今週の明るい彗星 (2008年1月5日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。

17P/Holmes 10月24日に大バーストを起こし、2等級の明るさに達して、肉眼彗星となった。1月4日になっても、まだ3.3等の明るさを保っている(吉田誠一)。11月下旬以降は、まったく暗くなっていない。バースト直後は完全に恒星状だったが、その後は丸い円盤状のコマが、次第に大きく広がってきている。視直径はおよそ90分角まで大きくなり、拡散して、巨大な星雲のように見えている。この彗星は、1892年の発見時にも、大バーストを起こして4等まで明るくなった。この時は、いったん暗くなった後で、再度また急増光を見せた。これからしばらく、非常に条件良く観測できる。空の条件が良ければ、まだしばらくは肉眼で楽に見られそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 59.39 43 28.0 2.030 2.734 126 3.5 21:03 (169, 10) Jan. 12 3 2.01 42 27.0 2.125 2.764 121 3.7 21:00 (164, 10) 8P/Tuttle 現在は5.6等で、大きな姿が明るく見えている(1月4日、永井佳実氏)。現在、彗星は急激に南下している。日本からは、2月上旬に7.5等で沈むまで観測できる。南半球では暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 1 50.16 10 7.1 0.259 1.081 105 5.7 21:03 (139, 37) Jan. 12 2 10.29 -13 0.4 0.312 1.053 94 5.9 21:00 (116, 53) 46P/Wirtanen 急激に明るくなってきている。すでに9.3等(1月4日、永井佳実氏)で、眼視でも明るく見えている。1月から3月にかけて8.5等に達し、好条件で観測できる。日本からは、7月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 23 43.68 -9 59.6 1.013 1.125 68 10.0 21:03 ( 97, 27) Jan. 12 0 3.56 -6 15.0 0.992 1.097 67 9.6 21:00 (100, 24) C/2007 T1 ( McNaught ) 現在は8.5等(1月2日、Michael Mattiazzo)と、この予報よりかなり明るくなっている。日本からはすでに見えない。南半球では、2月にかけて9〜10等で条件良く観測できる。3月には、再び日本でも夕空に11等で姿を現し、暗くなっていく様子を5月まで観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 17 1.17 -60 26.0 1.527 1.051 43 9.6 3:07 (329, 23) Jan. 12 16 57.87 -66 13.5 1.421 1.103 50 9.7 3:15 (332, 30) C/2006 Q1 ( McNaught ) 現在は12.6等と明るく、眼視でも見えている(12月30日、Marco Goiato)。春に11等に達する。長期に渡って明るく見える彗星だが、しばらくは南天を移動する。南半球では、夏までずっと条件良く観測できる。日本からは、しばらくは超低空で観測は困難。だが、3月からは次第に高くなり、6月にかけては、夕空で11等で眼視でも見えるだろう。その後、再び見えなくなるが、2008年末には再び13等で明け方の空に現れ、その後はしばらく明るく観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 9 53.09 -50 23.4 3.044 3.320 97 12.4 2:58 ( 0, 75) Jan. 12 9 52.71 -51 2.0 2.953 3.282 100 12.3 2:30 ( 0, 74) 29P/Schwassmann-Wachmann 1 今シーズンは7月からずっと14等以下の暗い状態が続いていたが、12月29日にバーストを起こして、現在、12.2等で明るく見えている(1月3日、Juan Jose Gonzalez)。1月上旬は眼視で明るく見られるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 6 2.35 30 39.4 5.028 5.982 164 13.3 23:04 (180, 24) Jan. 12 5 58.76 30 32.4 5.064 5.985 157 13.4 22:33 (180, 24) C/2007 F1 ( LONEOS ) すでに日本からは見えなくなったが、南半球では夕空の低空に見えている。10月28日に太陽に0.4天文単位まで接近し、5.3等に達した(10月25日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中で、12月1日にはすでに10.1等まで暗くなった(Marco Goiato)。近日点の直前には増光がかなり鈍ったが、通過した後は急激に減光している。今後、日本からは二度と見えないが、南半球では高度は低いながらも、暗くなっていく様子をずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 18 23.60 -63 45.1 2.126 1.535 41 13.5 3:07 (338, 18) Jan. 12 18 33.79 -65 35.5 2.197 1.652 44 13.9 3:15 (337, 21) (3200) Phaethon 12月初めに地球にかなり接近し、12.6等まで明るくなった(12月5日、Juan Jose Gonzalez)。ものすごいスピードで移動していく様子が好条件で観測できた。だが、12月中旬には観測できなくなった。2月には夕空の超低空に16〜17等で姿を現すが、事実上、今回帰はもう二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 18 28.37 -30 3.4 0.657 0.357 10 19.7 3:07 (315, -8) Jan. 12 18 55.53 -26 23.7 0.957 0.159 9 13.6 3:15 (312, -9) C/2006 OF2 ( Broughton ) すでに13.5等と明るく眼視でも見えている(11月13日、Juan Jose Gonzalez)。2008年の秋に10.5等に達し、条件良く見られる。1月末には低すぎて観測できなくなる。その後、5月には明け方の空に12.5等で姿を現し、その後は2009年5月まで、1年に渡ってずっと14等より明るく、眼視で観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 21 51.48 -1 37.9 4.235 3.630 46 13.7 21:03 ( 87, -1) Jan. 12 21 58.36 -0 43.7 4.254 3.578 41 13.7 21:00 ( 86, -5) 93P/Lovas 1 現在は13.3等と、眼視でも明るく見えている(1月4日、吉田誠一)。今後もしばらく位置の条件が良いが、次第に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 1 26.15 28 39.2 1.160 1.716 106 13.8 21:03 (145, 17) Jan. 12 1 41.46 29 14.8 1.218 1.725 102 14.0 21:00 (144, 15) C/2006 S5 ( Hill ) 現在は13.4等と明るく、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。今後、春まで、長期に渡って観測できる。3月までは14等で、眼視で見られそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 7 52.74 17 56.4 1.678 2.645 166 13.8 0:58 (180, 37) Jan. 12 7 49.50 17 26.7 1.673 2.653 173 13.9 0:28 (180, 38) 192P/2007 T3 ( Shoemaker-Levy 1 ) 10月には18等と暗かったが、その後は急激に増光した。現在は13.4等と明るく、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となると思われる。2月にかけて14等で見られるだろう。但し、高度は30度程度。その後、4月に17等で西空に低くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 23 20.66 -16 53.3 1.679 1.479 61 14.6 21:03 ( 87, 26) Jan. 12 23 40.06 -12 53.8 1.726 1.495 59 14.5 21:00 ( 90, 23) C/2006 U6 ( Spacewatch ) 現在は15.7等(10月6日、門田健一氏)と、予報通りに明るくなってきている。春から夏にかけて、南天で13.5等に達する。南半球では、これからずっと観測できる状態が続く。だが、日本からは、1月まで超低空に位置した後は、観測できなくなる。その後は、2008年末に、15等まで暗くなってから、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 0 21.55 -46 55.2 3.224 2.983 67 14.8 21:03 ( 56, 48) Jan. 12 0 26.14 -46 42.1 3.250 2.944 63 14.7 21:00 ( 56, 44) C/2006 K4 ( NEAT ) 現在は15.8等(9月2日、R. Salvo)。春まで長期に渡って15等を保つ。南半球でもしばらく低くなっていたが、ゆっくりと高く見えるようになってきている。南の空を移動するため、南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できないだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 17 55.62 -67 29.0 3.814 3.208 45 15.0 3:07 (339, 22) Jan. 12 18 6.20 -69 2.9 3.775 3.216 48 15.0 3:15 (339, 25) C/2007 B2 ( Skiff ) 現在は16.1等(11月30日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。3月から7月にかけて13.5等に達し、眼視でも観測できるだろう。これから5月までは、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 12 42.70 9 40.6 3.455 3.718 97 15.1 3:07 (228, 31) Jan. 12 12 45.83 9 9.0 3.318 3.679 103 15.0 3:15 (221, 36) C/2007 G1 ( LINEAR ) 現在は15.6等(11月24日、門田健一氏)。一時的に観測できなくなっていたが、1月からは明け方の空で次第に高くなっていく。2008年春から2009年春にかけて、長期に渡って12等と明るくなる。但し、彗星は南下するため、日本からは8月までしか観測できない。南半球ではずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 17 36.42 1 20.6 4.951 4.146 31 15.1 3:07 (283,-20) Jan. 12 17 41.74 0 41.2 4.864 4.096 34 15.1 3:15 (279,-14) C/2005 L3 ( McNaught ) 2007年の春から秋にかけて、14等で眼視でも見えた。しばらく観測不可能だったが、明け方の空で次第に高くなってくる。春には、再び高い位置で、14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 17 8.85 1 27.7 6.355 5.594 36 15.1 3:07 (279,-15) Jan. 12 17 10.70 2 0.9 6.289 5.593 41 15.1 3:15 (273, -8) C/2006 VZ13 ( LINEAR ) 7月14日に7.2等に達した(Maik Meyer)後、8月13日には9.0等まで減光した(Carlos Labordena)。しばらく観測できなかったが、再び観測できるようになっている。南半球では次第に暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、地平線すれすれのまま暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 10 18.92 -49 18.3 2.152 2.451 95 15.1 3:07 (348, 75) Jan. 12 9 51.13 -49 40.9 2.139 2.534 102 15.3 2:30 ( 0, 75) C/2006 V1 ( Catalina ) 2007年春から夏にかけて、16等で観測された。しばらく観測できなかったが、南半球では再び姿を現してきた。今後、2008年夏まで16等で条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 16 30.89 -46 18.5 3.410 2.706 38 15.2 3:07 (313, 20) Jan. 12 16 50.18 -47 10.9 3.383 2.719 41 15.2 3:15 (313, 23) 110P/Hartley 3 現在は14.5等で、眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。2月まで、14.5〜15等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 5 1.85 29 16.6 1.580 2.495 152 15.2 22:04 (180, 26) Jan. 12 4 58.65 28 26.2 1.622 2.492 145 15.2 21:33 (180, 27) C/2006 W3 ( Christensen ) すでに14.3等と明るく、眼視でも見えている(12月9日、吉田誠一)。2009年夏に11等に達すると期待されている。北天を移動するため、それまで日本からはずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 4 13.10 63 41.6 5.170 5.858 130 15.4 21:14 (180, -9) Jan. 12 3 59.30 63 10.5 5.181 5.810 125 15.4 21:00 (177, -8) P/2007 H1 ( McNaught ) 秋には12.6等に達し、眼視でも明るく見られた(10月5日、吉田誠一)。現在は減光中。12月9日にはまだ14.0等で眼視でも見えた(吉田誠一)が、すでに眼視では難しい。今後は暗くなりながら低くなる。3月に17等で西空に低くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 0 45.20 -7 29.7 2.384 2.476 83 15.5 21:03 (110, 38) Jan. 12 0 53.85 -6 18.7 2.486 2.495 79 15.6 21:00 (108, 34) 2005 WY3 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。11月20日には16.9等まで増光してきている(Siding Spring Survey)が、まだ完全に小惑星状。2月から3月にかけて15等に達する。その後、7月に18等以下になるまで、日本からはずっと観測できる。近日点距離は1.8天文単位とやや大きいが、これから彗星活動を見せるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 9 55.15 -31 15.4 1.182 1.795 111 16.0 3:00 (180, 86) Jan. 12 10 1.15 -31 57.1 1.130 1.788 115 15.8 2:38 (180, 87) 50P/Arend 現在は14.6等で眼視でも見えている(1月4日、吉田誠一)。春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 13.23 43 53.3 1.347 2.010 118 16.0 21:03 (161, 7) Jan. 12 2 23.13 43 31.5 1.418 2.029 114 16.1 21:00 (158, 7) C/2007 W1 ( Boattini ) 現在は16.7等まで増光してきている(12月19日、P. C. Sherrod)。2008年6月下旬に太陽に0.85天文単位まで接近し、6等に達すると期待されている。日本からは、これからしばらく条件が良く、明るくなっていく様子を観測できる。2月には14等になり、眼視でも見え始めるだろう。その後、5月25日頃に7.5等になるまで観測できる。近日点の頃は1ヶ月半ほど観測できなくなるが、7月上旬には再び明け方の空に7等で姿を現し、その後は次第に暗くなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、6月中旬に低くなるが、暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 12 26.44 -5 37.1 2.524 2.797 95 16.5 3:07 (237, 46) Jan. 12 12 31.56 -6 32.3 2.343 2.711 101 16.2 3:15 (229, 51) C/2006 K1 ( McNaught ) 現在は16.2等(11月24日、門田健一氏)。3月まで夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 49.45 -19 4.5 4.267 4.633 105 16.3 21:03 (131, 67) Jan. 12 2 48.69 -17 32.1 4.369 4.651 100 16.4 21:00 (123, 62) 70P/Kojima 現在は16.8等(11月23日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなっている。これから4月まで、長期に渡って16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 12 24.58 2 48.2 1.750 2.142 99 16.4 3:07 (229, 40) Jan. 12 12 31.68 2 35.7 1.691 2.161 104 16.4 3:15 (222, 44) 188P/2007 J7 ( LINEAR-Mueller ) 秋には14.4等で眼視でも見えた(10月6日、吉田誠一)。だが、すでに減光中で、12月半ばには17等まで暗くなっている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 0 20.96 8 36.0 2.458 2.556 84 16.5 21:03 (119, 22) Jan. 12 0 29.25 9 36.4 2.548 2.559 79 16.6 21:00 (117, 19) 74P/Smirnova-Chernykh 2009年から2010年にかけて15等に達する。現在は16.5等(12月18日、J. R. Vidal)。3月まで16.5等で条件良く観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 4 53.88 23 15.5 3.120 4.008 150 16.5 21:56 (180, 32) Jan. 12 4 50.35 23 16.7 3.170 3.999 143 16.5 21:25 (180, 32) 26P/Grigg-Skjellerup 現在は19.0等(12月21日、Luca Buzzi)。3月から4月にかけて13等に達し、眼視でも見られると期待されている。南半球ではずっと条件良く観測できる。北半球では、3月までずっと高度が低いが、4月からは高くなり、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 11 51.46 -30 50.7 1.073 1.482 92 16.9 3:07 (267, 67) Jan. 12 12 14.61 -33 34.3 0.992 1.430 92 16.5 3:15 (273, 70) 191P/2007 N1 ( McNaught ) 近日点を通過した後も増光して、11月半ばに15.5等の最大光度に達した。眼視でも14.5等で見えた(11月14日、Alan Hale)。だが、現在は減光中で、すでに16.8等まで暗くなっている(12月17日、Charles Bell)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 43.91 7 13.6 1.604 2.226 116 16.6 21:03 (153, 44) Jan. 12 2 48.64 8 22.2 1.697 2.246 111 16.8 21:00 (148, 41) C/2007 U1 ( LINEAR ) 2008年秋に15.5等に達し、条件良く観測できる。この冬は、3月まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 5 48.44 3 33.7 2.976 3.884 154 16.8 22:49 (180, 51) Jan. 12 5 33.54 4 10.3 2.993 3.852 146 16.7 22:07 (180, 51) C/2003 WT42 ( LINEAR ) 2005年末から2006年前半にかけて、13等で眼視でも明るく観測された。現在は減光中。再び明け方の空に高くなってきた。6月まで、長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 14 20.90 -0 9.0 7.223 6.972 71 16.8 3:07 (255, 21) Jan. 12 14 23.19 -0 21.7 7.147 7.005 77 16.8 3:15 (250, 27) P/2007 T6 ( Catalina ) 2月まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 9 29.08 28 20.0 1.614 2.492 146 17.0 2:34 (180, 27) Jan. 12 9 26.31 29 59.1 1.601 2.516 152 17.0 2:04 (180, 25) 65P/Gunn 2010年に13等に達する。現在は遠日点に近いが、秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 8 54.86 28 34.6 3.398 4.302 153 17.1 2:00 (180, 26) Jan. 12 8 50.38 29 5.4 3.348 4.288 160 17.0 1:28 (180, 26) 180P/2006 U3 ( NEAT ) 現在は18.3等(12月14日、門田健一氏)。これから春まで、しばらく条件良く観測できる。3月に16.5等に達する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 11 0.05 26 50.8 1.934 2.634 125 17.3 3:07 (195, 27) Jan. 12 11 2.50 27 51.4 1.858 2.619 131 17.2 3:15 (186, 27) 124P/Mrkos 現在は18.4等(12月15日、門田健一氏)。2月から4月にかけて16等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 11 31.85 58 40.5 1.150 1.855 120 17.4 3:07 (192, -5) Jan. 12 11 35.13 59 30.2 1.080 1.816 123 17.3 3:15 (187, -5) C/2007 T5 ( Gibbs ) 5月まで17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 8 28.96 29 57.3 3.275 4.207 158 17.3 1:34 (180, 25) Jan. 12 8 25.36 31 16.6 3.236 4.192 164 17.3 1:03 (180, 24) C/2007 M2 ( Catalina ) 2008年春から2009年春まで、1年に渡って16等を保つ。日本からは、2008年春まで増光していく様子を条件良く観測できる。但し、彗星が南下するため、2008年7月からは二度と観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 12 55.78 14 5.4 4.435 4.649 96 17.4 3:07 (228, 26) Jan. 12 12 54.75 13 45.6 4.284 4.611 103 17.3 3:15 (220, 31) 117P/Helin-Roman-Alu 1 2005年と2006年に13.5等に達し、眼視でも見られた。すでに太陽から遠ざかっているが、予想より減光が遅く、現在も16.3等と明るい(11月7日、門田健一氏)。2月まで条件良く、16〜17等で観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 1 42.79 7 14.2 4.002 4.323 102 17.3 21:03 (136, 37) Jan. 12 1 44.41 7 35.8 4.124 4.337 95 17.4 21:00 (130, 33) C/2002 VQ94 ( LINEAR ) 2005年から2007年にかけて、長期に渡って16.5等で観測された。現在は減光中だが、7月まで、長期に渡って17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 14 35.83 15 29.2 8.317 8.120 75 17.5 3:07 (245, 8) Jan. 12 14 37.07 15 25.5 8.239 8.144 81 17.5 3:15 (239, 14) C/2006 M1 ( LINEAR ) 現在は17.5等(11月25日、門田健一氏)。遠方の彗星のため、1年半に渡って17等を保った。だが、今後は減光し、2月には18等以下となる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 29.72 15 27.2 4.044 4.563 116 17.5 21:03 (153, 35) Jan. 12 2 30.74 14 41.5 4.185 4.600 109 17.6 21:00 (146, 33) C/2007 D1 ( LINEAR ) 現在は17.8等(11月18日、門田健一氏)。2007年初めに17.5等で観測された。この冬も再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 11 13.18 -1 56.7 8.428 8.870 113 17.6 3:07 (211, 53) Jan. 12 11 13.09 -1 44.6 8.329 8.875 120 17.6 3:15 (196, 56) P/2007 V1 ( Larson ) 現在、17.5等で条件良く観測できるが、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 2 50.57 29 19.9 2.006 2.684 124 17.8 21:03 (163, 24) Jan. 12 2 53.32 29 17.2 2.084 2.688 117 17.9 21:00 (158, 22) C/2007 Y1 ( LINEAR ) 3月まで17.5〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 9 48.14 -11 22.5 2.733 3.413 126 18.0 2:53 (180, 66) Jan. 12 9 39.70 -9 29.1 2.627 3.400 135 17.9 2:18 (180, 65) 173P/2005 T1 ( Mueller 5 ) 2006年末〜2007年初めにかけて、16.5〜17等と明るく観測された。だが、太陽に近づいてきているにも関わらず、その後は暗くなっている。現在は条件良く観測できるが、18.4等とかなり暗い(11月21日、門田健一氏)。この彗星は、発見時にも、近日点通過の頃には極めて暗く観測された。今回も、近日点を前に暗くなってしまったと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 7 53.43 25 36.7 3.288 4.253 167 18.6 0:59 (180, 29) Jan. 12 7 49.25 26 8.0 3.270 4.250 173 18.6 0:27 (180, 29) 128P/Shoemaker-Holt 1 現在は18.6等(11月16日、門田健一氏)。前回1997年には、近日点を通過した後に明るくなり、13等で眼視でも見られた。だが、今回はそのような増光は起こらず、暗いままである。前回と比べると、3〜4等も暗くなった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 5 7 11.79 16 27.3 2.289 3.267 173 18.6 0:18 (180, 39) Jan. 12 7 6.78 16 34.2 2.303 3.280 172 18.7 23:40 (180, 38)