる。南半球では、やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 9 0.19 20 45.8 1.127 2.074 156 16.9 22:46 (180, 34) Mar. 2 8 56.81 21 25.1 1.142 2.056 148 16.9 22:15 (180, 34) リニア彗星 (C/2012 X1) 2014年の春に11等に達し、条件良く観測できると期待されている。現在は17.9等(1月3日、高橋俊幸氏)。日本からは、初夏まで条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 8 54.74 39 22.1 3.675 4.516 144 17.4 22:40 (180, 16) Mar. 2 8 49.21 39 55.0 3.671 4.452 137 17.3 22:07 (180, 15) リニア彗星 (C/2010 R1) 現在は17.8等(1月11日、P. Dupouy, et al.)。2012年に16.5等まで明るくなった。2013年の春にも、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 14 0.41 4 12.4 5.336 5.975 126 17.4 3:49 (180, 51) Mar. 2 13 54.54 4 49.2 5.257 5.992 134 17.4 3:16 (180, 50) 高見沢彗星 (98P) 今回帰はまだ観測されていないが、すでに18等まで明るくなっているはず。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 14 55.99 -2 12.4 1.715 2.272 111 17.8 4:12 (195, 56) Mar. 2 15 2.90 -1 56.0 1.605 2.232 116 17.5 4:20 (182, 57) トンボー-テナグラ彗星 (274P/2012 WX32) 1931年にトンボーが発見した彗星と同定された。1931年は12.5等と、例外的に明るかった。現在は16.9等(1月19日、Y. Sugiyama)。3月まで17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 6 42.89 36 45.0 1.754 2.442 123 17.6 20:29 (180, 18) Mar. 2 6 45.97 36 47.5 1.825 2.442 117 17.7 20:05 (180, 18) スコッティ彗星 (244P/2010 Q1) 現在は17.7等(1月11日、V. Gerke, S. Plaksa, A. Novichonok)。2011年末から2012年の初めにかけて、17等に達した。この冬も、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 9 13.68 17 46.6 3.249 4.197 161 17.8 22:59 (180, 37) Mar. 2 9 10.10 17 58.9 3.298 4.206 153 17.8 22:28 (180, 37) 小惑星2008 YB3 (342842) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.3等(12月6日、E. Cozzi)。2008年から2014年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 23 6 55.62 42 41.5 6.626 7.226 124 17.9 20:42 (180, 12) Mar. 2 6 51.92 42 52.6 6.737 7.239 116 18.0 20:11 (180, 12)