今週の明るい彗星 (2010年1月2日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 現在は9.6等とかなり明るい(12月29日、Maik Meyer)。春にかけて、長期に渡って9〜10等の明るさを保つ。今後、日本からは長期に渡って条件良く観測できる。2010年の秋まで、1年に渡って眼視で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 13 49.31 26 23.1 2.293 2.458 87 9.3 3:04 (231, 7) Jan. 9 14 2.18 29 3.8 2.254 2.491 92 9.3 3:12 (226, 8) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は10.3等と、かなり明るい(12月29日、Maik Meyer)。冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 12 12.56 -0 23.7 1.225 1.678 98 10.6 3:04 (232, 42) Jan. 9 12 27.71 -1 38.9 1.154 1.658 101 10.4 3:12 (227, 46) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 夏に7.7等に達した(8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中。すでに10.2等まで暗くなった(12月11日、Carlos Labordena)。現在は観測できない。南半球では、2月下旬に明け方の空に現れ、それ以降、長期に渡って観測できる。日本からは、春にも低空で観測できるが、その後は二度と見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 19 38.67 -18 11.5 4.524 3.570 12 10.4 21:03 ( 55,-14) Jan. 9 19 43.03 -18 52.6 4.578 3.602 6 10.5 21:01 ( 51,-17) ハウエル彗星 (88P) 10月に8.4等に達した(10月20日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ9.7等と明るい(12月20日、Marco Goiato)。日本からは、2月に13.5等になるまで、低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 21 50.31 -16 16.2 2.194 1.620 42 10.8 21:03 ( 77, 9) Jan. 9 22 10.63 -14 20.9 2.269 1.659 41 11.2 21:01 ( 78, 7) ニート彗星 (169P) CCDでは14〜15等と暗いが、眼視では11.6等と明るい(12月7日、Chris Wyatt)。Juan Jose Gonzalez氏は、11月18日に9.2等と、たいへん明るいと報告している。南半球では、11月から12月にかけては低空だが、ずっと観測できる。特に、1月以降はたいへん条件が良い。日本からは、現在は観測できないが、1月下旬になると、14等で明け方の空に姿を現し、その後は暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 16 43.37 -68 38.4 0.222 0.856 49 11.2 3:04 (336, 27) Jan. 9 12 45.53 -69 26.8 0.197 0.942 72 11.8 3:12 (341, 50) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は12.7等(12月16日、Marco Goiato)。予想よりやや暗い。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 5 48.15 9 26.2 1.031 1.984 160 11.9 22:59 (180, 46) Jan. 9 5 44.64 10 10.1 1.053 1.985 154 12.0 22:29 (180, 45) リニア彗星 (217P/2009 F3) 10月13日にバーストを起こし、10月15日には8.5等に達した(遊佐徹氏)。中心核が恒星のように輝き、ホームズ彗星のようなダストのコマが見られた。だが、数日のうちに通常の姿に戻った。現在は12.1等(12月18日、Marco Goiato)。今後は急激に暗くなり、1月末には14等以下になる。日本からは、春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 5 37.52 8 55.8 0.904 1.852 157 12.6 22:49 (180, 46) Jan. 9 5 33.66 10 43.6 0.984 1.909 152 13.0 22:18 (180, 44) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月以降、繰り返しバーストを起こして、眼視で見え続けている。現在もまだ、12.0等と明るい(12月12日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 9 50.98 11 39.4 5.446 6.185 135 13.6 3:04 (181, 43) Jan. 9 9 48.96 11 43.5 5.373 6.186 142 13.6 2:36 (180, 43) マクノート彗星 (C/2009 K5) 春に10等に達し、条件良く観測できると期待されている。現在は観測できない。2010年1月末に、13等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 17 42.36 -27 3.9 3.093 2.163 15 13.8 3:04 (308, -5) Jan. 9 17 51.14 -25 22.5 2.988 2.096 20 13.6 3:12 (303, -2) ガン彗星 (65P) 現在は観測できない。2010年2月には再び明け方の空に現れる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 17 3.61 -22 41.9 3.330 2.468 24 14.1 3:04 (299, -1) Jan. 9 17 18.19 -23 15.5 3.286 2.462 28 14.1 3:12 (296, 3) アイラス彗星 (126P) 現在は15.6等(12月7日、A. Maury, J. B. de Vanssay, F. Mallia, F. Kugel)。2010年の冬から春にかけて14等に達するが、条件が悪い。現在は、日本からは見えないが、南半球では、1月中旬まで観測できる。日本からは、2010年5月末に明け方の空に15等で現れ、それ以降、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 21 32.33 -31 24.7 2.489 1.804 37 14.3 21:03 ( 62, 14) Jan. 9 21 47.73 -28 4.3 2.512 1.781 33 14.3 21:01 ( 63, 10) ボアッティーニ彗星 (P/2009 Q4) 予想以上に急激に増光した。現在は11.8等と、かなり明るい(12月12日、Juan Jose Gonzalez)。1月以降は減光する。ずっと条件良く観測できるが、急減光するかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 10 28.51 6 29.7 0.591 1.407 124 14.3 3:04 (194, 48) Jan. 9 10 35.40 8 11.6 0.583 1.436 131 14.6 3:12 (184, 47) ヴィルト第４彗星 (116P) 2009年の春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。1月末には明け方の空で再び観測できるようになるが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 17 9.84 -24 57.0 3.340 2.463 22 14.5 3:04 (302, -1) Jan. 9 17 24.26 -25 16.7 3.324 2.485 26 14.6 3:12 (299, 3) カタリナ彗星 (C/2009 O2) 3月から4月にかけて、北の空で9〜10等で見えると期待されている。12月中旬まで夕空で明るく見えていたはずだが、10月以降、ほとんど観測されていない。現在は観測できないが、1月末に13.5等で明け方の空に現れ、急激に明るくなる。南半球では、近日点通過後に低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 19 19.61 -1 20.5 2.507 1.646 22 15.2 21:03 ( 65,-29) Jan. 9 19 25.92 0 6.4 2.409 1.545 22 14.8 21:01 ( 62,-34) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は13.4等で、眼視でも見えている(12月24日、Marco Goiato)。冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 4 56.10 14 38.8 1.184 2.103 152 15.1 22:08 (180, 40) Jan. 9 4 52.26 15 17.4 1.198 2.078 144 15.0 21:36 (180, 40) カタリナ彗星 (P/2005 JQ5) 12月末に近日点を通過する。太陽の近くで急激に明るくなるが、今回は条件が悪く、観測できない。検出すら困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 20 16.65 -21 56.1 1.676 0.826 20 15.2 21:03 ( 59, -5) Jan. 9 20 56.21 -19 56.8 1.661 0.842 22 15.4 21:01 ( 63, -4) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。10月にはまだ11.6等と明るかった(10月10日、Marco Goiato)。だが、すでに眼視では見えない。日本からは二度と見えない。南半球では、冬にはいったん低くなるが、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 19 9.12 -48 26.4 3.901 3.045 25 15.2 21:03 ( 31, 4) Jan. 9 19 22.65 -47 37.0 3.980 3.121 25 15.4 21:01 ( 29, 3) ラ・サグラ彗星 (P/2009 T2) 新周期彗星。急激に増光した。現在は14.8等で、眼視でも見えている(12月4日、Juan Jose Gonzalez)。冬には15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 2 16.45 -7 19.2 1.202 1.759 106 15.3 21:03 (137, 55) Jan. 9 2 27.10 -7 48.6 1.259 1.755 102 15.3 21:01 (131, 53) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 2008年末から2009年初めにかけて、10等に達した。現在は減光中。だが、まだ16.0等と明るい(12月1日、門田健一氏)。冬には再び15〜16等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 10 23.60 3 40.3 4.692 5.315 124 15.3 3:04 (194, 51) Jan. 9 10 21.10 3 28.4 4.658 5.369 132 15.3 3:08 (180, 52) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。現在は14.2等(12月14日、門田健一氏)。この予報より少し明るく、まだ眼視で見えるだろう。今後は次第に暗くなりながら、来年春に18等以下になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 13 40.88 27 13.1 2.789 2.953 89 15.3 3:04 (230, 7) Jan. 9 13 38.29 30 11.4 2.729 3.015 97 15.5 3:12 (221, 11) リニア彗星 (C/2007 G1) 2008年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.8等(12月18日、A. Novichonok, A. Smirnov, S. Plaksa)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも再び観測できるようになった。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 5 0.79 -37 56.6 4.362 4.846 113 15.6 22:12 ( 0, 87) Jan. 9 4 54.17 -36 30.4 4.445 4.898 111 15.6 21:38 ( 0, 89) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2009年2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。現在は16.2等(12月22日、R. Garcia)。2010年の春に17〜18等で夕空に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 5 11.07 20 59.5 3.698 4.620 157 15.7 22:22 (180, 34) Jan. 9 5 1.83 20 49.5 3.825 4.688 147 15.8 21:45 (180, 34) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.4等(11月3日、門田健一氏)。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 21 39.42 -1 26.7 8.588 7.944 46 15.7 21:03 ( 87, -2) Jan. 9 21 40.53 -1 26.6 8.636 7.908 39 15.7 21:01 ( 84, -7) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は16.6等(12月8日、C. Rinner, F. Kugel)。今回帰は条件が悪く、2010年の春から秋にかけて11〜12等に達するが、観測できない。夕空で次第に明るくなっていくが、1月には15等で西に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 21 41.31 -0 19.7 2.838 2.291 47 15.9 21:03 ( 89, -2) Jan. 9 21 53.01 0 19.3 2.851 2.243 43 15.7 21:01 ( 87, -5) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は16.8等(12月18日、門田健一氏)。予報よりやや暗い。春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 15 44.11 20 42.5 3.277 2.959 62 15.8 3:04 (252,-11) Jan. 9 15 43.26 20 55.3 3.206 2.984 68 15.8 3:12 (247, -4) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は16.8等(12月20日、J. M. Trigo-Rodriguez)。急激に増光し、冬から春にかけて15等に達し、条件良く観測できると期待されている。ただ、最近の光度は、この予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 10 37.62 17 22.3 1.595 2.318 126 16.0 3:04 (194, 36) Jan. 9 10 39.99 17 41.6 1.521 2.306 132 15.8 3:12 (185, 37) ヒル彗星 (C/2009 U3) 現在は15.7等(12月27日、井狩康一氏)。春にかけて、夕空で15.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 1 12.01 36 60.0 1.217 1.785 107 15.9 21:03 (149, 9) Jan. 9 1 2.93 38 48.5 1.253 1.728 100 15.9 21:01 (144, 3) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は16.6等(12月5日、門田健一氏)。2009年の前半に15〜16等で観測された。2010年も、冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 13 38.92 -3 48.7 3.688 3.599 77 16.0 3:04 (253, 29) Jan. 9 13 44.13 -4 10.9 3.590 3.602 82 15.9 3:12 (248, 35) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。すでに15.7等まで暗くなった(12月23日、門田健一氏)。来年春に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 23 54.92 -5 27.4 2.620 2.556 75 15.9 21:03 (104, 28) Jan. 9 0 4.06 -4 20.4 2.749 2.597 70 16.2 21:01 (103, 24) マクノート彗星 (C/2005 L3) 2007年から2009年にかけて13等に達し、眼視でも見えた。遠方の彗星のため、いまだ15.7等と明るい(12月28日、P. C. Sherrod)。春にかけて、再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 13 27.26 33 32.0 7.391 7.542 95 16.1 3:04 (223, 5) Jan. 9 13 25.88 34 17.1 7.322 7.574 101 16.1 3:12 (217, 9) トリトン彗星 (157P) 2003年にはバーストを起こし、11等に達したが、今回はそこまで明るくならなそう。現在は16.2等(12月26日、門田健一氏)。冬には条件良く観測できるが、16等止まりのようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 0 21.77 12 2.1 1.120 1.471 88 16.2 21:03 (124, 22) Jan. 9 0 37.64 13 2.0 1.139 1.443 85 16.2 21:01 (123, 19) レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75) 明け方の空に現れてきた。2010年に長期に渡って15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 16 52.93 10 1.8 5.673 5.007 43 16.3 3:04 (271,-19) Jan. 9 16 59.69 10 43.1 5.593 4.983 47 16.2 3:12 (266,-13) コルレヴィッチ彗星 (203P/2008 R4) 現在は15.9等(12月18日、門田健一氏)。この彗星は、近日点通過後に明るくなる傾向がある。2010年から2011年にかけて、16等で観測できる。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 4 23.29 23 49.6 2.321 3.188 146 16.8 21:35 (180, 31) Jan. 9 4 21.07 23 36.2 2.379 3.186 138 16.8 21:05 (180, 31) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は16.9等(12月22日、遊佐徹氏)。遠方の彗星だが、長い尾を伸ばしている。2009年に近日点を通過したが、2008年の方が明るかった。今後は減光し、来年春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 23 0.87 32 28.1 4.171 4.145 81 17.0 21:03 (126, -6) Jan. 9 23 4.25 32 56.8 4.279 4.166 76 17.0 21:01 (124,-10) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) ゆっくりと減光中。現在は16.9等(12月23日、門田健一氏)。2月に18等以下になるまで、暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 10 12.87 7 42.2 1.849 2.582 128 17.0 3:04 (189, 47) Jan. 9 10 8.59 7 38.6 1.831 2.636 136 17.1 2:56 (180, 47) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 9月に近日点を通過し、14.6等まで明るくなった(9月19日、佐藤英貴氏)。現在は減光中だが、まだ16.5等と明るい(12月20日、J. M. Aymami)。2月に18等以下になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 23 4.01 13 44.8 1.916 1.869 72 17.1 21:03 (112, 7) Jan. 9 23 17.94 15 50.2 2.037 1.928 69 17.2 21:01 (112, 3) リニア彗星 (230P/2009 U6) 現在は17.9等(12月5日、門田健一氏)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 11 13.28 15 19.2 1.430 2.077 117 17.2 3:04 (205, 36) Jan. 9 11 14.87 16 28.6 1.402 2.121 124 17.2 3:12 (195, 37) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、15.9等まで明るくなった(11月24日、A. Sanchez)。現在は減光中。すでに16.7等まで暗くなった(12月14日、吉本勝己氏)。1月中旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 1 58.08 13 45.0 0.652 1.360 110 17.4 21:03 (147, 34) Jan. 9 2 23.63 15 22.6 0.737 1.418 110 17.7 21:01 (147, 33) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.0等(12月19日、門田健一氏)。2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 2 27.07 17 41.2 8.094 8.611 118 17.4 21:03 (156, 34) Jan. 9 2 23.99 17 30.9 8.196 8.596 110 17.4 21:01 (148, 31) シュヴァスマン-ヴァハマン第２彗星 (31P) 現在は18.4等(12月18日、井狩康一氏)。2010年の初めと、2011年の初めに、17.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 5 28.74 20 29.1 2.646 3.591 161 17.7 22:40 (180, 35) Jan. 9 5 24.44 20 34.1 2.678 3.583 153 17.7 22:08 (180, 34) ヒル彗星 (232P/2009 W1) 現在は17.7等(12月21日、門田健一氏)。冬に17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 10 5.41 32 10.7 2.245 3.030 135 17.8 3:04 (184, 23) Jan. 9 10 4.01 32 57.6 2.199 3.037 142 17.8 2:51 (180, 22) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。現在は17.6等(12月22日、井狩康一氏)。1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 3 0.88 33 16.9 2.640 3.349 129 17.9 21:03 (169, 21) Jan. 9 3 1.03 32 55.1 2.737 3.368 122 18.0 21:01 (163, 20) ニート彗星 (P/2004 F3) 2004年から2005年にかけて14等まで明るくなった新周期彗星。遠日点でも18等で観測できるはずだが、2008年1月以降、観測されていない。急減光したようだ。現在は、実際には20.4等以下(9月16日、Leonid Elenin)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 2 6 44.10 30 24.3 4.002 4.979 172 20.0 0:00 (180, 25) Jan. 9 6 39.06 30 38.1 4.006 4.971 167 20.0 23:23 (180, 24)