今週の明るい彗星 (2006年10月28日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。

C/2006 M4 ( SWAN ) 10月上旬から中旬にかけて、5.5〜6.0等で見え続けた後、10月24日に突如としてバーストを起こし、翌25日には4.2等に達した(Maik Meyer)。肉眼で楽に見えるようになり、双眼鏡では5度もの長い尾が伸びて見えた。だが、すでに暗くなり始めており、現在は5.2等(10月28日、Adam Hurcewicz)。今後、日本からは1月上旬まで、夕空で次第に暗くなっていく様子を観測できる。南半球では、来年4月に15等以下になるまで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 16 29.11 33 56.1 1.001 0.962 57 4.7 18:35 (109, 36) Nov. 4 17 35.60 27 19.4 1.057 1.041 60 5.5 18:29 ( 97, 42) 4P/Faye 現在は9.6等(10月19日、Maciej Reszelski)で、最大光度に達している。集光が強く見やすい。ダストの尾が長く伸びているのがはっきり見える。12月まで9〜10等を保ち、最高の条件で観測できる。その後も、5月に16等になるまで、ずっと観測できる。3月頃まで、長期に渡って眼視で見え続けるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 2 9.11 7 11.1 0.686 1.678 174 9.2 23:42 ( 0, 62) Nov. 4 2 9.12 5 40.1 0.688 1.671 168 9.2 23:14 ( 0, 61) C/2006 L1 ( Garradd ) 6月以降、しばらく観測されていなかったが、久しぶりに明け方の空に現れて来ると、12.9等と、予想以上に明るくなっていた(10月8日、Y. Sugiyama)。その後も急激に明るくなり、現在は9.8等に達している(10月27日、Juan Jose Gonzalez)。10月17日に近日点を通過した後も明るくなり続けており、やや異常な増光である。12月に衝となり、地球に接近するため、12月まで、しばらく9〜10等と明るく見えそう。日本からは絶好の条件で観測できる。1月からは急激に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 10 0.07 4 11.8 1.609 1.474 63 9.8 4:51 (300, 41) Nov. 4 9 54.93 7 7.8 1.435 1.487 73 9.6 4:57 (307, 50) C/2006 P1 ( McNaught ) 発見時には17等と報告されたが、実際には14等とかなり明るかった(8月21日、Terry Lovejoy)。その後、やや急激に増光して、すでに11等とかなり明るくなっている(10月15日、Michael Jager and Gerald Rhemann)。だが、夕空の低空で、拡散状のため、見づらい。1月中旬に太陽に0.17AUまで接近し、2.5等に達すると思われるが、その頃は観測できない。南半球では、1月下旬に5等で現れ、その後は次第に暗くなっていく様子をずっと観測できる。だが、日本からは11月上旬までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 16 41.30 -13 58.9 2.524 1.833 37 11.1 18:35 ( 64, 11) Nov. 4 16 48.09 -13 42.4 2.469 1.711 32 10.8 18:29 ( 66, 9) P/2006 T1 ( Levy ) 土星のすぐ側で、眼視で見つかった新彗星。10月5日に9.4等と明るかった(Juan Jose Gonzalez)。だが、9月30日の写真では12等以下であった(工藤哲生氏)。どうやら、10月初めに急増光したようだ。周期5.4年の短周期彗星で、ふだんは暗いNEOの１つなのかもしれない。やや急激に減光しており、現在は11.3等まで暗くなっている(10月23日、関勉氏)。12月には眼視では見えなくなりそう。冬までずっと明け方の空に見え続け、その後も夏までずっと観測できる位置にある。但し、日本からは、2007年になると南に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 11 8.55 -0 32.3 1.428 1.031 46 10.9 4:51 (290, 25) Nov. 4 11 30.53 -4 42.2 1.460 1.062 46 11.4 4:57 (296, 25) 177P/2006 M3 ( Barnard 2 ) 1889年以来、117年ぶりに再発見された。7月中旬に急激に明るくなり、8等に達した。その後は9月上旬まで、8等台の淡く大きな姿で見え続けた。だが、すでに暗くなり始めている。現在は11.0等(10月19日、Maciej Reszelski)。今のところ、それほど急激に暗くなる様子は無く、この予報より明るい。ただ、拡散しているため、今後はあっという間に見えなくなるかもしれない。日本からは、今後しばらくは夕空に高く位置し続ける。11月までは周極星となり、明け方は低くなるが、一晩中観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 22 39.63 69 49.8 0.721 1.450 114 12.3 20:16 (180, 55) Nov. 4 23 25.74 66 17.1 0.755 1.519 120 12.9 20:34 (180, 59) C/2006 L2 ( McNaught ) ずっと夕空の低空だったため、観測が少ない。CCDでは14等と報告されているが、眼視では11.5等と明るく報告されている(10月14日、Juan Jose Gonzalez)。10月から11月にかけて、いったん夕空に低すぎて見えなくなるが、12月からは明け方の空で高く昇るようになってくる。その後は3月まで13等を保ち、長期に渡って眼視で見えるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 15 17.50 7 6.1 2.855 2.014 26 12.8 18:35 ( 94, 7) Nov. 4 15 26.49 8 38.0 2.836 2.004 26 12.8 18:29 ( 97, 6) 29P/Schwassmann-Wachmann 1 10月中旬に再びバーストを起こし、現在は11.5等とかなり明るくなっている(10月16日、Maciej Reszelski)。今年は、7月初めに明け方の空に現れて来て以来、ずっと12〜13等と明るく、眼視で見え続けている。3月までは好条件で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 4 18.11 31 51.8 5.010 5.850 144 13.3 1:55 ( 0, 87) Nov. 4 4 15.06 31 49.7 4.958 5.852 151 13.2 1:24 ( 0, 87) D/1986 W1 ( Lovas 2 ) 1986年に発見された後、行方不明になっている。今回は条件が良く、計算上は、秋から冬にかけて14等に達するはずだったが、実際には、予報よりはるかに暗いようだ。5月からずっと射程内に入っているが、いまだに検出されていない。発見時は異常に増光していたようだ。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと観測できる。そろそろ天の川を抜けるので、検出しやすくなるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 19 37.59 -20 2.8 1.249 1.433 78 13.8 18:35 ( 23, 32) Nov. 4 19 58.64 -19 5.7 1.270 1.418 76 13.8 18:29 ( 23, 32) C/2005 YW ( LINEAR ) しばらく観測できなかったが、久しぶりに明け方の空に現れて来ると、彗星として活動しており、14.3等と、予想よりかなり明るくなっていた(10月15日、門田健一氏)。眼視でも13等で見えるかもしれない。今後、3月までしばらく13〜14等を保つ。南半球では条件良く観測できる。だが、日本からは、11月に高度20度まで昇った後は、南に下がり、12月までしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 11 0.13 -12 0.4 2.617 2.053 45 14.2 4:51 (301, 19) Nov. 4 11 13.10 -15 20.0 2.548 2.035 48 14.0 4:57 (307, 20) P/2006 HR30 ( Siding Spring ) 現在は14.9等(10月16日、吉本勝己氏)。ほとんど恒星状で、9月初めからまったく増光していない。7月末にわずかな彗星活動が捉えられたが、すぐに完全に恒星状になった。だが、10月末には、再び尾が見えるようになった。今後、日本からはずっと条件が良く、来年の春までずっと高い位置に見え続ける。このまま小惑星状であれば、最大で14等止まり。だが、突然に彗星活動を見せ、急激に明るくなる可能性もある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 20 38.44 31 13.5 0.966 1.534 103 14.3 18:35 ( 54, 84) Nov. 4 20 38.40 31 47.9 0.961 1.480 98 14.3 18:29 ( 74, 80) C/2003 WT42 ( LINEAR ) 昨年の秋から今年の春まで、ずっと13.5等の明るさで見え続けていた。しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。4月まで14等を保ち、非常に条件良く観測できる。1年前より1等ほど暗いが、14等で眼視でも見えるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 12 24.40 24 34.2 6.058 5.406 45 14.4 4:51 (256, 24) Nov. 4 12 30.44 24 2.6 6.008 5.421 49 14.4 4:57 (260, 29) C/2005 E2 ( McNaught ) 冬から春にかけて、夕空で10等で見え続けた。5月から観測不可能だったが、再び明け方の空に現れてきた。現在は14.0等(9月25日、Jakub Cerny)で、まだ眼視でも見えている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 9 53.56 24 31.5 3.610 3.445 72 14.6 4:51 (276, 54) Nov. 4 9 58.08 24 16.0 3.576 3.513 78 14.6 4:57 (282, 60) 71P/Clark 7月7日に10.3等に達した(Juan Jose Gonzalez)。その後は次第に減光しており、現在は14.3等(10月16日、吉本勝己氏)。まもなく眼視では見えなくなるだろう。今後、1月に18等以下になるまで、ずっと夕空で同じ高さに見え続ける。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 21 13.77 -28 5.6 1.655 2.044 97 15.0 18:48 ( 0, 27) Nov. 4 21 25.18 -26 36.4 1.765 2.082 93 15.3 18:32 ( 0, 29) C/2006 K3 ( McNaught ) 南半球では条件良く観測できるが、日本からは1月まで見えない。すでに15.5等まで明るくなり、冬には14.5等に達すると予想されている。だが実際には、5月に17.5等で発見された後、10月までずっと17等で、まったく増光していないようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 7 21.54 -63 29.4 2.837 2.899 83 15.4 4:51 (359, -8) Nov. 4 7 1.51 -64 51.0 2.759 2.862 85 15.3 4:10 ( 0,-10) 76P/West-Kohoutek-Ikemura 冬に13等に達すると期待されていたが、現在もまだ16.7等(10月20日、Filip Fratev)と、期待されていたよりもはるかに暗い。11月から12月にかけて絶好の条件で観測できるが、14.5等止まりか、もっと暗いかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 7 16.19 11 37.5 1.046 1.619 105 15.5 4:51 ( 0, 67) Nov. 4 7 28.16 14 1.0 0.980 1.611 109 15.3 4:36 ( 0, 69) 117P/Helin-Roman-Alu 1 13.2等と意外と明るく、眼視でも見えている(9月27日、吉田誠一)。12月まで同じような高さで見える。但し、眼視ではまもなく暗すぎて見えなくなりそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 22 7.99 -22 7.7 2.893 3.385 111 15.5 19:41 ( 0, 33) Nov. 4 22 10.04 -21 33.1 3.001 3.399 105 15.6 19:16 ( 0, 34) 114P/Wiseman-Skiff 現在は16.5等(9月2日、門田健一氏)。この予報より少し暗いが、12月までずっと16等を保つ。2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 9 40.47 7 38.8 1.698 1.642 69 15.6 4:51 (301, 47) Nov. 4 9 53.86 5 1.2 1.663 1.662 72 15.7 4:57 (309, 48) (3200) Phaethon 減光中で、12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 23 26.19 46 60.0 0.711 1.562 132 15.8 20:59 (180, 78) Nov. 4 23 21.30 40 44.4 0.802 1.634 130 16.1 20:27 (180, 85) 84P/Giclas 9月12日に16.7等まで増光してきた(B. Brinkmann)が、10月7日には17.2等(門田健一氏)と、その後はあまり明るくなってきていない。前回の出現では、近日点を過ぎてから4ヵ月も後に最大光度となった。今回は、11月から1月にかけて15.5等で好条件で観測できると期待されていたが、すでに暗くなり始めたのかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 6 4.32 15 7.0 1.261 1.985 122 15.9 3:40 ( 0, 70) Nov. 4 6 5.97 15 12.0 1.226 2.007 129 15.8 3:14 ( 0, 70) C/2005 L3 ( McNaught ) 木星よりも遠くにあるため、長期に渡って観測できる。現在は15.6等(9月1日、Y. Sugiyama)。2006年はまだ暗く、やや高度も低い。だが、2007年から2008年にかけて、14.5〜15等まで明るくなると予想されている。高度も高くなるので、眼視でも見えるようになるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 18 31.48 -20 27.6 6.831 6.442 63 15.9 18:35 ( 39, 24) Nov. 4 18 31.84 -20 9.8 6.916 6.418 56 15.9 18:29 ( 43, 22) 52P/Harrington-Abell 前回1999年には予想外の大バーストを起こし、10.5等に達した。今回はすでに2005年10月に検出されているが、その後は1年間も観測されていないため、現在の明るさはまったく不明。すでに明け方の空に現れて来た。明るさは15.5等と思われるが、この予報よりかなり暗い可能性もある。今後は次第に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 11 36.95 3 2.6 2.529 1.892 40 15.9 4:51 (282, 22) Nov. 4 11 50.99 1 4.7 2.505 1.917 43 16.1 4:57 (287, 25) C/2005 EL173 ( LONEOS ) 予報通り、15.9等と明るくなっている(10月25日、門田健一氏)。今後、来年の春まで15.5〜16等で観測できる。ただ、日本からは高度が20〜30度と、南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 8 27.00 -22 12.3 4.082 4.045 80 16.1 4:51 (341, 30) Nov. 4 8 22.07 -23 51.5 3.959 4.029 86 16.0 4:57 (351, 31) 73P-C/Schwassmann-Wachmann 3 地球に接近した5月上旬には6等に達し、B核とともに頭上高くに二大彗星として見えた。現在は地球から遠ざかりつつあり、減光中。予想より減光は遅く、9月末にもまだ13.9等で眼視でも見えた(9月27日、吉田誠一)。現在もまだ15.3等(10月16日、吉本勝己氏)と、この予報より明るい。今後しばらく夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 0 35.75 -13 54.5 1.142 2.035 144 16.3 22:08 ( 0, 41) Nov. 4 0 31.62 -12 48.9 1.250 2.098 138 16.7 21:37 ( 0, 42) P/2006 U1 ( LINEAR ) 周期4.6年の新彗星。ほとんど恒星状だが、細く長い尾が伸びている。11月から12月にかけて衝となり、地球に接近して、日本からは絶好の条件で観測できる。11月中は16.4等を保つが、12月に入ると急激に暗くなってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 6 42.05 26 31.9 0.427 1.236 114 16.4 4:19 ( 0, 82) Nov. 4 6 6.25 25 10.9 0.457 1.332 129 16.4 3:16 ( 0, 80) 112P/Urata-Niijima 8月2日には20.7等とたいへん暗かった(P. Birtwhistle)が、予報通りに急激に増光して、10月16日には16.5等に達した(吉本勝己氏)。今回は条件が非常に良い。11月まで16.5等を保つが、12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 5 8.02 43 6.7 0.606 1.465 131 16.4 2:44 (180, 82) Nov. 4 5 13.58 48 37.3 0.594 1.466 133 16.4 2:22 (180, 77) C/2005 B1 ( Christensen ) 2005年の初めから、1年半の長期に渡って、16.5等を保った。11月からは急激に減光し、年末には18等以下になるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 23 39.53 33 22.8 3.140 3.957 140 16.8 21:12 ( 0, 88) Nov. 4 23 36.34 30 45.6 3.219 3.995 136 16.9 20:42 ( 0, 86) C/2006 CK10 ( Catalina ) 現在は16.3等(10月14日、門田健一氏)。今年の春と同じ明るさで見えている。12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 3 51.16 -1 18.8 1.369 2.288 150 16.8 1:29 ( 0, 54) Nov. 4 3 20.90 -5 42.8 1.401 2.343 156 16.9 0:31 ( 0, 50) 2006 QL39 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。10月に衝となり、16.5等に達し、絶好の条件で観測できた。今後は次第に減光し、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 1 0.61 -5 33.4 1.360 2.300 154 16.8 22:33 ( 0, 49) Nov. 4 0 58.16 -6 26.4 1.372 2.272 147 17.0 22:03 ( 0, 49) C/2006 M1 ( LINEAR ) 今後、2007年末まで長期に渡って17等を保つ。2006年秋と2007年の秋に、それぞれ条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 19 50.74 39 19.1 3.469 3.689 94 16.9 18:35 (112, 75) Nov. 4 19 58.75 38 17.6 3.495 3.672 92 16.9 18:29 (107, 73) C/2004 L2 ( LINEAR ) 2005年夏に、南半球で16等に達した。9月19日に16.6等(津村光則氏)と、この予報より少し明るい。今後、1月までは17.5等を保つ。2月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 5 44.32 -23 29.4 4.303 4.820 115 17.3 3:20 ( 0, 32) Nov. 4 5 41.03 -23 31.3 4.278 4.856 120 17.3 2:50 ( 0, 31) 173P/2005 T1 ( Mueller 5 ) 現在は16.9等(10月20日、Filip Fratev)。近日点通過は2008年。これから数年間に渡って17等前後で観測できる。但し、近日点を通過した後は、すぐに暗くなってしまう可能性もある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 4 51.28 10 43.9 4.005 4.810 140 17.3 2:28 ( 0, 66) Nov. 4 4 48.72 10 39.9 3.933 4.797 147 17.3 1:57 ( 0, 66) 2006 BZ8 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。2月〜3月に17等で観測された。10月〜11月に再び17等に達するが、すぐに見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 3 25.68 36 55.4 1.377 2.294 150 17.4 1:04 (180, 88) Nov. 4 2 43.86 33 55.4 1.375 2.336 161 17.3 23:45 ( 0, 89) P/2004 F3 ( NEAT ) 2004年と2005年には、15等と明るく観測された、すでに太陽から遠く離れているが、現在もまだ16.2等(9月23日、門田健一氏)と、この予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 0 36.72 -16 41.5 3.328 4.162 142 17.3 22:09 ( 0, 38) Nov. 4 0 33.39 -16 32.5 3.406 4.179 136 17.4 21:39 ( 0, 39) P/2005 SB216 ( LONEOS ) 1月まで17等を保つ。その後、4月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 4 49.58 50 6.2 3.151 3.871 130 17.4 2:26 (180, 75) Nov. 4 4 46.43 50 49.0 3.091 3.864 135 17.3 1:55 (180, 74) 181P/2006 U4 ( Shoemaker-Levy 6 ) 15年ぶりに検出された。今回は条件が良く、11月に13.5等に達すると期待されていた。だが、実際には、10月26日に17.4等(R. H. McNaught)と、予報より3等も暗かった。今後は、日本からも次第に高く昇るようになるが、17等止まりのようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 19 29.18 -39 4.8 0.975 1.190 74 17.6 18:35 ( 18, 13) Nov. 4 19 56.82 -36 26.8 0.955 1.163 73 17.4 18:29 ( 18, 16) P/2006 S4 ( Christensen ) 11月まで17.5等で見えるが、その後はすぐに暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 1 14.24 -13 10.1 2.333 3.236 150 17.4 22:46 ( 0, 42) Nov. 4 1 7.89 -12 7.5 2.388 3.251 145 17.5 22:13 ( 0, 43) C/2005 R4 ( LINEAR ) 現在は17.3等(10月19日、Catalina Sky Survey)。1年前と同じ明るさで観測されている。12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 1 38.18 21 39.1 4.500 5.478 168 17.5 23:10 ( 0, 77) Nov. 4 1 28.45 20 54.3 4.538 5.495 163 17.6 22:33 ( 0, 76) C/2003 K4 ( LINEAR ) 2004年に6等に達した彗星。1月まで眼視でも見えていた。すでに17.2等まで暗くなっている(9月27日、門田健一氏)。今後もしばらくは17〜18等で、ゆっくりと暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 2 36.88 -4 13.5 7.191 8.139 161 17.6 0:14 ( 0, 51) Nov. 4 2 32.60 -4 26.1 7.254 8.195 160 17.6 23:37 ( 0, 51) 74P/Smirnova-Chernykh 現在は17.9等(10月1日、門田健一氏)。2年後には15等に達する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 28 2 16.16 7 29.8 3.523 4.512 174 17.8 23:48 ( 0, 63) Nov. 4 2 11.89 7 13.0 3.525 4.506 170 17.8 23:17 ( 0, 62)