2018年6月16〜17日 第48回 彗星会議 in 石垣島
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
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m1 = 5.0 + 5 logΔ + 10.0 log r
複雑な尾が印象的ですが、その時の日心距離は 2.9 a.u. の遠方でした。
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 12.0 log r
近日点の前から、速いペースで減光を始めました。
m1 = 5.0 + 5 logΔ + 20.0 log r(t + 35)
近日点の前から減光し始めました。
m1 = 12.0 + 5 logΔ + 9.0 log r
増減光が急激な彗星です。増光に比べると、減光のペースはやや遅いです。
こちらも、増減光が急激な彗星です。
前回2004年の回帰と比べると、今回は20日ほど早く急増光が始まりました。
m1 = 4.0 + 5 logΔ + 11.0 log r
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 14.0 log r
m1 = 8.5 + 5 logΔ + 12.5 log r(t - 30)
突然に明るくなりました。
予想よりも明るくなりました。
m1 = 7.2 + 5 logΔ + 25 log r
以前から、近日点の前後だけ、突発的に明るくなる傾向があります。今回は、予想よりも明るくなりました。
条件の良かった2006年と比べると、1等ほど明るくなりました。
2006年 m1 = 8.0 + 5 logΔ + 21.5 log r(t - 30)
2017年 m1 = 7.2 + 5 logΔ + 20.0 log r(t - 30)
今回は条件が悪く、ほとんど観測されませんでした。
前回の回帰と同じ明るさに達しました。
m1 = 11.0 + 5 logΔ + 23.0 log r(t - 10)
前回は、近日点の後にしばらく明るい状態を保ちましたが、今回は近日点の後にすぐ減光しました。 そのため、前回より1等ほど暗くなりました。
m1 =10.3 + 5 logΔ + 15.0 log r(t - 10)
2004年の発見は、バーストで明るくなったところを発見されたと思われます。
発見から2回帰しています。 今回は、近日点までは発見時よりも暗かったですが、近日点の後は、発見時に匹敵する明るさに達しました。
m1 = 10.0 + 5 logΔ + 25.0 log r(t - 25)
これまでと同様の、特異な光度変化を見せました。
m1 = 4.5 + 5 logΔ + 22 log r(t - 130)
これまでよりやや減光が早まりましたが、それでも、近日点の後に最大光度となりました。
m1 = 9.0 + 5 logΔ + 20.0 log r(t - 40)
2017年12月に、4回目のバーストを起こしました。
過去3回のバーストは、いずれも14等でしたが、今回は最も明るくなりました。
年月 | 日心距離 | 最大光度 |
---|---|---|
2006年1月 | 13.0 a.u. | 14等 |
2011年5月 | 8.5 a.u. | 14等 |
2016年8月 | 6.3 a.u. | 14等 |
2017年12月 | 7.3 a.u. | 13等 |
かなり太陽に近づいてから、急増光を始めました。
近日点のはるか前に、バーストを起こしました。
その後は次第に暗くなり、近日点の頃には、元の予報通りの光度変化に戻りました。
発見時も今回も、近日点まではかなり暗い傾向があります。 近日点を過ぎて3ヶ月くらいして最大光度になるようです。
彗星活動を見せたヒルダ族の小惑星です。2001年から観測がありました。
彗星活動が捉えられたのは2017年7月ですが、2016年から、小惑星の光度曲線に合っていません。 急激に増光したような、奇妙な光度変化をしています。
Charles Bell氏によれば、この天体は、1710年に木星に大接近して、Centaur から短周期の軌道に変わりました。 その後、2011年にも木星に接近して、近日点距離がさらに小さくなり、今回、初めて太陽に近づくようになりました。
史上初の恒星間天体です。
2017年9月9日に、太陽に0.25天文単位まで接近しました。
緑色の曲線は、彗星活動を見せた、と仮定した場合の光度変化です。
2007年12月中旬に、地球に0.07天文単位まで大接近しました。
m1 = -6.0 + 5 logΔ + 20.0 log r(t - 300)
m1 = -4.0 + 5 logΔ + 20 log r(t - 180)
この彗星は、近日点の100日後に最大光度に達した後、減光せず、ほぼ同じ明るさのままです。
m1 = -16 + 5 logΔ + 33 log r(t - 100)
この彗星は珍しく、近日点の前に最大光度になりました。
m1 = 9.2 + 5 logΔ + 10.0 log r(t + 150)
m1 = 3.0 + 5 logΔ + 15.0 log r(t - 200)
m1 = 10.0 + 5 logΔ + 10.0 log r
近日点前 m1 = 8.7 + 5 logΔ + 18.5 log r
近日点後 m1 = 8.8 + 5 logΔ + 15.0 log r
予想より早い段階から、増光が始まっているようです。
m1 = 3.5 + 5 logΔ + 30.0 log r
m1 = 8.0 + 5 logΔ + 27.0 log r(t - 12)
m1 = 16.0 + 5 logΔ + 25.0 log r(t - 5)