今週の明るい彗星 (2009年10月24日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ハウエル彗星 (88P) 現在は8.6等とかなり明るい(10月23日、Marco Goiato)。2010年2月まで長期に渡って観測できる。年末まで、9等前後で見える。但し、日本からは、今後はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 17 38.33 -26 34.9 1.679 1.369 54 8.7 18:39 ( 43, 14) Oct. 31 18 5.78 -26 45.4 1.708 1.379 53 8.7 18:32 ( 42, 14) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 夏に7.7等に達した(8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中だが、まだ9.6等と明るい(10月23日、Marco Goiato)。今後は次第に低くなり、12月には見えなくなる。南半球では、2010年以降も長期に渡って観測できる。日本からは、2010年春にも低空で観測できるが、その後は見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 19 10.15 -6 52.6 3.361 3.301 77 9.2 18:39 ( 34, 42) Oct. 31 19 10.55 -8 36.5 3.511 3.323 70 9.4 18:32 ( 39, 38) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 明け方の空に現れてきた。8.7等と、予報通りに明るい(10月16日、Juan Jose Gonzalez)。2010年の春にかけて、長期に渡って9〜10等の明るさを保つ。今後、日本からは長期に渡って条件良く観測できる。2010年の秋まで、1年に渡って眼視で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 11 33.17 9 47.2 2.914 2.260 41 9.4 4:48 (274, 23) Oct. 31 11 46.80 10 44.8 2.850 2.268 45 9.4 4:54 (276, 27) リニア彗星 (217P/2009 F3) 10月13日にバーストを起こし、10月15日には8.5等に達した(遊佐徹氏)。中心核が恒星のように輝き、ホームズ彗星のようなダストのコマが見られた。だが、数日のうちに通常の姿に戻った。現在は10.5等(10月24日、Marco Goiato)。12月まで10〜11等を保つ。日本からは、2010年の春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 6 20.07 -4 33.9 0.617 1.352 111 9.9 4:11 ( 0, 50) Oct. 31 6 24.07 -4 14.0 0.623 1.391 116 10.1 3:47 ( 0, 51) ヴィルト第２彗星 (81P) すでに11.8等と明るく、眼視でも見えている(10月16日、Juan Jose Gonzalez)。今後は高く昇り、冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 9 37.59 12 59.6 2.121 1.979 68 12.9 4:48 (291, 48) Oct. 31 9 52.94 11 47.8 2.020 1.943 71 12.6 4:54 (297, 50) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ11.6等と明るい(10月10日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、冬にはいったん低くなるが、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 15 43.55 -55 25.4 2.804 2.274 48 12.9 18:39 ( 36,-21) Oct. 31 16 11.51 -55 10.2 2.924 2.352 46 13.2 18:32 ( 36,-20) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。8月21日に9.5等まで減光した(Juan Jose Gonzalez)後、西空に沈んだ。明け方の空に13等で現れてくる。再び眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 13 20.02 9 58.9 3.245 2.364 23 12.9 4:48 (259, 1) Oct. 31 13 24.00 10 57.9 3.242 2.419 28 13.2 4:54 (262, 8) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ11.7等と明るい(10月24日、Marco Goiato)。だが、11月には眼視で見えなくなりそう。来年春に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 22 43.15 -14 44.4 1.398 2.139 125 13.0 20:31 ( 0, 40) Oct. 31 22 47.55 -14 6.3 1.504 2.180 120 13.3 20:08 ( 0, 41) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は14.2等で、眼視でも見えている(10月24日、Alan Hale)。今後は急激に増光し、冬には12等で眼視でも見えるようになる。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 5 59.70 10 39.8 1.377 2.061 119 13.5 3:50 ( 0, 66) Oct. 31 6 4.42 10 5.9 1.306 2.047 125 13.2 3:28 ( 0, 65) ヴィルト第４彗星 (116P) 春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。2010年になると、15等で明け方の空に姿を現すが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 14 40.86 -16 52.0 3.241 2.280 12 13.8 18:39 ( 77,-11) Oct. 31 14 55.64 -18 2.8 3.269 2.295 9 13.8 18:32 ( 77,-13) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月にバーストを起こした。現在もまだ、12.2等と明るい(10月17日、Carlos Labordena)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 9 43.52 13 14.8 6.492 6.170 66 14.0 4:48 (290, 47) Oct. 31 9 46.38 12 55.3 6.386 6.171 73 14.0 4:54 (297, 52) ニート彗星 (169P) これから急激に増光し、12月に10等に達する。南半球では、11月から12月にかけては低空だが、ずっと観測できる。特に、1月以降はたいへん条件が良い。日本からは、夕空の低空で、11月末に11等になるまで観測できる。1月下旬になると、14等で明け方の空に姿を現し、その後は暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 17 20.96 -17 27.2 1.132 0.913 50 15.3 18:39 ( 52, 18) Oct. 31 17 38.72 -19 2.4 1.056 0.828 47 14.3 18:32 ( 52, 16) ガン彗星 (65P) 現在は観測できない。2010年2月には再び明け方の空に現れる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 14 46.70 -13 19.8 3.525 2.566 13 14.4 18:39 ( 79, -8) Oct. 31 14 59.30 -14 30.9 3.528 2.553 9 14.4 18:32 ( 79,-11) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ14.4等と明るい(9月23日、大島雄二氏)。冬にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 6 56.83 21 5.3 3.510 3.922 107 14.8 4:48 ( 0, 76) Oct. 31 6 49.13 21 11.2 3.456 3.994 116 14.8 4:13 ( 0, 76) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在は減光中。7月にはまだ11.0等と明るかった(7月12日、Marco Goiato)。だが、8月以降は観測されておらず、急減光した可能性もある。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 10 54.05 -54 46.5 3.368 2.923 55 14.8 4:48 (330,-13) Oct. 31 10 55.64 -55 46.5 3.420 3.001 57 14.9 4:54 (334,-11) ボアッティーニ彗星 (P/2009 Q4) 予想以上に急激に増光中。現在は14.6等(10月19日、門田健一氏)。冬には14等台となり、眼視でも見えるかもしれない。来年春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 7 33.41 5 28.1 0.822 1.356 96 15.1 4:48 (343, 59) Oct. 31 7 56.12 4 49.0 0.785 1.340 97 14.9 4:54 (348, 59) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.2等(9月20日、井狩康一氏)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも再び観測できるようになった。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 6 24.63 -42 12.0 4.077 4.329 98 14.9 4:15 ( 0, 13) Oct. 31 6 18.28 -42 35.3 4.072 4.380 101 15.0 3:41 ( 0, 12) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 2008年末から2009年初めにかけて、10等に達した。現在は減光中。だが、まだ14.6等と明るい(9月27日、佐藤英貴氏)。冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 10 15.14 8 39.2 5.220 4.769 58 15.0 4:48 (288, 38) Oct. 31 10 18.56 7 57.2 5.176 4.824 63 15.0 4:54 (295, 43) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は15.4等(9月25日、佐藤英貴氏)。晩秋まで15等で条件良く観測できる。遠方の彗星だが、長い尾を伸ばしている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 23 15.91 31 3.6 3.177 3.980 138 15.0 21:03 ( 0, 86) Oct. 31 23 9.53 31 9.1 3.248 3.992 133 15.1 20:30 ( 0, 86) アイラス彗星 (126P) 2010年の冬から春にかけて14等に達するが、条件が悪い。現在は、日本からは見えないが、南半球では条件良く観測できる。南半球では、1月中旬まで観測できる。日本からは、2010年5月末に明け方の空に15等で現れ、それ以降、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 18 14.62 -59 32.6 2.321 2.147 67 15.3 18:39 ( 19,-10) Oct. 31 18 38.76 -57 23.7 2.331 2.105 64 15.2 18:32 ( 20, -8) マクノート彗星 (C/2009 K5) 2010年の春に10等に達し、条件良く観測できると期待されている。現在は、日本からは見えない。南半球でも、11月下旬には見えなくなる。その後、2010年1月末に、13等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 16 19.46 -40 43.2 3.511 2.867 43 15.3 18:39 ( 45, -8) Oct. 31 16 26.88 -39 20.2 3.517 2.796 37 15.2 18:32 ( 48, -9) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 現在は14.6等(9月19日、佐藤英貴氏)。9月に近日点を通過し、今が最も明るい。南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からも、減光しながら次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 20 14.04 -21 24.7 0.901 1.346 90 15.2 18:39 ( 10, 33) Oct. 31 20 36.73 -16 0.9 0.971 1.387 89 15.4 18:32 ( 10, 39) ヒル彗星 (C/2009 O4) 現在は14.4等で、眼視でも見えている(9月14日、Alan Hale)。冬まで15等の明るさで見える。南半球ではずっと条件良く観測できるが、日本からは次第に低くなり、晩秋には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 22 56.41 -36 17.5 2.074 2.669 116 15.3 20:44 ( 0, 19) Oct. 31 22 49.33 -38 24.6 2.169 2.649 107 15.4 20:09 ( 0, 17) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は15.9等(9月26日、佐藤英貴氏)。2010年にかけて15等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 15 31.79 27 5.4 3.405 2.799 45 15.6 18:39 (108, 23) Oct. 31 15 33.11 25 44.1 3.443 2.807 43 15.7 18:32 (109, 19) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.2等(8月13日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 21 46.29 0 43.5 7.797 8.306 117 15.7 19:34 ( 0, 56) Oct. 31 21 43.78 0 20.0 7.874 8.269 110 15.7 19:04 ( 0, 55) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) ゆっくりと減光中。現在は15.5等(10月19日、門田健一氏)。2月に18等以下になるまで、暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 9 39.76 14 48.9 2.188 2.041 68 15.8 4:48 (289, 49) Oct. 31 9 48.79 13 41.4 2.161 2.094 72 16.0 4:54 (296, 52) ラ・サグラ彗星 (P/2009 T2) 新周期彗星。急激に増光している。現在は16.2等(10月16日、D. Levy, W. Levy, T. Glinos)。冬には15等に達し、条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 1 41.68 17 12.1 0.984 1.976 173 16.3 23:29 ( 0, 72) Oct. 31 1 40.10 13 52.8 0.956 1.941 170 16.0 23:00 ( 0, 69) トリトン彗星 (157P) 2003年にはバーストを起こし、11等に達した。現在は16.5等(10月10日、La Sagra)。冬には条件良く観測できる。14等まで明るくなるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 23 27.63 11 16.0 0.977 1.876 144 16.4 21:15 ( 0, 66) Oct. 31 23 23.57 10 39.7 0.976 1.829 136 16.2 20:44 ( 0, 66) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は17.8等(9月20日、井狩康一氏)。今後は急激に増光し、冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 5 30.94 13 30.6 1.673 2.408 127 16.6 3:22 ( 0, 69) Oct. 31 5 32.33 13 19.8 1.578 2.374 133 16.4 2:56 ( 0, 68) ホルト-オルムステッド彗星 (127P) 予想以上に明るくなっている。予報では19等のはずだったが、現在は16.4等(9月25日、佐藤英貴氏)。11月まで17〜18等で条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 0 43.01 8 12.4 1.228 2.196 162 16.7 22:30 ( 0, 63) Oct. 31 0 37.82 8 43.1 1.260 2.197 154 16.8 21:58 ( 0, 64) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過したが、太陽に近くて観測できなかった。予報では13.5等だったが、STEREO探査機の画像では10〜11等と、予想以上に明るくなった。現在は16.4等(8月23日、C00)。晩秋まで、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 1 40.91 46 32.2 1.054 1.954 145 16.8 23:26 (180, 79) Oct. 31 1 17.90 43 34.2 1.091 2.001 147 16.8 22:36 (180, 82) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.7等(8月14日、吉本勝己氏)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 19 10.09 -16 20.1 0.454 0.991 76 17.0 18:39 ( 29, 34) Oct. 31 19 46.96 -14 38.0 0.423 0.999 78 16.8 18:32 ( 25, 37) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は17.4等(9月16日、A. Novichonok, V. Nevski, D. Chestnov)。今回帰は条件が悪く、2010年の春から秋にかけて11〜12等に達するが、観測できない。夕空で次第に明るくなっていくが、1月には15等で西に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 20 23.06 -1 8.7 2.460 2.763 96 17.0 18:39 ( 11, 53) Oct. 31 20 26.87 -1 30.7 2.510 2.717 91 16.9 18:32 ( 18, 52) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。現在は17.4等(9月15日、A. Novichonok, V. Nevski, D. Chestnov)。冬まで長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 3 47.23 35 20.5 2.301 3.168 145 17.0 1:39 (180, 90) Oct. 31 3 42.05 35 35.6 2.276 3.185 151 17.0 1:06 (180, 89) リニア彗星 (222P/2009 MB9) 明るい新周期彗星の初回帰。6月には小惑星として観測されていたが、8月31日に12.3等(Juan Jose Gonzalez)と、予想外に明るくなった。9月20日にもまだ13.6等と明るく、眼視で見えていた(吉田誠一)。だが、急激に減光中。すでに17.4等まで暗くなった(10月10日、門田健一氏)。11月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 8 50.61 25 17.5 0.701 1.140 82 17.1 4:48 (284, 64) Oct. 31 8 54.55 25 42.9 0.721 1.214 88 17.7 4:54 (292, 70) コルレヴィッチ彗星 (203P/2008 R4) 現在は17.0等(10月18日、門田健一氏)。この彗星は、近日点通過後に明るくなる傾向がある。2010年から2011年にかけて、16〜17等に達するだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 5 1.80 25 36.8 2.467 3.234 133 17.2 2:53 ( 0, 81) Oct. 31 5 0.28 25 35.5 2.396 3.228 140 17.1 2:24 ( 0, 81) スペースウォッチ彗星 (C/2007 VO53) 現在は17.2等(9月4日、門田健一氏)。2011年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 3 0.29 80 20.3 4.610 5.051 110 17.4 0:54 (180, 45) Oct. 31 2 15.75 81 11.6 4.567 5.036 112 17.3 23:32 (180, 44) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.0等(9月21日、Mt. Lemmon Survey)。2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 3 15.24 20 3.6 7.837 8.771 158 17.4 1:07 ( 0, 75) Oct. 31 3 10.03 19 51.4 7.785 8.755 166 17.4 0:34 ( 0, 75) ヒル彗星 (C/2009 U3) 冬から春にかけて、夕空で15.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 3 46.92 15 30.9 1.523 2.448 152 17.8 1:38 ( 0, 70) Oct. 31 3 36.77 17 26.5 1.415 2.377 161 17.5 1:01 ( 0, 72) ラッセル第４彗星 (94P) 最近の観測がないが、これから急激に増光する。冬から春にかけて15等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 9 19.83 19 51.0 2.552 2.478 74 17.9 4:48 (287, 55) Oct. 31 9 30.57 19 19.8 2.450 2.459 78 17.7 4:54 (293, 59) リニア彗星 (C/2009 T3) 11月から12月にかけて、17.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 4 55.41 23 52.5 1.646 2.455 135 18.0 2:47 ( 0, 79) Oct. 31 4 26.32 25 7.5 1.524 2.427 148 17.8 1:51 ( 0, 80) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P/2009 R2) 1783年以来、200年以上も行方不明だったピゴット彗星が、2003年にリニアが発見した彗星と同定された。現在は17.6等(9月11日、Catalina Sky Survey)。高く見えるようになってきたが、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 24 9 34.64 52 5.4 2.181 2.308 84 17.9 4:48 (226, 57) Oct. 31 9 51.90 53 33.7 2.152 2.345 88 18.1 4:54 (222, 59)