今週の明るい彗星 (2008年1月12日：北半球版)

English version Home page	Updated on January 13, 2008
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。

17P/Holmes 10月24日に大バーストを起こし、2等級の明るさに達して、肉眼彗星となった。1月11日になっても、まだ3.5等の明るさを保っている(Toni Scarmato)。バースト直後は完全に恒星状だったが、その後は丸い円盤状のコマが、次第に大きく広がってきている。視直径はおよそ90分角まで大きくなり、拡散して、巨大な星雲のように見えている。この彗星は、1892年の発見時にも、大バーストを起こして4等まで明るくなった。この時は、いったん暗くなった後で、再度また急増光を見せた。これからしばらく、非常に条件良く観測できる。空の条件が良ければ、まだしばらくは肉眼で楽に見られそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 3 2.01 42 27.0 2.125 2.764 121 3.7 19:37 (180, 83) Jan. 19 3 6.02 41 31.7 2.227 2.794 115 4.1 19:14 (180, 83) 8P/Tuttle 現在は5.7等で、大きな姿が明るく見えている(1月11日、Toni Scarmato)。現在、彗星は急激に南下している。日本からは、2月上旬に7.5等で沈むまで観測できる。南半球では暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 10.25 -12 58.9 0.312 1.053 94 5.9 18:46 ( 0, 41) Jan. 19 2 26.55 -27 37.2 0.396 1.035 85 6.3 18:42 ( 2, 27) 46P/Wirtanen すでに8.8等(1月10日、Juan Jose Gonzalez)で、眼視でも明るく見えている。1月から3月にかけて8.5等に達し、好条件で観測できる。日本からは、7月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 0 3.56 -6 15.0 0.992 1.097 67 9.6 18:37 ( 40, 41) Jan. 19 0 24.86 -2 12.8 0.971 1.076 66 9.2 18:42 ( 46, 42) C/2007 T1 ( McNaught ) 現在は8.7等(1月10日、Marco Goiato)と、この予報よりかなり明るくなっている。日本からはすでに見えない。南半球では、2月にかけて9〜10等で条件良く観測できる。3月には、再び日本でも夕空に11等で姿を現し、暗くなっていく様子を5月まで観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 16 57.84 -66 13.8 1.421 1.102 50 9.7 5:38 (338,-21) Jan. 19 16 49.79 -73 3.3 1.313 1.163 58 9.7 5:38 (346,-23) C/2006 Q1 ( McNaught ) 現在は12.6等と明るく、眼視でも見えている(12月30日、Marco Goiato)。春に11等に達する。長期に渡って明るく見える彗星だが、しばらくは南天を移動する。南半球では、夏までずっと条件良く観測できる。日本からは、しばらくは超低空で観測は困難。だが、3月からは次第に高くなり、6月にかけては、夕空で11等で眼視でも見えるだろう。その後、再び見えなくなるが、2008年末には再び13等で明け方の空に現れ、その後はしばらく明るく観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 9 52.71 -51 2.0 2.953 3.282 100 12.3 2:30 ( 0, 4) Jan. 19 9 51.28 -51 28.6 2.863 3.245 104 12.2 2:01 ( 0, 3) (3200) Phaethon 12月初めに地球にかなり接近し、12.6等まで明るくなった(12月5日、Juan Jose Gonzalez)。ものすごいスピードで移動していく様子が好条件で観測できた。だが、12月中旬には観測できなくなった。2月には夕空の超低空に16〜17等で姿を現すが、事実上、今回帰はもう二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 18 55.53 -26 23.7 0.957 0.159 9 13.6 5:38 (293,-14) Jan. 19 20 9.29 -16 41.4 1.222 0.252 4 12.6 18:42 ( 80,-14) 29P/Schwassmann-Wachmann 1 今シーズンは7月からずっと14等以下の暗い状態が続いていたが、12月29日にバーストを起こして、現在、12.6等で明るく見えている(1月7日、Marco Goiato)。1月上旬は眼視で明るく見られるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 5 58.76 30 32.4 5.064 5.985 157 13.4 22:33 ( 0, 86) Jan. 19 5 55.52 30 23.9 5.114 5.987 150 13.4 22:02 ( 0, 85) C/2006 OF2 ( Broughton ) すでに13.5等と明るく眼視でも見えている(11月13日、Juan Jose Gonzalez)。2008年の秋に10.5等に達し、条件良く見られる。1月末には低すぎて観測できなくなる。その後、5月には明け方の空に12.5等で姿を現し、その後は2009年5月まで、1年に渡ってずっと14等より明るく、眼視で観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 21 58.36 -0 43.7 4.254 3.578 41 13.7 18:37 ( 72, 23) Jan. 19 22 5.62 0 14.6 4.265 3.528 36 13.6 18:42 ( 77, 19) C/2006 S5 ( Hill ) 現在は13.4等と明るく、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。今後、春まで、長期に渡って観測できる。3月までは14等で、眼視で見られそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 7 49.50 17 26.7 1.673 2.653 173 13.9 0:28 ( 0, 72) Jan. 19 7 46.13 16 59.1 1.682 2.664 174 13.9 23:52 ( 0, 72) C/2007 F1 ( LONEOS ) すでに日本からは見えなくなったが、南半球では夕空の低空に見えている。10月28日に太陽に0.4天文単位まで接近し、5.3等に達した(10月25日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中で、12月1日にはすでに10.1等まで暗くなった(Marco Goiato)。近日点の直前には増光がかなり鈍ったが、通過した後は急激に減光している。今後、日本からは二度と見えないが、南半球では高度は低いながらも、暗くなっていく様子をずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 18 33.79 -65 35.5 2.197 1.652 44 13.9 5:38 (332,-29) Jan. 19 18 44.15 -67 29.0 2.256 1.765 48 14.2 5:38 (335,-28) 93P/Lovas 1 現在は13.3等と、眼視でも明るく見えている(1月4日、吉田誠一)。今後もしばらく位置の条件が良いが、次第に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 1 41.46 29 14.8 1.218 1.725 102 14.0 18:37 ( 37, 83) Jan. 19 1 57.83 29 50.4 1.281 1.737 99 14.1 18:42 ( 59, 81) 192P/2007 T3 ( Shoemaker-Levy 1 ) 10月には18等と暗かったが、その後は急激に増光した。現在は13.4等と明るく、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となると思われる。2月にかけて14等で見られるだろう。但し、高度は30度程度。その後、4月に17等で西空に低くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 23 40.06 -12 53.8 1.726 1.495 59 14.5 18:37 ( 41, 32) Jan. 19 23 58.94 -8 57.3 1.779 1.516 58 14.5 18:42 ( 48, 33) C/2008 A1 ( McNaught ) 明るい新彗星。眼視でも13〜14等で見えると思われる。秋に明るくなると期待されているが、ずっと南天を移動するため、日本からは見づらい。日本からは、3月上旬までずっと高度10度ほどの超低空に位置した後、しばらく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 6 33.11 -43 53.8 3.446 3.936 112 14.6 23:06 ( 0, 11) Jan. 19 6 21.03 -44 23.0 3.402 3.868 111 14.5 22:27 ( 0, 11) C/2006 U6 ( Spacewatch ) 現在は15.7等(10月6日、門田健一氏)と、予報通りに明るくなってきている。春から夏にかけて、南天で13.5等に達する。南半球では、これからずっと観測できる状態が続く。だが、日本からは、1月まで超低空に位置した後は、観測できなくなる。その後は、2008年末に、15等まで暗くなってから、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 0 26.14 -46 42.1 3.250 2.944 63 14.7 18:37 ( 16, 6) Jan. 19 0 31.94 -46 27.3 3.269 2.906 60 14.7 18:42 ( 21, 4) C/2007 B2 ( Skiff ) 現在は16.1等(11月30日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。3月から7月にかけて13.5等に達し、眼視でも観測できるだろう。これから5月までは、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 12 45.83 9 9.0 3.318 3.679 103 15.0 5:23 ( 0, 64) Jan. 19 12 48.25 8 40.0 3.185 3.641 109 14.8 4:58 ( 0, 64) C/2006 K4 ( NEAT ) 現在は15.8等(9月2日、R. Salvo)。春まで長期に渡って15等を保つ。南半球でもしばらく低くなっていたが、ゆっくりと高く見えるようになってきている。南の空を移動するため、南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できないだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 18 6.20 -69 2.9 3.775 3.216 48 15.0 5:38 (337,-28) Jan. 19 18 17.85 -70 45.4 3.729 3.226 52 14.9 5:38 (339,-27) C/2007 G1 ( LINEAR ) 現在は15.6等(11月24日、門田健一氏)。一時的に観測できなくなっていたが、1月からは明け方の空で次第に高くなっていく。2008年春から2009年春にかけて、長期に渡って12等と明るくなる。但し、彗星は南下するため、日本からは8月までしか観測できない。南半球ではずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 17 41.74 0 41.2 4.864 4.096 34 15.1 5:38 (281, 17) Jan. 19 17 46.95 0 4.3 4.766 4.046 38 15.0 5:38 (285, 21) C/2005 L3 ( McNaught ) 2007年の春から秋にかけて、14等で眼視でも見えた。しばらく観測不可能だったが、明け方の空で次第に高くなってくる。春には、再び高い位置で、14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 17 10.70 2 0.9 6.289 5.593 41 15.1 5:38 (285, 24) Jan. 19 17 12.29 2 38.1 6.212 5.593 47 15.0 5:38 (289, 29) C/2006 V1 ( Catalina ) 2007年春から夏にかけて、16等で観測された。しばらく観測できなかったが、南半球では再び姿を現してきた。今後、2008年夏まで16等で条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 16 50.18 -47 10.9 3.383 2.719 41 15.2 5:38 (325, -7) Jan. 19 17 9.52 -47 55.9 3.354 2.733 43 15.2 5:38 (326, -6) 110P/Hartley 3 現在は14.5等で、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。2月まで、14.5〜15等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 4 58.65 28 26.2 1.622 2.492 145 15.2 21:33 ( 0, 83) Jan. 19 4 56.94 27 37.8 1.674 2.490 137 15.2 21:04 ( 0, 83) C/2006 VZ13 ( LINEAR ) 7月14日に7.2等に達した(Maik Meyer)後、8月13日には9.0等まで減光した(Carlos Labordena)。しばらく観測できなかったが、再び観測できるようになっている。南半球では次第に暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、地平線すれすれのまま暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 9 51.13 -49 40.9 2.139 2.534 102 15.3 2:30 ( 0, 5) Jan. 19 9 21.96 -49 18.5 2.141 2.616 107 15.5 1:33 ( 0, 6) C/2006 W3 ( Christensen ) すでに14.3等と明るく、眼視でも見えている(12月9日、吉田誠一)。2009年夏に11等に達すると期待されている。北天を移動するため、それまで日本からはずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 3 59.30 63 10.5 5.181 5.810 125 15.4 20:33 (180, 62) Jan. 19 3 47.18 62 32.0 5.203 5.762 120 15.4 19:54 (180, 62) P/2007 H1 ( McNaught ) 秋には12.6等に達し、眼視でも明るく見られた(10月5日、吉田誠一)。現在は減光中。12月9日にはまだ14.0等で眼視でも見えた(吉田誠一)が、すでに眼視では難しい。今後は暗くなりながら低くなる。3月に17等で西空に低くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 0 53.85 -6 18.7 2.486 2.495 79 15.6 18:37 ( 24, 46) Jan. 19 1 2.94 -5 6.1 2.588 2.513 74 15.8 18:42 ( 33, 45) 2005 WY3 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。11月20日には16.9等まで増光してきている(Siding Spring Survey)が、まだ完全に小惑星状。2月から3月にかけて15等に達する。その後、7月に18等以下になるまで、日本からはずっと観測できる。近日点距離は1.8天文単位とやや大きいが、これから彗星活動を見せるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 10 1.15 -31 57.1 1.130 1.788 115 15.8 2:38 ( 0, 23) Jan. 19 10 6.01 -32 13.7 1.082 1.784 119 15.7 2:16 ( 0, 23) C/2007 W1 ( Boattini ) 現在は16.7等まで増光してきている(12月19日、P. C. Sherrod)。2008年6月下旬に太陽に0.85天文単位まで接近し、6等に達すると期待されている。日本からは、これからしばらく条件が良く、明るくなっていく様子を観測できる。2月には14等になり、眼視でも見え始めるだろう。その後、5月25日頃に7.5等になるまで観測できる。近日点の頃は1ヶ月半ほど観測できなくなるが、7月上旬には再び明け方の空に7等で姿を現し、その後は次第に暗くなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、6月中旬に低くなるが、暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 12 31.56 -6 32.3 2.343 2.711 101 16.2 5:09 ( 0, 48) Jan. 19 12 36.19 -7 27.4 2.165 2.625 106 15.9 4:46 ( 0, 48) 50P/Arend 現在は14.6等で眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 23.13 43 31.5 1.418 2.029 114 16.1 18:59 (180, 81) Jan. 19 2 34.50 43 12.1 1.494 2.049 109 16.2 18:43 (180, 82) 26P/Grigg-Skjellerup 急激に増光してきているはずだが、12月21日に19等で観測された(Luca Buzzi)後は、観測されていない。3月から4月にかけて13等に達し、眼視でも見られると期待されている。南半球ではずっと条件良く観測できる。北半球では、3月までずっと高度が低いが、4月からは高くなり、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 12 14.61 -33 34.3 0.992 1.430 92 16.5 4:51 ( 0, 21) Jan. 19 12 40.66 -36 7.9 0.917 1.380 93 16.2 4:50 ( 0, 19) 70P/Kojima 現在は16.8等(11月23日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなっている。これから4月まで、長期に渡って16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 12 31.68 2 35.7 1.691 2.161 104 16.4 5:09 ( 0, 58) Jan. 19 12 37.57 2 32.5 1.634 2.182 110 16.3 4:47 ( 0, 57) C/2006 K1 ( McNaught ) 現在は16.2等(11月24日、門田健一氏)。3月まで夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 48.69 -17 32.1 4.369 4.651 100 16.4 19:23 ( 0, 38) Jan. 19 2 48.67 -15 58.8 4.477 4.668 95 16.4 18:56 ( 0, 39) 74P/Smirnova-Chernykh 2009年から2010年にかけて15等に達する。現在は16.5等(12月18日、J. R. Vidal)。3月まで16.5等で条件良く観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 4 50.35 23 16.7 3.170 3.999 143 16.5 21:25 ( 0, 78) Jan. 19 4 47.62 23 18.6 3.231 3.990 135 16.6 20:54 ( 0, 78) 188P/2007 J7 ( LINEAR-Mueller ) 秋には14.4等で眼視でも見えた(10月6日、吉田誠一)。だが、すでに減光中で、12月半ばには17等まで暗くなっている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 0 29.25 9 36.4 2.548 2.559 79 16.6 18:37 ( 45, 57) Jan. 19 0 38.14 10 39.4 2.637 2.563 74 16.7 18:42 ( 55, 54) C/2007 U1 ( LINEAR ) 2008年秋に15.5等に達し、条件良く観測できる。この冬は、3月まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 5 33.54 4 10.3 2.993 3.852 146 16.7 22:07 ( 0, 59) Jan. 19 5 19.43 4 50.5 3.034 3.820 137 16.7 21:25 ( 0, 60) 191P/2007 N1 ( McNaught ) 近日点を通過した後も増光して、11月半ばに15.5等の最大光度に達した。眼視でも14.5等で見えた(11月14日、Alan Hale)。だが、現在は減光中で、すでに16.8等まで暗くなっている(12月17日、Charles Bell)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 48.64 8 22.2 1.697 2.246 111 16.8 19:24 ( 0, 63) Jan. 19 2 54.46 9 31.9 1.794 2.268 105 16.9 19:02 ( 0, 65) C/2003 WT42 ( LINEAR ) 2005年末から2006年前半にかけて、13等で眼視でも明るく観測された。現在は減光中。再び明け方の空に高くなってきた。6月まで、長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 14 23.19 -0 21.7 7.147 7.005 77 16.8 5:38 (327, 50) Jan. 19 14 25.09 -0 32.0 7.069 7.038 84 16.8 5:38 (336, 52) 65P/Gunn 2010年に13等に達する。現在は遠日点に近いが、秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 8 50.38 29 5.4 3.348 4.288 160 17.0 1:28 ( 0, 84) Jan. 19 8 45.37 29 34.7 3.312 4.275 166 17.0 0:56 ( 0, 85) P/2007 T6 ( Catalina ) 2月まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 9 26.31 29 59.1 1.601 2.516 152 17.0 2:04 ( 0, 85) Jan. 19 9 22.37 31 36.2 1.599 2.541 158 17.1 1:33 ( 0, 86) 180P/2006 U3 ( NEAT ) 現在は18.3等(12月14日、門田健一氏)。これから春まで、しばらく条件良く観測できる。3月に16.5等に達する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 11 2.50 27 51.4 1.858 2.619 131 17.2 3:40 ( 0, 83) Jan. 19 11 3.67 28 58.5 1.790 2.605 137 17.1 3:13 ( 0, 84) 124P/Mrkos 現在は18.4等(12月15日、門田健一氏)。2月から4月にかけて16等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 11 35.13 59 30.2 1.080 1.816 123 17.3 4:12 (180, 66) Jan. 19 11 34.36 60 17.7 1.016 1.778 125 17.1 3:44 (180, 65) C/2007 M2 ( Catalina ) 2008年春から2009年春まで、1年に渡って16等を保つ。日本からは、2008年春まで増光していく様子を条件良く観測できる。但し、彗星が南下するため、2008年7月からは二度と観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 12 54.75 13 45.6 4.284 4.611 103 17.3 5:32 ( 0, 69) Jan. 19 12 52.87 13 28.3 4.136 4.573 110 17.2 5:02 ( 0, 68) C/2007 T5 ( Gibbs ) 5月まで17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 8 25.36 31 16.6 3.236 4.192 164 17.3 1:03 ( 0, 86) Jan. 19 8 21.32 32 34.7 3.213 4.178 167 17.2 0:32 ( 0, 87) 117P/Helin-Roman-Alu 1 2005年と2006年に13.5等に達し、眼視でも見られた。すでに太陽から遠ざかっているが、予想より減光が遅く、現在も16.3等と明るい(11月7日、門田健一氏)。2月まで条件良く、16〜17等で観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 1 44.41 7 35.8 4.124 4.337 95 17.4 18:37 ( 9, 62) Jan. 19 1 46.69 8 0.5 4.247 4.351 89 17.5 18:42 ( 25, 61) C/2002 VQ94 ( LINEAR ) 2005年から2007年にかけて、長期に渡って16.5等で観測された。現在は減光中だが、7月まで、長期に渡って17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 14 37.07 15 25.5 8.239 8.144 81 17.5 5:38 (306, 61) Jan. 19 14 37.94 15 24.4 8.159 8.168 87 17.5 5:38 (317, 65) C/2007 D1 ( LINEAR ) 現在は17.8等(11月18日、門田健一氏)。2007年初めに17.5等で観測された。この冬も再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 11 13.09 -1 44.6 8.329 8.875 120 17.6 3:50 ( 0, 53) Jan. 19 11 12.68 -1 29.7 8.238 8.880 128 17.6 3:22 ( 0, 53) C/2006 M1 ( LINEAR ) 現在は17.5等(11月25日、門田健一氏)。遠方の彗星のため、1年半に渡って17等を保った。だが、今後は減光し、2月には18等以下となる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 30.74 14 41.5 4.185 4.600 109 17.6 19:06 ( 0, 70) Jan. 19 2 32.42 14 2.3 4.331 4.638 102 17.7 18:42 ( 2, 69) C/2007 Y1 ( LINEAR ) 3月まで17.5〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 9 39.70 -9 29.2 2.627 3.400 135 17.9 2:18 ( 0, 45) Jan. 19 9 30.05 -7 16.4 2.538 3.388 144 17.8 1:41 ( 0, 48) P/2007 V1 ( Larson ) 現在、17.5等で条件良く観測できるが、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 2 53.32 29 17.2 2.084 2.688 117 17.9 19:28 ( 0, 84) Jan. 19 2 57.38 29 18.1 2.169 2.693 111 18.0 19:05 ( 0, 84) 173P/2005 T1 ( Mueller 5 ) 2006年末〜2007年初めにかけて、16.5〜17等と明るく観測された。だが、太陽に近づいてきているにも関わらず、その後は暗くなっている。現在は条件良く観測できるが、18.4等とかなり暗い(11月21日、門田健一氏)。この彗星は、発見時にも、近日点通過の頃には極めて暗く観測された。今回も、近日点を前に暗くなってしまったと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 7 49.25 26 8.0 3.270 4.250 173 18.6 0:27 ( 0, 81) Jan. 19 7 44.92 26 37.9 3.268 4.246 172 18.6 23:51 ( 0, 82) 128P/Shoemaker-Holt 1 現在は18.6等(11月16日、門田健一氏)。前回1997年には、近日点を通過した後に明るくなり、13等で眼視でも見られた。だが、今回はそのような増光は起こらず、暗いままである。前回と比べると、3〜4等も暗くなった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 12 7 6.78 16 34.2 2.303 3.280 172 18.7 23:40 ( 0, 72) Jan. 19 7 2.00 16 42.5 2.331 3.293 165 18.8 23:08 ( 0, 72)