2019年6月15〜16日 第49回 彗星会議 in 大崎
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
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近日点の前に急激に増光し、近日点の後は緩やかに減光しています。
遠方 m1 = 7.0 + 5 logΔ + 7.5 log r
近日点前 m1 = 2.5 + 5 logΔ + 15.0 log r
近日点後 m1 = 4.2 + 5 logΔ + 10.0 log r
消滅しました。
※近日点通過後の10等前後の報告は、すべてJuan Jose Gonzalez氏によるものです。
消滅前 m1 = 10.0 + 5 logΔ + 10.0 log r
消滅後 m1 = 12.0 + 5 logΔ + 20 log r(t + 30)
南半球でしか観測できませんでした。
近日点の後には急激に減光しました。
近日点前 m1 = 9.0 + 5 logΔ + 10.0 log r
近日点後 m1 = 9.4 + 5 logΔ + 15.0 log r
近日点の前から減光し始めました。
m1 = 13.5 + 5 logΔ + 15.0 log r(t + 10)
急激に増光・減光しました。
m1 = 7.0 + 5 logΔ + 15.0 log r
近日点の後の方が光度変化が緩やかになるのは、いつもの傾向です。
近日点前 m1 = 9.0 + 5 logΔ + 20.0 log r(t + 8)
近日点後 m1 = 9.0 + 5 logΔ + 16.0 log r(t + 8)
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 30.0 log r
地球に0.08天文単位まで接近して、視直径は最大125分角まで大きくなり、3.4等まで明るくなりました。
m1 = 8.0 + 5 logΔ + 27.0 log r(t - 12)
バースト前 m1 = 13.0 + 5 logΔ + 15.0 log r
バースト後 m1 = 6.0 + 5 logΔ + 27.0 log r(t - 40)
m1 = 3.0 + 5 logΔ + 25.0 log r
m1 = 9.0 + 5 logΔ + 20.0 log r
m1 = 8.5 + 5 logΔ + 15.0 log r
遠方 m1 = 13.5 + 5 logΔ + 10.0 log r
近日点前 m1 = 2.0 + 5 logΔ + 60 log r
近日点後 m1 = 6.0 + 5 logΔ + 30 log r
近日点の付近で急増光するのは、いつもの傾向です。
※12.0等より明るい報告は、すべてJuan Jose Gonzalez氏によるものです。
m1 = 1.5 + 5 logΔ + 35 log r(t - 40)
近日点を過ぎた後に最大光度になるのは、いつもの傾向です。
m1 = 8.3 + 5 logΔ + 25 log r(t - 35)
m1 = 4.5 + 5 logΔ + 24.0 log r
※2018年9月以降の、12.0等より明るい報告は、すべてJuan Jose Gonzalez氏によるものです。
6月15日(T08)、6月17日(T05)、7月11日(D29)、7月31日(Q62)、の4地点から報告されています。
M.P.E.C. 2018-S50 に報告がありますが、鈴木雅之さんの調査によれば、USNO-B1.0 0573-0709575 の誤観測と思われます。
近日点距離は、2002年の発見時は2.53 a.u.でしたが、2010年から2.12 a.u.へと、少しだけ近づきました。
近日点前 m1 = -27 + 5 logΔ + 180 log r(t-5)
近日点後 m1 = 12.6 + 5 logΔ + 18 log r
m1 = -12 + 5 logΔ + 30 log r
まもなく明け方の空に現れてきます。
H = 15.5 G = 0.15
m1 = -2.3 + 5 logΔ + 44 log r(t - 150)
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 20 log r(t - 300)
m1 = 13.0 + 5 logΔ + 10.0 log r(t - 150)
1998年の発見の後は、2005年に1夜、2006年1月末〜3月末の2ヶ月間に5夜しか捉えられていない、幻の彗星です。
但し、前回の回帰では、2011年7月30日(958)の1夜だけの観測が報告されましたが、その他の観測では、すべて捉えられていません。
今回帰も、12月15日(Z55)、12月25日(160)、の2夜の観測が報告されていますが、その他の観測では、すべて捉えられていません。
M.P.E.C. 2018-S50 に報告があります。 しかも、A核とB核、2つの核をどちらも捉えたと報告されています。
ですが、Erwin Schwab氏によれば、ほぼ同時期に22等以下で写らなかったそうなので、誤観測と思われます。
条件の良い初回帰でしたが、捉えられませんでした。
m1 = 1.0 + 5 logΔ + 10.0 log r
※13.0等より明るい報告は、すべてJuan Jose Gonzalez氏によるものです。
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 11.0 log r
m1 = 9.5 + 5 logΔ + 10.0 log r