今週の明るい彗星 (2007年1月13日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。

C/2006 P1 ( McNaught ) 予想をはるかに上回る大彗星となった。1月6日からの１週間は、マイナス等級となり、夕方の超低空に輝く姿が見られた。1月12日に近日点を通過し、太陽に0.17AUまで接近した後、1月14日には、なんとマイナス5等からマイナス6等にまで達した。金星よりも明るくなり、双眼鏡を使えば、白昼でも楽に捉えられた。同じ頃、SOHOやSTEREOの視野に入り、雄大な尾を伸ばした凄まじい姿が写し出された。今後、彗星は南下するため、まもなく日本からは見えなくなる。南半球では、夕空に素晴らしい姿を見せるだろう。南半球では、これから次第に暗くなっていく様子をずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 19 55.69 -16 49.1 0.849 0.171 6 -3.3 18:38 ( 76,-12) Jan. 20 20 34.69 -38 17.5 0.875 0.326 19 0.2 18:44 ( 57,-22) 4P/Faye 10月から11月にかけて、9.3等に達した(10月27日、Juan Jose Gonzalez)。最高の条件で観測できたが、現在は減光中。すでに11.8等まで暗くなっている(1月11日、Carlos Labordena)。だが、今後も、5月に16等になるまで、ずっと観測できる。3月頃まで、長期に渡って眼視で見え続けるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 3 4.14 5 3.1 1.141 1.766 112 11.2 19:35 ( 0, 60) Jan. 20 3 15.39 6 2.3 1.218 1.790 108 11.4 19:18 ( 0, 61) C/2006 M4 ( SWAN ) 10月上旬から中旬にかけて、5.5〜6.0等で見え続けた後、10月24日に突如としてバーストを起こし、翌25日には4.2等に達した(Maik Meyer)。肉眼で楽に見えるようになり、双眼鏡では5度もの長い尾が伸びて見えた。だが、現在は減光中で、すでに10.5等まで暗くなっている(1月11日、Carlos Labordena)。まもなく西空に沈み、観測できなくなる。5月には、15〜16等で再び明け方の空に現れる。その後は、秋に18等以下になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 21 18.88 -5 1.9 2.771 1.979 29 11.8 18:38 ( 75, 12) Jan. 20 21 28.79 -5 44.2 2.926 2.073 24 12.2 18:44 ( 78, 6) C/2006 L1 ( Garradd ) 地球に接近した11月下旬から12月上旬にかけて、8.5等まで明るくなり、視直径が10分角以上の淡く巨大な姿で見えた(11月23日、Peter Bus)。10月下旬から12月中旬まで9等を保ち、絶好の条件で観測できたが、現在は減光中で、すでに11.5等となっている(1月11日、Carlos Labordena)。1月からは急激に暗くなる。2月には14等以下となり、眼視では見えなくなる。3月には17等で西空に沈む。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 1 44.53 41 39.7 1.376 1.895 105 11.9 18:38 (146, 82) Jan. 20 1 31.18 39 16.2 1.586 1.955 96 12.6 18:44 (112, 75) C/2006 L2 ( McNaught ) 10月から11月にかけて、いったん夕空に低すぎて見えなくなっていたが、再び明け方の空で高く昇るようになってきた。現在は12.2等(12月28日、Juan Jose Gonzalez)。3月まで12〜13等を保ち、長期に渡って眼視で見えるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 17 29.18 34 42.4 2.336 2.098 63 12.6 5:38 (250, 37) Jan. 20 17 46.76 38 44.8 2.299 2.126 67 12.6 5:37 (246, 40) 29P/Schwassmann-Wachmann 1 今シーズンは、7月初めに明け方の空に現れて来て以来、ずっと12〜13等と明るく、眼視で見え続けている。現在は13.1等(12月22日、吉田誠一)。拡散状で、眼視では見づらい。だが、CCDでは、2分角にも及ぶ巨大な姿が捉えられている。3月までは好条件で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 3 44.17 29 35.3 5.222 5.874 127 13.4 20:14 ( 0, 85) Jan. 20 3 43.42 29 20.3 5.316 5.876 120 13.4 19:46 ( 0, 84) C/2005 YW ( LINEAR ) しばらく観測できなかったが、久しぶりに明け方の空に現れて来ると、彗星として活動しており、予想よりかなり明るくなっていた。10月31日には、13.7等で眼視でも見えた(吉田誠一)。現在も13.8等と明るい(12月29日、吉本勝己氏)。今後、3月までしばらく13〜14等を保つ。南半球では条件良く観測できる。だが、日本からはまもなく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 13 41.14 -50 33.2 2.103 2.040 72 13.6 5:38 (355, 4) Jan. 20 13 58.53 -53 38.0 2.084 2.060 74 13.7 5:37 (356, 1) P/2006 HR30 ( Siding Spring ) 現在は14.6等(12月23日、吉田誠一)。ほとんど恒星状で、9月初めからまったく増光していない。7月末にわずかな彗星活動が捉えられたが、すぐに完全に恒星状になった。10月末には再び尾が見えるようになったが、すぐに恒星状に戻った。結局、ほぼ小惑星状のまま近日点を通過してしまった。今後、日本からはずっと条件が良く、春までずっと高い位置に見え続ける。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 23 52.17 46 45.6 0.760 1.236 89 13.7 18:38 (126, 62) Jan. 20 0 41.32 47 27.1 0.750 1.252 91 13.7 18:44 (129, 65) C/2003 WT42 ( LINEAR ) 2005年の秋から2006年の春まで、ずっと13.5等の明るさで見え続けていた。現在は1年前より1等ほど暗いが、まだ14.2等で眼視でも見えている(12月22日、吉田誠一)。4月まで非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 13 11.58 22 12.2 5.282 5.593 103 14.4 5:38 (355, 77) Jan. 20 13 12.99 22 21.4 5.208 5.612 109 14.4 5:17 ( 0, 77) C/2006 K3 ( McNaught ) 南半球では条件良く観測できるが、日本からは1月まで見えない。5月に17.5等で発見された後、あまり明るくなっておらず、12月になってもまだ16.5〜17等。1月から3月にかけて、日本からも夕空の低空に見えるが、15等以下のようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 2 41.81 -44 52.6 2.462 2.583 85 15.1 19:11 ( 0, 10) Jan. 20 2 35.27 -40 23.2 2.505 2.565 82 15.1 18:44 ( 1, 15) 185P/2007 A3 ( Petriew ) 2001年に9等と明るく観測された周期彗星の初回帰。Filip Fratevが、1月11日に16.1等で捉えている。当初の予報より2.5等ほど暗い。今回は条件が悪く、ずっと夕空の低空にしか見えない。2月から3月にかけて、11等に達すると期待されていたが、14等止まりのようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 21 19.83 -8 50.9 1.892 1.122 27 15.6 18:38 ( 72, 10) Jan. 20 21 46.06 -7 31.7 1.847 1.072 27 15.1 18:44 ( 74, 9) C/2005 EL173 ( LONEOS ) 現在は15.5等(12月3日、門田健一氏)。今後、春まで15.5〜16等で観測できる。ただ、日本からは高度が20〜30度と、南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 6 12.74 -34 45.8 3.324 3.913 120 15.5 22:40 ( 0, 20) Jan. 20 5 56.45 -34 18.4 3.356 3.906 117 15.5 21:57 ( 0, 21) C/2006 XA1 ( LINEAR ) 新彗星。現在は15.9等(1月10日、門田健一氏)。これから5月まで、夕空で15等で見える。近日点通過の頃は、太陽と合になって見えない。その後は南に去ってしまうため、日本からは見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 2 27.84 52 50.9 2.368 2.919 114 16.0 18:58 (180, 72) Jan. 20 2 31.36 51 33.1 2.374 2.858 109 15.9 18:44 (175, 73) 84P/Giclas 近日点を過ぎてから4ヵ月も後に最大光度となる傾向がある。今回も、近日点を通過した7月下旬は17.6等(7月23日、Filip Fratev)だったが、12月23日には14.1等(吉田誠一)で、眼視でも見えるほど明るくなった。だが、今後は暗くなっていく。しばらく条件が良いが、3月には18等以下になる、。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 5 23.39 19 22.3 1.391 2.290 148 16.1 21:53 ( 0, 74) Jan. 20 5 21.66 19 54.8 1.471 2.323 141 16.2 21:23 ( 0, 75) C/2005 E2 ( McNaught ) 10月31日にはまだ14.2等で眼視でも見えていた(吉田誠一)。だが、すでに15.8等まで暗くなっている(12月15日、Ernesto Guido and Giovanni Sostero)。春まで条件が良く、ゆっくりと暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 9 52.80 25 34.1 3.317 4.188 148 16.1 2:26 ( 0, 81) Jan. 20 9 47.68 25 53.5 3.336 4.254 156 16.2 1:53 ( 0, 81) 76P/West-Kohoutek-Ikemura 冬に13等に達すると期待されていたが、実際には、最大で15.7等(12月5日、門田健一氏)と、期待されていたよりもはるかに暗かった。今後は急激に暗くなる。2月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 8 10.62 55 48.6 0.787 1.691 145 16.2 0:44 (180, 69) Jan. 20 8 4.37 58 37.8 0.829 1.713 141 16.4 0:10 (180, 67) 2P/Encke 4月中旬に近日点を通過し、6等に達する。日本からは、夕空で次第に明るくなっていく様子を観測できる。但し、眼視で見える明るさになる頃には、かなり低空になってしまう。2月中旬には14等になるが、高度は20度を下回る。3月中旬には11.5等になるが、高度は10度を下回る。いったん見えなくなった後、6月には12等で明け方の空に姿を現す。但し、高度は20度までしか上がらず、急激に暗くなっていく。南半球では、5月に8等で明け方の空に現れた後、しばらく明るく見えるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 23 18.39 3 35.1 2.031 1.757 59 17.5 18:38 ( 61, 40) Jan. 20 23 26.19 4 15.3 2.032 1.671 54 16.9 18:44 ( 67, 36) C/2006 V1 ( Catalina ) 2007年春に16等になるまで、高い位置で次第に明るくなっていく。その後は2008年夏にかけて、1年半に渡って15.5〜16等を保つ。しかし、彗星は南下するため、日本からは2007年6月までしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 11 11.79 5 8.5 3.497 4.145 125 17.1 3:44 ( 0, 60) Jan. 20 11 10.20 4 40.1 3.364 4.096 132 17.0 3:15 ( 0, 60) C/2002 VQ94 ( LINEAR ) 現在は16.8等(12月29日、吉本勝己氏)。木星よりも遠くにあるため、2007年夏まで、長期に渡って17等を保つ。北天を移動するため、今後はずっと高い位置で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 14 48.40 37 45.7 7.077 7.143 89 17.1 5:38 (255, 69) Jan. 20 14 49.63 37 58.6 7.016 7.157 94 17.1 5:37 (254, 74) 173P/2005 T1 ( Mueller 5 ) 現在は17.0等(12月17日、門田健一氏)。近日点通過は2008年。これから数年間に渡って17等前後で観測できる。但し、近日点を通過した後は、すぐに暗くなってしまう可能性もある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 4 14.10 11 50.5 3.975 4.678 130 17.2 20:44 ( 0, 67) Jan. 20 4 12.64 12 11.3 4.049 4.666 123 17.2 20:15 ( 0, 67) C/2004 D1 ( NEAT ) 2006年の初めに16等に達した。現在は17.3等(12月2日、門田健一氏)。これから2007年の夏にかけて、17等から18等へと、ゆっくりと暗くなっていく。日本からは、ずっと高い位置で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 14 17.46 31 1.4 5.464 5.598 92 17.2 5:38 (280, 75) Jan. 20 14 20.12 31 16.3 5.407 5.622 97 17.2 5:37 (288, 79) 112P/Urata-Niijima 8月2日には20.7等とたいへん暗かった(P. Birtwhistle)が、予報通りに急激に増光して、11月15日には15.7等に達した(門田健一氏)。近日点を過ぎても暗くならず、いまだに16.1等と明るい(12月19日、門田健一氏)。今後、日本からの観測条件はずっと良い。まだしばらく16〜17等で観測できるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 4 40.84 68 43.0 0.892 1.671 125 17.2 21:11 (180, 56) Jan. 20 4 49.99 67 35.0 0.952 1.706 123 17.5 20:53 (180, 57) C/2004 L2 ( LINEAR ) 2005年夏に、南半球で16等に達した。現在は17.2等(12月4日、門田健一氏)。増光がたいへん鈍かったが、減光もかなり遅いようだ。今後、1月までは17等を保つ。だが、その後は急激に暗くなり、2月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 4 55.53 -16 58.8 4.609 5.234 124 17.3 21:25 ( 0, 38) Jan. 20 4 52.68 -15 45.3 4.707 5.273 120 17.4 20:54 ( 0, 39) P/2005 SB216 ( LONEOS ) 1月まで17等を保つ。その後、4月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 3 58.22 50 29.0 3.128 3.822 128 17.3 20:28 (180, 75) Jan. 20 3 57.80 49 54.3 3.192 3.821 123 17.3 20:00 (180, 75) 184P/2007 A1 ( Lovas 2 ) 1986年に発見された後、行方不明になっていたが、1月9日に16〜17等で再発見された。今回は条件が良く、計算上は、秋から冬にかけて14等に達するはずだったが、実際には予報より暗く、17等止まりだったようだ。2月には18等以下になるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 23 5.77 -4 28.3 1.789 1.440 53 17.3 18:38 ( 57, 32) Jan. 20 23 27.91 -2 10.1 1.837 1.461 52 17.5 18:44 ( 61, 32) P/2006 U5 ( Christensen ) 12月から1月にかけて、17.5等で、絶好の条件で観測できる。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 6 17.83 29 9.1 1.375 2.326 160 17.4 22:47 ( 0, 84) Jan. 20 6 13.46 29 1.2 1.406 2.326 152 17.4 22:15 ( 0, 84) 2006 SV301 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。1月中旬に17.5等に達するが、2月には18等以下になる。日本からは非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 7 28.92 22 45.5 1.670 2.653 177 17.5 0:02 ( 0, 78) Jan. 20 7 24.17 23 12.1 1.667 2.641 169 17.7 23:25 ( 0, 78) 182P/2006 W2 ( LONEOS ) 11月18日に19.3等(E. J. Christensen)で検出された。微小な彗星だが、2月に地球に0.3AUまで接近し、17等まで明るくなる。北天を移動し、日本からは条件良く観測できる。だが、3月にはすぐに18等以下になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 0 51.97 26 52.5 0.322 1.037 90 17.7 18:38 ( 70, 72) Jan. 20 0 43.06 34 41.8 0.312 1.009 85 17.5 18:44 ( 99, 66) C/2004 B1 ( LINEAR ) 昨年の春には12等で眼視でも見えた。再び明け方の空に現れて来た。現在は17.2等(12月29日、吉本勝己氏)で、この予報より明るい。今後はしばらく条件が良いが、ゆっくりと暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 16 43.25 33 56.3 4.566 4.315 69 17.7 5:38 (255, 46) Jan. 20 16 46.84 35 24.9 4.565 4.380 73 17.7 5:37 (255, 51) 65P/Gunn 現在は遠日点にあり、最も暗くなっているが、18等で観測されている。3月まで18等で、条件良く観測できるだろう。2009年には再び13〜14等で眼視でも見えるようになる。2010年には12.5等に達するが、その頃は日本からは南にかなり低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 5 47.14 28 39.6 3.811 4.717 154 17.8 22:16 ( 0, 84) Jan. 20 5 42.88 28 40.5 3.862 4.714 146 17.8 21:44 ( 0, 84) C/2006 S5 ( Hill ) 1年後の冬には14等に達し、日本からは絶好の条件で観測できる。現在はまだ18等。2月にはいったん夕空に低くなって、その後は7月まで観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 0 36.94 14 31.1 4.229 4.207 82 17.9 18:38 ( 51, 61) Jan. 20 0 41.26 14 39.7 4.284 4.157 76 17.8 18:44 ( 61, 56) 181P/2006 U4 ( Shoemaker-Levy 6 ) 15年ぶりに検出された。今回は条件が良く、11月に13.5等に達すると期待されていたが、実際には、最大で15.0等(12月2日、門田健一氏)と、期待されていたよりも暗かった。現在は急激に減光中で、すでに17.1等まで暗くなっている(12月29日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 0 26.40 10 48.2 1.082 1.304 78 17.8 18:38 ( 50, 57) Jan. 20 0 50.83 15 3.5 1.147 1.351 78 18.5 18:44 ( 58, 59) 52P/Harrington-Abell 前回1999年には予想外の大バーストを起こし、10.5等に達したが、今回は暗い。現在は17.4等(11月23日、門田健一氏)。今後は次第に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 13 13 40.39 -15 28.1 2.123 2.236 83 18.1 5:38 (349, 39) Jan. 20 13 47.12 -16 42.8 2.073 2.273 88 18.2 5:37 (356, 38)