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今回は条件がたいへん悪く、日本からはまったく見えない。南半球では、6月6日に11.4等と、予報どおりに明るくなっている様子が観測された(Michael Mattiazzo)。だが、今回帰は、もう二度と見られない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 4 47.98 21 3.5 1.392 0.545 19 8.8 3:00 (239, -7)
July 1 5 41.03 22 36.1 1.465 0.531 13 8.6 3:03 (234, -9)
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地球に接近した5月上旬には6等に達し、B核とともに頭上高くに二大彗星として見えた。現在は地球から遠ざかりつつあり、減光中。すでに7.8等まで暗くなっている(6月10日、Willian Souza)。だが、2つの核の見かけの距離が近くなり、同一写野に2つの明るい彗星が収まるようになってきた。南半球では高く見えているが、日本では、6月中は明け方の超低空となってしまう。7月からは少しずつ高く見えるようになるが、急激に暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 1 48.76 -11 20.5 0.360 0.972 72 8.9 3:00 (291, 9)
July 1 2 0.18 -11 35.0 0.407 1.003 76 9.3 3:03 (294, 13)
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地球に接近した5月上旬には5等に達し、C核とともに頭上高くに二大彗星として見えた。現在は地球から遠ざかりつつあり、減光中。すでに8.5等まで暗くなっている(6月10日、Willian Souza)。だが、2つの核の見かけの距離が近くなり、同一写野に2つの明るい彗星が収まるようになってきた。南半球では高く見えているが、日本では、6月中は明け方の超低空となってしまう。7月からは少しずつ高く見えるようになるが、急激に暗くなっていく。現在はC核より少し暗くなっているが、まだ太陽に近いため、分裂を起こし、急増光する可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 1 51.87 -11 48.8 0.339 0.968 72 9.5 3:00 (291, 8)
July 1 2 2.46 -12 9.1 0.386 0.998 76 10.0 3:03 (294, 12)
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4月下旬から予想以上に急激に明るくなった。現在は9.5等に達している(6月15日、Willian Souza)。6月に最大光度となり、7月からは減光していくが、秋に暗くなるまで、ずっと夕空で観測できる。今後は、高度30度と、同じような位置に見え続ける。1995年、2001年と、連続して6等以上の大バーストを起こしているので、今後もさらに増光する可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 10 48.44 18 15.3 0.966 1.061 64 9.6 21:04 ( 92, 30)
July 1 11 21.03 15 31.5 0.954 1.080 66 9.7 21:04 ( 89, 29)
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現在、最も明るくなっており、11.0等に達している(6月15日、Willian Souza)。今後、7月まで11〜12等を保つ。近日点通過の頃に衝となり、最良の条件だが、9月までは、日本からの高度は13〜20度とたいへん低い。再び高くなる頃には14等以下となり、眼視では見えないだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 19 38.93 -37 58.6 0.587 1.571 156 11.9 1:32 ( 0, 17)
July 1 19 39.73 -39 31.5 0.588 1.580 159 11.9 1:05 ( 0, 16)
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冬から春にかけて、夕空で10等で見え続けたが、現在は観測不可能。8月下旬に再び13.5等で明け方の空に現れる。10月には高度も高くなり、眼視でも再び14等で見られそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 6 25.74 34 23.4 3.206 2.219 11 12.4 21:04 (142, -7)
July 1 6 43.83 34 5.1 3.274 2.284 10 12.6 21:04 (143, -9)
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現在は12.8等(6月5日、Juan Jose Gonzalez)。眼視では拡散状。最大で9等になると期待されていたが、かなり増光が鈍く、当初の予想より遥かに暗い。だが、大口径では明るく楽しめる。今後は秋まで条件良く観測できる。しばらく12等と明るく見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 16 31.90 30 55.8 1.706 2.391 120 13.0 22:20 ( 0, 86)
July 1 16 12.40 31 32.8 1.845 2.455 115 13.3 21:33 ( 0, 87)
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6月14日に発見されたばかりの新彗星。13.4等と明るく、眼視でも見えている(6月16日、Willian Souza)。日本からは夕方の空にやや低い。南半球では高く見えている。今後しばらく13等で見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 14 26.66 -32 26.1 1.891 2.665 130 13.1 21:04 ( 11, 22)
July 1 14 18.75 -28 16.2 1.929 2.613 121 13.1 21:04 ( 20, 24)
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6月13日に15.0等(Giovanni Sostero and Ernesto Guido)と、予想通りに明るくなってきている。今後は明け方の空に高くなりながら、急激に明るくなっていく。そろそろ眼視でも見え始めるだろう。秋から冬にかけて8.5等に達し、最高の条件で観測できる。2007年4月まで14等を保ち、長期に渡って眼視で見え続ける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 0 4.13 8 0.3 1.946 2.166 88 13.6 3:00 (293, 41)
July 1 0 15.15 9 8.7 1.836 2.127 91 13.3 3:03 (296, 46)
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2005年中はあまり増光しなかったが、2006年の初めには12〜13等と明るいことが多かった。現在は観測不可能。再び明け方の空に現れてきた。秋から冬にかけて条件良く観測できるようになる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 3 40.15 27 51.7 6.633 5.818 33 13.8 3:00 (243, 9)
July 1 3 45.69 28 12.7 6.572 5.819 39 13.8 3:03 (245, 14)
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昨年10月からずっと13.5等の明るさで見え続けている。小さく集光が強い。長期に渡って条件良く見られたが、今後は夕空に低くなり、7月には見えなくなる。だが、来年の冬には再び14.5等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 10 21.08 40 11.4 5.741 5.221 54 14.1 21:04 (119, 33)
July 1 10 27.46 39 10.2 5.814 5.227 50 14.1 21:04 (119, 29)
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前回の1999年は条件が悪く観測されなかったが、今回は近日点通過後に条件が良くなる。6月から8月にかけて14.5等に達するだろう。明け方の空に昇って来たが、いまだに観測されていない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 1 39.88 20 50.8 2.240 1.979 62 14.6 3:00 (264, 29)
July 1 1 52.28 23 25.6 2.185 1.984 65 14.6 3:03 (264, 34)
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2005年の春には14等に達し、眼視でも13.8等で見えた(7月8日、Reinder J. Bouma)。2006年は、夏に再び同じような条件になる。やや低空だが、14等に達しそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 22 47.86 -19 0.5 2.596 3.172 115 15.1 3:00 (332, 31)
July 1 22 49.39 -19 15.9 2.524 3.182 121 15.1 3:03 (340, 33)
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1889年以来、117年ぶりに再発見された。今回は発見時よりも地球に近づく。急激に北上し、日本からは9月まで12〜13等で条件良く観測できる。1889年の明るさから考えて、もっと明るくなる可能性もある。但し、地球に近づくために拡散して見えそう。6月25日には15.0等(Ernesto Guido and Giovanni Sostero)と、この予報より明るいようだ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 17 42.54 -26 43.2 0.488 1.502 172 15.9 23:31 ( 0, 29)
July 1 17 31.43 -18 44.7 0.430 1.434 163 15.1 22:52 ( 0, 37)
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木星よりも遠くにあるため、長期に渡って観測できる。2006年はまだ暗く、やや高度も低い。だが、2007年から2008年にかけて、14.5〜15等まで明るくなると予想されている。高度も高くなるので、眼視でも見えるようになるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 19 53.88 -24 32.6 5.975 6.918 156 15.9 1:47 ( 0, 30)
July 1 19 47.16 -24 29.2 5.905 6.890 164 15.8 1:13 ( 0, 31)
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1986年に発見された後、行方不明になっている。今回は条件が良く、計算上は、秋から冬にかけて14等に達する。但し、発見時は異常に増光していたようなので、この予報よりはるかに暗い可能性がある。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 17 59.47 -23 52.0 1.107 2.123 177 16.1 23:48 ( 0, 31)
July 1 17 51.51 -23 44.1 1.067 2.075 169 15.9 23:13 ( 0, 31)
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2004年1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなり、すでに眼視では見えなくなったが、CCDではまだ15.8等と明るい(3月30日、吉本勝己氏)。10月に18等以下になるまで、ずっと追跡できるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 16 14.86 2 30.7 5.258 6.090 141 16.4 22:04 ( 0, 57)
July 1 16 11.70 2 10.0 5.378 6.151 136 16.5 21:34 ( 0, 57)
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4月2日に15.5等(門田健一氏)と、意外に明るい。ただ、6月まではかなり高度が低い。暗くなり始めてから、ようやく高くなってくる。だが、過去にはバーストして肉眼彗星となったこともあるので、注意が必要。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 0 8.09 -6 47.9 1.638 1.974 93 16.5 3:00 (305, 30)
July 1 0 16.54 -6 46.9 1.601 2.009 97 16.6 3:03 (310, 34)
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2月9日には15.8等(門田健一氏)。来年春にかけて、長期に渡って16等で条件良く見られる。眼視では13.9等以下で見えなかった(3月31日、吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 11 0.94 51 57.0 5.489 5.079 61 16.6 21:04 (131, 43)
July 1 11 8.05 50 41.2 5.555 5.090 58 16.6 21:04 (130, 39)
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彗星のような軌道を持つ特異小惑星。来年1月に14等に達する。これから急激に明るくなっていく様子を、条件良く観測できる。今後、彗星に化けるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 22 48.63 3 29.3 2.231 2.710 107 16.8 3:00 (318, 51)
July 1 22 50.28 5 11.7 2.082 2.644 112 16.6 3:03 (327, 56)
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2005年は、春から夏にかけて、CCDで16等、眼視でも14等で見えた。2006年も春から夏にかけて16.5等で観測できる。ただ、2005年よりはやや高度は低い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 19 18.12 -14 20.7 3.179 4.156 161 16.7 1:12 ( 0, 41)
July 1 19 11.37 -15 54.5 3.180 4.184 169 16.7 0:37 ( 0, 39)
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木星よりも遠くにあるため、長期に渡って16.5〜17等を保つ。北天を移動するため、2006年夏まで高い位置で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 13 17.33 60 31.3 7.001 6.855 77 16.9 21:04 (153, 58)
July 1 13 16.30 59 10.8 7.056 6.861 74 16.9 21:04 (147, 56)
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3月13日に16.0等(門田健一氏)。2005年の初めから約1年間16〜16.5等を保った。しばらく低かったが、今後は高くなっていく。秋に条件が良くなるまでは、17等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 1 0.74 54 26.5 3.729 3.405 63 16.9 3:00 (225, 46)
July 1 1 4.41 54 30.4 3.682 3.428 67 16.9 3:03 (225, 50)
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明け方の空で高く見えるようになってきている。今後は10月まで17等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 23 42.63 -11 14.7 2.042 2.443 100 17.1 3:00 (314, 31)
July 1 23 48.18 -10 25.5 1.977 2.455 105 17.1 3:03 (320, 35)
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2005年夏には17等で観測された。2006年夏に再び17等に達するだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 22 52.96 -8 11.3 2.751 3.255 110 17.3 3:00 (325, 40)
July 1 22 54.77 -8 15.7 2.671 3.263 117 17.3 3:03 (333, 43)
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2004年までは21等以下と極めて暗いセントール型の小惑星だった。だが、2005年12月30日に17.5等まで増光し、コマが観測され、彗星であることが判明した。1月7日には14.8等と、更に明るくなった(門田健一氏)。眼視でも14.4等で見えた(1月8日、吉田誠一)。4月16日にもまだ15.7等の明るさを保っている(津村光則氏)。現在は、バーストで放出された物質が核から離れて見える。一時的なバーストなので、近いうちに元通り、21等まで暗くなるだろう。近日点通過は2015年で、太陽に5.9AUまで近づくが、17等止まりだろう。だが、再びバーストを起こすかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 12 56.76 -3 58.8 12.502 12.758 102 17.4 21:04 ( 47, 39)
July 1 12 56.87 -4 0.1 12.604 12.745 95 17.5 21:04 ( 53, 35)
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木星よりも遠くにあるため、2008年まで長期に渡って16.5〜17.5等を保つ。2006年は、11月まで条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
June 24 22 3.71 -16 51.8 5.824 6.462 125 17.4 3:00 (343, 36)
July 1 21 59.36 -16 41.0 5.709 6.442 132 17.4 3:03 (353, 38)
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