今週の明るい彗星 (2013年1月19日：南半球版)

English version Home page	Updated on January 20, 2013
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

レモン彗星 (C/2012 F6) 予想以上に急激に明るくなってきた。現在は6.9等とかなり明るい(1月17日、Chris Wyatt)。3月に、太陽に0.73天文単位まで近づく。最大で3等になるかもしれない。南半球では、これから増光していく様子を、条件良く観測できる。日本からは観測できなくなってしまった。5月からは、減光していく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 12 29.74 -58 59.5 1.111 1.404 83 7.4 3:25 (339, 64) Jan. 26 12 46.74 -70 31.6 1.031 1.305 80 6.6 3:34 (353, 54) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 現在は7.6等(1月19日、Michael Mattiazzo)。12月末まで期待通りに増光していたが、1月に入ってから、増光が鈍ってしまった。春に-1等の大彗星になると期待されていたが、最大で3等止まりかもしれない。南半球では、2月中旬まで低空で観測できる。日本からは、3月まで、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 18 15.25 -43 6.5 1.983 1.264 32 7.6 3:25 (313, 14) Jan. 26 18 47.18 -44 29.7 1.803 1.129 33 7.1 3:34 (314, 16) ポンス-ガンバール彗星 (273P/2012 V4) 1827年以来、200年近く見失われていた彗星。11月中旬のSWAN画像から、Rob Matson氏によって再発見された。日本からは、再び明け方の空に現れてきた。現在は8.7等と、かなり明るい(1月20日、Juan Jose Gonzalez)。近日点を通過した後に増光すると期待される。日本からは、今後は暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。南半球では、2月から3月にかけて、低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 18 39.86 -1 28.2 1.741 0.986 27 8.4 3:25 (283,-16) Jan. 26 18 35.05 1 59.2 1.691 1.061 35 8.7 3:34 (274, -9) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。現在は観測できない。南半球では、2月に9等で明け方の空に現れ、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、2013年以降はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 19 5.87 -32 58.3 2.734 1.824 18 9.1 3:25 (312, 0) Jan. 26 19 26.63 -34 40.6 2.711 1.833 21 9.1 3:34 (310, 4) リニア彗星 (C/2012 K5) 12月末から1月にかけて、地球に0.3天文単位まで接近し、7〜8等まで明るくなった。だが、今後は遠ざかり、急激に暗くなる。すでに9.9等まで暗くなった(1月12日、Marco Goiato)。今後は、南半球でも条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 4 16.35 -2 28.9 0.621 1.400 119 10.4 20:55 (164, 57) Jan. 26 4 7.67 -8 5.8 0.807 1.464 109 11.2 20:49 (147, 59) ブレッシ彗星 (C/2012 T5) 現在は11.6等(1月18日、Marco Goiato)。拡散状だが、眼視でも見えている。2月に、太陽に0.3天文単位まで接近する。計算上は、7等まで明るくなるが、彗星が小さいため、消滅する可能性もある。これから2月まで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 0 19.87 -25 54.8 1.019 0.979 58 12.4 20:55 ( 79, 32) Jan. 26 0 5.56 -28 25.6 1.023 0.836 49 11.8 20:49 ( 72, 26) マクノート彗星 (C/2011 R1) 現在は13.4等(1月17日、佐藤英貴氏)。2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等で観測できると期待されている。明け方の空で、次第に高くなってくる。日本からも、ようやく見えるようになってきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 16 11.73 -30 13.6 2.801 2.343 52 12.4 3:25 (288, 29) Jan. 26 16 13.67 -28 43.5 2.723 2.381 59 12.4 3:34 (283, 36) マクノート-ラッセル彗星 (262P/2012 K7) 1994年に発見された新周期彗星の初回帰。予報より暗かったが、急激に増光し、10.6等に達した(12月13日、吉本勝己氏)。まだ11.6等と明るい(1月11日、Sandor Szabo)。拡散状のコマが大きく広がっている。しばらく高く見えるが、今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 1 39.47 -7 58.2 1.181 1.421 81 12.7 20:55 (110, 39) Jan. 26 2 3.72 -7 41.5 1.258 1.464 80 13.1 20:49 (111, 39) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は11.8等と、かなり明るい(1月3日、Juan Jose Gonzalez)。春にかけて12等の明るさを保つ。日本からは、4月まで、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。4月から観測できるようになるが、低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 0 53.10 57 48.7 1.744 2.121 98 13.0 20:55 (152,-15) Jan. 26 1 14.83 53 55.8 1.739 2.059 94 12.8 20:49 (149,-12) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は13.5等(1月16日、A. Novichonok)。2013年も再び12〜13等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 15 34.56 -17 19.9 5.914 5.543 63 13.2 3:25 (270, 31) Jan. 26 15 33.57 -17 24.2 5.810 5.563 70 13.1 3:34 (265, 39) ギャラッド彗星 (C/2009 P1) 2011年夏から2012年春にかけて、長期に渡って6〜7等の明るさを保った。現在は減光中だが、まだ14.0等とかなり明るく、眼視でも見えている(12月13日、Sandor Szabo)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 9 16.58 -10 47.3 3.989 4.821 144 13.4 1:24 (180, 66) Jan. 26 9 8.34 -10 56.7 4.014 4.885 149 13.5 0:48 (180, 66) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(11月15日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球では見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 20 54.96 30 38.4 6.510 5.962 52 13.7 20:55 (103,-39) Jan. 26 20 57.89 30 13.9 6.550 5.955 49 13.7 20:49 (101,-43) ニート彗星 (246P/2010 V2) 急激に増光し、2012年には12等まで明るくなった。再び明け方の空に現れてきた。2013年には再び12〜14等で、条件良く観測できる。但し、2013年には、日本からはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 17 34.95 -21 59.9 3.634 2.880 34 13.8 3:25 (291, 9) Jan. 26 17 46.84 -22 25.4 3.577 2.880 39 13.8 3:34 (288, 14) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.0等(1月8日、Juan Jose Gonzalez)。極めて拡散している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 14 7.55 -22 27.7 6.301 6.234 81 14.0 3:25 (263, 51) Jan. 26 14 9.47 -22 49.0 6.188 6.233 88 13.9 3:34 (257, 58) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。現在は11.9等(5月29日、Marco Goiato)。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 20 47.84 -27 30.8 3.612 2.658 12 14.2 20:55 ( 50, -6) Jan. 26 21 1.50 -26 46.4 3.632 2.669 10 14.2 20:49 ( 50, -8) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 現在は12.9等と明るく、眼視でも見えている(1月3日、Chris Wyatt)。2月まで12〜14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は低くなり、1月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 0 48.82 18 26.7 3.209 3.186 79 14.2 20:55 (123, 12) Jan. 26 0 58.28 18 4.9 3.310 3.195 74 14.3 20:49 (120, 10) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は14.9等(1月5日、A. Novichonok)。今後は減光していくが、2013年いっぱいは15等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からも、1月から2月にかけて、超低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 2 57.12 -46 14.8 6.155 6.132 84 14.3 20:55 ( 54, 66) Jan. 26 2 55.93 -44 42.4 6.236 6.155 80 14.3 20:49 ( 59, 62) リニア彗星 (C/2011 J2) 2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できると期待されている。現在は15.0等(1月9日、A. Novichonok)。南半球でも、12月初めから3月初めまで、低空ながらも観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 11 21.69 31 24.7 3.866 4.610 134 14.6 3:25 (181, 24) Jan. 26 11 16.02 33 30.7 3.763 4.571 140 14.5 2:56 (180, 22) リニア彗星 (C/2011 UF305) 予想以上に急激に増光して、夏には10.0等に達した(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ13.8等と明るい(1月11日、Sandor Szabo)。今後もしばらく、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 7 45.77 12 23.3 1.993 2.968 170 14.6 23:48 (180, 43) Jan. 26 7 30.09 10 49.9 2.067 3.021 162 14.9 23:05 (180, 44) リニア彗星 (C/2012 L1) 現在は13.7等で、眼視でも見えている(12月23日、Juan Jose Gonzalez)。3月まで15等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、2013年の春に超低空に見えるだけで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 3 23.81 63 18.2 1.657 2.280 117 14.7 20:55 (170, -9) Jan. 26 3 29.23 57 22.1 1.717 2.291 113 14.8 20:49 (166, -5) ヴィルト第１彗星 (63P) 現在は15.7等(1月11日、Sandor Szabo)。当初の予報より1等ほど暗い。春にかけて14等に達する。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 10 29.50 36 38.7 1.230 2.110 144 15.2 2:37 (180, 18) Jan. 26 10 26.24 36 30.8 1.175 2.085 149 14.9 2:06 (180, 19) アイソン彗星 (C/2012 S1) 現在は15.2等(1月11日、Sandor Szabo)。既に眼視でも見えている。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 7 32.15 31 27.1 4.106 5.069 166 15.6 23:35 (180, 24) Jan. 26 7 24.24 31 37.9 4.058 4.993 159 15.5 23:00 (180, 23) マクノート彗星 (C/2012 Y3) 12月末に、15等の明るさで発見された新彗星。南半球では、春から秋にかけて、13〜14等の明るさで、条件良く見えていたはずだが、発見されなかった。今後は4月に18等以下になるまで、条件良く観測できる。日本からも、今後は夕空で次第に減光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 5 15.84 -49 37.2 2.120 2.497 100 15.6 21:19 ( 0, 76) Jan. 26 5 12.99 -45 37.1 2.172 2.554 101 15.8 20:49 ( 0, 80) リニア彗星 (C/2012 A2) 現在は14.8等(1月9日、A. Novichonok)。2月まで15〜16等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと条件良く観測できる。南半球では、2013年夏まで、まったく観測できない。なお、Juan Jose Gonzalez氏は、11月6日に眼視で10.4等と、極めて明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 0 21.82 59 17.8 3.376 3.603 95 15.8 20:55 (150,-19) Jan. 26 0 27.84 56 33.0 3.482 3.615 89 15.9 20:49 (146,-19) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は17.1等(12月12日、佐藤英貴氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 14 32.18 -9 39.5 3.686 3.649 80 16.0 3:25 (252, 39) Jan. 26 14 37.16 -10 2.5 3.568 3.633 85 15.8 3:34 (246, 46) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は16.2等(12月25日、K. Hills)。南半球では、2013年の夏にかけて、長期に渡って15〜16等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 0 10.30 -71 34.2 4.483 4.112 61 15.9 20:55 ( 23, 39) Jan. 26 0 30.83 -69 57.9 4.499 4.132 62 15.9 20:49 ( 25, 39) リニア彗星 (C/2012 V2) 現在は16.5等(12月8日、門田健一氏)。2013年の夏から秋にかけて12等に達する。日本からは、春に15等になるまでしか観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、8月以降は、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 23 22.27 54 55.7 2.982 3.080 86 16.3 20:55 (142,-24) Jan. 26 23 38.27 53 33.7 2.975 3.009 82 16.2 20:49 (140,-24) ゲーレルス第２彗星 (78P) 2011年秋から2012年春にかけて、長期に渡って11〜12等の明るさを保った。現在は減光中。すでに17.0等まで暗くなった(1月11日、V. Gerke, S. Plaksa, A. Novichonok)。春にかけて、次第に暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 10 33.43 1 13.4 2.531 3.335 138 16.3 2:41 (180, 54) Jan. 26 10 29.68 1 30.1 2.500 3.367 146 16.4 2:09 (180, 54) ハーゲンローザー彗星 (168P) 異常に急激に増光して、10等に達した。現在もまだ11.3等と明るい(12月8日、Carlos Labordena)。だが、急激に拡散してきた。日本からはしばらく高く見えるが、今後は減光していく。南半球では、今後は観測できない。10月下旬には、分裂核が観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 1 53.94 43 50.6 1.362 1.841 102 16.7 20:55 (150, 2) Jan. 26 2 12.44 43 57.3 1.459 1.887 99 17.3 20:49 (150, 1) マクノート彗星 (260P/2012 K2) 2005年に14等まで明るくなった新彗星の、初回帰。予想をはるかに上回って増光し、11〜12等に達した。現在は減光中。だが、まだ15.2等と明るい(12月27日、井狩康一氏)。日本からはしばらく高く見える。南半球ではかなり低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 2 40.30 38 47.4 1.442 1.998 109 16.8 20:55 (155, 10) Jan. 26 2 53.41 38 31.6 1.548 2.042 105 17.2 20:49 (153, 10) マクノート彗星 (C/2012 K6) 春から夏にかけて、15〜16等に達する。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。昨年9月以降は、観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 16 51.11 -49 23.1 4.127 3.543 47 17.1 3:25 (312, 30) Jan. 26 16 52.37 -49 20.7 4.019 3.523 53 17.0 3:34 (310, 35) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は16.4等(1月6日、J. F. Hernandez)。2014年秋に、6等まで明るくなると期待されている。2013年は、秋に14等になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 17 23.69 8 30.9 7.412 6.805 48 17.2 3:25 (264, -6) Jan. 26 17 26.06 8 51.0 7.279 6.745 53 17.1 3:34 (259, 1) ハーゲンローザー彗星 (175P) 現在は17.4等(1月5日、K. Hills)。1月から6月にかけて、17等で条件良く観測できる。南半球では、やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 9 23.20 16 30.0 1.228 2.182 160 17.3 1:31 (180, 39) Jan. 26 9 19.37 17 19.1 1.184 2.158 169 17.2 0:59 (180, 38) トンボー-テナグラ彗星 (274P/2012 WX32) 1931年にトンボーが発見した彗星と同定された。1931年は12.5等と、例外的に明るかった。現在は17.5等(12月4日、Mt. Lemmon Survey)。3月まで17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 6 51.59 34 46.4 1.513 2.455 158 17.3 22:55 (180, 20) Jan. 26 6 47.03 35 27.0 1.542 2.451 151 17.3 22:23 (180, 20) リニア彗星 (C/2010 R1) 現在は17.8等(1月11日、P. Dupouy, et al.)。2012年に16.5等まで明るくなった。2013年の春にも、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 14 19.25 1 51.4 5.862 5.895 87 17.5 3:25 (239, 34) Jan. 26 14 16.87 2 12.7 5.748 5.910 94 17.5 3:34 (229, 40) 小惑星2008 YB3 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.3等(12月6日、E. Cozzi)。2008年から2014年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 7 22.15 40 51.0 6.242 7.162 157 17.6 23:25 (180, 14) Jan. 26 7 16.11 41 21.6 6.290 7.175 152 17.6 22:52 (180, 14) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は17.2等(12月31日、井狩康一氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 12 22.35 4 28.5 3.440 3.963 115 17.7 3:25 (204, 48) Jan. 26 12 23.20 4 27.1 3.339 3.953 122 17.6 3:34 (191, 50) スコッティ彗星 (244P/2010 Q1) 現在は17.7等(1月11日、V. Gerke, S. Plaksa, A. Novichonok)。2011年末から2012年の初めにかけて、17等に達した。この冬も、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 9 34.23 16 21.6 3.224 4.154 158 17.7 1:42 (180, 39) Jan. 26 9 30.38 16 39.2 3.199 4.163 166 17.7 1:10 (180, 38) リニア彗星 (C/2012 X1) 2014年の春に11等に達し、条件良く観測できると期待されている。現在は17.9等(1月3日、高橋俊幸氏)。日本からは、初夏まで条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 19 9 22.73 35 10.8 3.910 4.832 157 17.8 1:30 (180, 20) Jan. 26 9 17.79 36 8.9 3.832 4.769 160 17.7 0:58 (180, 19)