今週の明るい彗星 (2009年6月13日：北半球版)

English version Home page	Updated on June 20, 2009
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 現在は6.8等(6月12日、Marco Goiato)と、たいへん明るい。南半球ではたいへん条件が良く、夏にかけて双眼鏡で見られる。日本からは、6月上旬から8月中旬まで、夕方の低空でなんとか観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 13 17.48 -39 10.4 1.010 1.803 125 7.0 21:01 ( 15, 15) June 20 12 57.19 -29 13.6 1.124 1.799 114 7.2 21:04 ( 28, 20) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 現在は8.6等とかなり明るい(6月12日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、今後は夕空で長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 7 43.18 2 6.5 1.797 1.202 39 8.3 21:01 ( 98, -8) June 20 7 58.98 -2 13.8 1.798 1.207 39 8.3 21:04 ( 96,-14) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 現在は8.8等とかなり明るい(6月17日、Juan Jose Gonzalez)。晩秋まで8〜10等で長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 22 31.78 35 36.6 3.024 3.135 86 8.6 2:58 (259, 64) June 20 22 23.17 35 30.9 2.902 3.130 93 8.5 2:59 (262, 71) コプフ彗星 (22P) 現在は9.0等と、かなり明るい(6月3日、Marco Goiato)。秋にかけて、長期に渡って9〜10等と明るく見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 22 15.30 -9 57.6 0.924 1.589 109 9.4 2:58 (324, 38) June 20 22 27.05 -9 28.2 0.892 1.599 113 9.3 2:59 (328, 40) 李-スワン彗星 (C/2009 F6) 4月から5月にかけて、8〜9等で明るく見えた。現在は観測不可能。だが、8月末には明け方の空に12等で現れ、その後は低空でゆっくりと暗くなっていく。南半球では、8月以降はずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 6 3.46 33 13.5 2.358 1.388 13 9.8 21:01 (137, -5) June 20 6 18.33 29 59.4 2.430 1.433 8 10.0 21:04 (137,-10) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在もまだ9.3等と明るい(6月13日、Marco Goiato)。だが、今後は減光していく。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 3 52.47 -60 5.7 1.117 1.448 85 9.8 2:58 (322,-40) June 20 5 14.57 -61 50.6 1.205 1.517 85 10.2 2:59 (326,-47) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 現在は9.8等とかなり明るい(6月13日、 Marco Goiato)。これから2010年の春にかけて、長期に渡って10〜11等の明るさを保つ。日本からは観測できないが、10月初めに明け方の空に現れ、それ以降はしばらく10等で条件良く観測できる。南半球では、夕空で急激に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 7 25.63 -7 0.2 3.270 2.608 42 11.0 21:01 ( 93,-17) June 20 7 37.75 -5 33.2 3.287 2.570 38 11.0 21:04 ( 97,-20) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。11.8等まで暗くなり(5月17日、Carlos Labordena)、西空に沈んだ。だが、8月には14等で明け方の空に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 6 51.59 22 1.0 3.433 2.502 19 12.6 21:01 (122, -6) June 20 6 55.03 21 55.4 3.553 2.579 14 12.8 21:04 (126,-10) 楊-高彗星 (P/2009 L2) 明るい新周期彗星。現在は12.9等で、眼視でも見えている(6月17日、Juan Jose Gonzalez)。夏の天の川の中を北上している。今後、日本からは条件が良くなるが、急激に暗くなる。8月には15等以下、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 18 14.68 -16 48.3 0.314 1.323 166 12.7 0:50 ( 0, 38) June 20 18 18.42 -10 43.5 0.334 1.342 166 12.9 0:26 ( 0, 44) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 予想を上回って急激に増光し、春に9.3等に達した(3月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ9.7等とかなり明るい(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。だが、6月下旬には西空に沈む。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 8 2.22 25 32.8 2.465 1.744 35 12.8 21:01 (114, 10) June 20 8 22.51 24 30.3 2.550 1.797 33 13.1 21:04 (115, 7) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は11.1等と、かなり明るくなっている(6月12日、Marco Goiato)。7月に西空に沈むまで、長期に渡って12〜13等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 10 30.50 10 37.1 2.252 2.190 73 12.8 21:01 ( 81, 31) June 20 10 41.58 9 20.3 2.318 2.185 69 12.9 21:04 ( 83, 26) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) 今回帰は条件が悪く、まだ観測されていない。6月には13.5等で明け方の低空に現れ、次第に高くなりながら、ゆっくりと暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 3 26.90 24 32.0 2.202 1.377 27 13.3 2:58 (241, 2) June 20 3 52.85 25 51.7 2.196 1.379 27 13.3 2:59 (240, 3) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 12月から1月にかけて、9.8等に達した(12月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ12.5等と明るい(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。6月には西空に沈む。だが、冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 8 8.51 25 9.7 4.504 3.746 37 13.6 21:01 (113, 10) June 20 8 17.01 24 13.8 4.615 3.798 32 13.7 21:04 (116, 6) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。日本からはすでに観測できないが、南半球では長期に渡って条件良く観測できる。だが、昨年の夏以降、眼視での観測は報告されていない。最近のCCD観測からも、まだ12〜13等で眼視でも見えると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 5 31.01 -40 51.4 3.733 3.413 64 13.7 21:01 ( 67,-54) June 20 5 39.84 -39 50.3 3.791 3.457 63 13.8 2:59 (292,-52) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過し、13.5等まで明るくなるが、太陽に近くて観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 6 6.41 19 49.5 1.257 0.314 10 13.7 21:01 (127,-14) June 20 6 20.54 21 0.2 0.930 0.141 6 15.1 21:04 (132,-16) ハウエル彗星 (88P) すでに13.2等と明るく、眼視でも見えている(6月17日、Juan Jose Gonzalez)。これから急激に増光し、秋には10等に達する。2010年2月まで長期に渡って観測できる。但し、日本からは、8月以降は高度は20度を下回り、最盛期はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 12 23.91 -0 24.9 1.338 1.860 103 14.1 21:01 ( 46, 44) June 20 12 28.44 -1 18.6 1.365 1.816 98 13.9 21:04 ( 52, 39) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 2008年9月から2009年3月まで、半年に渡って10〜11等の明るさで見え続けた。だが、4月以降は12等以下と暗い。6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 8 13.08 20 48.1 6.895 6.137 38 14.1 21:01 (109, 9) June 20 8 17.93 20 28.2 6.962 6.139 33 14.1 21:04 (112, 4) ショーマス彗星 (24P) 2009年夏に11等に達するが、今回帰は最悪の条件で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 5 39.81 24 20.3 2.434 1.421 3 14.8 21:01 (135,-15) June 20 6 4.65 24 59.1 2.392 1.378 2 14.2 21:04 (137,-15) リニア彗星 (217P/2009 F3) すでに14.3等まで明るくなってきた(6月12日、Artyom Novichonok)。これから急激に増光し、夏から冬にかけて、長期に渡って10〜11等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 22 54.94 -6 37.2 1.128 1.638 99 14.6 2:58 (312, 35) June 20 23 15.48 -5 52.9 1.035 1.585 101 14.2 2:59 (313, 37) 板垣彗星 (C/2009 E1) 急激に増光し、4月5日には7.5等に達した(Juan Jose Gonzalez)。再び明け方の空に現れてきた。現在は減光中。だが、まだ10.3等とかなり明るい(6月1日、Juan Jose Gonzalez)。今後は次第に高くなり、遠ざかるまでずっと観測できる。もうしばらく眼視でも見えそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 22 53.42 28 53.8 1.085 1.427 85 14.3 2:58 (270, 58) June 20 22 20.25 26 55.6 1.009 1.533 98 14.8 2:59 (286, 69) ガン彗星 (65P) 現在は12.7等で、眼視でも見えている(6月1日、Juan Jose Gonzalez)。2010年の夏に12〜13等まで明るくなる。2009年は、夏までしばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 11 58.43 9 58.5 2.642 2.890 93 14.4 21:01 ( 63, 48) June 20 12 2.45 9 0.9 2.715 2.870 88 14.5 21:04 ( 68, 42) マクノート彗星 (C/2006 Q1) 5月に10.9等に達した(5月11日、Marco Goiato)。ゆっくりと減光中。現在は13.4等(6月1日、Juan Jose Gonzalez)で、眼視でもまだ見えている。今後は夏まで、長期に渡って13〜14等で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 16 15.50 37 36.4 3.816 4.372 117 14.6 22:47 (180, 87) June 20 16 11.74 37 35.4 3.904 4.422 114 14.7 22:16 (180, 87) ギブス彗星 (C/2009 K4) 現在は14.0等と明るく、眼視でも見えている(6月11日、Juan Jose Gonzalez)。だが、急激に西空に低くなり、8月上旬には観測できなくなる。発見されたのは5月だが、冬から北の空で明るく見えていたはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 9 3.79 39 20.9 2.033 1.561 48 15.0 21:01 (120, 28) June 20 9 28.62 36 1.0 2.052 1.559 47 15.0 21:04 (117, 25) シューメーカー第４彗星 (199P/2008 G2) 2008年8月にバーストを起こし、14等に達した。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。現在は15.4等と、当初の予報より明るい(5月8日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 21 24.97 -30 37.4 2.251 2.971 126 15.1 2:58 (346, 23) June 20 21 26.65 -31 51.1 2.195 2.979 132 15.1 2:59 (352, 23) マクノート彗星 (C/2005 L3) 現在は13.7等(6月1日、Juan Jose Gonzalez)。2008年は春から秋にかけて13等と、眼視で明るく見えた。これから夏にかけて、再び14等で眼視でも見られる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 13 21.33 37 23.7 6.498 6.692 96 15.2 21:01 (105, 76) June 20 13 16.85 36 59.6 6.622 6.719 91 15.2 21:04 (103, 69) ロングモア彗星 (77P) 現在は13.6等で、眼視でも見えている(4月23日、津村光則氏)。しばらく14〜15等の明るさを保つが、今後は急激に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 11 41.67 -2 28.6 1.999 2.316 94 15.3 21:01 ( 55, 36) June 20 11 47.25 -4 2.1 2.078 2.313 90 15.4 21:04 ( 59, 30) 串田彗星 (144P) 予想以上に急激に増光し、8.4等に達した(1月30日、Juan Jose Gonzalez)。巨大な姿が双眼鏡でも見えるほどになった。現在は急激に減光中。だが、まだ12.3等と明るい(5月17日、Carlos Labordena)。夕空で次第に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 10 7.91 7 42.8 2.181 2.054 69 15.3 21:01 ( 82, 25) June 20 10 22.14 6 32.2 2.294 2.103 66 15.7 21:04 ( 83, 21) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は16.1等(5月25日、門田健一氏)。2009年から2010年にかけて15等まで明るくなり、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 20 42.95 53 45.0 2.769 2.984 92 15.5 2:58 (189, 71) June 20 20 18.65 56 15.9 2.698 2.959 94 15.4 2:27 (180, 69) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は15.2等(6月11日、Artyom Novichonok)。晩秋まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 0 44.23 9 0.5 4.171 3.912 68 15.5 2:58 (277, 25) June 20 0 46.40 10 31.7 4.063 3.907 73 15.5 2:59 (280, 31) マクノート彗星 (C/2008 A1) 9月に南天で6.3等に達した(9月4日、Marco Goiato)。現在は減光中。すでに16.2等まで暗くなった(5月8日、門田健一氏)。北天で暗くなっていく様子をずっと観測できる。南半球では二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 2 13.65 81 42.2 4.047 3.671 61 15.5 2:58 (190, 35) June 20 2 59.03 82 46.0 4.123 3.745 61 15.7 2:59 (189, 34) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.7等(5月19日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 22 55.46 6 9.0 8.872 9.006 94 16.3 2:58 (300, 45) June 20 22 53.84 6 12.1 8.715 8.969 101 16.2 2:59 (308, 50) レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75) 現在は16.4等(6月12日、門田健一氏)。2010年には15等に達する。今後、日本からは長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 15 10.71 6 28.0 5.091 5.861 135 16.7 21:43 ( 0, 61) June 20 15 8.34 6 56.2 5.129 5.827 129 16.7 21:13 ( 0, 62) リニア彗星 (209P/2008 X2) 4月に地球に接近し、14.3等に達して眼視でも見えた(4月22日、Alan Hale)。急激に南下し、日本からは、5月下旬以降は超低空になっている。現在は減光中。すでに16.2等まで暗くなった(5月19日、門田健一氏)。8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 23 29.46 -35 14.5 0.517 1.234 102 16.7 2:58 (323, 8) June 20 23 33.40 -38 36.8 0.548 1.297 108 16.9 2:59 (329, 7) マクノート彗星 (C/2009 F4) 2011年から2012年にかけて、14〜15等に達する。現在は17.3等(5月1日、門田健一氏)で、南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 15 7.11 -25 9.0 7.641 8.523 148 17.2 21:39 ( 0, 30) June 20 15 3.83 -25 13.9 7.672 8.488 141 17.2 21:08 ( 0, 30) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は18.3等(5月21日、Sierra Stars Observatory)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 17 1.63 -23 56.3 0.842 1.855 174 17.3 23:33 ( 0, 31) June 20 16 49.83 -23 22.9 0.795 1.797 165 17.4 22:53 ( 0, 32) マティチッチ彗星 (C/2008 Q1) 春に15.8等に達した(4月20日、Catalina Sky Survey)。現在は減光中。すでに16.7等まで暗くなった(6月1日、門田健一氏)。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 13 26.93 27 46.0 2.996 3.376 103 17.4 21:01 ( 65, 75) June 20 13 17.99 25 46.4 3.132 3.409 97 17.5 21:04 ( 74, 66) ボレリー彗星 (19P) 2008年夏に9.6等に達した(8月2日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。すでに17.3等まで暗くなった(6月1日、門田健一氏)。まもなく18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 12 30.09 28 31.0 3.108 3.306 92 17.7 21:01 ( 83, 64) June 20 12 32.51 27 0.9 3.236 3.348 87 17.8 21:04 ( 86, 58) ミュラー第５彗星 (173P/2005 T1) 2006年末〜2007年初めにかけて、16.5〜17等と明るく観測された。だが、太陽に近づいてきているにも関わらず、その後は暗くなっている。2008年春の近日点通過の頃は19.4等と暗かった(3月10日、津村光則氏)。現在は21.2等と極めて暗い(4月20日、J. V. Scotti)。この彗星は、発見時にも、近日点通過の頃には極めて暗く観測された。今回も、近日点を前に暗くなってしまった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 13 11 27.52 20 58.1 4.540 4.520 82 23.0 21:01 ( 83, 48) June 20 11 31.02 20 16.3 4.649 4.530 77 23.1 21:04 ( 86, 42)