今週の明るい彗星 (2011年7月9日:北半球版)

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Updated on July 22, 2011
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* ギャラッド彗星 (C/2009 P1)

現在は8.6等(7月5日、Juan Jose Gonzalez)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って6〜8等の明るさを保ち、日本からは好条件で観測できると期待されている。南半球でも、10月に6.5等になるまで条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  22 32.75    4 51.1   1.974   2.674   123    8.7   3:08 (350, 59)  
July 16  22 19.79    6 59.1   1.821   2.607   131    8.4   2:47 (  0, 62)  

* クロンメリン彗星 (27P)

1984年以来、27年ぶりに戻ってきた。急激に増光中。現在は9.9等とたいへん明るい(7月6日、関勉氏)。7月から8月にかけて、太陽に0.75天文単位まで接近し、10等まで明るくなる。但し、今回帰は条件が悪い。日本からはずっと超低空で、7月中旬までしか見えない。南半球では超低空で、ほとんど観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   5  0.38   31 17.2   1.607   0.891    30   12.0   3:08 (238,  9)  
July 16   5 43.11   28 45.2   1.589   0.828    27   11.4   3:14 (239,  6)  

* エレーニン彗星 (C/2010 X1)

9月に太陽に0.5天文単位まで接近し、6等まで明るくなると期待されている。現在は11.0等と、急激に明るくなってきた(6月29日、関勉氏)。南半球では、9月初めに7等になるまで観測できる。日本からは既に低空で、8月には観測できなくなってしまうが、10月に明け方の空に現れた後は、真夜中に非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  10 51.85    5 53.6   1.726   1.427    55   12.7  21:01 ( 89, 12)  
July 16  11  0.62    5  0.5   1.676   1.310    51   12.3  20:56 ( 90,  9)  

* 紫金山第1彗星 (62P)

6月から7月にかけて12等級に達するが、今回帰は条件が悪く、まったく観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   8  3.66   23 52.5   2.364   1.387    12   12.6  21:01 (127, -9)  
July 16   8 29.06   22 57.6   2.375   1.395    11   12.7  20:56 (126, -9)  

* リニア彗星 (C/2011 M1)

新彗星。12.8等とかなり明るく、眼視でも見えている(7月1日、Juan Jose Gonzalez)。夏から秋にかけて、11.5等に達する。日本からは、8月半ばから9月末にかけては低空になるが、冬まで観測できる。南半球では、11月になるまで見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   1 27.31   57 24.4   1.368   1.382    69   13.1   3:08 (220, 51)  
July 16   2 17.90   64 57.6   1.307   1.298    66   12.7   3:14 (210, 47)  

* ヒル彗星 (C/2010 G2)

現在は12.4等で、眼視でも見えている(6月29日、Jakub Koukal)。秋に11〜12等まで明るくなる。日本からは、7月にはいったんやや低くなるが、2012年春までずっと良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   7 35.52   67 24.8   2.678   2.089    45   13.1  21:01 (161, 19)  
July 16   7 41.17   65 24.5   2.672   2.064    43   13.1  20:56 (161, 17)  

* ファン・ネス彗星 (213P/2009 B3)

2005年に大バーストを起こし、13等の明るさに達した新周期彗星の初回帰。現在は12.0等とたいへん明るく、眼視でも見えている(7月5日、Juan Jose Gonzalez)。夏から冬にかけて非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  23 16.93   -1 20.6   1.469   2.129   116   13.2   3:08 (334, 51)  
July 16  23 19.53   -0 10.9   1.410   2.134   122   13.1   3:14 (346, 54)  

* マクノート彗星 (C/2009 F4)

現在は13.1等と明るく、眼視でも見えている(6月6日、Chris Wyatt)。これから2013年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさで見える。日本からは観測できないが、南半球では条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  10 52.11  -76 53.2   5.262   5.606   104   13.5  21:01 ( 15,-32)  
July 16  10 52.16  -76 11.0   5.294   5.594   101   13.5  20:56 ( 16,-33)  

* マクノート彗星 (C/2011 L3)

新彗星。13.1等とかなり明るく、眼視でも見えている(7月1日、Juan Jose Gonzalez)。夏に13等で条件良く観測できる。日本からは、秋まで14〜15等で条件良く観測できる。南半球では、8月からは低くなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  21 39.17    6 36.7   1.122   1.965   133   13.7   2:35 (  0, 61)  
July 16  21 13.58   12 35.8   1.066   1.950   138   13.5   1:42 (  0, 67)  

* ロニオス彗星 (C/2006 S3)

現在は13.2等で、眼視でも見えている(7月5日、Jakub Koukal)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  19 19.61   -5 50.3   4.576   5.557   163   13.9   0:15 (  0, 49)  
July 16  19 10.25   -6 12.6   4.556   5.537   163   13.9  23:33 (  0, 49)  

* シュヴァスマン-ヴァハマン第1彗星 (29P)

現在は12.5等と明るく、眼視でも見えている(6月23日、Chris Wyatt)。夕空に低くなり、日本からは7月初めには、南半球でも8月半ばには、観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  10 57.76    0 23.6   6.715   6.258    59   14.1  21:01 ( 83, 10)  
July 16  11  1.30    0  3.2   6.807   6.259    53   14.1  20:56 ( 86,  6)  

* 小惑星シャイラ (596)

1906年に発見された巨大な小惑星。12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。眼視では11.5等と、かなり明るく観測された(12月17日、Juan Jose Gonzalez)。1月9日にもまだダストのコマが広がって見えていた(Joseph Brimacombe)。現在は13.8等の恒星状(4月5日、Juan Jose Gonzalez)。夕空に低くなり、8月には見えなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  10 30.61   22 11.6   3.378   2.770    45   14.6  21:01 (106, 17)  
July 16  10 40.60   20 57.8   3.427   2.758    42   14.6  20:56 (106, 14)  

* シュヴァスマン-ヴァハマン第3彗星 (73P)

現在は15.2等(6月24日、佐藤英貴氏)。秋には12等に達するが、観測条件は悪い。日本からは既に低空で、8月には観測できなくなる。その後は、近日点通過後の12月から2月にかけて、夕方の超低空にわずかに観測できるだけである。南半球ではずっと観測できるが、超低空にしか見えない。B核は、20等以下で写らない(5月14日、佐藤英貴氏)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  10 23.10   18 47.9   2.189   1.636    44   14.9  21:01 (103, 13)  
July 16  10 37.23   17  0.9   2.169   1.570    42   14.6  20:56 (103, 11)  

* カタリナ彗星 (C/2009 Y1)

ゆっくりと減光中だが、まだ13.7等と明るく、眼視でも見えている(7月7日、Jakub Cerny)。9月半ばまで14〜15等を保つ。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  23 53.95    3 34.2   2.600   3.045   106   15.0   3:08 (318, 51)  
July 16  23 50.12    1 15.0   2.519   3.086   114   15.0   3:14 (333, 53)  

* ゲーレルス第2彗星 (78P)

すでに14.6等と明るく、眼視でも見えている(7月6日、Jakub Cerny)。秋から冬にかけて12等に達し、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  23 46.35    5 27.9   1.999   2.495   107   15.3   3:08 (319, 54)  
July 16  23 51.30    6  7.8   1.892   2.466   112   15.0   3:14 (329, 58)  

* エケクルス彗星 (174P/(60558))

2006年1月にバーストを起こし、14等に達した。5月末に再びバーストを起こし、14.3等まで明るくなった(6月4日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ14.5等と明るい(6月27日、Jakub Koukal)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  16  4.67  -16  7.7   7.656   8.415   135   15.1  21:01 (  1, 39)  
July 16  16  3.42  -16  6.7   7.721   8.396   128   15.2  20:56 (  9, 38)  

* ジョンソン彗星 (48P)

急激に増光し、15.4等に達している(6月30日、P. Dupouy)。7月から10月にかけて、15等で条件良く観測できる。日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  20 39.95  -18 55.0   1.392   2.369   158   15.4   1:35 (  0, 36)  
July 16  20 36.72  -20  3.3   1.358   2.358   166   15.3   1:04 (  0, 35)  

* ギブス彗星 (C/2011 A3)

現在は14.8等で、眼視でも見えている(7月5日、Jakub Cerny)。2011年の夏から2012年の夏にかけて、15等を保つ。但し、近日点の頃は観測できない。2011年は日本で条件が良く、2012年は南半球で条件が良い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  13 20.80   20 38.2   2.849   2.931    84   15.4  21:01 ( 80, 50)  
July 16  13 26.10   19 15.3   2.882   2.887    80   15.4  20:56 ( 81, 46)  

* ギブス彗星 (C/2010 M1)

2011年夏から2012年夏にかけて、長期に渡って14〜15等を保つと期待されている。南半球では条件が良く、ずっと観測できる。日本からは、2011年春に低空に見えた後、2012年8月まで観測できない。但し、2010年6月に2日間しか観測されていないため、軌道はきわめて不確か。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  16 48.35  -48 13.4   2.421   3.280   141   15.6  21:39 (  0,  7)  
July 16  16 33.76  -49  9.6   2.437   3.229   134   15.5  20:57 (  0,  6)  

* リニア彗星 (C/2010 S1)

急激に増光中。現在は15.4等(6月25日、Tzec Maun Observatory, Mayhill)。眼視では14.0等と明るく見えている(6月27日、Jakub Koukal)。2013年に13等に達し、条件良く観測できると期待されている。日本からはずっと観測できる。南半球では見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   2  6.40   59 57.9   7.945   7.552    63   15.7   3:08 (217, 45)  
July 16   2  5.03   60 42.3   7.840   7.523    68   15.6   3:14 (215, 49)  

* テンペル第1彗星 (9P)

現在は15.5等(7月1日、佐藤英貴氏)。次第に減光し、9月には18等以下になる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   0 26.65  -11 47.7   1.745   2.230   104   15.9   3:08 (320, 34)  
July 16   0 29.92  -12  5.0   1.707   2.271   110   16.1   3:14 (328, 37)  

* マクノート-ヒューズ彗星 (130P)

現在は15.0等(6月26日、Tzec Maun Observatory)。当初の予報よりも明るい。夏から秋にかけて、15〜16等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  23 12.87  -14 21.1   1.373   2.101   122   16.0   3:08 (341, 39)  
July 16  23 17.23  -14 39.9   1.320   2.104   127   15.9   3:14 (351, 40)  

* カーディナル彗星 (C/2010 B1)

2010年の秋から冬にかけて、14等に達した。現在は減光中。南半球では、次第に減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   5 44.62  -31  5.8   3.740   3.305    57   16.0   3:08 (286,-34)  
July 16   5 50.84  -33  2.2   3.721   3.337    60   16.0   3:14 (291,-30)  

* レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75)

現在は15.9等(6月27日、P. Dupouy)。今後はゆっくりと暗くなっていく。日本からは、2012年春に17〜18等になるまで、ずっと観測できる。南半球では、ほとんど観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  22 57.44   51 52.4   4.933   5.050    90   16.0   3:08 (202, 71)  
July 16  22 57.34   52 22.2   4.892   5.075    94   16.0   3:14 (185, 72)  

* 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P)

現在は17.5等(7月5日、佐藤英貴氏)。8月半ばに地球に0.06天文単位まで大接近し、7〜8等まで明るくなる。これから急激に増光する。日本からは、8月上旬に10等になるまで観測できる。いったん南に去って観測できなくなるが、9月半ばに明け方の空に7等で現れ、その後は減光していく様子を観測できる。南半球では、8月半ばに8等になるまで観測できるが、その後は、冬に16等以下になるまで観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  21 41.08  -19 46.8   0.579   1.528   144   17.2   2:36 (  0, 35)  
July 16  21 46.30  -21  4.2   0.461   1.436   150   16.1   2:13 (  0, 34)  

* マクノート彗星 (C/2011 C1)

4月半ばに0.88天文単位まで太陽に近づき、8.6等まで明るくなった(4月13日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。CCDでは、すでに15.3等まで暗くなった(7月4日、佐藤英貴氏)。だが、眼視ではまだ11.5等と、かなり明るい(7月9日、Sandor Szabo)。今後は急激に拡散、減光すると思われる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   2 19.86   16 43.9   1.731   1.648    68   16.2   3:08 (272, 33)  
July 16   2 29.07   16 38.6   1.745   1.739    72   16.8   3:14 (276, 38)  

* モーリー彗星 (115P)

現在は16.0等(7月6日、C. Rinner, F. Kugel)。夏から秋にかけて16等に達し、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  16  9.19   -1 54.5   1.367   2.177   131   16.2  21:01 (  0, 53)  
July 16  16  9.77   -2 30.6   1.400   2.157   125   16.2  20:56 (  9, 52)  

* ガン彗星 (65P)

2010年には12等まで明るくなった。現在は減光中。すでに17.2等まで暗くなった(7月5日、佐藤英貴氏)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   2  4.03    3 50.5   3.690   3.587    76   16.3   3:08 (287, 28)  
July 16   2  8.59    4  7.2   3.611   3.607    81   16.3   3:14 (292, 34)  

* クラーク彗星 (71P)

現在は17.1等(6月24日、J. F. Hernandez)。来年の冬に13等に達するが、今回帰は条件が悪く、近日点の頃は見えない。日本からは7月に16等になるまで、南半球では9月に15等になるまで、観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  11 17.96   11 19.7   2.459   2.136    59   16.4  21:01 ( 89, 21)  
July 16  11 28.35    9 47.6   2.489   2.098    56   16.3  20:56 ( 90, 17)  

* リニア彗星 (C/2011 F1)

2012年から2013年にかけて、9等に達すると期待されている。現在は16.7等(6月19日、高橋俊幸氏)。日本からは、2011年の秋にはいったん低くなるが、2012年の秋に10等級になるまで、ずっと観測できる。南半球では、近日点通過前はほとんど観測できないが、近日点通過後の2013年以降は条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  11 44.18   57 56.1   6.524   6.075    59   16.4  21:01 (139, 41)  
July 16  11 48.85   56 57.6   6.507   6.017    57   16.4  20:56 (138, 39)  

* クリステンセン彗星 (C/2006 W3)

2009年夏に7.7等に達した(2009年8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中。すでに15.3等まで暗くなった(6月29日、佐藤英貴氏)。日本からは二度と見えない。南半球では、2011年秋に18等以下になるまで、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  15 50.58  -64  7.2   6.461   7.120   127   16.5  21:01 (  2, -9)  
July 16  15 42.02  -63 33.2   6.568   7.168   122   16.6  20:56 (  6, -9)  

* マクノート彗星 (C/2011 L2)

新彗星。現在は17.6等(6月29日、佐藤英貴氏)。南半球では、夏から冬にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できる。日本からは観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  22 39.92  -51  0.1   1.602   2.392   130   16.8   3:08 (356,  4)  
July 16  22 32.93  -57 37.0   1.539   2.345   132   16.6   3:01 (  0, -2)  

* スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P)

現在は16.5等(7月2日、J. F. Hernandez)。2009年から2010年にかけて、16等で観測された。2011年は、春から秋にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  16 59.19  -23 36.5   3.267   4.177   149   17.0  21:51 (  0, 31)  
July 16  16 56.15  -23 38.0   3.334   4.186   142   17.1  21:20 (  0, 31)  

* ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3)

現在は17.3等(6月26日、佐藤英貴氏)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   1  2.49   19  1.5   8.050   8.020    84   17.1   3:08 (282, 49)  
July 16   1  0.52   19  7.7   7.928   8.021    91   17.0   3:14 (289, 57)  

* アラン-リゴー彗星 (49P)

明け方の空に現れてきた。急激に増光し、秋には14等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9   3 47.65    4 19.3   2.229   1.798    52   17.3   3:08 (270,  8)  
July 16   4  6.54    5  8.6   2.149   1.755    53   17.1   3:14 (272, 11)  

* フォーブズ彗星 (37P)

現在は17.4等(6月24日、J. F. Hernandez)。秋から冬にかけて15等に達するが、今回帰は条件が悪く、近日点の頃は観測できない。今後は夕空に低くなっていくが、南半球では9月に16等になる頃までは観測できる。日本からはまもなく観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  11 48.15   -7 52.7   2.194   2.154    74   17.4  21:01 ( 69, 15)  
July 16  11 57.70   -8 42.1   2.230   2.114    70   17.2  20:56 ( 70, 12)  

* リニア彗星 (C/2010 R1)

現在は17.1等(7月6日、C. Rinner, F. Kugel)。2011年から2013年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。2011年は、夏に好条件で観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  17  9.04    3 54.2   5.247   6.064   140   17.4  22:00 (  0, 59)  
July 16  17  1.76    3 46.6   5.296   6.046   133   17.4  21:25 (  0, 59)  

* マクノート彗星 (C/2011 L1)

新彗星。現在は17.8等(7月5日、L. Tesi, P. Bacci, G. Fagioli)。南半球では好条件。日本からも高くなってくるが、今後は急激に暗くなる。7月末には18等以下になる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  15 38.86  -20 28.8   2.241   3.007   130   17.5  21:01 (  9, 34)  
July 16  15 37.76  -18 33.7   2.369   3.051   123   17.7  20:56 ( 16, 35)  

* 小惑星2009 YS6

彗星のような逆行の軌道を持つ特異小惑星。現在は17.2等(7月1日、C. Bell)。6月から7月にかけて衝となり、17.5等で観測できる。すでに近日点は1月に通過している。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  19 14.04  -13 53.5   1.708   2.718   171   17.7   0:11 (  0, 41)  
July 16  18 49.09  -13 22.8   1.784   2.780   165   17.9  23:11 (  0, 42)  

* レモン彗星 (C/2009 UG89)

現在は16.6等(6月21日、佐藤英貴氏)。日本からは、夏にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  14 51.71   39 46.6   4.130   4.311    93   17.8  21:01 (112, 74)  
July 16  14 43.36   38 43.6   4.244   4.336    88   17.9  20:56 (107, 68)  

* マクノート彗星 (C/2011 N2)

新彗星。南半球では7月に18等で条件良く観測できる。日本からは超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
July  9  14  6.15  -38 26.5   2.293   2.864   114   17.9  21:01 ( 24, 11)  
July 16  14 13.21  -36 54.3   2.339   2.841   109   17.9  20:56 ( 28, 11)  

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