ウィルソン-ハリントン彗星

107P/(4015) Wilson-Harrington

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Updated on March 21, 2017

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・ プロフィール

近日点で地球軌道とほぼ接しているため、たびたび地球に大接近する。

ふだんは18等以下だが、9月から10月に近日点を通過すると、地球に接近して明るく見える。1979年には地球に0.09AUまで接近し、11〜13等まで明るくなった。今後は、2039年、2082年に0.1AUまで接近し、1979年と同じ明るさに達して、条件良く観測できる。

この天体の明るさは、位相角の影響を大きく受ける。地球に接近する時は、位相角の条件も良くなり、相乗効果でかなり明るくなる。逆に、地球に近づかない時は、位相角の条件も悪く、まったく明るくならない。

完全に小惑星状。1949年のみ、淡い尾が観測されたが、コマは見えなかった。尾が観測された1949年にも、明るさはほぼ通常通りであった。この彗星は、バーストを起こしたことは無い。

木下一男氏の計算では、20世紀から21世紀にかけての約200年間、軌道はほとんど変化しない。

・ 回帰記録

!発見 *出現 -観測されなかった回帰 #発見前の出現 +発見前の観測されなかった回帰 .将来の回帰
.
2018/05/23
* 107P/(4015)
2014/02/05
* 107P/(4015)
2009/10/22
* 107P/(4015)
2005/07/10
* 107P/(4015)
2001/03/26
* 107P/(4015)
1996/12/06
* 107P/(4015)
1992/08/21
* 107P/(4015)
1988/05/07
* 107P/(4015)
1984/01/20
* 107P/(4015) 1979 VA
1979/10/05
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1975/07/01
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1971/03/27
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1966/12/03
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1962/08/22
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1958/05/13
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1954/01/26
! 107P/(4015) 1949 W1
1949/10/08

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過去の出現の近日点通過日はCatalog of Cometary Orbits 1996に掲載されたもの。
1954年から1975年までの観測されなかった回帰の近日点通過日はMinor Planet & Comet Ephemeris Serviceで計算したもの。
発見事情と歴史はGeneral Comet Info (Gary W. Kronk)にある。
木下一男氏の計算による過去と未来の軌道要素(http://www9.ocn.ne.jp/~comet/pcmtn/0107p.htm)。

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