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発見以来、2月までずっと、ふつうの彗星より鈍い増光が続いていたが、3月に入ってから、突然に明るく大きくなってきた。2月5日には10.3等、視直径1.9分角という小さい姿だったが、3月8日には7.8等、視直径6分角と、わずか1ヶ月で劇的に変化した(吉田誠一)。その後は、眼視ではやや横ばいで、3月21日には7.8等(Kamil Hornoch)。しかし、CCD観測では、3月1日には9.4等だったものが、3月25日には8.0等と、この1ヵ月で急激に増光している(門田健一氏)。Reinder J. Boumaは、この彗星の光度上昇の鈍さがC/1999 S4やC/2002 O7と似ていることを指摘している。この急増光は、何らかの予兆かもしれない。軌道計算では、異常に大きな非重力効果が現れている。今後、南半球ではしばらく観測できるが、日本からは、9月下旬に明け方の超低空に14等で現れるまで観測できない。
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Apr. 16 23 13.97 -24 52.4 1.098 0.880 49 7.3 3:58 (293,-10)
Apr. 23 0 2.51 -31 9.8 1.082 0.922 52 7.5 3:47 (295,-19)
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1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなってきており、現在は6.9等(3月31日、A. Baransky)。肉眼では見えなくなったが、DC=5とほどよく集光しているので、双眼鏡ではまだまだ見やすい。視直径は約10分角と、だいぶ小さくなった。一晩中見えている。日本からは、10月に14等になるまで、眼視で見える時期はずっと好条件で観測できる。GWの頃もまだ8.5等と明るく、双眼鏡で楽しめるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 11 51.17 69 16.9 1.253 1.718 98 7.8 22:13 (180, 56)
Apr. 23 12 1.42 65 31.1 1.336 1.790 98 8.2 21:55 (180, 60)
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日本から見えていた1月は11等台で小さい姿だったが、南天に去った後の2月14日には9.2等、視直径8分角(David Seargent)という巨大な姿が観測されている。その後、視直径は4〜5分角とやや小さくなったが、現在は8.0等と、双眼鏡でも見える明るさになっている(3月15日、Alexandre Amorim)。南半球でも、5月中旬まではかなり低くなってしまう。その後は再び高くなり、暗くなっていく様子を観測できるだろう。日本からは、6月に12.5等で明け方の空に現れるまで見えない。
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Apr. 16 1 44.94 -31 11.3 1.382 0.913 41 8.4 20:02 ( 76,-39)
Apr. 23 1 48.48 -26 10.6 1.475 0.936 38 8.7 3:47 (278,-38)
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2月になっても13.9等以下で眼視では見えなかった(2月5日、吉田誠一)が、3月になって、13.3等と、ようやく眼視でも見え始めた(3月1日、Juan Jose Gonzalez)。3月中は視直径が1分角とかなり小さい姿だったが、現在は11.8等で、視直径も2.1分角と、だいぶ明るく大きく見えるようになってきた(3月31日、A. Baransky)。集光が強く見やすい。急増光しているが、当初の予報より0.5等ほど暗い。春から夏にかけて10等に達する。7月4日のディープ・インパクト・ミッションによって、肉眼彗星になる可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 13 9.12 13 2.7 0.736 1.702 155 11.1 23:29 ( 0, 68)
Apr. 23 13 3.21 12 33.3 0.720 1.672 150 10.9 22:56 ( 0, 67)
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1月初めには7.5等と、双眼鏡で楽に見える明るさだったが、その後は夕空で急激に拡散、減光してきている。2月初めには9等となり、現在は10.7等まで暗くなっている(3月15日、Alexandre Amorim)。あっという間に暗くなってしまったが、これでも減光のペースは通常より遅い。すでに夕空にかなり低くなり、暗くなった上に拡散しているため、かなり見づらい。まもなく見えなくなるが、8月には明け方の空に再び現れる。その頃もまだ13等台を保ち、眼視で見える可能性もある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 3 47.41 -8 36.0 3.614 2.884 37 11.8 20:02 ( 82, -3)
Apr. 23 3 51.19 -7 38.6 3.748 2.964 33 12.0 20:09 ( 87, -9)
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6月から7月にかけて10等に達するが、それまでずっと明け方の空やや低い位置に見え続ける。3月17日に14.8等(門田健一氏)と、ほぼ予報通りに明るくなってきている。まだ眼視では観測されていないが、近日点前の方が明るい傾向があるので、まもなく眼視でも13等で見えてくるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 21 48.71 13 55.9 1.784 1.474 55 12.2 3:58 (273, 30)
Apr. 23 22 13.25 15 52.5 1.714 1.414 55 11.9 3:47 (270, 29)
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今回帰は条件が悪く、近日点通過の頃は見えない。7月に14.5等で明け方の空に現れ、その後は暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 0 32.56 -3 20.0 2.453 1.557 20 12.6 3:58 (264,-14)
Apr. 23 0 51.70 -1 42.1 2.467 1.586 22 12.8 3:47 (263,-13)
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1月中旬でもまだ18.5等と、予報より増光が鈍い。予報では、これから急激に増光し、7月から8月にかけて8等に達するはずだが、しばらくは観測できない。日本では、5月下旬に明け方の空に11.5等で現れ、その後はずっと観測できる。南半球では、4月末から6月中旬まで、明け方の超低空に現れるだけで、明るい時期には見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 0 47.79 1 4.8 2.506 1.559 15 13.1 3:58 (258,-14)
Apr. 23 0 53.05 4 38.9 2.423 1.508 18 12.7 3:47 (257,-10)
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4月5日に12.4等(吉田誠一)。11月からずっと、12.5〜13.0等の小さい姿で変わらずに見えている。5月までずっと夕空で、このままの明るさで見えつづけるはず。ただ、少しずつ拡散してきており、夕空で低くなってきているので、だんだん見づらくなってきている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 5 35.94 32 11.1 2.137 1.838 59 12.9 20:02 (105, 40)
Apr. 23 5 56.15 32 28.3 2.193 1.845 56 13.0 20:09 (107, 37)
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2月までは大きく、集光も強くて見やすかったが、3月には拡散状になってきた。だが、4月1日でもまだ12.6等、視直径2.4分角と、明るく大きな姿が捉えられている(Kamil Hornoch)。日本からは、6月に15等になるまで、夕空で高度35度でほぼ同じ高さで見え続ける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 3 49.39 69 37.0 2.841 2.551 63 13.6 20:02 (155, 34)
Apr. 23 4 28.81 70 17.5 2.913 2.599 62 13.7 20:09 (156, 34)
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1月上旬まではとても集光が強かったが、1月下旬からは拡散状になってきた。1月は11等台、2月は12等台と減光中。3月8日にも、まだ12.6等と明るかった(吉田誠一)。近日点通過前の増光はたいへん急激だったが、予報通り、近日点通過後の減光は緩やかになっている。だが、3月29日には13.3等まで暗くなってきており(A. Baransky)、そろそろ眼視では厳しくなってきた。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 5 39.88 18 4.3 2.777 2.423 59 13.7 20:02 ( 89, 35)
Apr. 23 5 52.88 18 13.4 2.876 2.452 55 13.8 20:09 ( 92, 30)
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1月に急増光して13等に達した。3月8日には12.8等で、視直径は0.9分角と小さく、意外と良く集光していた(3月8日、吉田誠一)。2月下旬に近日点を通過しており、少しずつ暗くなってきているが、3月31日にもまだ13.2等の明るさを保っている(Edwin van Dijk)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 6 5.82 25 46.3 1.590 1.484 65 13.7 20:02 ( 94, 44)
Apr. 23 6 30.82 26 50.4 1.656 1.515 64 13.9 20:09 ( 96, 42)
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観測不可能。6月に明け方の空に再び現れる。2004年は、シーズンを通して常に13等より明るく見えていた。2005年は、夏から冬にかけて、日本では天頂付近と非常に良い条件で見られる。2004年同様の活動を見せれば、長期に渡って良い観測対象となりそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 1 11.81 15 42.2 6.730 5.739 8 13.8 3:58 (243,-10)
Apr. 23 1 17.34 16 17.4 6.721 5.740 11 13.8 3:47 (244, -7)
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Michael Jagerが、2月27日に夕方の超低空で、A核の観測に成功した。明るさは12.0等で、前回の回帰よりやや明るい。位置は予報とは少しずれているので、注意。D核は捉えられていない。近日点を過ぎて1ヶ月が経っても、まだ12等と明るい状態を保っている(4月2日、Michael Jager)。前回の回帰では、A核は近日点を通過して10日後に最大光度となったが、今回もその傾向が現れているようだ。今回帰は条件が悪く、最も高く見える4月でも、高度は19度でしかない。南半球ではもっと低い。今後は急激に減光していく。4月末には16等以下になり、暗すぎて写せなくなるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 4 28.24 15 58.0 1.579 1.073 42 13.9 20:02 ( 96, 19)
Apr. 23 5 2.23 16 8.5 1.644 1.149 43 14.6 20:09 ( 97, 19)
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1月には19等、2月には17等と、予報通り、急激に増光中。5月から9月にかけて、長期に渡って12〜13等で見える。南半球では好条件だが、日本からはずっと南に低い。但し、前回の回帰では、眼視ではこの予報より1.5等ほど明るかった。今回も、眼視では11.0等前後に達する可能性もある。そろそろ眼視でも射程内に入ってくる。但し、4月中旬から6月末までは高度が15度と最も低くなるため、眼視で見るには、7月〜8月の方が見やすいだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 16 0.24 -37 37.6 1.026 1.892 137 14.6 2:24 ( 0, 17)
Apr. 23 16 2.36 -38 39.2 0.954 1.857 142 14.3 1:59 ( 0, 16)
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3月から4月にかけて衝となり、眼視でも見えると期待されていた。実際には、思ったほどは明るくなっていないようだ。それでも、CCDでは3月30日に14.3等(中村彰正氏)と報告されているので、眼視でも13.5等で見えるはず。逆行のため、明け方の空から夕空へ急速に移動し、あっという間に見えなくなる。今のところ、眼視で見ることに成功した人はいないが、高度が少しずつ高くなってきており、4月が狙い目。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 9 27.57 -16 55.3 1.371 2.057 119 14.4 20:02 ( 4, 38)
Apr. 23 9 6.80 -12 19.0 1.522 2.067 108 14.6 20:09 ( 23, 40)
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2006年春に9等に達する。南半球では、それまでずっと観測可能。日本では、8月末から9月上旬にかけて、明け方の超低空で12等で見える以外は、2006年3月までずっと見えない。2006年3月以降は、暗くなっていく様子をずっと観測できるようになる。2005年初めまで、順調に明るくなってきていた。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 4 14.90 -14 47.2 4.554 3.930 46 14.7 20:02 ( 73, -2)
Apr. 23 4 17.92 -14 36.8 4.537 3.864 43 14.7 20:09 ( 78, -8)
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眼視では、昨年11月以来、2月まで、12〜13等の明るさを保っていた。2月5日には、DC=2と拡散状ながら、12.0等、視直径0.9分角と、まだ明るい姿で見えていた(吉田誠一)。しかし、CCD観測ではどんどん暗くなっており、2月末には15.9等に達し(2月27日、中村彰正氏)、眼視とCCDの光度差が極めて大きくなっていた。ただ、2月13日以降の眼視観測がなく、現在も眼視で見えているかどうかは不明。今後、日本からはずっと追跡できるが、現在は夕方と明け方のどちらとも低い。まもなく、夕空では観測不可能となる。明け方の高度は、しばらく20度前後でなかなか高くならない。しばらく天の川の中を移動するので、眼視での確認はかなり困難だろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 0 54.03 54 40.1 5.190 4.542 45 14.7 3:58 (215, 18)
Apr. 23 1 2.86 54 57.0 5.281 4.612 44 14.8 3:47 (215, 19)
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2003年末から2005年までの1年間に、18等から15等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、かなり増光のペースが速い。6月には15等で西空に沈むが、来年の冬には13等に達し、眼視でも見える期待が出てきた。ただ、衝となった12月から1月には15.2等だったが、その後は計算上は明るくなるはずにも関わらず、実際には3月に15.5等と、やや暗く報告されている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 5 48.17 46 35.2 6.214 5.847 64 15.1 20:02 (124, 46)
Apr. 23 5 54.42 46 28.0 6.276 5.824 59 15.1 20:09 (124, 41)
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1月上旬には11等で視直径も2〜5分角と明るく大きく見えたが、2月には12.5等、3月には13.3等と、急激に暗くなってきている。4月5日にもまだ眼視で見えたが、13.8等とたいへん暗くなっていた(吉田誠一)。視直径1.8分角と大きく拡散しており、まもなく眼視では見えなくなるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 12 19.77 19 14.9 1.078 1.986 145 15.1 22:40 ( 0, 74)
Apr. 23 12 17.68 18 20.6 1.155 2.029 139 15.5 22:11 ( 0, 73)
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明け方の空に現れて来て、久しぶりに観測された。2004年に報告された光度のばらつきが大きく、本当の明るさが不明だったが、16.0等という明るさだった(2月11日、門田健一氏)。4月から6月にかけて15等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 17 37.52 8 11.3 2.903 3.480 117 15.2 3:58 (358, 63)
Apr. 23 17 25.22 9 48.3 2.791 3.467 124 15.1 3:22 ( 0, 65)
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2004年春に発見された明るい新周期彗星。昨年は、春から夏にかけて、15.0〜15.5等と明るく観測された。今年も春から秋にかけて、昨年と同じ明るさで観測できると思われる。計算上は遠日点でも19等と明るいはずだが、2004年まで発見されなかったことを考えると、一時的に明るくなっていたのかもしれない。だが、3月11日に15.3等と、1年経った今でもまだ明るい状態を保っている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 20 3.66 -26 1.7 2.766 2.917 88 15.4 3:58 (325, 20)
Apr. 23 20 10.63 -26 20.2 2.681 2.924 93 15.3 3:47 (327, 20)
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2004年初めには19等から17等まで一気に増光したが、その後は落ち着いており、2005年初めには16.5等。2007年初めまで、長期に渡って15〜16等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 16 5.64 -19 28.8 2.411 3.267 142 15.4 2:30 ( 0, 36)
Apr. 23 16 2.77 -19 35.0 2.344 3.256 150 15.3 1:59 ( 0, 35)
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ようやく北上して日本からも見えるようになってきた。2006年の初めに10等に達すると期待されている。南半球では、11月までずっと高い位置で、明るくなっていく様子を観測できるが、日本からは、9月までずっと高度が15度ほどで、高くならない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 20 18.46 -35 43.9 4.007 4.089 87 15.5 3:58 (327, 10)
Apr. 23 20 23.51 -35 49.0 3.840 4.022 93 15.4 3:47 (329, 11)
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2004年秋には好条件となり、13等で眼視でも見えた。その後は地球から遠ざかりつつどんどん暗くなっている。8月には16.5等で西空に沈む。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 5 19.23 60 56.8 2.341 2.122 65 15.4 20:02 (144, 42)
Apr. 23 5 51.76 60 22.9 2.404 2.150 63 15.5 20:09 (143, 42)
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予報通りに、ゆっくりと減光している。1月までは14等で眼視でも見えていたが、2月からは見えなくなった。6月には17等になる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 9 28.26 -5 40.9 4.451 5.007 118 15.7 20:02 ( 5, 49)
Apr. 23 9 25.73 -4 53.2 4.626 5.078 111 15.9 20:09 ( 19, 48)
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近日点を過ぎて5ヵ月も経ってから最大光度になるという、変わった彗星。予報通り、5ヶ月経った2月に、最大光度に達している。しかし、今回帰は予報より暗く、15.5等止まりのようだ。眼視では、14.0等以下で見えなかった(2月5日、吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 10 4.46 32 21.1 2.418 2.971 114 16.1 20:26 ( 0, 87)
Apr. 23 10 6.64 31 43.9 2.517 2.989 108 16.2 20:09 ( 30, 86)
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2004年春に発見された小惑星2004 FS101の再発見。1月中旬には18等だったが、3月中旬には16.7等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、やや増光のペースが速い。2006年1月頃には、日本からは低いが、14.5等になりそう。2005年春から2006年暮れにかけて、長い間15〜16等で見える。北天を移動するため、日本からはずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 14 9.33 43 25.5 3.673 4.339 126 16.4 0:34 (180, 82)
Apr. 23 14 2.19 45 0.8 3.673 4.298 122 16.3 23:54 (180, 80)
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地球に接近して、CCDでは15.5〜16等に達している。CCDで拡散状に写るためか、眼視でも14.3等で見えている(2月6日、Reinder J. Bouma)。しかし、今後は地球から遠ざかり、どんどん暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 8 59.11 32 45.1 1.559 2.014 101 16.5 20:02 ( 77, 81)
Apr. 23 9 10.74 29 59.7 1.638 2.038 98 16.7 20:09 ( 73, 75)
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2004年春に近日点を通過して以来、ずっとやや速いペースで減光してきていたが、2004年の暮れからは、一転して減光が緩やかになったようだ。12月16日にはすでに15.4等だったが、3月6日でもまだ15.8等と、ずっとほぼ同じ明るさを保っている(中村彰正氏)。これからしばらく、16等で見え続けるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 9 48.59 37 3.4 4.042 4.469 108 16.8 20:10 (180, 88)
Apr. 23 9 47.36 36 2.0 4.204 4.534 102 16.9 20:09 (101, 84)
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遠方のため、2003年夏から1年半も、17.5等で見え続けている。すでに近日点は通過しており、今年はやや暗くなる。それでも、夏まで18等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 16 6.48 43 27.9 6.814 7.318 116 17.8 2:31 (180, 82)
Apr. 23 15 59.10 43 58.2 6.813 7.334 117 17.8 1:56 (180, 81)
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分裂彗星。まもなく18等以下になる。B核はA核より0.6等ほど暗い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 16 9 8.73 38 14.1 4.112 4.418 101 17.8 20:02 (119, 83)
Apr. 23 9 11.02 37 32.6 4.209 4.420 95 17.9 20:09 (105, 77)
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