今週の明るい彗星 (2009年11月21日：北半球版)

English version Home page	Updated on November 29, 2009
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ハウエル彗星 (88P) 10月に8.4等に達した(10月20日、Marco Goiato)。まだ9.4等と明るい(11月12日、Marco Goiato)。2月まで長期に渡って観測できる。年末まで、9等前後で見える。但し、日本からは、今後はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 19 27.54 -25 22.4 1.826 1.431 51 9.1 18:19 ( 40, 17) Nov. 28 19 53.73 -24 19.8 1.876 1.455 50 9.3 18:18 ( 41, 18) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 現在は9.5等とかなり明るい(10月26日、Juan Jose Gonzalez)。2010年の春にかけて、長期に渡って9〜10等の明るさを保つ。今後、日本からは長期に渡って条件良く観測できる。2010年の秋まで、1年に渡って眼視で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 12 27.95 14 22.6 2.648 2.309 59 9.3 5:11 (282, 41) Nov. 28 12 41.71 15 53.7 2.581 2.328 64 9.3 5:17 (284, 46) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 夏に7.7等に達した(8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中だが、まだ9.3等と明るい(11月8日、Juan Jose Gonzalez)。今後は次第に低くなり、12月には見えなくなる。南半球では、2010年以降も長期に渡って観測できる。日本からは、2010年春にも低空で観測できるが、その後は見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 19 16.16 -12 47.1 3.933 3.396 50 9.8 18:19 ( 51, 25) Nov. 28 19 19.14 -13 54.3 4.059 3.422 44 9.9 18:18 ( 55, 21) ニート彗星 (169P) CCDでは15〜16等と暗いが、眼視では12.9等と明るい(11月18日、Alan Hale)。Juan Jose Gonzalez氏は、11月18日に9.2等と、たいへん明るいと報告している。12月に10等に達すると期待されている。南半球では、11月から12月にかけては低空だが、ずっと観測できる。特に、1月以降はたいへん条件が良い。日本からは、夕空の低空で、11月末に11等になるまで観測できる。1月下旬になると、14等で明け方の空に姿を現し、その後は暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 18 37.66 -25 16.1 0.755 0.634 39 11.2 18:19 ( 49, 10) Nov. 28 18 55.01 -28 28.7 0.639 0.609 36 10.5 18:18 ( 48, 6) リニア彗星 (217P/2009 F3) 10月13日にバーストを起こし、10月15日には8.5等に達した(遊佐徹氏)。中心核が恒星のように輝き、ホームズ彗星のようなダストのコマが見られた。だが、数日のうちに通常の姿に戻った。現在は10.6等(11月13日、Marco Goiato)。12月まで10〜11等を保つ。日本からは、2010年の春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 6 19.19 -1 44.4 0.651 1.528 136 10.6 2:20 ( 0, 53) Nov. 28 6 13.02 -0 20.5 0.669 1.578 144 10.9 1:46 ( 0, 55) ヴィルト第２彗星 (81P) すでに11.2等まで増光してきている(10月26日、Juan Jose Gonzalez)。今後は高く昇り、冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 10 39.36 7 52.7 1.729 1.840 80 11.9 5:11 (318, 56) Nov. 28 10 54.93 6 29.7 1.637 1.809 83 11.6 5:17 (327, 57) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は13.6等で、眼視でも見えている(10月26日、Juan Jose Gonzalez)。今後は急激に増光し、冬には12等で眼視でも見えるようになる。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 6 9.57 8 38.7 1.131 2.012 143 12.5 2:10 ( 0, 64) Nov. 28 6 8.18 8 21.1 1.088 2.004 149 12.3 1:41 ( 0, 63) ボアッティーニ彗星 (P/2009 Q4) 予想以上に急激に増光中。現在は13.8等で眼視でも見えている(10月26日、Juan Jose Gonzalez)。冬には13〜14等で、眼視でも観測できる。来年春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 9 0.17 3 19.5 0.697 1.321 101 13.6 5:00 ( 0, 58) Nov. 28 9 19.37 3 8.5 0.674 1.324 104 13.5 4:52 ( 0, 58) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月以降、繰り返しバーストを起こして、眼視で見え続けている。現在もまだ、11.9等と明るい(11月14日、Marco Goiato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 9 52.42 12 8.2 6.052 6.176 92 13.8 5:11 (335, 65) Nov. 28 9 53.48 11 56.9 5.940 6.177 99 13.8 5:17 (354, 67) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ11.6等と明るい(10月10日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、冬にはいったん低くなるが、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 17 24.35 -53 26.0 3.283 2.585 38 13.9 18:19 ( 37,-19) Nov. 28 17 45.18 -52 39.7 3.399 2.662 35 14.2 18:18 ( 38,-19) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。現在は13.3等(11月7日、門田健一氏)。この予報より少し明るく、まだ眼視で見えるだろう。今後は次第に暗くなりながら、来年春に18等以下になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 13 34.54 14 37.8 3.157 2.590 47 14.0 5:11 (271, 28) Nov. 28 13 37.34 16 10.0 3.108 2.649 53 14.2 5:17 (274, 35) ヴィルト第４彗星 (116P) 春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。2010年になると、15等で明け方の空に姿を現すが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 15 40.47 -21 7.6 3.332 2.345 1 14.1 5:11 (284,-18) Nov. 28 15 55.51 -21 59.1 3.345 2.363 4 14.1 5:17 (287,-14) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ12.0等と明るい(11月13日、Marco Goiato)。だが、まもなく眼視で見えなくなりそう。来年春に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 23 5.60 -11 40.6 1.853 2.304 104 14.3 19:04 ( 0, 43) Nov. 28 23 12.88 -10 44.0 1.976 2.346 99 14.6 18:44 ( 0, 44) ガン彗星 (65P) 現在は観測できない。2010年2月には再び明け方の空に現れる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 15 38.79 -17 47.9 3.505 2.519 2 14.3 5:11 (281,-16) Nov. 28 15 52.46 -18 47.1 3.488 2.509 5 14.3 5:17 (285,-12) マクノート彗星 (C/2009 K5) 2010年の春に10等に達し、条件良く観測できると期待されている。現在は、日本からは見えない。南半球でも、11月下旬には見えなくなる。その後、2010年1月末に、13等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 16 50.74 -35 24.8 3.479 2.582 21 14.8 18:19 ( 56,-14) Nov. 28 16 59.10 -34 7.6 3.444 2.511 16 14.7 18:18 ( 60,-17) アイラス彗星 (126P) 現在は15.7等(9月19日、佐藤英貴氏)。2010年の冬から春にかけて14等に達するが、条件が悪い。現在は、日本からは見えないが、南半球では条件良く観測できる。南半球では、1月中旬まで観測できる。日本からは、2010年5月末に明け方の空に15等で現れ、それ以降、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 19 45.03 -49 53.3 2.370 1.988 55 14.8 18:19 ( 24, -1) Nov. 28 20 5.07 -47 4.5 2.387 1.952 52 14.7 18:18 ( 26, 0) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ15.4等と明るい(10月18日、門田健一氏)。冬にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 6 19.50 21 25.8 3.365 4.205 144 15.0 2:21 ( 0, 76) Nov. 28 6 7.98 21 27.4 3.368 4.275 153 15.1 1:42 ( 0, 76) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.6等(10月31日、佐藤英貴氏)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも再び観測できるようになった。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 5 53.80 -42 51.4 4.090 4.534 110 15.1 1:55 ( 0, 12) Nov. 28 5 44.47 -42 33.7 4.111 4.586 112 15.2 1:18 ( 0, 12) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 2008年末から2009年初めにかけて、10等に達した。現在は減光中。だが、まだ15.3等と明るい(11月2日、門田健一氏)。冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 10 25.69 6 4.8 5.015 4.988 82 15.1 5:11 (325, 56) Nov. 28 10 26.91 5 32.6 4.956 5.042 89 15.2 5:17 (339, 59) ラ・サグラ彗星 (P/2009 T2) 新周期彗星。急激に増光している。現在は15.8等(11月7日、門田健一氏)。冬には15等に達し、条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 1 39.87 3 44.7 0.954 1.854 145 15.4 21:37 ( 0, 59) Nov. 28 1 42.31 0 50.4 0.977 1.830 137 15.3 21:12 ( 0, 56) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在は減光中。7月にはまだ11.0等と明るかった(7月12日、Marco Goiato)。だが、8月以降は観測されておらず、急減光した可能性もある。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 10 52.21 -59 2.6 3.531 3.232 64 15.3 5:11 (347, -6) Nov. 28 10 47.70 -60 8.8 3.554 3.308 67 15.4 5:17 (352, -6) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は15.6等(11月9日、J. M. Ruiz)。今後は急激に増光し、冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 5 28.13 12 59.8 1.345 2.277 154 15.8 1:29 ( 0, 68) Nov. 28 5 24.03 13 0.9 1.288 2.246 161 15.6 0:58 ( 0, 68) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.6等(10月24日、Catalina Sky Survey)。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 21 38.86 -0 37.6 8.132 8.160 88 15.7 18:19 ( 18, 53) Nov. 28 21 38.06 -0 52.0 8.220 8.124 80 15.7 18:18 ( 28, 51) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 9月に近日点を通過し、14.6等まで明るくなった(9月19日、佐藤英貴氏)。現在は減光中だが、まだ15.5等と明るい(11月3日、Charles Bell)。2月に18等以下になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 21 33.31 -2 54.9 1.239 1.531 86 16.0 18:19 ( 19, 51) Nov. 28 21 49.80 0 33.6 1.342 1.584 84 16.2 18:18 ( 24, 53) マクノート彗星 (C/2005 L3) 2007年から2009年にかけて13等に達し、眼視でも見えた。遠方の彗星のため、いまだ15.5等と明るい(10月30日、門田健一氏)。冬から春にかけて、再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 13 25.82 30 28.6 7.791 7.355 60 16.0 5:11 (256, 37) Nov. 28 13 26.97 30 47.8 7.734 7.386 65 16.1 5:17 (259, 44) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 2009年の前半に15〜16等で観測された。2010年も、冬から春にかけて、15.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 12 58.49 -0 19.6 4.204 3.580 45 16.2 5:11 (291, 26) Nov. 28 13 6.07 -1 2.3 4.131 3.582 50 16.2 5:17 (296, 31) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) ゆっくりと減光中。現在は15.9等(11月5日、門田健一氏)。2月に18等以下になるまで、暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 10 8.89 10 44.6 2.059 2.257 88 16.4 5:11 (328, 62) Nov. 28 10 13.08 9 56.6 2.020 2.311 94 16.5 5:17 (344, 64) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.4等(11月5日、Michael Jager)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 22 1.99 -5 23.3 0.380 1.070 91 16.4 18:19 ( 6, 50) Nov. 28 22 50.44 -1 18.4 0.390 1.108 97 16.4 18:23 ( 0, 54) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は16.1等(11月3日、門田健一氏)。遠方の彗星だが、長い尾を伸ばしている。2009年に近日点を通過したが、2008年の方が明るかった。今後は減光し、来年春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 22 57.24 31 13.7 3.518 4.036 115 16.4 18:55 ( 0, 86) Nov. 28 22 55.45 31 16.7 3.621 4.052 109 16.5 18:26 ( 0, 86) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は17.4等(11月3日、門田健一氏)。今回帰は条件が悪く、2010年の春から秋にかけて11〜12等に達するが、観測できない。夕空で次第に明るくなっていくが、1月には15等で西に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 20 44.42 -2 2.8 2.653 2.578 74 16.6 18:19 ( 36, 47) Nov. 28 20 52.09 -2 1.4 2.695 2.531 69 16.5 18:18 ( 42, 44) トリトン彗星 (157P) 2003年にはバーストを起こし、11等に達した。現在は17.0等(11月3日、門田健一氏)。冬には条件良く観測できるが、16等止まりのようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 23 24.04 9 30.1 1.007 1.694 116 16.6 19:22 ( 0, 65) Nov. 28 23 28.67 9 27.2 1.025 1.652 110 16.5 18:59 ( 0, 65) ヒル彗星 (C/2009 U3) 現在は17.5等(11月5日、門田健一氏)。冬から春にかけて、夕空で15.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 2 51.46 24 20.2 1.193 2.166 166 16.7 22:47 ( 0, 80) Nov. 28 2 32.75 26 45.7 1.159 2.099 155 16.5 22:01 ( 0, 82) コルレヴィッチ彗星 (203P/2008 R4) 現在は16.5等(11月10日、R. Benavides)。この彗星は、近日点通過後に明るくなる傾向がある。2010年から2011年にかけて、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 4 49.97 25 16.8 2.249 3.211 164 16.9 0:51 ( 0, 80) Nov. 28 4 45.19 25 5.4 2.226 3.206 172 16.9 0:19 ( 0, 80) リニア彗星 (P/2009 U6) シュヴァスマン-ヴァハマン第１とヴィルト第２のすぐ近くで発見された新周期彗星。現在は16.8等(10月19日、門田健一氏)。冬にかけて、しばらく17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 10 30.49 12 22.5 1.644 1.827 83 16.9 5:11 (317, 61) Nov. 28 10 41.07 12 25.9 1.607 1.866 88 16.9 5:17 (327, 64) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は18.0等(11月21日、C. Rinner, F. Kugel)。これから急激に増光する。冬から春にかけて15等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 9 59.87 17 57.7 2.145 2.406 92 17.1 5:11 (325, 70) Nov. 28 10 8.40 17 37.1 2.045 2.389 97 16.9 5:17 (342, 72) ホルト-オルムステッド彗星 (127P) 予想以上に明るくなっている。予報では19等のはずだったが、現在は16.2等(10月18日、門田健一氏)。11月まで17〜18等で条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 0 30.65 10 28.6 1.418 2.206 132 17.2 20:28 ( 0, 66) Nov. 28 0 31.38 11 10.3 1.487 2.211 125 17.4 20:02 ( 0, 66) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。現在は17.2等(10月26日、J. Gonzalez)。冬まで長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 3 23.55 35 33.3 2.279 3.238 163 17.2 23:20 (180, 89) Nov. 28 3 17.54 35 17.9 2.307 3.256 161 17.3 22:47 (180, 90) スペースウォッチ彗星 (C/2007 VO53) 現在は16.9等(11月7日、吉本勝己氏)。2011年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 23 51.28 80 27.8 4.501 4.994 114 17.3 19:47 (180, 45) Nov. 28 23 19.43 79 22.1 4.500 4.981 113 17.2 18:48 (180, 46) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は17.8等(10月20日、井狩康一氏)。2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 2 53.92 19 7.9 7.737 8.705 167 17.3 22:51 ( 0, 74) Nov. 28 2 48.69 18 52.1 7.758 8.689 159 17.3 22:18 ( 0, 74) リニア彗星 (C/2009 T3) 11月から12月にかけて、17.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 2 31.15 25 46.8 1.398 2.357 161 17.4 22:25 ( 0, 81) Nov. 28 1 53.41 24 36.2 1.447 2.338 147 17.5 21:21 ( 0, 80) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過したが、太陽に近くて観測できなかった。予報では13.5等だったが、STEREO探査機の画像では10〜11等と、予想以上に明るくなった。現在は16.4等(10月29日、S. Wakuda)。晩秋まで、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 0 36.99 34 1.5 1.301 2.126 136 17.5 20:34 ( 0, 89) Nov. 28 0 31.23 31 18.4 1.398 2.162 129 17.7 20:01 ( 0, 86) シュヴァスマン-ヴァハマン第２彗星 (31P) 2010年の初めと、2011年の初めに、17.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 5 56.85 20 10.3 2.757 3.642 149 17.9 1:58 ( 0, 75) Nov. 28 5 53.07 20 12.1 2.703 3.633 157 17.9 1:26 ( 0, 75) ニート彗星 (P/2004 F3) 2004年から2005年にかけて14等まで明るくなった新周期彗星。遠日点でも18等で観測できるはずだが、2008年1月以降、観測されていない。急減光したようだ。現在は、実際には20.4等以下(9月16日、Leonid Elenin)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 21 7 8.38 28 28.5 4.292 5.022 133 17.9 3:09 ( 0, 83) Nov. 28 7 5.74 28 48.9 4.211 5.015 140 17.9 2:39 ( 0, 84)