今週の明るい彗星 (2007年5月19日：北半球版)

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 Updated on May 23, 2007
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。

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* 2P/Encke

4月19日に近日点を通過するまで、夕空の超低空にて、急激に増光していく様子が観測された。4月17日には6.7等に達した(Juan Jose Gonzalez)。しばらく観測不可能だったが、南半球では明け方の空に姿を現した。現在は7.8等(5月9日、Alexandre Amorim)。今後はしばらく明るく見えるだろう。日本では、6月には12等で明け方の空に姿を現す。但し、高度は20度までしか上がらず、急激に暗くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   1  6.06  -11 34.8   0.507   0.782    49    9.1   3:14 (278, -8)  
May  26   0 40.67  -15 54.1   0.511   0.905    63   10.2   3:08 (288, -1)

* C/2007 E2 ( Lovejoy )

3月に南半球で眼視で発見された新彗星だが、4月初めには日本からも明け方の空に姿を現し、現在は非常に条件良く観測できるようになっている。4月中旬に地球に接近して、7.6等に達した。(4月18日、Juan Jose Gonzalez)。だが、すでに減光中で、現在は9.6等(5月16日、Juan Jose Gonzalez)。今後、日本からは暗くなるまでずっと観測できる。7月までは眼視で見えそう。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  15 41.69   62 40.5   0.814   1.381    97    9.7  23:49 (180, 62)  
May  26  14 49.28   64 27.4   0.983   1.449    93   10.3  22:30 (180, 61)

* C/2006 P1 ( McNaught )

南半球では、一生に一度あるかないかの大彗星となった。1月14日から15日にかけてマイナス5.5等に達し、金星よりも明るく輝き、白昼にも目撃された。その後、南半球では夕方の空に現れ、無数の縞が重なり合って優雅な曲線を描く、50度以上にも及ぶ尾を持った、素晴らしい姿が見られた。現在は朝と晩のどちらも観測できる。すでに10.9等まで暗くなってきた(5月16日、Walter Ruben Robledo)。南半球では、彗星が去るまでずっと、ほぼ一晩中観測できる状態が続く。日本からは二度と見られない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   5 25.56  -84 33.4   2.161   2.608   104   10.9  20:38 (  7,-36)  
May  26   7 33.60  -84 10.0   2.230   2.709   107   11.2  20:46 (  7,-34)

* C/2007 E1 ( Garradd )

3月には13.8等とたいへん暗かった(3月17日、Alan Hale)が、4月上旬に急増光し、4月10日には8.7等に達した(Werner hasubick)。その後は少し暗くなっており、現在は10.6等(5月16日、Juan Jose Gonzalez)。彗星は極めて拡散して、淡く大きく広がっている。暗くなりながら、急激に低くなってきた。5月下旬には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   7 34.19   21 52.6   1.585   1.288    54   11.1  20:38 (100, 26)  
May  26   7 27.99   22 33.3   1.765   1.286    45   11.3  20:46 (105, 18)

* C/2006 WD4 ( Lemmon )

特異小惑星と思われていたが、彗星であることが判明した。4月下旬に太陽に0.6天文単位まで接近した後、5月には地球にかなり接近する。現在は14.1等と明るい(5月2日、Ernesto Guido and Giovanni Sostero)。日本からは、5月23日に12.5等で夕空に見え始め、その後はものすごいスピードで東に移動する。しばらく夕空に見えるが、急激に減光する。6月初めには15等となり、6月末には18等以下となる。南半球では、4月下旬から5月中旬にかけて、明け方の低空でも観測できる。非常に小型の彗星なので、予報よりも急激に衰退するかもしれない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   3 42.84    3  2.0   0.285   0.743    16   12.4  20:38 (117,-27)  
May  26   7 37.26   19 45.6   0.313   0.839    48   12.9  20:46 (100, 21)

* C/2006 XA1 ( LINEAR )

予想より明るくなり、現在は13.2等で眼視でも見えている(5月12日、Carlos Labordena)。だが、次第に夕空に低くなっていき、6月上旬には低すぎて観測できなくなる。7月の近日点通過の頃は、太陽と合になって見えない。その後は南に去ってしまうため、日本からは見えなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   6 27.80   33 14.9   2.652   1.977    39   13.6  20:38 (118, 19)  
May  26   6 46.24   31 37.4   2.661   1.943    36   13.5  20:46 (118, 15)

* 96P/Machholz 1

4月4日に近日点を通過した後、明け方の空に姿を現した時には、5.5等と明るかった(4月10日、Michael Jager and Gerald Rhemann)。その後は急激に減光中だが、現在もまだ12.2等と明るい(5月19日、永井佳実氏)。もうしばらく、この予報より明るく見え続けるかもしれない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  21  8.79   18 21.9   0.626   1.200    91   13.5   3:14 (291, 57)  
May  26  20 25.31   15 35.0   0.606   1.326   107   14.0   3:08 (318, 66)

* C/2006 VZ13 ( LINEAR )

明け方の空で高く見えるようになってきた。すでに13.5等で眼視でも見えている(5月14日、Alan Hale)。今後は急激に増光し、7月には9等に達する。だが、8月には急激に南下する。日本からは、8月中旬には見えなくなる。一方、南半球では、7月中旬までは低すぎて観測は困難。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  23 20.11   36 47.3   1.976   1.692    58   14.0   3:14 (248, 38)  
May  26  23 18.93   39  8.6   1.778   1.609    63   13.5   3:08 (246, 43)

* 29P/Schwassmann-Wachmann 1

2006年7月から2007年4月まで、ほぼずっと12〜13等と明るく、眼視で見え続けていた。だが、現在は観測不可能。7月下旬には、再び明け方の空に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   4 47.49   29  8.3   6.866   5.911    17   14.0  20:38 (127, -1)  
May  26   4 53.76   29 14.3   6.896   5.913    12   14.0  20:46 (132, -5)

* 17P/Holmes

明け方の空に姿を現して来た。14.7等と明るく観測されている(5月13日、Ernesto Guido and Giovanni Sostero)。今後は次第に高くなり、秋にかけて、長期に渡って15等の明るさで条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   0 44.50   12 38.4   2.679   2.056    42   14.6   3:14 (262, 10)  
May  26   0 57.79   14 49.9   2.634   2.060    45   14.6   3:08 (261, 13)

* C/2005 L3 ( McNaught )

現在は14.9等(5月7日、門田健一氏)。2007年と2008年に、それぞれ春から夏にかけて、14.5等で観測できる。位置の条件も良く、眼視でも見えるかもしれない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  18 30.86   -6 38.8   5.082   5.861   136   14.8   2:47 (  0, 48)  
May  26  18 24.03   -5 59.0   4.996   5.846   144   14.8   2:13 (  0, 49)

* C/2006 L2 ( McNaught )

昨年の6月から、半年以上に渡って12等を保った。3月9日にもまだ12.6等と明るかった(Edwin van Dijk)。だが、現在は減光中で、すでに眼視では見えないだろう。だが、減光はゆっくりで、彗星が18等以下となるのは、2008年だろう。日本からは、それまでずっと観測できる。日本からは、今後しばらく周極星となり、一晩中見える。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   3 30.63   68 37.6   3.462   2.902    49   14.8   3:14 (198, 21)  
May  26   3 51.47   67 55.6   3.554   2.958    47   15.0   3:08 (198, 20)

* C/2003 WT42 ( LINEAR )

2005年の秋から2006年の春まで、ずっと13.5等の明るさで見え続けていた。冬には、まだ14.2等で眼視でも見えていた(12月22日、吉田誠一)。だが、現在は16.2等まで暗くなっている(5月4日、門田健一氏)。CCDでは立派な尾が写る。6月からは次第に低くなり、9月には見えなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  12 38.47   21 48.5   5.442   5.999   119   15.0  20:51 (  0, 77)  
May  26  12 37.46   21 10.9   5.552   6.025   113   15.1  20:46 ( 22, 75)

* C/2006 K4 ( NEAT )

現在は15.8等(5月3日、Tony Farkas)と、順調に明るくなって来ている。2007年夏に14.5等に達する。但し、南の空を移動するため、日本からは5月に高度が20度になるだけで、7月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  20 54.58  -29  6.0   3.225   3.685   109   15.2   3:14 (333, 20)  
May  26  20 51.79  -31 12.6   3.082   3.652   116   15.1   3:08 (339, 20)

* C/2006 Q1 ( McNaught )

現在は15.2等(2月24日、門田健一氏)。2008年春に11等に達する。それまでずっと南天を移動するため、日本からは低空にしか見えない。現在、南半球では条件良く観測できるが、日本からはすでに見えない。日本からは、11月にいったん明け方の超低空に13等で見えた後、2008年3月からは、明け方の低空に11等で眼視でも見えるだろう。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19   5 44.25  -26 59.2   5.361   4.857    55   15.3  20:38 ( 72,-23)  
May  26   5 51.77  -26 38.3   5.336   4.807    53   15.3  20:46 ( 76,-28)

* C/2005 YW ( LINEAR )

日本からは見えなくなったが、南半球では条件良く観測できる。昨年秋から長期に渡って13〜14等を保っている。眼視では12.5等と、この予報よりかなり明るく観測されている(4月17日、Michael Mattiazzo)。だが、今後は次第に暗くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  15 49.85  -72 51.1   2.028   2.755   126   15.3   0:07 (  0,-18)  
May  26  15 39.04  -71 37.9   2.057   2.809   129   15.4  23:23 (  0,-17)

* P/2007 H1 ( McNaught )

新周期彗星。現在は15.5等と明るい(5月19日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、14等で非常に条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。だが、前回1999年の出現の際に発見されなかったことを考えると、一時的な増光かもしれない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  22 51.07   -5 46.2   2.410   2.371    75   15.7   3:14 (294, 22)  
May  26  23  1.81   -5  6.4   2.320   2.359    79   15.6   3:08 (296, 24)

* C/2006 M4 ( SWAN )

2006年秋に4等まで明るくなったが、1月11日には10.5等まで暗くなった。それ以来、しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。現在は15.8等(4月28日、門田健一氏)と、予報どおりに暗くなっている。今後は、秋に18等以下になるまで観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  23  4.30  -12 14.9   3.660   3.540    75   15.6   3:14 (297, 15)  
May  26  23  4.96  -13  4.7   3.617   3.619    82   15.7   3:08 (301, 18)

* C/2006 V1 ( Catalina )

現在は15.7等まで明るくなってきた(4月28日、門田健一氏)。今後は2008年夏にかけて、1年半に渡って15.5〜16等を保つ。しかし、彗星は南下するため、日本からは2007年6月までしか見えない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  10 14.10   -1 39.6   3.017   3.318    98   15.8  20:38 ( 47, 42)  
May  26  10 16.47   -2 19.7   3.073   3.277    92   15.8  20:46 ( 55, 36)

* C/2006 OF2 ( Broughton )

2008年の秋に10.5等に達し、条件良く見られる。現在は16.1等(5月11日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。ゆっくりと増光していく様子を、しばらく条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  22  5.17  -11 51.6   5.342   5.410    88   16.3   3:14 (308, 26)  
May  26  22  6.87  -11 24.9   5.178   5.355    94   16.2   3:08 (312, 29)

* C/2007 G1 ( LINEAR )

現在は17.6等(5月7日、門田健一氏)。2008年夏に12等に達する。日本からは、それまで増光していく様子をほぼずっと観測できる。だが、その後は南に去り、日本からは二度と見えなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  17 44.96   35 58.6   5.329   5.860   117   16.8   2:01 (180, 89)  
May  26  17 39.18   36  2.6   5.247   5.808   119   16.7   1:28 (180, 89)

* C/2002 VQ94 ( LINEAR )

現在は16.6等(4月28日、門田健一氏)。木星よりも遠くにあるため、2007年夏まで、長期に渡って17等を保つ。北天を移動するため、今後はずっと高い位置で条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  13 55.64   38 46.6   6.921   7.429   116   16.8  22:08 (180, 86)  
May  26  13 51.72   38  5.7   6.998   7.447   112   16.8  21:36 (180, 87)

* C/2005 S4 ( McNaught )

現在は17.3等(5月11日、門田健一氏)。夏に、16.5〜17等で条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  21  1.17    9 14.3   5.670   5.866    96   17.0   3:14 (305, 52)  
May  26  20 58.15   10 16.0   5.559   5.863   102   16.9   3:08 (312, 57)

* C/2006 S2 ( LINEAR )

2006年秋には18.5等で観測された。近日点は2007年5月で、6月から7月にかけて16.5〜17等に達すると期待されていた。だが、現在は18.1等(5月19日、Gary Hug)と、予報よりかなり暗い。太陽に近づいてもまったく増光していないようだ。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  20 51.94   -4 57.0   2.776   3.165   103   17.2   3:14 (320, 42)  
May  26  20 49.12   -6 42.3   2.659   3.168   111   17.1   3:08 (329, 43)

* 99P/Kowal 1

現在は17.0等(5月13日、門田健一氏)。7月に西空に傾くまで、ずっと17等を保つ。2008年にも、再び18等で観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  13 44.41  -11 23.5   3.833   4.741   150   17.1  21:57 (  0, 44)  
May  26  13 42.08  -11 14.2   3.892   4.744   143   17.2  21:27 (  0, 44)

* C/2007 F1 ( LONEOS )

現在は18.2等(5月4日、門田健一氏)。10月下旬に太陽に0.4天文単位まで接近し、6等に達しそう。但し、日本からの条件はたいへん悪い。今後は夕空で次第に低くなり、7月初めには高度が20度以下、7月下旬には10度以下となる。その時点ではまだ15.5等と暗い。いったん太陽と合になった後、9月下旬には11等より明るくなり、10月中旬には8等になるが、明け方の地平線すれすれにしか見えない。10月下旬には南天に去り、その後は二度と見えなくなる。南半球では、いったん7月に見えなくなった後、11月中旬に7.5等で夕空に姿を現し、その後は高度は低いながらも、暗くなっていく様子をずっと観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  10 10.04   28 33.6   2.809   2.932    86   17.4  20:38 ( 87, 61)  
May  26  10  6.68   28 47.8   2.842   2.839    79   17.3  20:46 ( 93, 53)

* 87P/Bus

現在は17.5等(5月4日、門田健一氏)。だが、6月には暗くなりながら西に傾く。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  10 55.82    7 14.8   1.713   2.202   104   17.3  20:38 ( 42, 55)  
May  26  11  2.65    6 40.3   1.780   2.194    99   17.4  20:46 ( 50, 51)

* 125P/Spacewatch

現在は17.5等(5月11日、Catalina Sky Survey)。5月からは次第に高度が下がっていくが、秋に18等以下になるまで、ずっと夕空で17.5等で観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  10 39.71   17 22.9   1.279   1.729    97   17.6  20:38 ( 60, 61)  
May  26  10 49.49   16 43.4   1.311   1.699    93   17.6  20:46 ( 66, 56)

* C/2004 B1 ( LINEAR )

予想より減光が遅く、4月29日にもまだ17.7等だった(門田健一氏)。もうしばらく17〜18等で観測できそう。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  15 21.10   60 41.1   5.192   5.453    99   17.8  23:32 (180, 64)  
May  26  15  8.88   60 45.0   5.292   5.514    97   17.8  22:53 (180, 64)

* C/2004 D1 ( NEAT )

2006年の初めに16等に達した。現在は17.8等(4月28日、門田健一氏)。これから夏にかけて、17等から18等へと、ゆっくりと暗くなっていく。日本からは、ずっと高い位置で観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
May  19  13 44.59   32 17.3   5.498   6.082   121   17.8  21:57 (  0, 87)  
May  26  13 41.96   31 34.2   5.589   6.112   116   17.8  21:27 (  0, 86)

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